経営者というもの

今回のコロナ騒動は、相当企業のダメージになっています。当事務所の顧問先も8割くらいは収入の減少になっています。ただ、ほとんどの会社が従業員の給与は支払っているし、中には休業させていても100%休業補償として給与を支払ったりしています。従業員からするとずーっと休んでいたのに給与はいつもと変わりがない。残業代くらいが減ったかなという人が私の周りのサラリーマンやOLなどの声です。

経営者はというと、その逆です。多くが収入が減っていて資金繰りに困ってコロナ融資を受けたり、自分の給与を未払いにして対応したり、何とか他に収入を得る道を探したり・・・今回のような未曽有の天災のようなものの場合、ダメージをいち早く受けるのが経営者です。会計事務所は関係ないでしょう?という方もいますが、そうでもありません。

これからの時期、セミナー講師の仕事が毎年何件かあるのですが、今年は予定していたセミナー講師の仕事が全て無くなりました。東日本大震災も相当な天災でしたが、ここまで酷い状態は税理士になって初めてです。当事務所の顧問先でもかなりのダメージを受けているところもあります。何とか乗り切れるよう頑張りたいと思います。