今月は忙しく映画が観れないまま月日は流れこのままではブログが書けない!ということで焦って観てきました。この作品はゴッホ展を観たときから気になっていて是非観たいと思っていた作品です。映画自体も1時間50分と短いので忙しい今の時期にはピッタリでした。
この映画は実際にゴッホが書いた人物や風景がモチーフになっていて総勢100人以上の画家が作った作品です。動く絵画のような作品なので実際にゴッホが描いた人物が多数出てきます。テーマはゴッホの死因です。ゴッホは37歳の時に自殺したということになっていますが、腹を拳銃で撃った。普通自殺しようとするなら腹は打たない。自分で腹を撃つと近すぎて貫通するのに弾丸は体内に残った。そもそも向きが不自然など本当に自殺なのか?という謎の死です。
ピカソなどは生前中に絵が売れてやりたい放題で死んでいきましたが、ゴッホは生前に売れた絵は1枚で貧困にあえいでいたようです。もう少し長く生きていたら日を浴びる機会もあったかと思うのですが、ゴッホの生活を支えていた弟もゴッホの死後あとを追うように死去したこともあり、何となく寂しい思いが残る映画でした。