飛沫防止シート

ここ数ヶ月、顧問先とはできるだけWEB会議で対応していますが、どうしても来たいという顧客もいますので、6月に会議室に飛沫防止シート作ってみました。買ったものは東武百貨店に入っているニトリで120㎝×150㎝厚さ0.3㎜のテーブルクロスのみです。当事務所のお風呂は倉庫なので使いません。お風呂にあった洗濯干す竿(アルミでできている)に透明のビニールテープで120㎝の側面だけ巻き付けて出来上がりです。照明器具の棒の部分にこれまた事務所にあったS字フックを2つひっかけて飛沫防止シートをかけてみました。

照明の下にS字フックを下げたのでシートが照明に当たります。LED照明なので火事になることはありませんが、照明にぶつかることでシートがゆがむので、その脇にテーブルクロスが巻き付けてあった芯の空洞部分にピクチャーレールのピクチャーをつるすためのワイヤー(これも事務所にあったもの)を入れて両端から竿にひっかけました。これで照明とシートが離れて、かつ、ゆがむことなくストレートにシートを下ろすことができました。我ながら良いアイディアだと思いました。

この作業をしていて経営と似ているなと思いました。準備をして作成して実行するまでは良くても実際にやってみると不都合が生じたりします。それをどう改善していくか?それは実際にやってみないと分からないものです。しかもケースバイケースで何が起こるか分かりません。経営もそうですよね。事前準備はばっちりでも実際にやってみると不都合が生じたりします。しかもその不都合は多種多様です。夕暮れ時にこんなものを作りながらこんなことを考えていました。

持続化給付金―実務編②

今、3回目の再再申請中なのでそれがエラーになって戻ってこないとできないので何とも言えないのですが、私が調べた限り(確認したわけではないので確実かどうかは不明です)口座名の注意点は、ポイント1:表紙ページと見開きページのコピーを添付しますが、それがカタカナ表記にした場合要注意です。なかには表紙ページと見開きページが違う場合があります。例えば、表紙ページには代表者名が入っているが見開きページには代表者名が入っていないとか、表紙ページは一般社団法人となっているのに見開きページにはシャダンホウジンとなっているとか、そのような場合、表紙ページではなく、見開きページ通りに入力するのが当たりのようです。

ポイント2:見開きページを見て、シャダンホウジンと入力するのもダメでシヤダンホウジンと入力しなければなりません。この違い分かりますか?1番目はヤが小文字で2番目はヤが大文字です。つまり社団法人をカタカナ半角表記するときは、「しやだんほうじん」と<や>を大文字で打ってからF8を押さなければいけません。ポイント3:通帳の見開きページがカブシキガイシヤ 〇〇〇となっていて株式会社と会社名の間にスペースがあるときは、そのスペースも半角で入力しないとエラーが出ます。

ポイント4:入力文字数は30文字しか入力できないので30文字以上あるときは、入力できるところまで入力すれば良い。ポイント5:濁点も1文字として30文字まで入力する。以上5ポイントに注意して再再再申請しようと思います。とここまで調べたところで、本日夜中の2時すぎにこんなメールが着ました。
ぬぬぬ!軽微なものについては事務局で修正するだと!初めからそうして下さい。ここまで調べたのに朝から脱力しました。きっと苦情が多かったのですね。そりゃそうですよ。半角カタカナだけならまだしも、スペースも半角、濁点も1文字、小さい文字は大文字じゃなきゃダメとかおかしいでしょ。。。コピーを付けているのだからそれで充分なんじゃないかと思います。そこじゃないよ。注意点は・・・申請書に不正がないかとか怪しい団体じゃないかとかそうういうところではないでしょうか。。何だかどっと疲れました。

顛末:上記の事例はある日突然、持続化給付金のお知らせの葉書が届いたそうです。口座を確認したところちゃんと200万円振り込まれていたそうです。結局4回目の挑戦はできずに終わりました。口座名以外のエラーはなしで申請から17日目に入金されました。

雇用調整助成金

前回のブログで持続化給付金のお話をしましたが、それと並んで多くの需要があるのが雇用調整助成金です。持続化給付金は税理士が相談を受ける内容としてはドストライクですが、雇用調整助成金の専門家と言えば本来は社会保険労務士になります。代理申請も社会保険労務士でないとできません。ただ、中小企業は税理士とは顧問契約しているものの社会保険労務士とは顧問契約はしていないということが多く、当事務所の提携社会保険労務士を紹介したくても、社会保険労務士自身今は自分の顧問先のフォローで忙しく臨時契約でやれる余裕がありません。ということで相談する相手と言えば顧問税理士となっています。

雇用調整助成金は少しずつ変わっていてHPのQ&Aも毎日のように更新されています。手続きも以前よりかなり簡素化されました。雇用調整助成金は雇用保険受給者が2人以上いる事業者が対象でしたが、コロナの特例期間(4月~6月)は労働保険加入事業所であれば適用になります。ですからこの期間分はあきらめず挑戦してください。雇用調整助成金は、コロナ期間に仕事が暇もしくは事業所などの都合によりスタッフ(正社員・パートどちらも)を休業させた場合、休業させても休業手当の支払い(通常賃金の60%以上)がある場合、支払いの一部が助成されるものです。

ですから一度働いていないスタッフに賃金の支払いをして後から賃金の一部を助成してもらうという制度ですが、日々変更されていて、事業所が支払わず本人が自身で申請できるといった情報もありますが、その件についてはまだ厚生労働省のホームページには載っていません。そうした場合、給与所得になると思いますが、それは年末調整で調整するのか事業者に報告がされるのか。という発表もされていません。オンライン申請ができる予定でしたが、今オンライン申請は不具合発生で止まっています。日々改正で混乱しているのがホームページを見ても分かります。確かに決めるのは簡単ですが、それを実務に落とし込むのは、システムの問題、法律の問題、手続きの問題、不正が発生しないようにする対処、スピードの問題、税金の問題など様々な問題が生じます。日々ホームページをチェックするしかなさそうです。日々更新されるホームページは以下になります。↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html

在宅ワークのメリットデメリット

スタッフについては先週から在宅ワークが始まっていますが、私は今週から在宅ワークをしています。銀行勤務時代から在宅ワークはしない主義で、どうしても忙しくて仕事が終わらないときは早朝に行って仕事をするというのが私のオーバーワーク時の対応でした。それでも間に合わない時は、土曜日に出勤して仕事をすることはあっても在宅ワークはしませんでした。なぜなのかというと仕事と自宅での境をはっきりしたかったからです。私にとっては自宅はくつろぐ場所であり、仕事の緊張感を持ち込みたくなかったのです。

でも、昨今そう言ってもいられず、今週から在宅ワークをしています。初めての在宅ワークをして、メリットとデメリットの両方を感じています。まず、メリットですがWeb会議を導入できたことです。3月の月次訪問は中止になりましたが、4月に入っても当分お会いできそうにないのでWEB会議システムを導入したのです。当事務所は顧問料が高い顧問先のみ訪問しています。税務顧問なので毎月行くのですが、1時間以上かかるところもあります。その訪問時の時間コストが短縮できる点、また私が無症状感染者かもしれない状態でお客様に会うのはリスクが高すぎます。顧問先にとっても私が行くとお茶をいれてくれたり、お出迎えの挨拶をしてくれたりとそういった手間が省略できます。

デメリットとしては、仕事の作業効率が3割減くらいになることです。これは決算業務などをやっていると感じるのですが、当事務所は決算業務をスタッフと私で共同で作業します。その場に一緒にいれば30秒で終わる指示も、文章にして指示をすると3分かかります。一緒にいれば資料を見せて、ここの部分変じゃない?合わせてみて!で済むのに、文章の指示書だと、〇〇顧問先の△△の部分ですが・・・となります。それと、郵便物の処理です。税理士も行政書士も古いのでやたらと郵便物が多いのですが、1週間に1・2回しか事務所に行かないと山のようになってしまう点です。税理士法も古く、税理士は2か所事務所を持ってはいけない。となっています。つまり基本的に在宅ワーク(税理士独占業務のみ)はダメなのです。今回その点を税理士会に問い合わせたところ一時的であれば仕方ないが継続的にはダメということでした。これも改正が必要ですね。

桜並木

この季節良く晴れた穏やかな朝に自宅近くの桜並木がある散歩道を一人で散歩することが習慣になっています。今日の朝天気が良かったので散歩してきました。今年は確定申告の申告期限の延長があったり、その他にも不穏な事が多くて気分が落ち込むこともありましたが、桜並木を歩いていると心が洗われます。生きていることが実感でき、ひと時の幸せも感じます。

困難な内容の映画(邦画)のラストシーンに桜並木が多く使われることも多いですね。日本人にとって桜ってきっと特別な花です。楽しみだった花見の宴会自粛要請にがっかりしている日本人も多いかと思いますが、私はもともとお酒が飲めないせいか夜の花見はあまり好きではありません。みなさんも酒無しで一度天気の良い朝に一人で桜並木を散歩してみませんか?夜の宴会にはない素敵な花見に気付くかもしれません。

会計事務所の働き方改革

巷では働き方改革が蔓延ってきていて、法整備もされてきました。会計事務所というのは昔からブラックで、残業手当はなし。休日出勤も代休にはするが休日出勤手当や出張手当はありませんでした。私も過去に3ケ所会計事務所で勤務したことがありますが、全ての事務所がそうでした。税理士になってからは年収制度で初めに年収が設定されて、それを月収に変えて給与の支払がされます。もちろん残業手当や休日出勤手当はありませんが有給はありました。

ところが、働き方改革が法整備されたことで会計事務所にそれを遵守するような風潮になりつつあります。うちの事務所は顧問先の幸せも大事だがそれはスタッフの幸せがあってこそ!ということをモットーにしていますので、確定申告時期の繁忙期をどう乗り切るかというのを考えました。

これはスタッフにも顧客にもWin-Winでないといけないので、今回初めて1月中に確定申告の書類を提出してくれた顧客には5,000円引き。3月になってから提出した顧客には10%割増しの通知をしました。そうしましたら、昨年は1月中に提出してくれた人は2人でしたが、今年は6人に増えました。3倍ですよ。あとは、全ての顧客が2月中に提出してくれれば、激しい残業をしなくても何とかなりそうです。

資格の本質

最近若者から何の資格がお勧めかと聞かれました。これから目指すなら何の資格か?と・・・頭が良いなら是非理系に進んでほしいなと個人的に思います。間違っても法律系にはいってほしくないと思います。正直法律系は守りやリスクヘッジの仕事です。せっかく頭が良いのだから、もっと活動的にもっと発展的な仕事をしてほしいと思います。頭の良い人はテクノロジーであったり研究であったり、そちらの道に進んでほしいと思います。

頭はそこそこだけど根性はあるという人は看護師とか、ガテン系職人が良いのではと思います。看護師は今後の日本でもますます需要はありますし、ガテン系職人は減少傾向にあるので益々需要が深まっています。現場でなにかを築き上げるというのに喜びを見いだせればきっと天職となります。

私の友人も40歳で税理士試験を諦めて看護学校に通い始めました。無事卒業して看護師になり今病院で働いています。20歳も年下の同級生と苦楽を共にして学んだという話をしていました。人生何か始めるのに遅すぎるという事はありません。天職をみつけてみませんか。

来年のカレンダー

早いもので12月になりました。街もハロウィンが終わったら徐々にクリスマスモードになり、年末調整の仕事をせかされている感じになります。当事務所が入っているマンションでもロビーにクリスマスツリーが飾られました。

当事務所では昨年からオリジナルカレンダーを作成していますが、今年も出来上がり顧問先には配っている最中です。昨年はブログの読者3名にプレゼントしましたが、今年は当選人数を増やして5名の皆様にプレゼントします。全頁金箔で絵が施してありゴージャスかつ、可愛いカレンダーだと顧問先からも好評です。このブログのメールに住所・氏名をご記載の上どしどしご応募下さい。締め切りは12月23日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。皆様のご応募お待ちしております。

36時間研修の実績公開

税理士は、以前から税理士としての質を低下させないために、税理士会などが行う研修を36時間受けなければなりませんでした。ただし以前は任意でした。つまり努力義務だったのですが、2016年より完全義務化になりました。ただ、未達については特に罰則がないため受講率の向上につながっていなかったため、今年の10月1日から日本税理士会連合会のホームページで36時間研修の受講実績が公表されることになりました。

税理士検索ページから、登録番号や事務所名などとともに実際に研修を受講した時間と達成率が表示されることになりました。私も豊島支部の法対策部に所属する手前、未達成では部員としての立場がなくなるため必死で受講してクリアしておりますが、これを毎年行わなければいけません。税理士である限り一生勉強なのですね。

ただよくよく考えるとこれらの研修はほとんどが無料なのです。私は東京税理士会の会費と東京税理士会豊島支部の会費を払っていますが、これらは結構な額になります。研修会もこの会費から経費が賄われているのでよく考えたら受けないと損ですね。最近では平日日中だけではなく、休みの日や夜でも受けられるマルチメディア研修も充実してきましたので今年度もバンバン研修を受けて鍛錬してゆきたいと思います。

消費税実務開始2

前回のブログで消費税の実務について会計ソフト入力時の注意点についてお話しましたが、今度は実際の仕訳についてお話します。このような取引があったとします。皆さんはどのように仕訳しますか?

あるコンビニエンスストアで税込877円の文房具と278円の飲料水を購入したとします。キャッシュレス還元額は23円で、それを控除した1,132円を支払いました。つまり877円は10%対象、278円は8%対象、そしてキャッシュレス還元は23円です。
(借方)事務用品費 877円 / (貸方)現金  1,132円
(借方) 消耗品費 278円 / (貸方)雑収入 23円

このように仕訳をしますか?正確に仕訳をしたいと思った時、これが実際のキャッシュレス還元ならそれで正しいと思います。雑収入の消費税コードは不課税処理です。ただ、前回のブログでもお話しましたが、コンビニエンスストアの中には、実際の国から認められた中小企業の還元業者(フランチャイズ契約など)の場合と、コンビニ直営店(大企業扱いなので還元業者になれない)があります。ただ、同じ系列のコンビニなのに還元する店舗と還元しない店舗が出ると経営上支障をきたすので、還元業者でないコンビニは独自にいわば自腹を切って還元することにしたのです。

そうするとどうでしょうか?還元業者からの還元なら雑収入(不課税処理)で大丈夫ですが、還元業者ではない自腹還元については仕入値引(経費控除)となりますよね?本当はそれが正しいのだと思いますが、還元業者か独自還元かを消費者が判断することは実務上難しく、さらに8%と10%の混合取引の場合はキャッシュレス還元額を8%にかかるものなのか10%にかかるものなのかを計算するのは実務上とても煩雑になります。ですから上記仕訳でやらざるを得ないと考えます。これはあくまでも私の考えでありますが・・・

税理士会は複数税率もキャッシュレス還元も反対していました。何かトラブルになることは目に見えていましたからね。やはり起きたか!という感じです。