5月

5月は私の業界では最も忙しい季節です。なぜなら、3月決算の法人が一番多いからです。法人税の申告は、所得税の申告より難しい場合が多いです。1件当たりのボリュームも法人の方が大きいです。それなのにそれなのに、なぜみんな3月決算なのだろう?と思うくらい3月決算は多いのです。3月決算の申告期限は5月末日です。(今年は31日が日曜日なので6月1日ですが)ですから5月はとても忙しい・・・

でも、私は5月が大好きです。誕生月ということもありますが、この季節がとても好きです。新緑があふれそよそよと風が吹き、日差しが明るくそそぎ、この季節に生まれてなんて幸運なんだろう。とまで思います。この環境にいるだけで、気分が上がってやる気がみなぎってきます。

忙しいという漢字は、心を亡くすと書きます。みなさんもどんなに忙しくても、自分を見失わず心を亡くされませんよう・・・部屋にアロマを炊いたり、ぬるめのお風呂につかってボーっとするだけでもかなり違いますよ。
是非おためしあれ

コンサルタントというもの20

あなたがどう生きるか、それにより人間関係全てが変わる。
「人の評価をしても無駄だよ。あなた次第で変わるから」相手がどうかではない。あなたの行動、言葉、心がけ次第で相手も世の中も全部変わる。だから今どうかという評価はなんの意味もない。どんなふうに接するか。そういう意味ではメンタリングは存在そのものがリーダーシップである。どう生きているのか。それが人との関係全てを変えてゆくのである。

人が信じることでどんな夢も実現してゆく。
一般的に、過去の知識や経験で、その夢が実現するかしないかを判断されることが多く、夢を語るたびにことごとく批判されてきた人も少なくない。
でも、そうではないはず。「現実的であるかどうかということではなく、”これができたら社会が良くなるよね”という夢に人の知識や経営資源が投入されていき、社会が素晴らしいものになっていく。」という世界。
「人が信じることでどんな夢も実現してゆく。」そしてそれによってこんなことができるんだ、ということを伝えてゆきたい。それと同時に”人を応援する”ということはどういうことなのか。
みんなが夢を持つことは素晴らしい。そして、人の夢を応援することを夢にできる人はこれまた素晴らしい。そういう存在があることで、多くの人の夢が実現してゆく。支援者であるあなたがいるだけで全ての人の夢が叶ってゆく。

障害者雇用の納付金制度と助成金

従業員50人以上いる事業主は、常時雇用している従業者数の2%以上の身体障害者または知的障害者を雇用しなくてはなりません(障害者の雇用の促進等に関する法律)。50人の従業員なら1人、100人居れば2人以上雇う必要があります。もし、不足する場合は不足人数1人につき月額5万円の納付金を納めなければなりません。また、過剰な場合は超過人数1人につき月額2万7千円の調整金が支給されます。

障害者雇用納付金制度の適用は、従業員数200人を超える場合に適用となりますが、平成27年4月1日より100人を超え200人以下の事業主も新たに対象となりました。適用対象になると平成28年4月から前年度の雇用障害者数をもとに障害者雇用納付金の申告を行い、法定雇用率を下回る場合は納付金を納めることになります。また、上回れば調整金が支給されます。

ただ、障害者を雇用するには、特別な雇用環境や管理が必要です。従ってハローワーク等の紹介によって2年以上継続して雇用する見込みであるときは、特定就業困難者雇用開発助成金やファースト・ステップ奨励金が支給されますので申請してみて下さい。

ワイルド・スピード SKY MISSION

ワイルド・スピードシリーズは毎回観ています。カーチェイス映画かと思っていましたが、全然違います。(まっそういうシーンもありますが・・・)もっと人間味があって愛情たっぷりな映画です。私はこの映画シリーズが大好き。今回も観に行きました。

今回、なんでこの映画シリーズが好きなのか考えながら観ました。自分なりに分析した結果が、①常に行動的(頭でいろいろ考えるより行動を起こしている)②不可能な事に挑戦するエネルギーがみなぎっている(しかもポジティブ) ③登場人物が魅力的(通常、主人公とヒロインだけが魅力的でそれ以外はそうでないケースが多いがこの映画はそうでない)④信頼や愛情があふれている(男女愛だけではなく、友情やそれ以上の信頼関係が構築されている)多分、こういうことから気分が良くなる映画なんだとつくづく感じました。相変わらず、スカッとして、それでいて熱くなる映画でした。

医療法人の法務と税務【第三版】


手前味噌ですみません。私も著者になっている”医療法人の法務と税務”の第三版が発売されました。前回同様、持ち運びし辛く、重い・高い・難しいと3拍子揃った本ですが、専門家中心に売れています。医療法人は株式会社と違い医療法という法律を遵守しなければなりません。また、税務も複雑です。それを医療法および税法の改正も踏まえて解説しています。

第一版発売時から医療法も税法もかなり変わりました。月日の移り変わりを私自身も感じています。優秀な先生たちと一緒にあーでもない、こーでもない、と議論しながら本を仕上げていく過程は私にとっても大変有意義な時間です。

ご興味あればご購入して下さい。無理して買わなくてもいいです。なんせ、重くて高くて難しいですから(笑)第一版から表紙の絵が毎回変わっていますが、私的にはどんどん好みの絵になっています。

ランチパスポート

ランチパスポートをご存じですか?
ランチパスポートは地域限定、例えば「池袋」とか「新宿」「新橋」「渋谷」「赤坂」「神保町・水道橋・御茶ノ水」「横浜」「千葉」「さいたま市」「湘南・鎌倉」などがあり、1冊1000円位で販売されています。この本には100店舗位のランチが載っており中には通常1000円以上するランチが500円で食べられたりします。1店舗に付食べられるランチは3回までで、有効期限が発売日から3ヶ月となっています。ランチが1コインなんてお得ですよね。ただ、最初に1000円投資しているので、何回も利用したいものです。ですから仕事場の近くの地域でランチパスポートがあれば良いですね。

私はまだ利用した事ありませんが、一度試したいと思っています。もっと多くの地域版が出るといいですね。

資格取得の本質

このカテゴリーは「資格」なので、今回は資格の本質的な意味について考えてみたいと思います。資格といっても民間の認定資格から難関と言われる国家資格まで様々です。人は何故資格取得を目指すのでしょう?例えば、医師や美容師や設計士や税理士などは、もともとその資格がないと職業とすることができません。

職業とまではいかなくても趣味であったり、特技であったりするものをより向上させるため学ぶ人もいます。まぁはっきり言えば、学ぶのは必要だが資格はあってもなくても変わらないものもあります。それでも資格取得を目指す意味は何でしょう?

まず、他人から認めてもらうため(自分一人で学んでいると言っても他人からすれば、どのレベルなのか計り知れないので他人が判断する目安になる)、自分の学びの判断のため(いくら学んでみても、どのくらい学ぶのかキリがありません。自分で階段を一歩一歩上がっているんだと実感するために目に見えるもので進歩を実感する)などありますが、一番大きな効果は、達成感を実感できるということではないでしょうか?

人生で最も幸せな感覚は達成感をいかに体験できるか。ということだとする説があります。成功者の多くがこう語っています。ですから苦労したあと何かを達成するというのは、直接幸福感につながるのです。苦労が大きければ大きいほど、辛ければ辛いほど、後にくる達成感(幸福感)は大きいのです。

ですから、資格取得を目指す人は、それを知っているのか知らぬのか自然に幸福感を求めているということになります。今の苦労は後の幸せですね。

相続税簡易判定シート

平成27年から相続税が増税になったことは、有名なので知っている方も多いと思います。ですが、最近、相続税がかからないのに相談してくる事例も多いです。最近国税庁から相続税簡易判定シートが出されました。ここに必要な事項を入力すると簡易版でありますが(厳密な計算はできません)、相続税が発生するのか否かが分かるようになっています。心配な方は一度やってみるといいかもしれません。おためしあれ。

簡易判定シード
https://www.nta.go.jp/souzoku-tokushu/souzok-kanihanteih27.pdf#search=’%E7%9B%B8%E7%B6%9A%E7%A8%8E%E7%B0%A1%E6%98%93%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88′

医療法人が中小企業再生支援の対象になります

中小企業には様々な支援がされています。今まで医療法人は小規模であっても商法上の法人でないため、中小企業という概念の中に入らず、様々な不遇を受けていました。この度、中小企業再生支援協議会事業が対象とする中小企業者に「従業員数300人以下の医療法人」も含まれることになりました。

中小企業再生支援協議会は主に財務上の問題を抱えている中小企業の医業再生を支援しています。再生手法としては、相談対応であったり、借入金の返済期間を猶予するリスケジュールであったり、債権放棄であったり、債務の借換であったりします。資金繰りに困っている医療法人は一度相談してみるのもいいと思います。

詳しくは中小企業庁のホームページをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/

風に立つライオン

大学病院に勤務する医師の航一郎が、ケニアの研究施設に派遣されていた時に、1ヶ月間、戦場である現地の赤十字病院の派遣要請を受け戦場で負傷した人たちの手当や手術に追われます。戦場では、子供が怯えて戦場から逃げ出さないように麻薬を打たれ戦士として戦わされています。派遣先から戻った後も、その1ヶ月のことが忘れられず、転籍を希望して自ら戦地の医師となります。

日本には、同じ医師である貴子という恋人がいます。ケニアに行く際に貴子も一緒に来てくれないか。と誘います。貴子も一緒についていこうとしますが、貴子の家はもともと小さな町で診療所を営んでいて医師であるお父さんが体調を崩した時だったので、貴子は日本に残ることを選択します。結局この二人は結ばれません。お互いに好きなのに、かけがえのない人と思っているのに環境とかタイミングとかそういうものが合わないのです。切ない気持ちになりました。

先月観た映画「アメリカン・スナイパー」のクリスもそうでしたが、航一郎も再び戦場に戻ります。自分が戦場で役に立つことを知っているのです。クリスと航一郎も結局亡くなってしまいます。

印象に残ったシーンを2つ紹介します。1つ目は予告編などにも流れているので有名ですが、心も身体も傷ついた少年兵が航一郎に言います。「僕は医者になれるか?」「なれるさ」「僕が医者になることなんでできるはずがない。だって僕は人を9人も殺したんだ」この時点で少年は泣いています。航一郎は言います。「だったら、一生かけて10人の命を救うんだ。その為に未来はあるんだよ。」

航一郎は夜中や早朝に外で空に向かって「頑張れー。頑張れー。頑張れー。」と叫んでいることがあります。何人かの人はこの声を聞いています。戦場の派遣先からケニアの研究所に戻る日に和歌子(現地で働く日本人看護師)が言います。「私には頑張れって言ってくれないんですか?」航一郎は言います。「頑張れは他人に言う言葉じゃない。自分に言っているんだ。」この言葉には衝撃を覚えました。本当に頑張っている人は周りの人に頑張れなんて言わないのです。ただ、自分が折れそうになった時、迷いが生じそうになった時、自分に頑張れって言うんですね。