謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

恒例の着物を着ての初詣行ってきました。今年のお正月は極寒だったり暖かかったり、朝と昼間の気温差が激しかったですね。初詣の日は晴れていて風もなく穏やかな日でした。

おみくじを引きました。結果は「吉」でした。願望(思いが強ければかないます。)仕事(判断力が大事です。)恋愛(猜疑心は捨てましょう。)勝負(劣勢でもあきらめないこと。)健康(頭痛には早めに対処して。)旅行(一人旅で感動との出逢い。)うん。全体的にまぁまぁですね。

特に気になったのは旅行運。一人旅ですか。仕事の出張ではほとんど一人旅ですが、プライベートで一人旅したこと実はないのです。今年はチャレンジしてみようと思います。

税理士会法対策部

私は東京税理士会豊島支部の法対策部に所属しています。毎月会議がありこれからの税制の在り方の検討や議論をしているのですが、先日韓国の税制で消費税のインボイス制度についてのお話を聞く機会に恵まれました。実は税理士会の中でも豊島支部は全国で1番、台湾インボイスそして韓国インボイスに精通しているのです。豊島支部は独自に韓国と台湾にコネクションを持っており毎年豊島支部として台湾や韓国に訪問し研究を重ねています。これだけ台湾や韓国と交流がある支部は他にありません。

たまたま豊島支部に所属していて、そしてたまたま法対策部に所属していたからこそ有意義な話を聞くことができました。日本は韓国のインボイス(消費税)を参考にして日本にインボイス制度を導入しようとしているらしいです。インボイスについては、先日11月6日のブログでも書きましたが、一番の問題は個人に対するものです。台湾は課税漏れを無くすために個人に宝くじを発行させることで申告を促しました。韓国はクレジット会社にマージンを払って情報を入手しかつ、個人はそれを申告することにより税額控除を受けられるというメリットを享受することにより申告漏れを抑止しています。

最近、安倍首相が消費税10%に上げるに際し、クレジットで購入すれば2%還元するということを発表しました。2%上げて2%還元って何の意味があるんだ?と思った人もいたかと思いますが、これって消費税インボイスを始める前段階の準備ですよ。つまりクレジット購入や電子マネーなどを使う事で将来のインボイスに備えた布石を踏んでいるのです。テレビや情報誌で全く流れていない情報ですが、そういう事なのです。あぁ怖っ。

台湾インボイス

東京税理士会豊島支部では、台湾との交流が20年以上あります。先日毎年台湾を訪れる豊島支部の税理士の先輩が台湾のインボイス制度について講演されました。その感想原稿が東京税理士会豊島支部の会報に載りました。その記事がこちら↓

台湾は日本より税務に関してはかなり進んでいます。詳しくは記事に書きましたが、日本も将来こうなるのでしょうか?未来のヒントになるようなお話でした。

日税連と税理士会の事業承継支援施策について

最近やたら事業承継税制のブログを書いていますが、何だかんだ言って結局事業承継する人がいなかった場合はどうなるのでしょうか?潰すには勿体ない中小企業は沢山あります。そのような時、活用されるのがM&Aです。つまり会社を売るのです。潰すくらいなら誰かに売った方が、売る側も買う側も従業員にもそして国にもメリットがあります。

さて、売ると決めても買い手はどうやって探すのか?あまり周りには知られずにでも確実に売るにはどうしたら?その辺がM&Aの1番大変なところです。民間のM&A会社もありますが、手数料が最低でも1,000万円位かかり採算面から考慮すると小規模な企業には向きません。それらに考慮し、日本税理士会連合会は全国の税理士ネットワークを利用して「担い手ナビ」を構築しました。

こちらは税理士でないと登録できないので内容は極秘で行われます(税理士には守秘義務があります)全国に対応していて、売りたい企業の登録(会社名以外の情報を登録)し、全国の税理士の顧問先で買いたいという企業がいたらお互いの税理士同志で話を進めるというものです。こちらは今月よりスタートしました。M&Aをしたい法人がありましたら是非顧問税理士にご相談下さい。

資格の変革

私は税理士会豊島支部の法対策部に所属しているので、様々な情報が早く入ってきて検討などをする機会に恵まれるのですが、同時に他の部からのアンケートに答える機会などもあります。先日、広報の方から税理士試験受験者が減っている理由は何だと思うか?のようなアンケートが来て、選択の部分に税理士試験が難しすぎるからのような解答がありました。そりゃ税理士資格を5科目とも試験合格するには途方もないエネルギーと根性を要しますが、本質的な部分はそれではないと思います。

ずばり、資格に将来性を感じないから・・・だと思います。士業と呼ばれる仕事は一昔前は花形でしたが、今や人数が多くなり価格下落がおこっています。インターネットによってある程度の情報は得られるし、無料相談を行う事業所も増えました。昔は顧問料などを見ても従業員の一員のような顧問料で社員旅行などにも同行し、忘年会にも同行するという時代でしたが、今はそうではありません。

どんなに難しい試験でも職業が魅力的なら挑戦者は減らないはずです。ただ、電子申告が進む今の時代に税務申告や会計代行を行う仕事では魅力を感じられないのは当然です。AIの能力には勝てないのですから・・・ですからもっと税理士がやるべき仕事を変革していく必要があると思います。会計入力や税務申告だけしている税理士ではダメです。もっと経営そのものに参画していくべきなのです。会社にとってかゆいところに手が届くそんな存在を目指す時が来たと思います。

税理士試験お疲れ様でした!

毎年、真夏の暑い日、税理士試験は行われます。今年はいかがだったでしょうか?終わってから夏を満喫できたでしょうか?税理士業界は冬に忙しく比較的夏は暇なので勤務している受験者も休みやすい頃だと思います。

さて、暇な時期なにをしているかと申しますと、執筆やセミナーなどをしています。セミナーをお引き受けするのは6月から10月と決めているので、今の時期に集中します。8月に1回、9月に2日、10月に2日あるのでこの位のペースが一番良いですね。

一時涼しくなり秋の訪れかと思いましたがまだまだ夏のようです。今年は日本に上陸する台風が多くて大変ですが、なんとか夏を乗り切りましょう。

暑い税理士試験

今月は本来は暇なはずなのに急ぎの仕事が何件か入り、ブログが書けず、読者の皆様にはご心配おかけしました。下旬になってから毎日のようにバタバタと書いています。

税理士の仕事とはそんなものです。急な仕事が突然降ってくることもあります(まぁ仕事があるのは有難いです)さて、税理士試験本番まで今日で1週間前ですね。今年は毎日のように最高気温が過去最高!という報道がされ救急搬送される人も毎日3000人を超え死者も出るというという酷暑が続きました。

辛くても暑くてもあと1週間です。受験生の皆様は、気温の暑さよりも税理士試験にかける熱い情熱で立ち向かっていってください。陰ながら応援しています。

税務関係知識上書き

ご存知、税金は毎年改正があります。何とか付いていっていますが、こんな事いつまで続けられるのだろうか?と不安になることがあります。税理士会でも毎年税制改正のセミナーがあって、昨年から税理士会でも1年間の研修を36時間以上受講するのが義務になり、昨日さっそく税制改正のセミナーに行ってきました。そこに行くとどう考えても私より年上のお兄様、お姉様方が沢山いて、私なんてまだまだだ!と勇気を貰えます。

ところで最近の税制は特徴があって、何しろ面倒くさい!2018年3月11日のブログ「認定支援機関のお仕事」にも書きましたが、何しろ1つの優遇や税額控除をしたりするのにやたら手続きを要するのです。税務署だけではなく、財務省や厚生労働省や県や市役所を巻き込んで申請をしなければなりません。申請をして認められれば税額控除や優遇税制が受けられるというそんな感じの税制が多いです。

以前はそのようなことがあった時は業者の証明を貰い、税理士が別表を1枚追加して記載すれば済む程度でした。ところが事前に沢山の書類を書かせたり公の場所に提出して認定を取ったり、1つの優遇を受けるために相当な労力を使う優遇ばかり・・・なんでや?と疑問に思っていました。税理士いじめとしか思えないのですが、そこには国の財源がない!という事実があります。つまり、労力を使った人だけが認められる優遇に代わってきています。助成金ぽい感じです。おかげで決算業務にやたら時間がかかります。何とかしてください(涙)

税理士業は季節労働者?

毎年今の時期になると思います。税理士は季節労働者なのではないか?と・・・5月って税理士にとってとても忙しい月です。なぜなら世の中3月決算がとても多いからです。どこの会計事務所も法人の決算は3月決算が一番多いのではないでしょうか?私の事務所もそうです。しかも3月決算は大きな病院とか売上規模が大きい企業などもあっててんやわんやです。こんな良い季節の今の時期に気持ちはなんか焦っている感じ・・・でも当事務所では昨日、全部の決算が無事終了しました。ほっとして季節と同様さわやかな気持ちになりました。

なぜ季節労働者ではないかと思うのかというと、大体11月くらいから9月決算・年末調整・法定調書・支払報告書・償却資産税の申告と1月くらいばで細かい仕事でバタバタして、2月3月は本格的な確定申告、4月に溜まってしまった残務を処理しながら5月まで3月決算を行います。6月から10月までは比較的暇なので、その間に事務所内の大掃除をしたり、事業計画を立てたり、セミナー講師などをして過ごします。ですから11月~5月までと6月~10月までは全く違う感じです。

当事務所はクリニックの顧問先も多いので、先日今月は暇で単月度赤字になってしまったという理事長とお話したのですが、そんな時こそ職員研修をやったり内部改革や今後の戦略を練ったりするののチャンスです。あまり忙しいと目先のことをこなすのに精一杯で未来のことを考えられなくなるからです。しかも常に忙しいのも肉体的にも精神的にも辛いですしね。忙しい時も暇な時もないよりある方が良いと思います。じっくりと色々考えられるからです。さぁ夏は何をしましょうかね。

保険金受取人の資格

死亡保険金って受取人を指定しますよね。その受取人が本人より先に亡くなっていた場合は、通常、本人が受取人変更の手続きをします。それをせずに本人が亡くなってしまった場合、だれが受取人になるのでしょうか?通常の保険ですと、受取人の相続人が受取人になるようです。(→プルデンシャル生命及び大同生命確認済)被相続人(本人)の相続人ではなく、受取人の相続人ですよ。ただし受取分は法定相続分ではなく頭数で案分です。

ところが先日、簡易生命保険でこのような事例があった時、簡易生命保険に受取人の相続人が手続きしようとしたら簡易生命保険ではそのような場合は受取人不存在となり、遺族制度というのが規定されていました。ですから簡易生命保険契約やかんぽ生命では約款によって遺族制度を規定し、受取人の優先順序が決まっていました。それによるとこんな感じ→簡易生命保険 遺族制度

これ相続の優先順序とは違いますね。かんぽ生命と簡易生命保険制度の独自の制度です。でもこれは画期的な規定ですね。今は色々な生活形態がありますから、例えば一生独身で親もいないという人も多いです。その場合恋人なども受取人として指定できます。でも受取人である恋人が先に亡くなっていたらその恋人の相続人に保険金がいくというのも妙な話ですね。それらのトラブルを避けるためにかんぽ生命および簡易生命保険では遺族制度というのを作ったのですね。勉強になりました。