ブレイクスルー・トライアル



ある会社が技術の全てを駆使したセキュリティシステムを開発します。その会社が「第1回ブレイクスルー・トライアル」の参加者を募集します。これはある建物に新製品や未発表の最新鋭の情報セキュリティを施し、一般から公募したチームにそれぞれの方法で侵入を試みさせ、見事突破して建物内部にある所定のマーカーを入手し脱出に成功したチームには1億円の賞金が授与されるというもの。それぞれのチームが違うやり方で突破を試みます。正統派のやり方で(できるだけ物を壊さずに人や動物にも危害を与えずに)突破しようとするチーム、破壊的なやり方のチーム、マニア的なやり方のチーム、やり方はチームによって全然違います。
私は正統派のやり方が好きだしそれ以外の方法でのやり方を想像もしていなかったけれど、同じ事象でもこうもやり方が違うんだと妙に感心してしまいました。そして、それぞれのチームに賞金以外の思惑があります。それぞれのチームがそれぞれのやり方とチームワークで臨む姿に企業も色々あるしなぁと企業経営に投影して想像したりしました。また、守る側も色々な守り方があり参考になりました。

工数管理2

本年から自分の事業について工数管理をやっています。具体的には顧問先を1件1件登録して、また、売上も分解して分けます。毎日、朝来てから帰るまで①どの顧問先の②何の仕事を③どの位したか。を一日のスケジュール管理をします。

例えば①A社の②月次訪問資料の作成を③30分やった。という具合です。②は売上に紐付けて管理します。大きく分けると税理士事務所の売上に係る仕事なのか。コンサル法人に係る仕事なのか。そして売上には紐付かないが事務所運営に係る仕事(例えば振込業務やメールチェック、事務所通信の発送業務など)なのか。大きく3つに分けながらそれをさらに細分化します。この細分化は各事業の売上の補助コードを意識して分けました。全体的に色の指定もできるので、税理士事務所は緑色系、コンサル法人は青色系、事務所業務はピンク系で分けました。

何ヶ月かすれば、どの顧客にどの位の時間がかかっているか分かります。不採算なところはやり方を変えることを考えなくてはいけません。高収益なところはより一層サービスの向上を目指す必要があります。

この管理をして一番変わったのは自分自身です。今までダラダラ仕事をやっていたわけでもありませんが、折角顧問先からいただいた時間をいかに効率的に活用するかもの凄い集中して仕事をしています。集中しすぎて周りの音が聞こえなくなるほどです。顧問先からいただいた時間を大事にするようになりました。しばらくやってみようと思います。


週末に顧問先の新年会がホテルで行われたので着物にて行ってきました。スタッフの勤続20年表彰、10年表彰なども行われ、同じところで10年も働いたこともない私は改めて顧問先の偉大さを感じた新年会でした。

PCによるブルーライトをカットする方法

ブルーライトは人間が見ることができる光の中で最も波長が短く強いエネルギーを持っていて、角膜や水晶体で吸収されず網膜まで到達することから目や体に悪影響(目の疲れ、睡眠障害、精神障害など)を与えると言われています。少し前にブルーライトカット眼鏡が流行りましたが、眼鏡をかけずにPCの設定でブルーライトをカットする方法があります。

インテルグラフィックスコントロールパネルが入っているパソコンでのみ有効になります。ちなみに私のパソコンには付いていました(知らなかったけど)
1.デスクトップの空いているところで右クリック
2.「グラフィックプロパティ」を選択
3.「ディスプレイ」を選択
4.色調整で「青色」を選択
5.明るさ(明度)を「-20」に修正
6.「摘要」を押す。
これで完了です。摘要直後は何となく画面が変わったような気がしますが、すぐに慣れました。是非お試しあれ。


遅ばせながら、3連休に初詣行きました。今年も気を引き締めて頑張ります。今年は仕事に関係のある資格をいくつか取得したいと思っています。プライベートでは着物を着る機会があればできるだけ着たいのとお寺や神社めぐりやつまみ細工などの日本文化に触れたいと思っています。

ブリッジ・オブ・スパイ

スティーブン・スピルバーグ監督の作品で実話です。1950年~60年にかけての米ソ冷戦時代を描いています。ネタバレしていますので観る予定の方は、後で読んでくださいね。

ソ連のスパイがアメリカFBIに捕まりました。トムハンクス演じる弁護士のジェームズはスパイの弁護人になります。スパイは口を割りません。死刑も覚悟しています。ジェームズは弁護士として、ソ連のスパイ側に立ち弁護をします。国民も判事でさえも死刑を望んでいます。ジェームスはスパイの弁護をしたおかけで街の中では白い眼で見られ、家族や家も嫌がらせを受けます。それでも弁護士として真摯な仕事をして、死刑ではなく懲役30年になります。

いくら敵とはいえ国のために命を懸けて働いてきた人を死刑にしてよいものだろうか。もし、米国のスパイがソ連に捕まったら人質を交換するということで米国のスパイの命も助かるのではないかと提案したのです。

数年後、現実になります。米国の空軍のパワーズが捕まったのです。同時期にベルリンの壁ができ、東ドイツで米国の大学生も捕まります。ソ連と東ドイツの米国人2人とソ連スパイ1人を交換しようとジェームズは奮闘します。

酷い目にあいながら東ドイツに乗り込み交渉を続けます。橋の上で人質は交換されます。そんなお話しでした。

この映画で感じたことは、自分がジェームスと同じ立場だったらこの仕事を受けるかという点です。仕事を真摯にこなすことは大事です。また、私情に流されず仕事をすることにも自信があります。でも、この映画では自分だけでなく、家の中に石が投げ込まれたり、家族にまで被害がいっています。それでも、弁護士としての真摯な仕事を貫き通すという立派な仕事ぶりでした。

この映画を観た後に、私は仕事が大好きだけど命がけで仕事ができるかどうかを自問してしまいました。自分だけならやるかもしれないけど、家族に被害が及びそうな仕事はやはりできないだろうと自分の不甲斐なさを感じて落ち込みましたが、良く考えたら税理士はお金の問題はあっても命まで取られる仕事じゃないなと気付き、ほっとした次第であります。

人口10万人あたり施設数

病院および診療所の人口10万人あたりの施設数が発表されました。

病院で施設過剰気味ベスト3は、高知県、徳島県、大分県でした、逆に不足気味なのが、神奈川県、愛知県、千葉県でした。

診療所で過剰気味なのが、和歌山県、島根県、長崎県で逆に不足気味なのが、埼玉県、茨城県、千葉県です。

添付の表を見ると分かるのですが、全体的に病院も診療所も南の方が過剰気味、北の方が不足気味の傾向にあるようです。ご参考までに・・・

人口10万あたり施設数.pdf

迎春 平成28年元旦


明けましておめでとうございます。

今年のご挨拶は着物を着て日本髪にして写真館で撮ってもらいました。今年は気合が入っています。昨年はひつじ年でのんびり着実に仕事をこなすはずが、何だかバタバタしてしまいました。今年は年始から目標を立て、猿のようにアグレッシブに過ごしたいと思っております。まだまだ至らぬことが多いですが、何とぞよろしくお願い申し上げます。

今年はやりたいこと一杯なので、モタモタしてると1年あっという間に終わっちゃいますね。時が流れるのはとても早いです。でも時間だけは皆平等に与えられたものなので皆様も本年は充実した時間をお過ごしください。今年もよろしくお願い申し上げます。

本年もありがとうございました。


今年もブログを読んでいただき、ありがとうございました。今年は皆さまにとってどんな年だったでしょうか。

天皇誕生日に着物を着て明治神宮に行ってきました。その日は何組も結婚式をやっていて、白無垢姿も沢山見れて日本の伝統に触れた気がして厳粛な気持ちになれました。私もどちらかというとカジュアルな着物が好きですが、この日は友人に合わせて真面目な?着物を着てみました。

たまにブログの感想をいただくと嬉しい気持ちになります。
今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

2015年 映画観賞

毎年12月のカテゴリー映画では、私が今年観た映画BEST3を発表しています。

1位:マイ・インターン
2015.10.17のブログで感想を述べています。女性経営者の奮闘が同じ女性経営者として共感できて良い映画でした。

2位:ビリギャル
これも女性が主人公の映画です。2015.6.19のブログで感想を述べています。可能性が少ないものに真摯に挑戦し続ける主人公の頑張りに涙した映画です。

3位:エベレスト
同じく女性が主人公のスターウォーズ・フォースの覚醒3Dにしようか迷いました。3Dで観たせいか至近距離で心臓バクバクでしたが、物語として心に残るエベレストにしました。エベレストは実話です。1996年5月10日に8人もの登山家が死亡した事故を題材にしています。その中には日本人登山家の女性も含まれます。まさに命がけ登山です。エベレストは標高8848mです。富士山が標高3776mですから、とてつもない高さだということが分かります。植物が育たなくなる森林限界は寒いところで1000m、富士山で2500m、熱帯地域で3600m位です。それ以上になると植物は育ちません。7500m以上になると生命のあるものが生きられないというデットゾーンになります。居るだけで確実に生命の危機にさらされるのです。それがまざまざと分かる映画でした。エベレストに登山するためには登山に慣れている人でさえ、3ヶ月前から現地入りし、体を徐々に高山に慣らします。大体2月頃現地キャンプ場に行き体を鍛えて一番天候が安定している5月位に頂上を目指すのです。7500mから頂上の8848mはデットゾーンですから、長い時間居ることはできません。できるだけ早く登り早く下山します。まさに命がけです。この映画では多くの人が遭難し亡くなりましたが、自然の怖さと偉大さが分かった映画でした。

今年も多くの映画を観ました。エベレストのような映画を観ると体験はできないけど観れて良かったと思います。来年も多くの映画を観て感想を書きたいと思っています。よろしくお願いいたします。

工数管理

税理士やコンサルタントなどのいわゆる仕入れが伴わない事業というのは、コスト管理がなっていない場合が多いです。特に開業したての税理士などはもっとも恐れるのは暇な時間なので、不採算で低顧問料でも暇よりはマシと顧問先として受け入れることがあります。低顧問料先を多く受入れ仕事がパンパンになり、深夜や週末までも働く有様・・・それでも売上は1000万円行くか否かと言うところ・・・最近そんな税理士が多いです。自分でリスクを背負って開業して、昼も夜も働いて週末まで働いてそれって・・・幸せなの?

勤務税理士の時に給与の3倍売上げを出せと言われていました。1/3は自分の給与、1/3は事務所経費に充てる、1/3は利益(いざというときの設備投資につかう)というものです。私たちの業界はそんなものです。上記1000万円を勤務時間で割ってみると時間当たり売上3,000円人件費換算1,000円です。時給1,000円稼ぐために税理士になったのではないはず。

ただ、私も税理士業務とコンサルタント業務のどちらにどの位時間がかかっているのか。また、顧問先毎の時間売上などは厳密には計算していません。今、仕事がパンパンなので来年からこれらの工数管理をしようと思っています。詳しくは次回やってみてからお話しします。

フォルトゥナの瞳

フォルトゥナをご存じだろうか?ローマ神話の運命の女神のことです。

運命の女神の瞳という題のこの本は、主人公慎一郎がある日突然、手が透けている人を見て、それからも何人か手が透けていているどころか全身が透けている人を見て、それが何なのか気が付きませんでしたが、それがその人の死を意味するということを知ります。手だけ透けている人は何か月か先に亡くなる人。ほとんど透けている人は直後に亡くなる人だと気が付きます。自分にその能力が備わったのはその人を助けるためだと信じた慎一郎はある時、手の透けた女性を見つけその人を救おうと亡くなろうであろう日にデートに誘います。他愛のない話をして女性を帰します。その次の日、女性の手は透けていませんでした。

でも、その頃から体調の不具合が生じます。心臓が締め付けられるほど痛いのです。狭心症でした。自分と同じ能力を持つ男性に言われます。「他人の人生に関わるな。」そう。人を助ければ助けるほど、自分の命が短くなるのでした。

自分が運命を変えたばかりにその後に多くの人を犠牲にしてしまう事故を起こしたら自分ならどうするか?自分が助けたばかりに多くの人を事故死させてしまうことを知ったら貴方ならどうしますか?

慎一郎はどうしたか?友人も家族も居ない地味な人生だった慎一郎の決断はどのような行動になったのか?読めば読むほどはまっていく本でした。誰にも認められなくても自分の信念を貫く生き方が恋人にだけは伝わっていて良かったです。