独立開業向けの国家資格で役に立つ資格ランキング

前回就職や転職に役立つ資格を発表したので、今回は独立開業したい人の役立つ資格を見つけました。
1位:税理士
2位:行政書士
3位:社会保険労務士
4位:司法書士
5位:電気工事士

今回は独立開業に向けた資格です。税理士は公認会計士と混同されることも多いですが、公認会計士は上場企業の監査が主たる仕事ですから一人でやるには無理があります。それに比べ税理士は中小企業の会計や税務が主な仕事ですから税理士一人にスタッフ数人でできます。そう考えると税理士は独立開業しやすいのかもしれません。私は行政書士の資格ももっていて実際に行政書士業務もやっていますが、税理士と行政書士を両方やるのは相乗効果があります。しかしながら行政書士一本で食べていくためにはかなりの専門性や特異性が必要な気がします。

社会保険労務士や司法書士は税理士とも密接にかかわりがあり、当事務所でもそれぞれ提携先があるので仕事の内容は分かりますが、こちらも独立しやすそうです。士業は製造業のように初期投資が少額ですむため独立開業向けなのかもしれません。5位の電気工事士ですが、こちらは馴染みがないものの、最近の猛暑でどの電気工事士さんも忙しくしている印象です。体を動かしたい人は1位~4位の文字を見るのが中心な仕事よりこのような仕事が良いですね。こちらも現場に行って行う仕事なので初期投資があまり必要ではありません。

1位~5位はどれも資格の独占業務があるという点に特徴があります。その資格を持っていないと他人の求めに応じてできない仕事です。そして初期の設備投資の額が高額ではないというところにも特徴があります。一生サラリーマンは嫌という人は是非目指してみて下さい。

就職・転職などのキャリアアップに役立つ資格

今回のブログのカテゴリーは“資格”なので資格に関する情報を集めていたところ、就職転職などに役立つ資格ベスト5というのを見つけました。
1位:宅地建物取引士(宅建士)
2位:日商簿記検定
3位:ファイナンシャル・プランナー
4位:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
5位:ITパスポート
という結果でした。

確かにね。と妙に納得してしまいました。私の知り合いでほぼ専業主婦だった方がいますが、子供が大きくなったのでそろそろ就職しようと考えて宅建士の資格を取ったら今までのキャリアがなかった期間がかなりあったにもかかわらず、あっさり就職できていました。また、就職後も主婦独特の気遣いが役に立ち、今ではなくてはならない存在になっています。

2位の日商簿記検定、3位のFP、5位のITパスポートは私も持っていますが、確かに役に立っています。この知識があるのとないのでは生活そのものに影響が出るくらい為になる資格です。4位のMOSも確かに重要ですね。今はITの時代ですから4位と5位には10年前には考えられなかった資格が入っています。キャリアアップを目指す人は是非勉強してみて下さい。

士業の熱い夏

何故か士業の国家試験日は夏に集中しています。2025年ベースでいうと弁護士7/16,17,19,20。中小企業診断士8/2,3。税理士8/5,6,7。公認会計士(論文式試験)8/22,23,24。社会保険労務士8/24です。なぜ夏に集中しているのかは不明ですが、甲子園以外の士業試験でも夏は熱い戦い(試験)があります。やっとこれらの試験が終わりました。これから短い夏(最近は長いですが・・・)を堪能してください。最近は秋開催の花火も増えました。

隅田川花火大会

東京では7月の最終土曜日に隅田川花火大会が行われます。この行事の話になると私は必ず税理士試験を思い出します。税理士試験は毎年8月の上旬に行われ今年は8月5日6日7日に行われます。ですから隅田川花火大会は試験まであと10日の合図だからです。受験勉強中はもちろん花火大会を悠長に見学しているゆとりはありませんから、隅田川花火大会の話題になった途端、もうすぐ税理士試験だ!ラストスパートだと思ってしまうのです。

私は税理士試験2000年合格ですからもう25年も経つのです。それでも隅田川花火大会の話題が出ると税理士試験で頑張っていたころを思い出してしまうのです。そしてあの頃は頑張っていたな。今は頑張っているか?と自問自答するのです。この感覚はいつまで続くのでしょうか?おばあさんになってもボケるまでは続くのでしょうか?皆さんにもこのようにその行事が全然違う行事を連想させてしまうものってありますか?

松島

私は東京税理士会調査研究部の部員ですが、2年に1度部員入れ替わりの卒業旅行というか研修旅行のようなものがあります。先日、その旅行で仙台の松島に行きました。松島は初めてで、お約束の松島島めぐり観光船に乗り、日本三景の松島の風景を楽しみました。途中一緒に行った税理士の先生と一緒にずんだ餅のクロワッサンの店や焼き牡蠣のお店、大きなおせんべいを焼いて食べるところなど、食べ歩きも楽しみながら、重要文化財の五大堂にも行きました。五大堂は木製の仏堂で見るからに古い感じがしましたので調べて見ましたら、慶長9年(1604年)に伊達政宗が瑞厳寺の再興に先立って建築したもので東北地方最古の桃山建築だそうです。

これ屋根の内側の上部に干支の彫り物があります。時計回りに干支の順番で彫られています。右側の写真の右から猿、鳥、犬ですよ。分かりますか?調べても分からなかったのですが、私の予想だとこれ方位の通りに彫ってあるような気がします。つまり真北に鼠(子)、真東に兎(卯)、真南に馬(午)、真西に鳥(酉)が彫られているような気がします。方位磁石があったわけではないので厳密には調べられませんでしたが、その時の時間に合わせてもそんな気がしました。昔は今以上に方位とか時間とかを大事にしていたような気がします。

瑞厳寺にも行きました。こちらは広くて厳粛で日本庭園などもあり、打って変わって華やかな感じ。部屋ごとの金のふすまに描かれた絵は圧巻でした。(写真撮影禁止)、翌日は定義山西方寺やニッカウヰスキー工場見学にも行きました。楽天モバイルパークにも少しだけ寄れたし、1日目ずんだ餅シェークを飲みそこなったので、帰りの新幹線に乗る前にギリギリ買いましたが、有名なやつはこれでない気がしましたがまぁ良しとしましょうという旅でした。

繁忙期

5月は税理士業が一番忙しい時期です。なぜならば世の中3月決算法人が多いからです。しかも決算が複雑な法人が多いです。もうバタバタでブログを書く暇がないほど・・・楽しみにしている読者からは何かありましたか?と心配される有様です。本当に申し訳ございません。今年の5月は大学院の資料作りとプライベートな家の事もWで忙しくこんなに忙しい5月はもう二度とないと思います。せめて心配されない程度には更新していきたいと思います。私は忙しいけど身体は元気です。6月から少しは時間できますのでまた、よろしくお願い申し上げます。

好きな仕事 嫌いな仕事

税理士の仕事は意外と多種多様なのですが、仕事をしていても好きな仕事と嫌いな仕事があります。当事務所は顧客との連絡は独自のクラウドシステムを利用しています。月々の請求書は契約書により省略していることもあり臨時請求書でない限り、紙の請求書も発行しません。臨時な仕事は申告書などの現物があるので紙の請求書も同封しています。ただ、たまに申告書などのお渡しする対価物がないのに請求書を発行するケースがあります。その時に使っているのが弥生株式会社のMisocaソフトです。Misocaのソフトは郵送サービスも行っていますが、メール添付サービスも行っていて、それを設定して送ったりします。最近の税理士業界は日進月歩でITの波が打ち寄せてきて、その度にITの技術を習得しなければなりません。実はそのような仕事は好きです。新しい事や技術を経験するのが好きなのかもしれません。

逆に好きでないのが、近日ですと昨年の年末調整で起こりました。当事務所でも多くの顧問先様の年末調整を行うのですが、給与ソフトを当事務所使用のソフトと同じものを使用している場合はエクスポート・インポートで処理できますが、違うソフトで給与計算をしている場合は、合計額だけ入力するのが通年ですが、昨年の年末調整は定額減税がありました。その場合、個々の毎月の給与を入力しないと適正な定額減税の額が源泉徴収票に表示されないことが判明して、かなり大変でしたが、全員の給与を当事務所の年末調整のソフトに毎月入力しました。本当にこういった不毛な仕事は肉体的にも精神的にもやられます。肉体的には、肩こりを発症しマッサージ屋さんに通いましたし、精神的にも何とか自動入力できないか探りましたが、ソフト会社も定額減税は令和6年だけの特例的措置なのでソフト会社内の事務しか手が回らず、他のソフトとの互換性まで構ってられないという感じで、不毛な仕事にやられました。みなさんもご自分の仕事内で好きな仕事と嫌いな仕事があるかと思います。どうされていますか?

資格って何?

アニメちいかわでは、労働をしないと生きていけないのですが、様々な資格制度があって、資格を取得すると賃金が上がったり、通常できない仕事に就業できたりします。資格って何だろう?と考えた時、多くの資格取得試験では、解答用紙に氏名や年齢、性別などを記載しません。つまり採点する側はそういう情報を入手せずに公正に判断し、この人にはその能力があると認めて資格を付与するのです。ある意味健全で正当で真っ当な制度です。その人の育った環境や学歴(学歴制限があるものもありますが)などにかかわらず、全ての人が受験出来て公的機関が認めてくれる制度。なんか夢がありますね。4月に入り気持ちを新たにしている人も多いかと思います。私の周りにも資格取得を目指している人も多くいます。先週電車の中で、パス単準2級のテキストをジッと見つめる中学生を見ました。スマホでゲームに没頭するサラリーマンがいる中でそんな時間の過ごし方をした君はきっと明るい未来が待っていると思います。心の中で、頑張れ少年!と思ってしまいました。

将来なくなる職業

先日、旅行に行っていた時、宿でテレビを付けたらちょうど、将来なくなる職業という特集をしていて、そこには様々な職業が書かれたパネルが書いてありました。ゲストがそのパネルに書いてある職業を差すと、解説する方法で番組を行っていました。たまたまその時は農業の説明をしていて、全てAIや機械で水やりや採取まで行って人間は1人でコンピューターを操作するだけというような説明をしていました。

そのほかにも税理士・弁護士・医師・美容師までありました。それらは食事の時間になってしまったので見ることはできませんでしたが、おそらくそれなりの理由があるのでしょう。私は医師(医療)を得意とする税理士ですから、もう致命的ですね。日本では49%の職業が30年以内になくなると言われています。過去にもあんなに賑わった炭鉱業や製糸業などもなくなっていますし、靴磨き業やチンドン屋なども見なくなりました。色々言われていますが、そうやって文明の発展と共に職業がなくなってくるのは当然で、仕方がないことなのかと思います。

逆になくなってしまったら違う職業が出来るので人生2度楽しいかもしれません。今から色々な事に興味を持っておくのも大事だと思う今日この頃です。

2025年 謹賀新年

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
当事務所の冬期休暇は12月28日から1月5日までですが、私だけ仕事が終わっていないので12月28日と1月4日、5日は出勤しています。税理士は土日もなく働く人も多いのですが、こんな働き方は私の理想ではなく、たまに税理士でも居る、よく学び、よく働き、よく遊ぶ税理士を目指しています。年明けからこんなことをしていて全くダメダメですが、今年は何とか、よく学び、よく働き、よく遊ぶ税理士になれるよう精進して参ります。
皆様にとっても素敵な1年になりますようお祈り申し上げます。それと今年は忙しくて年賀状を1枚も書けませんでした。大変申し訳ございません。