今回はITパスポートの試験日当日の話をしたいと思います。試験1週間前に38.7℃の高熱を出し、その後薬で薬疹が出て薬を止めていました。皮膚科でアレルギーの薬を飲み薬疹がなくなるのを待っていた時期でした。風邪薬が飲めないので体調は万全ではありません。皮膚科の先生に日曜日に大事な試験があるのだがアレルギーの薬を飲んで臨んでも大丈夫か伺ったところ、前の日の夜と当日朝はアレルギーの薬を飲まない方が良いということで体中のボツボツも治らないまま試験に臨みました。まぁ、熱さえなければボツボツでも声がおっさんでも試験は受けられます。当日の作戦としては、まず、見たことのないものは飛ばす。長文は飛ばす。そして計算も飛ばすというものです。試験始まって早々5問連続くらい飛ばし焦りました。大丈夫か?私・・・それで飛ばしたものも含め1時間で100問に到達。
うーん。あと1時間で全部できるか?と思いましたが、今度は飛ばしたものを1問1問じっくり読みます。ITパスポートの試験は4択なのですが、下記の中から該当するものをすべて選びなさい。のような問題が多くて苦労しました。これは合っているこれは違っているというのを4つの選択肢もじっくり読まないと間違えてしまいます。おぉやられたぞ!と思いながら慎重に読みます。また、聞いたことのない語句も出てきて面喰います。過去問にも一度も出ていてないぞ。シラバス6.2に対応したYoutubeにもなかったぞ。なんじゃそりゃ。でも問題を読んで答えの4択を見て分かりました。4択のうち3択は知っています。明らかに問題文のものではありません。そこで知らない1択を選びました。これは多分シラバス6.2の新しい語句です。それも選択肢を確認することで解けました。2回転目でも時間がかかりそうな計算問題はさらに飛ばします。2回転目が終わり残り20分。
あとは計算問題とアルゴリズム問題だけです。私は財務の問題は得意です。4月に受けたときは財務の計算問題はすべて合っていたと思います。ところが今回は一筋縄ではいきません。なぜか複雑に謎解きのような問題になっています。しかも電卓がないので計算ももどかしい。前回楽に解けたから難しくしているのか?と思いました。アルゴリズムはもともと苦手でしたが、問題文をよく読んで1つの問題は2択の掛け合わせのような回答だったので2択から1つ選び、さらにもう1つ2択から選んでその掛け合わせを答えにしました。もう一つのアルゴリズムは完全4択だったので消去法で選択しました。結局合っていたのが合っていなかったのかは合格した今も分かりません。
試験を受けた感想はまず、知らない問題が多くて最初に精神的ダメージを浴びせられます。4月からシラバス6.2に対応した試験問題になっているので見たことがない問題が出ても不思議ではありません。それで落ちたかと思わせておいて、でもじっくり読むと選択肢のうち3つは知っているはずです。それが答えじゃないと確信できるなら解答できます。これはシラバス6.2の新しい試験範囲だと理解できれば怖くありません。こうやって私は試験を乗り切りました。過去問をやっていても思ったのはシラバス6になってから急に試験が難しくなったような気がします。特にシラバス6.2が出た過去問はないので知らない語句が沢山出てきて精神的ダメージを食らわせてきます。でも、その時、これは先方の作戦だと思い、冷静に選択肢を見ると何と1つ以外の語句は知っているじゃないか!しかも問題文のものでは明らかに違うと分かり道が開けてきます。ITパスポートを受ける方は参考にして下さい。