プレデターズ

究極の環境で人はどう生きるか?というのを考えさせられた映画でした。

気が付いたらそこは、人間狩りが行われている宇宙空間の知らない世界だった。ということからスタートします。得体の知れない生物に命を狙われます。それはまるで狩を楽しむかのように・・・獲物である人間はたまに補充されます。突然パラシュートで上からやってくるのです。得体の知れない生物は物凄く強く人間が太刀打ちできる相手ではありませんが、たまに人間にやられます。
やられると何故やられたかを研究し、バージョンアップして再び現れます。

これは現在の社会にも置き換えられます。逃れられない島は地球。人間は中小企業、得たいの知れない強い生物は大企業。

大企業は何故強いのか?その置かれた外部環境に対応し、内部資源を充実させて、常にPDCAサイクルを繰り返し、バージョンアップしているからです。多くの中小企業は大企業にやられて消滅します。しかし資金や資源が少なく圧倒的に不利な中小企業でも生き残っていくものもあります。それはニッチな優れた知識であったり、技術であったりします。そんな風にも読める映画でした。

今すぐ使える!コーチング


ティーチングは相手に対し、情報そのものが明らかに不足している場合、何かを教えるときに使います。

コーチングは,情報をもっている相手に対し何かを気づかせるため,力を引き出すときに使います。

考えてみれは、私の仕事の多くはティーチングです。顧客が不足している情報について質問をされ、その答えを明らかにするというのが最も多い仕事です。ですから、ティーチングに慣れてしまっています。

しかし、最近コンサルティング業務が多くなり、職場カイゼン会議などに同席することがあって、これは、コーチングの技術が必要だなと痛感しました。踊る大捜査線ではありませんが、現場のことは現場が一番知っているからです。

コーチングは相手を承認することから始まります。相手が答えを知っていることを強く信じてそれを引き出させてあげることです。

まず、相手の話を聴いて、受け入れて、質問します。何かを聞かれるとズバッと答えを言いなくなる私ですが、コンサルティング業務の場合、それは一方的な伝達になり、必ずしもその現場でベストな方法ではないかもしれないのです。現場のことは現場が一番良く知っています。問題点も一番把握しています。それをどう聴きだし、考えさせ、答えを見つけさせるか。

なかなかまどろっこしくて、何かを言いたくなっても堪え、相手を信じ相手が気づくまで質問します。

なかなか難しいスキルですが、時と場合を考え、ティーチングとコーチングは使い分けるべきだと気付かされた本でした。

市場リスクプレミアム

市場リスクプレミアムとは、投資家が市場に投資した場合に期待する期待収益率から無リスク金利(10年国債利回り)を控除した利回りの差のことで、日経新聞に載っている数値からその計算をする方法を紹介します。7月10日に記載されていた9日の主要指数を使いました。




RPM=市場リスクプレミアム
DPR=配当利回り
PER=株価収益率
PBR=純資産倍率
Rf=無リスク金利(リスクフリーレート)

これを計算した場合、2.04%+1.08/17.01×(1-2.04%×17.01)-1.15%=5.036%となります。
①まず括弧書きの中を計算すると、0.652996になります。それに括弧の外の掛算×1.08÷17.01を計算して0.04146になります。これにトップの数値2.04%をプラすして、6.186%(%の小数点の扱いに注意)です。ここから最終値の1.15%を引いて、5.036%となります。

この意味は本日投資をするとしたら5.036%以上の収益が望めないような投資はするべきでないということを意味します。例えば3%くらいの収益しか望めないのであれば、高いリスクをとって投資するより国債を持っていたほうがましという判断です。

産業医の報酬

医療法人の理事長が産業医として他の事業所に行って収入を得る場合があります。その時の収入は医療法人の収入にすればよいか?個人の収入となるのか?という質問をよく受けます。

結論から言えば契約によります。医療法人として契約している場合は医療法人の収入になり、消費税は課税売上となります。

個人として契約していれば、その契約者である理事長の給与所得となり、確定申告において主たる給与と合算して確定申告をする必要があります。この場合の消費税の取り扱いは給与ですので不課税となります。

税理士試験1ヶ月前の過ごし方

税理士試験は毎年1回8月の第1週の火・水・木曜日に行われます。2010年は8月3・4・5日です。今年も1ヵ月後に試験があります。受験生はこの位の時期から気が引き締まってきます。

試験前1ヶ月位から試験日までの私なりの過ごし方についてお話しようと思います。まず、完全朝型にしました。もともと税理士試験の勉強をやってから朝型人間でしたが、夜のイベントも1ヶ月前位から自粛して、早く寝るようにして、体調管理に努めました。

理論の勉強は毎日通勤中は当然ですが、隙間時間は全てまわしていました。少しまとまった時間が取れるとき1時間以上取れれば計算問題の総合問題を解き、30分位の時間であれば、個別問題を解きます。移動時間やお風呂に入っている時間などは理論を回します。

1週間前から夏休みを取り(会計事務所は大抵好きな期間に1週間夏休みを取れる事務所が多いです)試験開始時間と同じ時間に計算問題の総合問題を解きました。試験時間が9時からの科目であれば、9時からタイムを計って総合問題を解きます。私はこの時期の総合問題は自分の通っていた資格取得学校ではなく、違う学校の通信での直前模擬試験などをあらかじめ取り寄せておき、その問題を解きました。自分の通っていた資格取得学校の試験は1度解いているので、何となく解けるからです。他の資格取得学校は自分の通っていた資格取得学校とちょっと違う問題が出てたりして、常に新鮮な試験問題を直前1週間は解きました。答え合わせをして疑問点があれば、すぐに電話で問い合わせて疑問点を残さないことにも注意しました。計算の総合問題をやるのは試験時間とかぶる1日1問です。模擬試験なので理論問題もありますが、理論問題も実際に書いて解くのは模擬試験のみです。計算と理論のバランスを考えながら、2時間のタイムを意識して解きました。

それ以外の時間は何をしていたかというと、ほとんど理論を回していました。阿弥陀くじをつくり、全ての理論問題がランダムにあたるようにして、回し続けます。具体的には
①阿弥陀くじであたった理論の項目挙げ(項目だけ紙に記入します)
②項目を挙げたらカセットテープに理論を声で吹き込み録音します
③全て録音したら、まず、項目挙げで漏れているものがないか理論テキストで確認します
④次に理論を吹き込んだテープを巻き戻し、2倍速で聞いてあっているか確認します。
この作業を1日延々と繰り返します。理論で疲れた時に計算問題の個別問題の確認もします。計算と理論の勉強時間の比率は1対7くらいです。理論漬けと言っても過言ではありません。。

直前1週間はこの生活です。1週間前は1日7問位しか理論を回せませんが、試験前々日や前日だと1日25問から30問回せるようになります。勉強疲れで夜もぐっすりと眠れます。このようにして試験直前1ヶ月を過ごしました。

ザ・クリスタルボール


以前ブログでキャッシュ化速度のことをお話しました。売掛金のサイトを縮め、買掛金のサイトを延ばし、棚卸資産を減らすと財務内容が改善するというお話です。

棚卸資産、つまり在庫を少なくするというのは言葉で言うのは簡単ですが、具体的にどうすればよいのでしょう?在庫を少なくしすぎると品切れを起こしあれば売れたのにという機会損失を招きます。適正在庫とは何なのか?ということが読んでいるうちに分かってくる本です。

何が、いつ、どこで、どれだけ売れるかを正確に教えてくれる水晶玉が「クリスタルボール」です。そんなものがあればいいのに・・・というのが起発点となっています。

まず、物語は店舗の地下にある倉庫が水道管破裂のため、長い期間使えなくなるというハプニングから始まります。それまで、その店舗では4か月分の在庫を地下倉庫で管理していました。倉庫が使えなくなることから20日分の在庫を残し、あとは地域倉庫に引き取ってもらいます。売れた分だけ毎日地域倉庫から品物を補充し、20日分の在庫になるように管理しました。その結果、売上高が20%から30%Upし利益率は3.2%から17.4%にUpしたのです。それで、何故そんなに数値が良くなったのかというのを分析しながら、どんどん改善していきます。売れ筋商品の品切れはその店舗だけではなく、その他の店舗の在庫も地域倉庫へ集めることで改善されていきます。各店舗の販売予測のズレを1箇所に集約することによって、売れ筋とそうでないものが相殺され集約できるからです。そして、売れ方にスピードがあることにも気が付きます。売れ筋の商品は品物の減少のスピードが早いので、他の商品と同じ仕組みで発注しても届くまでに在庫切れを起こす可能性があることを知り、商品ごとに赤、黄、青というスピード別に分けて管理します。それから各地域ごとのクロスシッピングを始めますが、同時に不都合さも覚え、中央倉庫管理を思いつきます。そして、究極はサプライヤーにまで協力してもらい、小ロット化に成功します。これも自社だけに有益な方法ではなく、サプライヤーにも有益になるようサプライヤーにとって現金化が早まり、納期厳守をすればバックマージンを与えるなど、Win-Winの関係を構築できるやり方です。そうしてサプライチェーン改革を起こすというものです。

物語形式になっているので読みやすく、かつ、体系的にロジスティックの基礎からサプライチェーンまで学ぶことができます。

医療法人の屋号

医療法人の登記上の名称は「医療法人社団 〇〇会」というのが最も多いです。登記名は〇〇会として、屋号は△△病院とするパターンです。その他にも「医療法人 ◇◇診療所」とか 「医療法人 ☆☆クリニック」とする方法もあります。

しかし、◇◇診療所や☆☆クリニックを法人名とする場合、注意しなければならないことがあります。◇◇診療所や☆☆クリニックですと、1箇所しか経営することができません。ですから将来分院を考えている場合は、〇〇会にしておいた方が良いでしょう。

医療法人 〇〇会 が医療法人の登記名であっても、△△病院という屋号を使うことができます。屋号を◇◇診療所から☆☆クリニックに変更したい場合も、医療法人の登記名が〇〇会であれば、定見変更認可申請だけですみます。

また、標榜できる診療科目は医療法施行令第3条の2で次のように定まっています。

(広告することができる診療科名)第3条の2 法第6条の6第1項に規定する政令で定める診療科名は、次のとおりとする。
1.医業については、次に掲げるとおりとする。
イ 内科
ロ 外科
ハ 内科又は外科と次に定める事項とを厚生労働省令で定めるところにより組み合わせた名称(医学的知見及び社会通念に照らし不合理な組み合わせとなるものとして厚生労働省令で定めるものを除く。)
(1)頭頸部、胸部、腹部、呼吸器、消化器、循環器、気管食道、肛門、血管、心臓血管、腎臓、脳神経、神経、血液、乳腺、内分泌若しくは代謝又はこれらを構成する人体の部位、器官、臓器若しくは組織若しくはこれら人体の器官、臓器若しくは組織の果たす機能の一部であつて、厚生労働省令で定めるもの
(2)男性、女性、小児若しくは老人又は患者の性別若しくは年齢を示す名称であつて、これらに類するものとして厚生労働省令で定めるもの
(3)整形、形成、美容、心療、薬物療法、透析、移植、光学医療、生殖医療若しくは疼痛緩和又はこれらの分野に属する医学的処置のうち、医学的知見及び社会通念に照らし特定の領域を表す用語として厚生労働省令で定めるもの
(4)感染症、腫瘍、糖尿病若しくはアレルギー疾患又はこれらの疾病若しくは病態に分類される特定の疾病若しくは病態であつて、厚生労働省令で定めるもの
ニ イからハまでに掲げる診療科名のほか、次に掲げるもの
(1)精神科、アレルギー科、リウマチ科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、臨床検査科又は救急科
(2)(1)に掲げる診療科名とハ(1)から(4)までに定める事項とを厚生労働省令で定めるところにより組み合わせた名称(医学的知見及び社会通念に照らし不合理な組み合わせとなるものとして厚生労働省令で定めるものを除く。)
2.歯科医業については、次に掲げるとおりとする。
イ 歯科
ロ 歯科と次に定める事項とを厚生労働省令で定めるところにより組み合わせた名称(歯科医学的知見及び社会通念に照らし不合理な組み合わせとなるものとして厚生労働省令で定めるものを除く。)
(1)小児又は患者の年齢を示す名称であつて、これに類するものとして厚生労働省令で定めるもの
(2)矯正若しくは口腔外科又はこれらの分野に属する歯科医学的処置のうち、歯科医学的知見及び社会通念に照らし特定の領域を表す用語として厚生労働省令で定めるもの《追加》平19政009 《改正》平20政0362 前項第1号ニ(1)に掲げる診療科名のうち、次の各号に掲げるものについては、それぞれ当該各号に掲げる診療科名に代えることができる。
1.産婦人科 産科又は婦人科
2.放射線科 放射線診断科又は放射線治療科

グループ法人税制2


カテゴリー税務にて前回、グループ法人税制の大枠を説明しました。今回はグループ法人税制の対象となるグループをお話します。
上の図でA社(親会社)がB社(子会社)に100%出資をしている場合、グループ法人税制の対象となるグループに該当します。それでは、個人である甲さんがC社に100%出資をし、D社にも100%出資をしている場合はどうでしょうか?これはA社とB社のように直接出資ではなく、間接出資ですが、これについてもグループ法人税制の対象のグループになります。つまり、完全支配関係のある法人で発行済株式の全部を直接又は間接に保有する関係がある場合をいいます。

グループ法人税制の概要は前回お話しましたが、A社とB社の関係(法人による完全支配関係法人)とC社とD社の関係(個人による完全支配関係法人)では、取り扱いが1つだけ違ってきます。

それは、寄付金の取り扱いです。法人による完全支配関係法人の場合、取り扱いは前回お話したとおり、支払う方は損金不算入、貰う方も益金不算入ですが、個人による完全支配関係法人の場合には、グループ法人間でない場合の取り扱いと同じになります。つまり、支払った方は、寄付金の損金不算入限度額の計算により限度額まで損金算入で、貰った方は全額益金算入となります。この部分は注意が必要です。

ライフプラン(出産)

出産費用は分娩費用や入院等で50万円位、検診費用や準備費用を合わせると55万円くらいかかります。日本は少子高齢化なので、出産に関しては色々な公的制度があります。また、働く女性が出産する場合はかなりの金銭的補助があります。(しかも非課税所得です)これらの制度をうまく利用して、出産に備えましょう。

出産育児一時金・・・1児につき42万円もらえます(双子だと何と84万円!)専業主婦でも夫の健康保険組合等からもらえます。

以下は働く女性が出産した場合の制度です。
出産手当金・・・産前42日・産後56日の間に職場を休業し給与がもらえないときに標準報酬日額の3分の2がもらえます。
育児休業・・・父母がともに育児休暇をとる場合に1歳2ヶ月までの間に計1年間とれます。
育児休業給付金・・・休業中に無給だった場合は、育児休業基本給付金等(月額給与の50%)がもらえます。また、休業中の健康保険料や厚生年金保険料が申請によって免除されたりします。
短時間勤務・・・3歳までの子を持つ労働者に対し、1日6時間の短時間労働を認めます。
最近、仕事も失わず出産もするという元気な女性が増えています。これは本人にとっても、国家にとっても有益なことです。助成金等をうまく利用して仕事と出産のW取得を乗り切りたいものです。保育所不足が問題になっていますが、この点は国家が早急に改善する課題でしょう。育児も仕事も頑張る女性(男性もですが)のためにも早く整備してもらいたいものです。

孤高のメス

1988年まだ、脳死肝移植が認められてないこの時代に、患者の命を救いたいと願う医師と、脳死前にはボランティア活動をしていたドナーとその母、ドナー提供者を望む市長の家族の話

自分の母親が田舎の病院でたらいまわしに合って、その結果母を失ったドクターの主人公は、いつか田舎の病院でも人の命を救える医療を提供したいと外科医になる。そして、敢えて田舎での医療を行い目の前の患者を救うことに徹底的に拘ります。

組織内にあるつまらない慣習や制度には拘らず、あくまでも患者を救うというそのことだけに、エネルギーを集中し、命を燃やします。「この国でそれをやったら刑事告訴を受けるかもしれない」「成功しても、失敗しても地獄だぞ」と忠告をしてくれる人もいる中、「ドナー提供を望む親族とドナー提供者を待つ人がいて、それでも私がやらなければその方がよっぽど悪である」と言い切り、違法でありながら手術をするという話です。

100%脳死であったことを証明できた点とドナー提供者の母の陳述書により、刑事罰にされることもドクター免許を剥奪されることもありませんでした。

病院内だけではなく、色々な組織内に悪しき慣習が存在して、この病院では重症患者は慶応医大に回すというのが悪しき慣習でした。もし、移送中になくなったら、その人の寿命だと・・・

そんなことをしたら手遅れになる。とドクターは言い、医療器具も不備の中でも様々な手術をこなしていきます。この医師の判断はただ、患者を救いたいという事だけで、患者にとって何がベストなのかということを考え、今すぐ自分が手術をするということがベストであると結論づければ実行します。判断基準にブレが生じません。見ていて正義感の沸いてくる映画でした。