PayForexとWise

近年、海外送金に関する相談が増えてきました。特に「会社で利用している金融機関から海外送金ができないが、どうすればよいか」というご相談を受けることがあります。調べてみると、海外送金サービスとして「PayForex(ペイフォレックス)」と「Wise(ワイズ)」が有力な選択肢として挙げられます。それぞれ特徴が異なるため、送金先や利用目的に応じて使い分けるとよいでしょう。

【PayForex(ペイフォレックス)の特徴】
・アジア圏への送金に強い
中国、韓国、フィリピンなど、アジア諸国・地域への送金に特化しています。
・送金スピードが速い
現地の提携ネットワークやEウォレットを活用しており、最短で即時、または数時間程度で着金するケースもあります。
・手数料体系
送金額や送金先によって所定の送金手数料が発生します。また、為替レートには独自のスプレッド(為替手数料)が含まれています。
・多様な入金方法
銀行振込だけでなく、コンビニ入金やセブン銀行ATMからの現金入金にも対応しています。

【Wise(ワイズ)の特徴】
・実際の為替レートを採用
Googleなどで確認できるミッドマーケットレート(実勢為替レート)を利用しているため、為替差益による隠れコストがありません。
・手数料が比較的安い
各国の国内送金ネットワークを活用する仕組みにより、従来の銀行送金と比べて大幅にコストを抑えられる場合があります。
・対応通貨・送金先が豊富
50種類以上の通貨に対応し、世界170以上の国・地域への送金が可能です。
・マルチカレンシー口座機能
複数の通貨を一つのアカウントで保有・管理できるため、海外取引や外貨受取の機会が多い方には便利な機能です。

【どちらを選ぶべきか】
PayForexは、中国や台湾、韓国、フィリピンなどアジア圏への送金が中心の方や、銀行振込以外の方法で日本円を入金したい方に向いています。一方、Wiseは、実勢為替レートによる透明性を重視する方、ヨーロッパやアメリカなど幅広い国へ送金する方、複数通貨を管理したい方に適しています。海外送金では、送金手数料だけでなく為替レートに含まれるコストも重要です。利用する国や送金頻度、金額によって有利なサービスは変わりますので、事前に比較検討してから利用することをおすすめします。