ノルウェイの森

主人公のワタナベ君を中心に話が展開されます。ワタナベ君とキズキ君と直子は高校生の時、一緒に遊んでいました。ワタナベ君の親友であり、直子の恋人であるキズキ君の自殺を期にワタナベ君と直子の人生の歯車が変化していきます。

1人の死が周りの人達の今後の人生に大きく影響していく。

私の知り合いの理事長がこんなことを言っていました「私はガンで死にたい。何故ならガンは知ってから実際に死ぬまでにある程度の時間がある。その間に自分と周りの人に心の準備をさせることができるから・・・」話を聞いたとき、感銘を受けたものですが、この映画を見てつくづくそう思いました。自分の死が周りの人にどう影響を与えるのかも考えて死なないと・・・

特に自殺で亡くなった場合、周りに大きな影響を与えます。この映画がそうでした。時として他の生命を死に導かせたり、迷わせたり・・・

直子は死を選び、ワタナベ君は苦しみぬいて生を選びました。まさに「強く生きる」というのをテーマにした映画でした。

7つの習慣




7つの習慣は次の7つから構成されています。
第1の習慣 主体性を発揮する
第2の習慣 目的を持って始める
第3の習慣 重要事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 理解してから理解される
第6の習慣 相乗効果を発揮する
第7の習慣 刀を研ぐ

特に印象に残ったのは、第3の習慣の中の時間管理です。これは全ての活動の時間を「緊急性と重要性」のマトリックスで4つの領域に分けて結果がどうなるかというのが書かれています。緊急であり重要な領域を第一領域とし、緊急でないが重要である領域を第二領域とします。緊急であるが重要でない領域を第三領域とし、緊急でなく重要でない領域を第四領域としています。

第一領域は締め切りのある仕事や切羽詰った問題でこれらに多くの時間を費やされると、緊急な問題対応に追われ、ストレスが溜まり、燃え尽き現象が起こります。

第二領域は健康維持や勉強・自己啓発、品質の改善でこれに時間を費やすと、生活のバランスがとれ、健康になり、危機が少なくなり、ビジョンを持つようになります。

第三領域は多くの電話、無意味な接待や付き合い、雑事でこれに多くの時間を費やすと、短期的な視野になったり、八方美人に見られたり、周りに振り回されたりします。

第四領域は暇つぶしや多くのテレビやだらだら電話などで、これに多くの時間を費やすと、無責任な生き方になり、他人や組織に依存しきった状態になります。

「もし、常日頃から行っていれば、あなたの私生活の質、仕事の業績、または結果を著しく向上させる活動がそれぞれひとつずつあるとするなら、それは何だろうか」この本では、こうしたインパクトを持つ活動は全て第二領域の活動であると言っています。

第二領域の活動は重要ではあるが、緊急でないため、後回しにされることが多く、なかなか手がつけられないといっています。ピーター・ドラッカーは「大きな成果を出す人は、問題に集中しているのではなく、機会に集中している」ということで、自分の能力を向上させる第二領域の活動に集中すること、その時間を多く確保することが重要です。第二領域の活動を行うための時間は第三領域と第四領域からしか取れません。第一領域は緊急かつ重要なので無視できないからです。第一領域や第三領域は向こうから私達に働きかけてくるが、第二領域は自ら進んで働きかけなければ作れないので、第四領域を意識して減らし、第三領域に「ノー」という勇気が必要だと言っています。人は元々の能力より、いかに過ごすかが重要であると気付かされた本でした。

TOC(制約条件の理論)

TOCとはTheory Of Constraintsの略で、日本語では「制約条件の理論」のことです。このことは過去のブログ(カテゴリー:本→ザ・ゴールやザ・クリスタルボール)でもお話しました。企業の目的はお金を儲けることであって、その実現のためにすべきことは次の3つです。

①スループット(売上高から資材費などを差し引いた直接利益)を増大させる。
②総投資額(在庫や投資)を低減する。
③資材費以外の総経費(固定費)を下げる。

このなかで一番重要なのは、スループットの増大です。②と③は理論的限界があるからです。もっとも重要であるスループットの増大を妨げているのが、制約条件です。制約条件は市場が制約条件となる場合(商品の競争力が弱いために市場で商品が売れない)や企業内に制約条件がある場合(消費者に受ける商品を開発しても顧客が購入したい時に用意できない)があります。制約条件の理論は大きく2つの手法があり、一つは「生産改善の手法」でもう一つは「思考プロセス」の手法です。思考プロセスの手法は次回に委ねるとして、今回は生産改善の手法についてお話します。これは次の動作を繰り返し行うことで改善していきます。 1.制約条件となっているもの(ボトルネック)を発見する。→2.その部分を最大限に活用する(フル回転)→3.ほかの条件をこの制約条件に従属させる(合わせる)→4.制約条件の能力そのものを上げる(ここには投資しても良い)→5.惰性に注意しながらこのプロセスを繰り返す。

はじめは1から3を繰り返します。それでも生産が間に合わない状態になれば、4を行います。注意しなければならないのは4を行うことによって、今までのボトルネックがボトルネックでなくなる場合があるのです。そうした場合、また、1に戻り、新たなボトルネックを見つける必要があります。

資金係数(現価係数)


将来一定期間後にある目標金額を得るために今いくら必要か?を計算するための係数が現価係数です。

例えば、5年後に100万円ほしくて、その期間2%で運用できるときは、100万円に上記の現価係数である0.9057を乗じて計算します。

100万円×0.9057=905,700円

つまり、今905,700円あれば、2%運用で5年後に100万円になるということです。

税理士試験 モチベーションの維持

税理士試験は長丁場です。5科目一度に受験するという人は皆無でしょう。従って何年も受験を繰り返すことになります。始めは3年計画で、1年目は簿記論、財務諸表論を受けて、2年目は消費税と所得税を受けて、3年目は法人税と前年までに受からなかった科目を受験し、3年計画で税理士になろう。などという計画を立てます。ところが、それが無謀であったと1年から2年後に知ることになります。何年も受からなかったりするとモチベーションが一気に低下します。それで受験自体を止めていく人も何人も見ました。今回はモチベーションを維持しながら受験生活をどう乗り切ったのか、私なりにやったことをお話します。

科目合格は大体10%位の合格率なので、1割しか受からないんだと思うと、周りの受験生がみんなライバルに見えます。ところがそこが間違いです。受験勉強を始めると分かってきますが、最大のライバルは自分自身です。今週はここまでやろうと決めていたのに、仕事が忙しかったり何かしらの事情(体調であったり、家族の事であったり)によってできなかったことをその原因のせいにしてしまうことです。つまり、自分の中で言い訳を作ってしまう自分の心の弱さです。

時間は作るものです。少しでも勉強時間を確保して、その時間しかできないのであれば、人はもの凄くその時間に集中できます。私は受験勉強時代は仕事もしていましたが、遊びを全くやらなかったわけではありません。週末に遊ぶ計画を立てたのであれば自分の中で、金曜までにこれを終わらせると決めて実行し、週末は遊びました。飴と鞭生活をすることによって、時間の大切さとモチベーションの維持を心掛けました。

また、受験仲間はライバルではなく、モチベーションを維持するのに良い影響を与えました。模擬試験結果を良い意味で競ったり、スランプに入ると励まし合ったり、環境や年齢も違ったりする人が同じ勉強をしているというのは、仕事を通じて出会う利害関係が全くありませんから、とても仲良くなれるのです。私は税理士になってもうすぐ10年受験勉強時代を通じると15年以上経過していますが、今でも受験勉強時代の友人とは年2回位会食をします。仲間の中では今も受験勉強を続けている人もいるので、励ましたりもしています。

ほかにモチベーションの維持では、手帳を大いに利用しました。手帳の隙間に自分への応援のメッセージを記入したり、後ろの方のメモ欄に自分への手紙のようなものを書いたりしました。モチベーションが下がりかけた時、それらを読むことによって再度頑張ろうと思えました。そして、理論科目の勉強に入ってからは、覚えた理論を手帳に書いたりしました。週数問しか覚えられない時期は「問○○試験研究費の特別控除」のように問題番号と題名をフルで記入し、試験前で1日に何問も回せるようになったら、「問○○、問○○」のように問番号を記入しました。理論は最初の方は覚えても覚えても忘れるので、自分は1度は覚えたんだということを記入することによって、過去の勉強を見える化してゴールに近づいている自分を常にイメージし続けました。理論は覚えても忘れるもので何回転も覚え続けることによって、体にしみ込んでくるものである。というのが分かると理論を覚えても忘れてしまう自分に落胆せずにすみます。1回目より2回目、2回目より3回目に覚えなおしたときの方が確実に短い時間で覚えられているというものが実感できます。

そうやって、長期の受験勉強を乗り切りました。最後の科目の合格発表は平成12年12月12日(2000年)でしたが、その日の夜はやっと終わった。。とお風呂の中で1人で涙したのを今でも覚えています。

医療法人の設立2

株式会社はいつでも開設することができますが、医療法人は年2~3回設立しようとする医療法人の都道府県によって開設時期が決められています。都道府県のホームページを見ると自分の都道府県の開設時期が分かります。医療法人は都道府県知事の認可を受けなければ、設立することができません(医療法44①)そして設立する場合には定款(社団)または寄付行為(財団)で一定の事項を定めなければなりません(医療法44②)

まず、社員・理事・監事・評議員の選任をしなければなりません。

社員・・・社員総会で法人運営の重要事項についての議決権を有する者。自然人でなければならない。法人は出資はできても社員にはなれません。

理事・・・実際に業務執行をする者。理事は3人以上、監事は1人以上置くことになっています(医療法46の2①)欠格事由がある人は理事になることはできません。

監事・・・株式会社でいう監査役と同様の業務執行を監査する者。監事の職務については医療法46の4⑦で定められています。監事は、理事又は職員を兼ねてはならないこととされています。理事又は監事のうち定数の5分の1を超える者が欠けた時は1カ月以内に充当しなければなりません。(医療法48の2)

評議員・・・医療法人の業務若しくは財産の状況又は役員の業務執行の状況について、役員に対して意見を述べ、諮問に答え、役員から報告を徴する者。財団である医療法人は必ず置かなければならず、社団であっても特定医療法人には置かなければなりません。その他の医療法人であれば、評議員は必要ありません。理事長は毎会計年度終了後3カ月以内に決算及び事業の実績を評議員会に報告し、その意見を求めなければなりません。評議員は医療法人の理事、監事を兼ねることはできません。

損益分岐点


損益分岐点(金額)とは、費用と収益が同額となる。つまり、利益がゼロとなる費用と収益の額をいいます。

例えば、売上高が売価1,000円×500個=500,000円で、変動費(売上高に連動してかかる費用)が単価400円×500個=200,000円で、固定費(売上等にかかわらず定期的にかかる費用)が150,000円とした場合、

変動費÷売上高が200,000÷500,000=0.4となります。従って、150,000÷(1-0.4)となり、250,000円が損益分岐点金額となります。つまり、250,000円を超えるの売上があれば黒字となり、それ以下の売上しかなければ赤字となるという金額です。

SP -野望篇-

SPとはSecurity Policeの略で要人の警護にあたる警察官のことをいいます。
要人を守ることを第一の仕事と考え、危害を加える人を捕まえることが主の仕事ではないようです。時には身を楯にして要人を守る。そんな仕事のようです。

SPの仕事は医療法人で働く方たち(医師・看護師・コメディカルの方々)と似ていると思いました。共通点は誰かの役に立ちたい。などの奉仕の気持ちが強い人たちの集団であるという点です。
誰かの役に立ちたいと思う気持ちは、キャリア形成において或る意味のモチベーションの向上に役立つようです。

映画の方は尾形(堤真一)と井上(岡田准一)のお互いに「この国を良くしたい」と思う気持ちの結論は同じなのに、手段が違うという葛藤を描いた映画でした。尾形は何としても井上を仲間に入れたいが井上はそんな尾形に不信感を抱きます。

お互いにこの国を良くしたいと思っている結論は同じでプロセスが違う。結論重視の世の中でプロセスが如何に重要かを改めて考えさせられた映画でした。

税理士試験 理論の覚え方2

今日は、具体的にどうやって理論を覚えたのかのお話をしようと思います。
勉強を始めたころ覚え方が分からなくて、何かに書いたり、つぶやいたり、色々な方法を試しました。書いて覚えるのは覚えた感があり、しばらくその方法でやりましたが、肩こりがひどく右手の親指がしびれてきました。この方法では体がもたないと思いました。

そこで、書かないで覚える方法にしました。用意するものは、理論サブノートから覚えようと思った1つの理論の縮小コピーを1枚と小型のカセットレコーダー(倍速で聞けるもの)です。

隙間時間はこのコピーを持ち歩き、どこでもこれをひたすら覚えます。通勤中の電車の中は特に有意義な時間でした。一通り覚えたと思ったところで、カセットレコーダーに何も見ない状態で録音します。確認作業はカセットの3倍速モードで聞いて確認します。

最近、カセットレコーダーの生産中止が発表されました。録音機は色々なものが多数ありましたが、聞く時3倍速で聞けて、途中で中断しても、どこからまた始めるかわかるカセットレコーダーは今でも有効でないかと思います。しかも小型で持ち歩きができるものが便利です。

録音するときは迷ったりするので、時間がかかりますが、聞く時は理論サブノートで確かめながら聞くので3倍速位のスピードが調度よいのです。

最初は1週間に1問しか回せない週もありましたが、試験の直前ですと、一日で25問から30問位回せるようになります。おそらくこれは書かないからで、書いていたら、1日5問も書けば、肩こりがひどくなって勉強をやる気さえなくなるような気がします。

書かないで覚えて心配なのは漢字です。特に「物」「者」「もの」は全て音読では「もの」です。その違いをちゃんと覚えるため、「物」は「ブツ」と発音し、「者」は「シャ」と発音し、「もの」は「モノ」と発音しました。こうすることによって漢字の違いも間違えませんでした。

書く感覚を忘れないために、たまに書いたりもしました。できるだけ早く、少しでもましに文字が見えるように、縦幅の2/3位の文字の大きさで書くことにしました。色々試しましたが、あまり大きいと紙を見た時隙間がなく、ごちゃごちゃと見え、しかも一文字一文字が大きいので線が長くなり、時間的にも勿体ないですし、あまり小さすぎると見にくいので、ちょっと上に隙間ができる位の下の線から2/3位の大きさが一番綺麗に見えます。インクも筆圧ができるだけかからないゲルインクのものにしました。理論はゲルインクで計算は通常のボールペンにしました。ゲルインクは右利きの人には良いですが、左利きの人には向かないようです。このようにして理論を覚えました。

次回は理論を覚える際のモチベーションの維持についてお話しようと思います。

資金係数(終価係数)


6つの資金係数があります。この数値を知るとライフプランに関するほとんどの計算ができるようになります。

終価係数・・・現在の額から将来の額を求めるときに使用します。
現価係数・・・将来の額から現在の額を求めるときに使用します。
年金終価係数・・・毎年の積立額から将来の額を求めるときに使用します。
年金現価係数・・・将来の年金額から現在の額を求めるときに使用します。
減債基金係数・・・将来の額から毎年の積立額を求めるときに使用します。
資本回収係数・・・現在の額から年金額を求めるときや、借入金から年間返済額を求めるときに使用します。

資本回収係数については9月2日のブログ(カテゴリーFP)で紹介しました。年金現価係数については10月27日のブログ(カテゴリーFP)で紹介しました。今回は最も理解しやすい終価係数について説明します。

例えば、100万円を年2%の年複利運用すると5年後にはいくらになるか?という場合です。

100万円×1.104=1,104,000円となります。
これは一番理解しやすい係数ですね。