コンサルタントというもの8

自分に期待する。
自己依存:他人に期待せず自分自身に期待する。
期待=相手を自分の思い通りにしようとする意味で「期待している」と言うことがよくあるが、それは相手に依存している。そうではなく、自分に期待する。自分を思い通りにする。自分の意志によって毎日を過ごす。どんな表情でいるか、どんな言葉を使うか、どう行動するか。全て自分の意志によって行うことで人間関係も未来も全て変わる。
もし、環境や他人に期待していたら、思い通りにならないので不満と不安にしかならずイライラするばかり。不満の反対は出番。思い通りにならない人がいたら、自分を変える。

忘れない努力を忘れない。
自己管理:自らの可能性を最大限に発揮する。
一番素敵で、一番格好良くて、一番輝く自分に今日一日なる。これが勝負。自分のポリシーに基づいて行動する、ということ。
そして、自己管理するために一番大切なことは、掲げたポリシーを忘れない。なりたい自分を忘れない。忘れない努力を忘れない。
ビジネスを成功させたければ、忘れない努力を忘れなければいい。
これは自分との闘いでもある。人との闘いは自分との闘い。そういう意味では、自己管理がとても大事。それができれば面白いくらい未来も人生もそして他人さえも変わってゆく。

コンサルタントというもの7

充実感を味わうために頑張ればいいのだが、人間はつい楽に生きたくなってしまう。人間には「充実の欲求」がある一方で、人間の二大欲求である「安楽の欲求」も存在する。面倒くさいの嫌だな、楽したいな、、、無意識でいると安楽に流されてそういう気持ちになってしまう。しかし、安楽を求めて生きていくほど楽に生きていけなくなる、という世の中の仕組みがある。人を幸せにしたり、人に役に立つことが売上につながってゆくものだから、その努力をしない限り、売上は得られない。つまり、自分が楽をすればするほど、結果的に生きていくことすら難しくなってくるのである。

人間社会は楽をしようとする人ほど、生きることは難しくなり、充実感を味わおうとする人ほど、生きやすくなり、さらには感謝もされて充実感も満たされていく。

楽を求めるか。生きがいや充実感を求めるか、この二大欲求は常に対極関係。楽になれば幸せだと言う人もいるが、楽になるほど人生がつまらなくなっていくものである。そして、充実の欲求を欲するようになる。

コンサルタントというもの6

良くしようと思わないと悪くなる。
良くしようと思わないことは悪くなる。特に人間関係は放っておくと悪くなる。勝手によくなるものはない。なので、放っておかない。いつかよくなるのではないかと期待しない。今から自分を変える。

行き詰ったら”改革”する
例えば、売上10%アップを目標にした場合、労働時間を増やすなどの《改善》をする。しかし、これが売上10倍アップだったとしたら、改善レベルでは追いつかないので《改革》を試みる。今やっている仕事の意味まで全部、売っている商品全部見直す。つまり、行き詰ったら《改革》をする。大きなジャンプ。

仲間がいる。
喜びは仲間と分けると倍になる。悲しみは他人と分けると半分になる。一緒に同じ思いを共有できる人がいると、充実感は何倍にも大きくなるということ。

コトラーの選んだ道

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。今年のお正月はお天気に恵まれ初詣日和でした。眩しそうな顔をしていますが(実際眩しかった)青空の中着物を着て歩くのは気分が良かったです。




日経新聞では毎月1か月かけて著名人が「私の履歴書」に自伝を書いています。先月は、フィリップ・コトラー氏でした。あのマーケティングで有名なコトラーですよ。思わず凄いぞ日経!と叫んでしまいました。

様々な大学で教鞭をとっていたコトラーですが、ケロッグ大学で教える際に先方から「経済学を教えるか。マーケティングを教えるかはご自分で選択して下さい」と言われたそうです。それまで経済学を教えていたコトラーはマーケティングは学んだことがなかったそうです。

経済学は専門だから完璧に教えられる。マーケティングは学んだことがない。でも経済学は古い学問ですでに学問として成熟期である。マーケティングは新しい学問だからまだまだ道は拓けている。と得意な経済学ではなく、初挑戦のマーケティングを教えることにしたそうです。

その選択が今のコトラーを形成するに導いた分岐点でした。敢えて困難な道を選んだ事が、ゆくゆく大きな実りになったという良い事例です。私も楽な道を歩み続けずに、ますます未知との分野を学び続けようと思った瞬間でした。

今年は午年、飛翔の年です。みなさんも一緒に羽ばたきましょう。

コンサルタントというもの5

手法は100万通りある。戦略・戦術・計画・マーケティングなど、何かを始めるためには必ず手法が必要である。ただ、すべての手法は相対的、一時的なものであり、絶対的な不変の手法はない。状況や相手によって最善の手法を選択して試してゆく。そして手法は100万通りあり、いかなる状況であっても無限に考えだすことができる。

多くの人は、妙案を探し求めるが妙案なんて存在しない。すべての手法は、最善策を選択するのみで、やってみないとわからないものである。つまり、やってみてうまくいかなければ、改善するという作業を繰り返す以外ない。手法は考えれば考えるだけ出てくるもので、確率を高めるために数を出すこと、それが妙案。行き詰ったという人の大半が、過去のやり方をやっている。そして、過去のやり方にこだわる人ほど行き詰る。そうではなく、新しいやり方を探せば良い。

オリンピックの世界新記録、当時は最高と思われたものが時間が経つと記録を塗り替えるものが出現する。それと同じ、今最高最善と思われていても、少し経つと常識になり、ゆくゆくは過去のやり方、となる。

人間には不可能はなく、世界記録はいつか必ずやぶられる。

だから、改善できないものはない。どんな仕事でも、どんな効率の良い仕組みも技術も、全て改善できる。今の仕事、1/10の労力で10倍の結果を出すことだってできるはず。今と違うやり方を考えたら、1日で稼げる金額は1億円にも10億円にもなりえるだろう。

例えば、チラシの書き方を工夫するだけでも売上を増やせる。キレイなチラシでなくても、誠実な人柄が読み取れるチラシ、それだけで注文する人がいるのである。電話の受け方一つでも信用が得られ、それが売上につながる。いかにあきらめないで自立型の姿勢を発揮できるか。

自立型人材とは、いかなる環境・条件においても、自らの能力と可能性を最大限に発揮して、道を切り開いていこうとする姿勢。ポイントは2つ

1.おかれている環境・条件は一切関係ない。
2.そこで自分ができることを全力でやっているということ。

そう。人には無限の可能性があるのです。

コンサルタントというもの4

明確な目標を持つ。例えば、「良い会社」「明るい会社」という漠然としたものを目標にするかぎりいつまでたっても達成できない。目標は具体的な行動レベルにまで落とすことが大事。例えば先ほどの例で言えば、「毎日みんな10回の感謝の言葉をいう職場」や「笑顔であいさつする職場」など、具体的に誰でも実行できるものにする。

よく言われる「幸せな家庭」は実現がとても難しく、そういったものは例えば「ご飯を食べるときに美味しいと10回言う家庭」のようにする。

具体的に決めることが大切。社風は定義する。
社員がどんな言葉を使うか、社員がどんな気持ちで仕事をするか、トラブル・クレームに対してどんな考え方で、どんなふうに最高の結果を出すか。究極の社風を作ると実現してゆく。目標というのは社風までしっかり具体的に定義すること。目標が明確だと行動できるから。但し、数字は目標にならない。(売上目標など)それは、結果。その数字を達成する社風とはなにか。その数字を達成するための具体的な計画とは何か。全て、行動言葉まで、行動だけでなく、言葉まで決める。

夫婦間でも会社内でも、例えば「問題が起きた時は笑顔で抱き合う」ということをルールにする。決めることで実現してゆく。笑顔で抱き合ってから話し合いをすれば、何となく乗り越えられそうな気がしませんか?

コンサルタントというもの3

相手が立ち直れるかどうかは「相手を信じ切る」という勇気にかかっている。
そもそも人には、無限の可能性がある。どんなに落ち込んでも立ち直る力を持っている。これを信じ切れるかどうか。相手の状況に振り回されない。困った人だと思わない。この人はすごい人だと思っているだけ。自分の可能性を信じて待ってくれている人がいると思えたら、人は必ず立ち直れる。

どんな人でも夢を叶えられる人だと信じきる。自分がそういう人間になるだけで、相手はもうあきらめることができないはず。人は「あきらめた」と言っても、本当のところではあきらめていない。心のどこかで本当はやりたいという気持ちを持っている。だから、一時的な感情(言った言葉)に振り回されない。そういう動じない気持ちを持って相手を信じると、必ず立ち直ってくる。なので、人が立ち直れるかどうかは、私達自身の「相手を信じきる」という勇気にかかっている。相手がどうかではない。相手はこちらの接し方によって変わるから。

困った人だと思って何かをしたら、一時的に良くなったとしてもそれは対処療法に過ぎない。「どうしたら」という対処法ではなく、「どうあるか」という根本的なことが大事。相手をどこまで信じてあげられるか。「信じる」ということは、相手の言葉や行動に左右されずにただひたすらに無限の可能性を信じる。そういうことである。そして、そこから新しいことが生まれるのである。

目標設定の大切さ

「TOKYO2020」...このパネルを見た瞬間、目頭が熱くなり気持ちが高ぶった人も多いと思います。そして、多くの人が2020年って自分は何歳になっているんだろう?と思ったと思います。その頃自分は何してるんだろうか?どういう風に生きてるのかな?同時に色々考えたと思います。

私も目標設定はしています。でもそれは1年後くらいの近い将来と10年後くらいの遠い将来を漠然とです。ところが今回7年後という微妙な年月を感じて目標設定の大事さを改めて感じました。私は2000年に税理士試験に合格しました。2010年に開業しました。2020年は一体何をしてるの?今のところ下が0の年は私にとって転換期です。

私の親世代は東京でのオリンピックを2回経験できます。私たちは生きている間に、おそらく1回しか経験できないでしょう。私も2020年に向けて何か目標設定してみようかなと思いました。目標に向かって生きるのとそうでないのでは長いスパンでは確実に差が付きます。今は何かの目標を設定するチャンスです。さて、何をやりますか?ちょっとワクワクしますね。

日本人が一つの目標に向かって何かをしようとした時、それは大きなエネルギーを生みます。長い間日本は低迷期でしたが、ここで浮かびあがるチャンスです。日本の国と一緒に個人でも浮かびあがりましょう!みんなで・・・

ここで私が尊敬している師のお言葉を一つ紹介します。
「できるかできないかは能力よりも覚悟」
私もそう思います。やるしかないという状況に追い込まれると人間って強いですよ。覚悟をした人間は実力以上の力を発揮できます。ぜひおためしあれ。

コンサルタントというもの2

一番の障害は”自分の習慣”、環境や他人のせいではない。感情さえも自分の習慣からでてくるもの。つまりは、自分の習慣との闘いである。

こういう人はこう、ああいう人はこう、とつい決めつけてしまうかもしれないが、この習慣との闘い。

例えば、道路で寝ている人を見て「この人は将来総理大臣になる人だ」と思えるかどうか。人を見かけで判断せずにその人の可能性、つまりは中身を見ようとするよう訓練をする。

訓練を続けると、どんな言葉を言われても、ありがたい言葉に聞こえるようになってくる。「ありがとうございます」と返事ができるようになる。

そうなった人は、自然体で表情も柔らかい。なんでも受け入れることができるようになる。自分の意識が変わると相手が変わる。これが本当に面白い。




彩夏祭行って来ました。人物と花火のツーショットはうまく撮れませんね。ちょっとボケていますが、私の頭の上から花火が打ちあがる瞬間の写真が撮れました。最近夕方になるとゲリラ豪雨になって花火が中止になることも多いですが、今日は雨も降らず暑すぎず良い花火日和でした。

コンサルタントというもの

私の本業は税理士業ですが、セカンドオピニオンとしてコンサルタント業もやっています。コンサルタント業の仕事も多くなってきたので、本格的に勉強しようと6回で30万円の講座を受けました。しばらく、ここで習ったことをお伝えしようと思います。

自分の姿は、自分が思っている以上に周りに影響を与えている。
人の姿を見ると、つい無意識に、この人どうしてあげたら良いんだろうというふうに思ってしまうが、やる気のない人に出会ったら、自分のやる気を振り返る。自分が本当に相手の見本になって生きているかどうかを振り返る。相手から尊敬される存在であるかどうか。相手を変えたいときは、相手が見えているものを変える。つまり自分を変えていく。

自分の姿は自分が思っている以上に相手に大きな影響を与えている、特にリーダー(経営者等)やコンサルタントは、自分の影響力の大きさに気づいておかなくてはならない。自分がどんな思いでどんな風に生きているかどうかがすでに周りに影響を与えている、ということを。

でも多くの人はそれに気づいていない。だからコンサルタントは経営者を、経営者はコンサルタントを見て、相手を変えようとしてすれ違ってしまう。見ているものを相手ではなく自分に変える。見本になる。これが最初。




日本橋で開催中のアートアクアリウム2013で5000匹の金魚たちに会ってきました。金魚つながりで金魚柄の帯と分かりづらいですが金魚柄の浴衣を着て・・・(笑)
沢山の金魚と幻想的な光の調和に日本文化と涼を感じ癒されました。