天職の仕事を手に入れる

電車の中でこんな話をしているのを聞きました。「水曜日位が一番気分が落ちる。仕事はまだ3日行かないと行けないし、疲れもたまってくるから」それに応えたのは「私は月曜日が一番落ちるな。だってこれから5日も仕事に行かなきゃ休みにならないんだもん」・・・こんな会話です。つまり、多くの人が仕事に対してマイナスイメージを持っています。

先月は繁忙月だったので、夜の予定は入れずにいました。友達からの誘いも繁忙期だからと断りました。友達は体に気を付けてね。体壊さないようにね。などと言ってくれました。ところが、繁忙期なほど私は元気になるのです。それは夜の予定を入れないから・・・暇な月は毎日のように夜に予定が入ります。お食事などが絡むと早くとも11時解散で家に着くと12時近くになります。ところが繁忙月は夜の予定を入れないので、10時くらいには家に帰れます。いつもより早く寝ることができて、かつ、早起きでき仕事に行ったりして、妙に仕事が捗るのです。ですから繁忙月である3月と5月はいつもより元気です。

私は休日も思い切り遊びます。仕事がある時は仕方ありませんが、周りの人にびっくりされるくらいアクティヴに遊んでいます。ゴールデンウィークも長い期間遊んでゴールデンウィーク明けからフル回転で仕事に集中する感じです。ゴールデンウィーク明けは憂鬱な気分になる人も多いみたいですが、私は逆です。今までほったらかしにしてごめんよ~今日から仕事頑張るからね。仕事に対して本気でそう思います。

ですから先ほど書いた電車の中での会話などを聞くと、私は天職に出会えて本当に良かったと思います。そう思えるのは多分仕事を愛しているから・・・天職だと思えるから・・・このブログのカテゴリーは「資格」なので、資格に絡めて言うとすれば、天職の仕事を手に入れるための資格を取ろうということでしょうか。。まぁ、資格がなくても天職には出会えます。天職とは遣り甲斐がある。仕事を通しての喜びがある。ということです。決して楽な仕事ということではありません。もしかしたら、誰の仕事でも心の持ちようなのかもしれません。

達成感・充実感

先日知ったのですが、このブログは多くの資格取得勉強中の方に読まれているようです。今までどちらかというとテクニカル的なお話をしてきました。資格取得はテクニカル的なことも大切ですが、メンタル面はもっと大事です。たまにはそちらの側面から見てみたいと思います。

まず、自分が経験したことで達成感を感じたことは何でしょう?思い浮かべてみて下さい。

どうでしょうか?多くは困難な事を達成した時に感じたのではないでしょうか?人間はわがままな生き物で 5分ですぐできてしまう事には不思議なことに全く達成感は感じないそうです。困難なら困難なほど、時間がかかればかかるほど、それを達成したときに達成感や充実感を感じるそうです。

ですから、そんなに簡単に目標は達成しないほうが実はいいのです。達成感や充実感のない人生なんて味気ないですよね。目標や夢を達成して、過去を振り返った時、何故か大変だったあの時がとても輝いて見えるものです。だから目標や夢は変更することはあっても、決して捨てませんように・・・

暗記について

税理士試験を勉強している方は理論の暗記に苦しんでいると思います。私もそうでした。稀に暗記が得意だという人がいますが、そのような人に出会うと神様に見えてしまいます。私はずばり暗記は苦手で計算の力がなかったら決して税理士試験には手を出さなかったと思います。仕方なく覚えたという感じです。ですから、理論の暗記は人一倍苦労しました。

先日ちょっと暗記をしなくてはならない事項があって、久々に暗記をやろうとしたところ、その文章を見ると3分で眠くなってしまいました。これは、脳が慣れていないこの事項について拒絶反応(つまり、受け入れ拒否)をして眠くなる本能らしいです。

そのような時どうするか?声に出す。そして、体を動かしながらやる。というのが効果的です。そういえば、税理士試験の理論の暗記も通勤途中の道でブツブツつぶやき歩きながらやっていたっけ・・・と少しあの頃を思い出しました。また、誰かと一緒にやるのも効果的です。ぜひ、お試しあれ。

税理士・司法試験・公認会計士合格者推移



税理士業界は今最も忙しい時期でいわゆる繁忙期を迎えています。12月の年末調整から始まり、1月の法定調書・償却資産税の申告、そして2月から3月は確定申告で忙しいのです。4月にちょっと一息ついて5月は最も忙しい3月決算申告です。最も忙しいを3月と5月の2回使ってしまいましたが、それは事務所によって違います。3月が一番忙しい事務所もあれば5月の方が忙しい事務所もあります。私の事務所は5月の方が忙しいです。

こんな季節労働者のような税理士業務ですが、以前繁忙期に習い事をすすめられた時に 今は繁忙期なので6月になったらと断ったら「お仕事はイベントコンパニオンかなにかですか?」と言われたことがあります(笑)

そんな税理士業界ですが、ここ数年の主な国家資格の合格推移は上記のようになっています。税理士試験は私が合格した年もそうでしたが、1000人ちょっとで安定しています。ところが司法試験と公認会計士試験は平成18年・19年ころから急増しています。

合格者数が高くなったから受かりやすいと思う人もいますが、その頃から弁護士になっても食べられない(いわゆるイソ弁、ノキ弁)、会計士合格しても監査法人の就職先がないという会計士浪人が増加しました。税理士は今のところそのような事にはなっていません。むしろ、国家資格5科目合格者は今でも引っ張りだこです。

特に仕事をしながら税理士の資格取得を目指されている方は、今の時期仕事との両立が厳しくなっている時だと思いますが、この忙しさは6月まで続くわけではありません。もうひとふんばりです。

勉強中のきみへ

受験勉強なんかしていると、中だるみというか何か勉強が手に付かないとか、スランプを感じることがあると思います。特に長期間の勉強はそうなりがちです。やらなきゃいけないのに、ついテレビをつけてしまうとか、インターネットやメールを見てしまうなど、今の世の中誘惑だらけです。そしてダラダラ過ごしてしまい、自己嫌悪に陥り自分は意思が弱いダメな人間だ・・・と思ってしまう。よくあります。

私は意思が強いと他人からは言われますが、そうではありません。自分の中には意思の強い自分とダメな自分が混在していて、いつも意思の強い自分が勝っているわけではないのです。勝率でいうと半々でしょうか。

人間誰しも辛いことはしたくありません。受験勉強、ダイエット、禁煙などは全てそうでしょう。つい辛いことを避け、楽な方に流れてしまうのは普通のことなのです。でも、このままじゃイケないとたまに思います。そう、そう思った時がチャンスです。まず、そのためにはどうするかを考えるのですが、おそらくそれは辛い計画になります。誰でも楽しいことは進んでやりますが、辛いことはやりたくありませんよね?計画を立てているうちに辛く暗く憂鬱になってきて、やっぱり自分には無理だと思ってしまうのです。

私は辛い計画を立てる時、いつもしていたことは、その計画以上に達成した時の楽しい嬉しいイメージを大きくすることです。これを達成したらこんなに楽しいことがある。嬉しいことがあるとイメージするのです。

やらなきゃいけないのに出来ない。やれたらいいことあるのに出来ない場合、おそらく、否定的なイメージ(至るまでの辛いプロセス)が強すぎて達成したときの成功イメージがぼんやりしすぎているのだと思います。達成した時の成功イメージを強く持つことが出来ればおそらく、プロセスの辛さは我慢できます。

おためしあれ

あけましておめでとうございます


今年もよろしくお願いいたします。ここ数年お正月には着物を着ています。ちょっと面倒ですがお正月から着物を着ると気が引き締まります。最近のマイブームは縦じまの着物です。

さて、一年の計は元旦にありと言いますが、これは何か事を始める時は初めにきちんとした計画を立てるのが大切だということらしいです。そういえば税理士試験受験時代も12月に発表があるので今年何を受験するかをじっくり考えたのもお正月でしたし、MBA取得のための大学院進学も決めたのはお正月でした。たまに人生を振り返りそれで今後の目標を立て実行するのを決断するにはお正月は最適です。さて、今年は何をやりますか。。今年のお正月休みは6日までで少し長いので、今後の人生プランもじっくり考えたいと思います。

税理士試験合格発表

先週の金曜日、税理士試験の合格発表がありました。税理士試験合格者は全国1104人でした。私の時も1200人くらいだったので変わりませんね。ところが、科目別合格率を見てびっくりしました。私の受験時代は大体各科目10%前後の合格率で13%というのは無かったなぁ~。。。ところが、今年の合格率を見ると、財務諸表論20.7%、簿記論18.8%、相続税法12.8%、法人税法12.6%、消費税法12.4%、所得税法12.3%とやや高い感じです。受験生に聞いてみると近年は簿記論と財務諸表論は20%近くで合格率が高く、税法も12%くらいとのこと・・・

そうかぁ。公認会計士・弁護士が合格率を高め、受験生がそちらに流れるのを少しでも食い止めるのが目的か・・・と思ってしまった瞬間でした。まぁ、合格率が高くなったところで所詮他人との戦いではなく、自分との闘いですので、楽になったわけじゃないと思いますけどね。今回のブログは年末のつぶやきのようになってしまいました。

資格の連鎖

私は資格マニアではありませんが、いくつかの資格を持っています。何故そのような資格の勉強をしようと思ったのか・・・それは資格の連鎖です。

初めは単純でした。学校などに通わずに自力でしかも安くなにか資格が取れないか・・・そこで簿記2級の資格を最も安いNHK学園という通信教育で勉強し取得しました。わらしべ長者のわらの取得です。

そこから何か・・・かなり大きなステップアップですが、税理士を目指しました。簿記2級は税理士試験の受験資格のような初歩中の初歩の学問ですが、そこから税理士を目指す人も多いと思います。

次にCFPと1級FP・・・税理士試験ほど難しくありませんが、税理士試験がやや学術的・理論的なのに対し、FPは実務的で生活に必要なお金の知識を得られそうでした。また、税理士試験とかぶるところも多々あり、試験が楽そうだったから・・・実際広く浅く沢山の知識を得ることができました。

そしてMBA・・・経営学は実務では経験していましたが、学問では経験したことがありませんでした。自分が独立する際にも、そして顧客のためにもプラスになる知識だと思い取得しました。経営学と一言で言っても、会計面から経営戦略面、マーケティング面など様々な角度から経営というものを学ぶことが出来、とても為になりました。

このように私の資格はすべて連鎖しています。ちょっとずつかぶってて関連しています。その方が試験取得も楽ですし、バージョンアップとしては倍々に大きくなるような気がします。テコの原理ですね。

昨日みた夢

カテゴリー資格は、私が今までに取った資格についてどうして取ったか。どうやって取ったかなどのポイントを実際目指している人が興味がありそうなことに絞って書いてきました。2010年にこのブログを始めた時から、税理士→CFP→1級FP→MBAと語ってきましたが、そろそろネタがありません。あとは運転免許とか英検2級とかワード検定とか発表するほどのものではないからです。

なので、今後はランダムに気付いたことや思い出した事を、カテゴリー資格の趣旨に逸脱しないテーマで書いていきたいと思います。

実は昨晩夢をみました。あと、1週間で税理士試験だと気が付いてあと1週間でどこまで理論を究められるかと焦っている自分です。私は2000年合格ですので税理士試験に受かってからあれこれ12年(これをひと昔といいますよね)経ちます。なのに時々、定期的にこの夢をみます。場面は必ず試験1週間前です。

今思い出してみると勿論何カ月も前から試験勉強はしているのですが、試験1週間前から仕事をお休みして勉強漬けになる生活を何年かしました。1週間前の心理状態はいつもこんな感じでした。1つ1つの理論は理論サブノートをちらっとみれば思い出しますが、何もない状態からすぐ引き出せるかというとそうではなかったです。

それを1週間で理論の引き出しからすぐ取り出せるような自分に変えていくのです。合格後何年も経っているのに未だにこの手の夢をみてしまいます。現実の世界では、これから仕事が忙しくなる。頑張らなくちゃという直前にこの夢をみるような気がします。おそらく気持ち的にはあの時の気持ちに似ているのでしょうね。

MBA(ゼミ)

ビジネススクールの講座で一番濃厚だったのは実はゼミだったのだと思います。ゼミはご存じの通り修士論文を書く為に指導教授につき前期・後期通じて教授やゼミ仲間と一緒に修士論文の内容について質問したり、討論したりしながら自らの修士論文の質を高めていくというものです。

指導教授の意見は絶対ですが、仲間の意見も大変参考になります。私のゼミは11人で毎回2人が進捗状況や論文発表をして、指導教授や仲間が質問や意見を言うというやり方でした。前期で2回転、後期で2回転する感じでした。

私がゼミで目標にしていたことは必ず、仲間の論文について質問や意見をするという事。自分が意見を欲しかったのでまずは、私が意見を言いました。それによって、気付きや他人がどう感じるのかを知ることができます。

11人という人数も調度良く、少なすぎても教授を独占できて贅沢ですが、仲間の意見が少なすぎますし、多すぎても教授が手が回らないということになります。人数にも恵まれ良いゼミでした。

私のゼミは団結力が強い事で有名でしたが、武道館での修了式には男性女性関わらず、全員袴で参加する予定でした。震災で修了式が中止になってしまったのは残念でした。

ゼミ仲間とは一生友達でいれると思います。この出会いに感謝です。