マイナポータル連携

確定申告で今年から新たに生命保険契約等の支払調書・年金の支払調書や損害保険契約等の満期返戻金等の支払調書・年金の支払調書やふるさと納税以外の寄付金(特定非営利活動法人、国連、UNHCR協会、国境なき医師団、日本ユニセフ協会)などがマイナポータル連携の対象になりました。友人に確定申告楽になった?と聞かれましたが、このマイナポータル連携については全く楽になりません。これは自分の確定申告を自分でする場合には有効ですが、税理士が他の者のマイナポータルを連携はできないので全く役に立たないというのが本音です。

確定申告が簡単なお客様については国税庁の確定申告コーナーからご自分で作成することを推奨していますが、お客様もマイナポータル連携を保険料控除等でやろうと思ったがかなり面倒で途中でやめてしまったということでした。国税庁の確定申告作成コーナーは使いやすいですが、マイナポータル連携は保険会社毎に手続きしなければならずかなり面倒らしいです。一体どのくらいの人がこの制度を使っているのだろう?と思ってしまう今日この頃です。

バランス理論

バランス理論とは、広告やマーケティング、人間関係の分析など幅広い分野で応用されている理論で、主に社会心理学者ハイダーによって提唱された対人関係の安定性を説明する理論です。人は自分(P)、他者(O)、対象(X)の三者関係において、感情や評価の整合性が取れている「バランスのとれた状態」を好むとされます。例えば、自分が好意を持つ人が同じ対象を好んでいれば関係は安定しますが、自分は好きでも相手がその対象を嫌っている場合、不均衡が生じ不快感を覚えます。この不均衡を解消するために、人はそれを解消しようとする傾向があります。

例えば、自分の意見を変えて相手に合わせる、相手との関係性を見直す、あるいは対象に対する評価を変えるなどの方法が取られます。つまり、人間は無意識のうちに「心理的な整合性」を保とうと行動するのです。つまり、人間関係や価値観は、心理的な一貫性を保つ方向へ自然と調整されるという考え方です。この理論は単純化されたモデルであり、現実の複雑な感情や状況をすべて説明できるわけではありません。それでも、人がなぜ意見を変えたり関係を調整したりするのかを理解する上で、非常に基本的で重要な考え方です。

社会福祉法人経営実務マイスター

来年の大学院の授業で社会福祉法人会計の事をやりたいので調べてみました。社会福祉法人の経営にかんする試験は会計とガバナンスと財務管理があって、会計は入門・会計3級・会計2級・会計1級とあり、経営管理は以前は1科目でしたが、昨年から経営管理とガバナンスに分かれたようです。このトップの3資格を取ると社会福祉法人経営実務マイスターの資格が取れるようです。

トップの3資格とは、会計1級・経営管理・ガバナンスの3資格です。授業のために教材を入手してみたところ、会計は一般会計より勘定科目が長く複雑です。経営管理は管理会計や統計などの分析が中心です。そしてガバナンスは法律です。社会福祉法人は特徴があるので法律も学ぶということでしょう。興味がある方は経営実務マイスターに挑戦するのもいいかもしれません。

早咲きの桜

週末に河津の方に桜を見に行きました。2月14日15日21日22日は「特急みなみの桜河津桜大宮号」という臨時電車が走っていて池袋から乗り換えなしで行くことができます。行きも帰りも満席でした。そして週末は天気も良く、桜も満開に近く良いお花見日和だったのでとても幸せな気持ちになりました。人が多すぎで人がいない写真はこの1枚しか撮れませんでした。そこまで素敵な写真ではなかったけど現物は最高でした。

屋台も多く人力車も走っていてそれでいて、桜の下にゴザを敷いて宴会している人は皆無の東京のお花見とはまた違った雰囲気でした。みなみの桜も河津桜も川岸に沿って桜が植えてあってそもそもゴザを敷くスペースはありませんし、皆、歩きながら青い空とピンクの桜を見て、たまには花より団子で何かを買って食べるという感じでした。東京の花見のように大人数でお酒を飲みながらというものではなく少人数で歩きながらという花見はまた格別でした。

確定申告が始まりザワザワした気持ちでしたが一瞬ほっとした瞬間でした。春は確実に近づいています。春に向かって仕事も頑張ります。

医療機関の経営状況を比較

厚生労働省保険局医療課によると医療法人経営情報データベースで集計した病院の経営状況は2023年に比し、2024年は医業利益率、経常利益率いずれにしても減少しています。当事務所の顧問先様も病院経営を行っている法人様も全て、マイナスになっています。一般病棟は収益の増加以上に費用が増加して、療養型病棟と精神科病院は収益が減少した上に費用が増加したことでかなりの赤字となっています。費用は特に給与費と材料費、そして光熱費などの増加です。

クリニックは赤字ではないですが、利益率は減っています。医業利益率は7.9%から4.5%へ減少し、経常利益率も9.8%から5.8%へ減少しています。これは入院施設の無いクリニックでの指標ですが、入院施設があるクリニックはもっと厳しい状況です。最近不合理に思う事が多いです。人のために真面目に患者と向き合っている医師が勤務する医療機関が財務的に厳しく、こう言っては何ですが、美容クリニックや審美歯科などが儲かっています。そして医師そのものもそういった診療科目に流れています。何ともやるせなく悔しい思いになります。

医療制度の改革が必要だと感じます。特に病院は早く診療報酬改定で増額改定にならないとさらに潰れる病院が出てくるのではないかと思われます。

クスノキの番人

東野圭吾氏の小説を映画化したものです。小説は以前読んでいて、2020年7月26日のブログに感想を書いています。祈念と受念は祈念者と血が繋がっていない受念者は受け取ることができません。また、血がつながっているだけでなく、多少の思い出も必要です。こちらは実写ではなくアニメの映画ですが、小説では想像に過ぎなかったクスノキの持つ神秘的な映像なども感じることができます。

映画館でみると「クスノキの裏技」という短編小説も入場者特典としていただけました。それは祈念者と受念者が血がつながっている事と思い出がある事が要件ですが、例えば受念者が胎児などだった場合、思い出はほぼありません。その場合の受念に関する裏技が書いてありました。映画だけでなくその続きの小説が付くなんて・・・1回で2度おいしいというお得な映画でした。

花屋が言うことには

地政学の本3連ちゃんですっかり心を病んでしまったので、ぱっと癒しの小説を読みたい、能天気な小説で中和したいと思って読み始めました。はじめはありふれた日常に平和だなという感じで読んでいましたが、植物及び花好きな私は特にこの本にハマってしまいました。日本の節句は5つあって、1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日です。皆さん何個知っていましたか?3月は桃の節句でしょ。5月は端午の節句。7月は七夕の節句。1月は七草の節句(七草かゆを食べますよね)です。では9月9日は?知らない人も多いと思います。重陽の節句(菊の節句)です。この本では重陽の節句のことについて事細やかに書かれています。主人公がきくこ(紀久子)という菊に関する名前というのも相まって良い話でした。

その他にも私が今育てているクリスマスローズの話もあり、クリスマスローズの花と思われている部分は実はがくであり、だから花が散ってもがくが存在するから花がいつまでも咲いているように見えるとか、3月8日はミモザの日(これは知っていましたが、国際女性デーです)だったり、5月1日はスズランの日(これは知らなかった)など、花に関する情報も盛り沢山で地政学ですっかり沈んでしまった心を癒してくれる最高の本でした。癒されたい+花の知識を得たい人に最高の良本です。

暦の上では今日は立春です。まだまだ寒い日が続きますが、これから少しずつ小さな春を感じながら過ごせて行けたらと思っています。