マスカレード・ナイト

マスカレード・ナイトはマスカレード・ホテルの続編の映画です。両方とも東野圭吾氏の小説を映画化してものです。小説のミステリー映画化は面白いと相場は決まっているのですが、今回も面白かったです。年越しにホテルで開催される仮面パーティの参加者500人が全て容疑者です。

潜入捜査官の新田は客は皆容疑者だと思え!を信条に行動します。ホテルマンの山﨑はお客様の言っていることは絶対でお客様を信じて行動します。この2人の立場の違いが絶妙で正反対な思考ですが、これが良い相乗効果を生み出します。

最初お互いをあまりの考え方の違いからウザイと思っていましたが、最後はお互いをその道のプロとして認めあったのも良かったです。これから年末にかけてこんな映画も良いですね。それにしてもここまで怪しい人々が揃ったパーティも珍しいです。映画館は1席空けて座れる感じでした。