かかりつけ医機能報告

医療機関は毎年1月~3月に医療機能情報提供制度の定期報告がありますが、病院、診療所は今年度から「かかりつけ医機能報告制度の定期報告」も始まりました。こちらの報告は全ての病院と歯科を除く診療所が対象となっています。かかりつけ医という概念もない美容整形外科や企業内の診療所も対象となります。

報告内容な1号機能として日常的な診療を総合的かつ継続的に行う機能についての報告があります。一定の事由に該当する場合は2号機能の報告も必要です。2号機能は、通常の診療時間外の診療、入退院時の支援、在宅医療の提供、介護サービス等と連携した医療提供、その他検診・予防接種・地域活動・教育活動等・今後の意向などです。詳しくはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022_00007.html

ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー

ご存じ任天堂のスーパーマリオブラザーズが映画化されたものです。風景が華やかでゲームの要素もありワクワクする映像でした。マリオ、ルイージ―、ヨッシー、ピーチ姫、クッパ、クッパjrくらいは知っています。東京税理士会の先生に吉田さんはロゼッタに似ていると言われたので、気になり見に行ってしまいました。ロゼッタは慈愛に満ちていてでも強くたくましいとても素敵なキャラクターでした。恐縮しました。

映画はというとゲームをやっているような感覚の場面もあり、ちょっと懐かしくジワっとします。それにしても現在のお姫様は皆逞しくてすごく良いです。私が子供の頃に触れたお姫様と呼ばれる人はどちらかというと儚く弱く誰かに愛されるという人物像でした。それが今のお姫様は単体でも強くたくましく慈愛に満ちている。今のお姫様の方が昔のお姫様より何倍も魅力的です。時代によってお姫様の在り方も違いますね。

社員向け食事提供非課税枠の拡大

昼食などの支給を会社がする場合、基本的に経済的利益となり給与課税となりますが、従業員等が食事の価格の50%以上を負担している場合や、会社負担分が非課税限度額以内であれば給与課税されません。その非課税限度額ですが、月額3,500円でしたが、令和8年税制改正により7,500円になります。

また、夜勤勤務の時の夜食は現物支給の場合は全額非課税ですが、金銭を支給す場合は1回300円でしたが、同じく改正により1回650円までが非課税になります。社員食堂や弁当補助など食事提供がある場合は内容を確認しておきましょう。また、夜食支給や夜食手当てを出しいている会社も福利厚生規約などの見直しが必要です。

これらは令和8年4月1日以降の食事等から適用なので確認お願いいたします。

イン・ザ・メガチャージ

2026年本屋大賞の大賞受賞作品です。テーマは「推し活」。これまであまり縁がなく、普段であれば手に取らなかったと思いますが、本屋大賞の大賞ということで「これは読まないと」と使命感を持って読みました。歴代本屋大賞受賞作である『成瀬は天下を取りにいく』や『同志少女よ、敵を撃て』のように、冒頭から一気に引き込まれるタイプではなく、じわじわと沼に足を取られていくような読後感の作品でした。

これまで不思議に思っていたのが、推し活で、推しのためにアルバムを100枚買うといった話を聞きますが、一体どういう心理なのか理解できませんでしたが、本作を通して、推し活にもさまざまな段階があることが描かれます。比較的ライトに楽しむ人もいれば、周囲が見えなくなるほど深く没入する人もいる。そして、そのごく一部の“深くハマる人”を逃さず、さらに没入させるためのマーケティングが存在することが明らかになり、読み進めるうちに少し怖さも感じました。

ゲームやアイドルに課金しすぎてしまう人の話はよく聞きますが、そうした人たちは日常生活に何らかの不満や物足りなさを抱えており、心がときめく対象を求めて推し活に入っていくようです。対象がゲームやアイドルであるかどうかに関わらず、「何かに没入したい」という欲求は誰もが持っているものであり、方向が違えば自分も同じようにこの“沼”に入り込む可能性があるのだと感じました。

ラストも印象的で、ややダークな余韻を残します。没入を仕掛ける企業側の担当者である父親が、推し活に夢中になっている女子大生が自分の娘だと気づく直前で物語は終わります。「ここで終わるのか」と思わず声が出るような幕切れで、その後の展開をさまざまに想像せずにはいられません。読後に空想が広がる、不思議な魅力を持った一冊でした。

GビズID

GビズIDとは、法人・個人事業主向けの共通ログインID(認証サービス)です。国家戦略としてDX化が叫ばれる中誕生しました。1つのIDで複数の行政サービスにログインできます。簡単に言えば行政サービスに入るための鍵(ログインID)で主に、社会保険手続き、補助金申請(例:ものづくり補助金など)、電子申請(e-Govなど)に利用されています。行政手続きをオンラインで進めるためのIDとパスワードを一本化させるための手法です。当事務所はGビズIDをいままで取っていなかったのですが、そろそろ取らないとまずいかなという状況になっています。

そのほかにe-Govというのもあります。これはイーカブと読むのですが、こちらは電子申請のポータルサイトで使えます。主に4000種類の行政手続きや電子申請に利用できます。運営所轄がそれぞれ違っていて、Gビズは経済産業省でe-Govはデジタル庁です。色々電子化が進んでいますが、事業をやる以上これについていかないとです。なかなかやる事ばかりで大変ですが、他の人も頑張っているので何とか乗り切りたいと思います。

5つの社会的勢力

社会心理学における「5つの社会的勢力」とは、他者に影響を与え、行動を変化させる力の源泉を示したもので、ジョン・R・フレンチとバートラム・レイヴンによって提唱されました。人がなぜ服従や同調をするのかを理解する重要な理論です。
①「報酬勢力」です。これは、報酬を与える力に基づく影響力です。例えば上司が昇進やボーナスを与える権限を持つ場合、部下はその期待から指示に従いやすくなります。日常でも「従えば得をする」という状況では、人は自発的に行動を変えます。
②「強制勢力(罰勢力)」です。罰や不利益を与える力による影響です。叱責、降格、排除などの恐れがあると、人はそれを回避するために従います。学校の規則や職場の評価制度などが典型例で、恐怖や不安が服従を強めます。
③「正当勢力」です。役職や立場など、社会的に認められた権限に基づく影響力です。上司や教師、警察官などに対して「従うべきだ」と感じるのは、この力によります。これは社会秩序を維持する上で不可欠ですが、過度になると盲目的服従を招くこともあります。
④「準拠勢力(参照勢力)」です。相手に対する好意や憧れ、同一視から生じる影響力です。例えば人気のあるリーダーや有名人の言動を真似るのはこの一例です。アルバート・バンデューラの社会的学習理論とも関連し、モデルとなる人物への共感が行動を変えます。
⑤「専門勢力」です。専門知識や経験に基づく影響力です。医師や弁護士、技術者などの意見に従うのは、その分野の知識があると信頼されているためです。専門性への信頼は合理的判断の一部ですが、過信すると批判的思考が弱まることもあります。
これら5つの社会的勢力は、単独で働く場合もあれば複合的に作用することも多く、私たちの日常の意思決定や対人関係に深く関わっています。人が服従する背景には、これらの力が状況に応じて働いています。世の中でこんなに詐欺被害が多く報道されているのに出来心で犯罪を犯してしまう人が後を絶ちません。上記のような社会的勢力が加わり、何か言い訳をして犯罪に手を染めます。論理を理解して間違った道に進まないように自分で制御する必要があります。

プロジェクト・へイル・メアリー

観たかった プロジェクト・ヘイル・メアリー を、ようやく映画で観ることができました。原作は感想を書いていませんが、上下2冊のSF小説として1月に読み終えています。小説は宇宙に関する専門用語が多く、しかも実際に見たことのない世界なのでイメージしづらい部分が多々ありました。ここまで視覚的なイメージを求めた作品は初めてで、ぜひ映像で観たい!と思い続けていたので、映画化を知ったときから楽しみにしていました。実際に観てみると、登場人物の造形やロッキーの姿はほぼイメージ通りでした。小説では「クモのような形で岩のような素材」と描写されていましたが、映像でもまさにその通りで、思わず笑ってしまうほどでした。

物語は、宇宙船内で人類最後の生き残りであるグレースと、異星人の生き残りであるロッキーが協力し、なぜか死にかけている太陽の謎に挑みながら、それぞれの知性を駆使して宇宙の生命を救おうとする壮大なものです。ロッキーの特徴も非常に興味深く、アンモニアの大気でしか生きられないことや、驚異的な速度で金属を加工できる一方で放射線の概念を知らない点など、小説では具体的に説明されていて理解しやすくなっています。また、人間が視覚で物を認識するのに対し、ロッキーは目を持たず、形状で認識するという違いも印象的でした。

映画ではこうした要素が直接的な説明ではなく、映像や演出によって「察する」形で表現されており、制作者の工夫や苦労も感じられました。ただ、その分、小説を読んでいないと分かりにくい場面もあったように思います。とはいえ、小説でぼんやりとしか描けなかったイメージが映画によって鮮明になり、両方を体験することでより深く楽しめる作品でした。