ワイルド・スピード ジェットブレイク

ワイルドスピードシリーズはいつも観ています。週末に観て来ました。何だかどんどんスケールが大きくなっているような気がします。今回の主人公はドミニクです。そしてドミニクの妹のミアやヘレン・ミレン演じるマグダレーンも出てきてテンション上がりました。ミアの夫であるブライアンの話が出てきたときは、映画の中では彼はまだ生きていて子供の世話をしているんだなぁとちょっとセンチメンタルな気分になったりしました。ブライアンが出ない代わりに、レティやミアの登場で私の心も満足でした。

ドミニク・レティ・ミア・ローマン・テズ・ハンのチームの凄いところはいざという時の以心伝心。ピンチをむかえた時、目だけで合図します。まさしく仲間を100%信じて行動します。仲間を救うためなら皆命がけ。そしてみんな強い。今回はドミニクの弟ジェイコブも出てきて仲良かった子供時代、確執が生じた父の死など過去の場面も多く出てきます。兄弟で戦うシーンも多数・・・でも最後に和解?します。良かった~ただ、最後の終わり方がちょっと気になりました。頼むからハンは最後まで良い人でいてね。

ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~

1994年のリレハンメルオリンピックでのスキージャンプ団体戦で日本は金メダルまであと一歩のところまで来ていましたが、最後にエースの原田選手のジャンプが失敗して惜しくも銀メダルでした。次こそは金メダル!を目標にして各選手は頑張っていました。4年後1998年の長野冬季オリンピックでの選手選考会で前回リレハンメルオリンピックで一番飛んだ西方選手がオリンピックまであと652日というところで着地の転倒で怪我をしてしまいます。何としても長野オリンピックに出たいと願う西方選手は長野オリンピックまであと27日というところで長かったリハビリを終えて大会に出場し優勝します。でも日本代表選手8人に選ばれませんでした。前回のオリンピックでジャンプを失敗した原田選手は選ばれています。

原田のせいで銀メダルになったのに何故あいつが選手で俺は選ばれなかったのだと憤ります。その時、西方選手にオリンピックでのテストジャンパーをやらないかという誘いがきます。初めは裏方の仕事なんてまっぴらごめんと思っていたのですが、結局は受けます。そこには足のケガで代表落ちした選手、女子高校生のジャンパー、聴覚障害を持つジャンパーなど25人がいます。いやいや参加していた西方選手ですが、聴覚障害を持つまっすぐな夢を持つ選手や、女性にスキージャンプの種目が無かった時代にテストジャンパーをやる事が女性がオリンピックで飛ぶ唯一の方法と夢を語る女子高生などに触れる事により西方選手の気持ちも少しずつ変わってきます。

オリンピック当日、西方選手は複雑な思いでジャンプ台を見守っていました。天候は悪化し視界が最悪の状態で原田選手が飛びます。またしても失敗。日本は団体4位になってしまいます。ジャンプは2回飛べるのですが、天候悪化のためここで終わらせるか(日本は4位のまま)2回目もやるかという審判が行われます。そこでテストジャンパー25人全員が無事に飛べたら競技を再開することになります。テストジャンパーにとっても危険なジャンプです。コーチは未来ある選手を危険な目に遭わせられないと断りますが、テストジャンパーたちは飛びますと言います。その後どうなったかは皆さまご存知の通り。長野オリンピックの金メダルは選手だけでなくこんな裏方に支えられてみんなで取った金メダルでした。暑い時期に冬のオリンピックの話もクールで熱くて良かったです。

HOKUSAI

久々に映画を観てきました。北斎の青年期から晩年期を描いた作品です。北斎については以前、六本木ヒルズで新・北斎展をやっていて観に行きました(その時のブログがこちら→http://hy-tax.com/blog/?p=2802)今回は映画なのでちょっと違う角度から北斎を観ることができました。美人画で有名な歌麿や歌舞伎絵で有名な写楽が売れているときも、北斎はくすぶっていました。それでも挿絵などをしていて生計を立てていました。北斎が生きていた江戸時代は小説や絵などは風紀を乱すものとされ、特に歌麿などは捕まったり絵が役人によって焼かれたりしていました。

絵師はなぜみんなが喜ぶものを描くことがダメなのか理解できず、いつか絵が世の中を変えるであろうと期待して生活しています。北斎の映画の中での主な仕事は小説に挿絵をする絵師で、物語を書く人と絵を書く人でタックを組んで仕事をしているという感じでした。北斎が70歳の時、脳卒中で倒れて命は助かったものの右半身に麻痺が出て、絵が描けなくなり旅に出ます。山々などを歩くうち目に留まったものを動かない手で書いているうちにリハビリになったのか麻痺は治ったようでした。

その旅に出た時の経験から書いたのが有名な富嶽三十六景です。何と私たちが知っている有名な絵は70歳過ぎてからの作品なのです。歌麿も写楽も50代で亡くなっている時代に90歳まで生きました。そして作品は年を追うごとに極めていきます。凄い人です。平日夜の映画館は空いていました。私が見た日はレディースディだったにもかかわらず、10人しか居ませんでした。まぁ少ない方が安心ですが、映画館の経営が心配になります。久々に映画を観てやはり映画っていいなとつくづく思いました。

映画が観られない!

御存じ只今映画館は閉まっています。このブログは今やっている映画を映画館で観た感想を書いています。ですからとてもピンチです。どこの映画館も5月31日まで閉まっているので諦めるしかありません。昨年の今頃も同じような状態でしたが、その時は新国立劇場で巣ごもりシアターを期間限定WEB公開してくれていたので、それを観て感想を書きました。今回もその作戦で行こうと思っていましたが、昨年の6月11日に終了し、その後はやっていないのです。

ピンチです!ブログ始まって以来、このカテゴリーが書けないという局面です。なので今回は何故私が映画館で映画を観るのか?という理由を書いてみたいと思います。私の友人には映画館には全く行かないという人が沢山います。行っても年に2~3回程度という人が多いです。ところが私は毎月行きますし、少なくとも年25本多いと年50本近く映画を観ます。それも80%以上一人で観ます。あまり行かない人に言わせると最近では映画館で放映後すぐにDVDが出るし家で観ることができるからと言っていました。

うちにはDVDデッキがありませんし、所謂テレビ番組の録画ができるものもありません。録画とかしてしまうと何故か観ないと行けないという義務感が生じでストレスになるからです。また、映画館で観るとそれに集中できるし、暗闇で大きな画面で観ると本当にその世界に入っていけるのです。家では気が散って集中して作品を観ることができないというのも理由です。あーやっぱり映画館で映画を観るのが好きですね。平日の夜1人で観るのが好きです。それがストレス解消にも繋がっています。

騙し絵の牙

騙し絵という題名が付けられていたので、コンフィデンスマンJP的な映画だと思って観に行きました。観客は15人いました。コンフィデンスマンJPシリーズはまんまと騙される映画ですが、この映画はそういったものではありませんでした。出版業界の話で、紙の媒体が売れなくなってきて今後どう戦うか?どう変わっていくか?という事が描かれています。変化の時というのは必ずそれに賛同するものと反対するものが現れます。いつの時代もそうです。そして昔より今の方が時間の流れが早くなっています。3年前の斬新なアイディアはもう古いのです。

この映画は騙した騙されたというより時代の流れにどう対応するのが適切かという感じ。今大河ドラマで「青天を衝け」をやっていますが、渋沢栄一氏が生きた時代は激変の時代です。生まれてから亡くなるまでとても激変した時代に生きた人なのです。実は今、それと同じような事が起きようとしているのではないか?というかもう始まっているのではないか?私は今後どのように生きるのか?何を選択すべきか?そんなことを感じた映画でした。

太陽は動かない

週末に「太陽は動かない」を観てきました。まだ始まったばかりの映画なので以前に比べるとまだまだですが、まぁまぁ人は居ました。藤原竜也氏と竹内涼真氏が出ています。私は藤原竜也氏の演技には以前から一目置いているので、当然ながら観てきました。藤原竜也氏はかっこいい役も、情けない役も、弱弱しい役も、情熱的な役もこなせるマルチな俳優ですが、今回はかっこいい役でした。始まったばかりなのでネタバレはどうかと思いますのでネタバレしない程度に感想を言おうと思います。

これ日本映画なの?これが感想です。内容はミッションインポッシブルのような、007シリーズのような今まで日本映画ではあまり見なかったハードアクション映画です。とてもハラハラするし、これ演じている方は大変だろうなぁと思いました。また、日本映画独特の何も言わない感情みたいなものも伝わってきて、藤原竜也氏が演じる鷹野が竹内涼真氏が演じる田岡を命がけで救い出すシーンは、4歳の時に救えなかった自分の弟に対し、今度は絶対救ってやると田岡に自分の弟を投影している感じがしました。

竹内涼真氏も強いだけではなく、人間の弱い部分もあからさまに言うところなど、とても弟気質で人間情緒が溢れていて良かったです。竹内涼真氏はすぐ泣くけど人間らしくて強い役がぴったりですね。鷹野は感情を表に出さず黙々と仕事をこなす。でも決して情熱がないわけではなく、むしろ内なるエネルギー負けない力みたいなものは人一倍備わっている人物です。反対に田岡は弟気質で感情を表に出しますし、不平や不満なども隠しませんが、それでも鷹野を信用していて共に戦おうと誓います。この性格の違いがナイスコンビを生み出しているのだと思いました。楽しめる映画でした。

ファーストラブ

映画「ファーストラブ」を観ました。題名をみると恋愛映画かと思うかもしれませんが全然違います。公式サイトを見ると分かりますが、直木賞受賞ベストセラーサスペンスです。観た時の感想は何と心をえぐられる映画なんだということ。ただ、男性には全く分からないだろうなとも思いました。そして作者は絶対女性だ!と確信しました。後で調べたところ、やはり島本理生氏で女性でした。

まだ、始まったばかりの映画で感想もそれほどないですが、男性と女性では感想は雲泥の差だろうと思います。男性には分からないし、女性には(全員ではありませんが)とても心の奥深くに食い込んでくる映画です。しかもあまり直視できないできれば触れたくない感情にグサグサ入ってきます。

この映画は平日の夜観ましたが、やはり鬼滅の刃の時と違ってガラガラでした。私の列には2人しかいませんでした。1人で観に来ている人が多かったです。主人公の旦那さんに救われたこと。そして、映画ラストの方で殺人を犯したとされた彼女が前向きになれたシーンが救いでした。

えんとつ町のプぺル

話題の映画「えんとつ町のプペル」を観に行きました。これはキングコングの西野亮廣氏が作った絵本から有名になったものですが、絵本と映画では少し内容が違います。大きな流れは同じですが、絵も少し違います。主人公ルビッチ及びゴミ人間プぺルの絵は絵本より映画の方が万人受けする感じに仕上がっています。また、最後に星を見るのですが、その行程も映画の方がより劇場的でダイナミックな仕上がりになっています。

絵本と映画を両方観ると、少し違っている点なども味わえてより面白いかと思います。これが受けるのも今の時代だからかなぁと思います。もくもくの煙だらけの世界から青空が見えて星が見える世界へ。「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」それがテーマになっている本ですが、ゴミ人間のプぺルという仲間が居たからこそ達成できたのです。

絵本の中の世界ですが、煙がモクモクしていて青い空も澄んだ星も見られない世界なんて嫌ですよね。それよりは今の現実の方が良いのでしょうか。見えなくてもコロナはこの絵本の煙にも似ています。早く青空と綺麗な星が見られますように。

2020年 映画鑑賞

12月のカテゴリー映画では私が今年観た映画ベスト3を発表しています。今年はここ20年間で一番映画を観られなかった年でした。毎年25本~50本近く映画を観るのですが、なんと今年は19本!しかもコロナが蔓延した4月5月そして11月12月は観ませんでした。映画を観なかった月というのも無かっただけに異例の年でした。少ない映画鑑賞の中でも心に残ったBEST3を発表します。

1位:鬼滅の刃 無限列車編
この映画の感想は2020年11月1日の感想に書いています。何も知識がないままに観に行ったのですが、観に行った後も内容が気になってしまい、色々調べてしまった映画です。興行収入も塗り替えられとうとう千と千尋の神隠しを抜いて1位になってしまいました!この映画がここまで売れた理由はコロナの影響もあったのかな?と思います。鬼とコロナって似ていませんか?人間は何にも脅かされず生きてきました。ところがコロナが出てから最強でなくなった。鬼に立ち向かう人間の姿にコロナに立ち向かう人間の魂がリンクしたのかなとも思います。

2位:コンフィデンスマンJPプリンセス編
この映画は感想を書いていませんでしたね。コンフィデンスマンシリーズは何度か観ていますが、予想を裏切らない前回同様の裏の裏をいく映画でした。ところがこの映画を2位にしたのは、竹内結子氏と三浦春馬氏が出演していたからです。心に残ったBEST3ということでこの映画を観ておいて良かったと後から思ったのです。私が映画を観たのは三浦春馬氏が亡くなってすぐでまだ竹内結子氏は生きていました。本当に二人は自殺したのでしょうか?自殺と見せかけた他殺ではないのでしょうか?そう思わずにはいられないくらい2人の死は衝撃的でした。そういう意味で心に残った映画です。

3位:三島由紀夫VS東大全共闘
この映画の感想も書いていませんね。三島由紀夫氏が東京大学で討論会をした時の様子が描かれています。描かれているといっても俳優が役をやったわけではなく、三島由紀夫氏本人が東大に乗り込み1000人を超える東大生対1人の討論会の様子を放映したものです。凄まじい生のエネルギーを感じます。昔はこういった日本の政治というものを真剣に考える政治家でない人が沢山いました。これは観ておいた方が良いという意味で3位にしました。

今年の映画の特徴は混沌とした状況下というのがテーマだったような気がします。来年も映画を観たいと思います。良いお年を・・・

鬼滅の刃

鬼滅の刃については漫画を読んだことはなく、テーマ曲を知っている程度でしたが、あまりにもヒットしているので映画だけでも観てみようと思い観ました。まず驚いたことは映画館が久しぶりに混んでいたことです。そして平日18時過ぎに開始、終わるのが20時過ぎなのに小学生くらいの子供が居た事です。最近映画館で映画を観ると1つの映画で5人とかしか見ていないということを体験し続けていたのでこれにはびっくりしました。

内容的には家族愛に溢れた映画でした。ただ、描写がかなりグロテスクなシーンがあるのでこれ小学生には刺激が強くないのかな?と思いました。血だらけなシーンとか自決するシーンとか・・・何が流行るか分からない世の中です。ただ、熱い情熱みたいなものも強く感じる映画でした。

一言で言うと家族愛と熱い情熱というところでしょうか。私のMBAの指導教授はタカラトミーのCFOをやっていましたが「おもちゃというのは何が流行るか分からないんだよ」とよく言っていました。流行ると思っても流行らなかったり、流行らないだろうなーと思っていても意外と流行ったり・・・そんな言葉を思い出しました。