CFP科目の特徴


CFPを受験する際に何から受験したら良いかというのを聞かれます。今回はCFP受験科目の特徴についてお話したいと思います。

CFPの受験科目は全部で6科目、①金融資産運用設計(以下、金融という)、②不動産運用設計(以下、不動産という)、③ライフプランニング・リタイアメントプランニング(以下、ライフという)、④リスクと保険(以下、保険という)、⑤タックスプランニング(以下、タックスという)、⑥相続・事業承継(以下、相続という)です。

イメージ図は科目の関連性などをイメージしたものです。ライフとタックスは他の科目との関連性が高く、これは早めに勉強しておいた方が他の科目を勉強した時に楽だと思います。ライフとタックスは私のイメージですと、範囲が広いような気がします。

相続で最も関連するのはライフとタックスですが、不動産や保険も財産評価として大きく影響します。

一番独立している科目が金融です。

私は金融以外の分野は仕事に何かしらの関連があったので勉強しやすかったのですが、金融は一番関連性がなかったため、勉強しづらく一度に6科目勉強したときも、何故か苦手意識を持っていました。

CFPの資格は銀行・証券・保険会社などの金融業界の方が受験するのが一番多く、そのような業界の方にとっては一番馴染みやすいかもしれません。

ですから、大きな塊で見た場合、ライフとタックスは早めに勉強し、次に相続・不動産・保険を近いうちに勉強し、金融は最初でも最後でもいつでも可能といった感じです。

金融は計算を究めれば何とかなります。それに気がついたのは2回目の受験ですが・・・タックスは私の本業なので楽勝でしたが、違う業界の人は苦手意識を持つことが多いようです。また、私のイメージではライフは侮れないという感じです。たまたま一発で合格しましたが、資金係数等は面白いのですが、年金部分は頭が混乱します。

科目の特徴を把握して勉強すればきっと合格も早くなると思います。