毎年、12月は今年観た映画ベスト3を発表していましたが、今年は何と過去最低の15本しか観なかったのでベスト3を選べるほどの分母を持っておりません。従って映画より読んでいる本(実務書を除く)のBEST3を発表します。これは私が1年で読んだ本からなので世の中には素晴らしい本が沢山あることを付け加えて申し上げます。
1位:成瀬は天下を取りにいく・・・これは続編の成瀬は信じた道をいくまで読んでしまった今年読んだ本のお気に入りです。女の子が主人公なのもよく、空気を読まないながらもわが道を行く成瀬あかりに憧れの感情まで湧きました。成瀬のように生きたいと思った作品でした。
2位:デンマーク人はなぜ4時に帰って成果をだせるのか・・・これは理想の働き方を描いた作品でした。ジェンダーギャップもなく日本もこうなったらもっと女性も子供を産むという選択をするかと思います。日本もこんな風になってほしいと思いました。
3位:終わった人・・・3位は犬がいた季節や神時間力や水車小屋のネネと迷いましたが年末まで心に残っているのはこの作品でした。私は自由業なので仕事を辞める時期を自分で決められます。でもサラリーマンは気力や能力があっても強制的に辞めさせられます。その何とも言えない哀愁の中頑張る主人公を応援したくなる本でした。
テレビもですが、映画も最近あまり面白そうな映画をやらなくなりました。ですから来年の映画を観る本数も低迷すると予測されます。従って来年も読書感想になるかと思います。読書は自分の内面を開放し、様々な考えに出会える最大の機会だと思います。最近本を読まない人が多くなっていると聞きますが、本は読まないとその楽しさを理解できません。来年は本を読んでみませんか?