中小企業の後継者不足

東京商工リサーチの発表によると、後継者が決まっていない中小企業の割合は55.6%だそうです。代表者が30歳未満の場合はほぼ後継者はいないという状態でしたが、50代でも後継者はいない方が多く、60代で逆転するものの80代でも23.8%が後継者不在でした。

後継者がある企業でも子供など親族への承継は67.6%でした。従業員に承継するパターンは17.7%で外部から招聘するのが14.3%でした。会社を売却・譲渡は0.2%しかなく、M&Aは費用や時間的・精神的負担が多いことからまだまだ少ないようです。

2018年の休業廃業・解散は過去最多の46724社でした。そういえば私の顧問先でもこの1年で2社が解散をします。税理士になって解散業務は1度切り、今より10年以上前のことです。それがここ1年で2社というのはやはり多くなっていると実感できます。しかも最近は黒字企業の解散が多いです。後継者不在であったり、燃え尽き症候群であったり、色々ですが考えさせられます。

宝島

お正月の課題図書は「宝島」です。この本はハードカバーで541ページあるのでなかなか読み応えあります。直木賞と山田風太郎賞のW受賞をしている本なので是非長期休暇の時にと思って以前買っていました。宝島というとワクワクする冒険小説なのかと思いましたがそうではありません。沖縄の歴史的物語。そこに書かれていたのは沖縄返還前後約15年間の歴史です。中心人物ははじめは子供でしたがそれぞれ色々な大人になっていきます。そこには沖縄人(うちなんちゅ)の逞しさや切なさ何とも言えない悲壮感まで漂っています。

お正月に読むにはかなり重い、でもよくよく考えればお正月だからこそ読むべき本なのかもしれません。色々考えさせられる本でした。主人公の1人にヤマコという女の子が出てきます。私が女性だからかこの本を読んでいるうちに次第にヤマコに感情移入していきました。どこかでヤマコ頑張れ!と叫んでいる自分がいました。この本の中の少年少女は過酷な環境の中でも決して人生を諦めず、強く逞しく生きていきます。それは大人になっても変わらず熱い想いを持って生きています。

物のない時代、沖縄の米軍基地から物資を盗み出す戦果アギヤーの少年少女の物語です。この本を読めば己の不幸は大したことないと思えると思います。それだけ壮大でエネルギーのある本だからです。本って凄いですね。こんなに小さな物質の中にこんなに壮大がエネルギーがつまっています。今年も本を読みます。この本はお勧めです。

明けましておめでとうございます

 

明けましておめでとうございます。皆さまはどのようなお正月を過ごしましたか?私は昨年が公私共々散々な年だったので、成田山で厄払い。事務所の氏神様にお参り。鶴ケ丘八幡宮の除魔神事に参加しました。成田山は早朝に行ったので着物は着られませんでしたが、氏神様と鶴岡八幡宮には着ていきました。左の写真が氏神様で流石池袋の神社なので池袋のシンボルのフクロウが鎮座しています。右の写真は鶴ケ丘八幡宮で蟇目の儀(ひきのめのぎ)と大的式を見ました。

蟇目の儀は、矢が放たれるとヒューという音がなり、その音で魔性を退散させるのだそうです。その次に大的式ですが、こちらは大きな的に向かって6人の射手が矢を射ます。大きな的の裏には角が抜けた鬼の文字が書かれていてこちらも魔を払うという意味があります。日本の伝統行事に触れるお正月でした。

おみくじは中吉「心をさだめさわがず迷わず今まで通りにするとよろしく何事にも手を出すのはよくありません。つねにひかえめにすることです。」ということです。はい。今年はおとなしくします。今年は修行の年にしたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

2019年 映画鑑賞

毎年12月のカテゴリー映画では今年観た映画ベスト3を発表しています。以前は年間50本近く映画を観た年もありましたが、近年は年間25本くらいしか観られなくなりました。

1位:グリーンブック
これは2019年3月19日のブログに感想をかいています。宣伝もそんなにしていなかったので、何気なく観た映画でしたが、とても内容の深い心に刻まれた映画でした。その根底には黒人への人種差別に対する根深い歴史があります。インビクタスの映画もそうでしたが、人種差別の歴史的問題に着目した映画です。

2位:アラジン
これは2019年6月29日のブログに感想をかいています。ジーニーの配役の的確さ。ジャスミン姫の生き方に共感した作品です。

3位:翔んで埼玉
2019年2月28日に感想を書いています。これはひたすら面白い映画でした。埼玉県をディスっていますが、埼玉への愛も感じる映画でした。

今年も1年ブログをご覧くださり、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。良いお年を・・・

逆境の過ごし方

先日今年の世相を表す漢字が発表されましたが「令」でしたね。皆さんはこの一年どんな年だったでしょうか?私は「愁」ですかね。人生良い時も悪い時もありますね。先日税理士試験の発表がありましたが、以前の勤務先の後輩も友人の会計事務所の職員も知り合いも全員全滅でした。合格率が10%前後の試験ですから受かる人より落ちる人の方が圧倒的に多い訳ですが何となく物悲しい雰囲気になります。

私も比較的物悲しい1年でした。これでは慰めにもなりませんが、私なりの逆境の過ごし方というのがあります。まず逆境時ですが、そんな時は修行に充てる時間を増やします。運気の悪い時は何をやっても運気が悪いのでとりあえず、自ら辛い道に行くという作戦です。ちょっと大変だなと思う道を敢えて突き進みます。

逆境時は何をやっても逆境なので変にもがかず、焦らず、ひたすら耐え修行です。そうすると運気が良くなった時思った以上に上昇します。これは私の経験ですが、きっと効果ありますよ。是非お試しあれ

沈黙のパレード

今月はこの本を読みました。ガリレオの湯川教授が出てきます。湯川教授と言えば福山雅治氏ですよね。3本指を顔に当てるシーンは有名ですね。今回の小説は登場人物が多く夜な夜な細切れで寝る前に読んでいたので、たまにこれ誰だっけ?となりながらも読み終えました。20年前に起きた殺人事件と今回の殺人事件はとても似ていて同一犯と言われていましたが、犯人と思われる人は20年前も黙秘して充分な証拠があったにも関わらず無罪になりました。今回も捕まりましたが黙秘しています。

残された遺族は出来るなら自分で殺したいとまで思います。2回目に起きた殺人の被害者の街でパレードがあったその日、犯人と思われる人が亡くなります。死体の状況からして通常なら病死とされそうな状態で見つかります。しかし、湯川教授の推理により他殺であるという可能性が出ています。犯人を恨んでいる人は数多く存在します。後半ようやく真相がわかったと思ったらさらに一転します。

その時湯川教授が言います「僕には苦い経験があるんです。以前にも似たようなことがあって愛する女性のためにすべての罪を背負おうとした男がいたんです。でも僕が真相を暴いたためその女性は良心の呵責に耐えられなくなり自首しその男の献身は水泡に帰してしまった。同じようなことはもう繰り返したくない」というような事を言ったのです。あっ!それ容疑者Xの献身じゃない!と興奮しました。東野圭吾ファンなら充分に楽しめる作品で、お勧めです。これもきっと映画化されるんだろうなぁという予感です。

認定医療法人制度延長

このブログでも過去に何回も認定医療法人制度については、書いています。認定医療法人制度は医療法人版事業承継制度で事業承継した場合の相続税や贈与税を納税猶予するものです。詳しくは私のブログの右下の「Search」に認定医療法人と入力して確認してみて下さい。

認定医療法人制度は来年の9月までの期限付き制度でしたが、この度発表された税制改正大綱で令和5年9月30日まで延長するということでした。まだ理事長が若いのでどうするかを検討していた医療法人も再び検討する余地がありそうです。

医療法人の事業承継を考えているならこの制度は過去にないくらいの太っ腹制度です。是非検討いただき、分からないことは当事務所に相談してください。

IKEBUS vs B-ぐる

最近池袋でIKEBUSという真っ赤なバスが走っています。とても可愛いので興味を持って調べてみました。写真では左側がIKEBUSでタイヤが沢山付いていますね。内装も可愛くちょっと郵便局っぽくもないですが、池袋の街をキュートに走っています。乗車料金は1回200円1日券500円です。写真右側がB-ぐるで、文京区のコニュニティーバスです。通常はビーグル犬の絵が描いてありますが、このバスは東京オリンピックバージョンですね。1回100円1日券300円です。見た目の可愛さはIKEBUSが圧勝です。

ルートを調べたら、IKEBU⇒https://travel.willer.co.jp/ikebus/と何とも言えないルートでした。これバス使う意味ある?正直な感想です。池袋駅から東池袋にかけてのルートでバスがなくても行けるのでは?と思いました。
それに比べて、B-ぐる⇒https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0184/8485/B-guru_jp_omo_201910.pdfとこの広大さ。地下鉄は路線が入り組んでいて地図では近いのに路線が違うので行きづらいところが沢山あります。それを見事にクリアしています。コミュニティバスとはこうあるべきという路線図です。

しかもB-ぐるは2つの路線を無料で乗り換えられます。料金もとても安いし、文京区の名所を上手く回れます。東京ドーム・ラクーア・小石川後楽園・六義園・江戸川公園・椿山荘・森鴎外記念館・根津神社などは文京区の名所ですが、全てB-ぐるで周れます。しかも1日券を買えば、各施設で60円から100円の割引が受けられるので、1日券を買って3か所以上周ればバス代すら元を取ってしまうという有難さです。詳しくはこちら⇒https://www.city.bunkyo.lg.jp/tetsuzuki/bus/b-guru/service/tokuten2.html
料金や使いやすさ便利さなどはB-ぐるが圧勝です。IKEBUSもB-ぐるを見習って路線を考えてほしいものです。豊島区も行きづらい名所は沢山あるのに勿体ないです。

税務調査

経営をしている人は税務調査というと何か嫌なイメージを持つと思います。運転免許を持っている人が警察官を見ると悪いことをしているわけではないのに、嫌なイメージ持つのと似ています。9月~12月は最も税務調査が多い季節です。何しに来るんだ?と気になって夜も眠れないという経営者もいます。そこでそのヒントになることをお話します。

顧問税理士がいる方は税理士に電話がかかってきます。その時税務署は事前通知をしなければならないのですが、税務調査をする税目、対象期間、調査場所のほかに調査を行う職員の氏名と所属官署も告げられます。税理士には毎年「税務職員配属便覧」が送られてくるので、それをみればその部署などにより想像がつきます。

調査官が情報技術専門官であれば基本的にIT関係の調査が行われることが多く、過去の送金や取引先とのやり取りを確認されることは間違いないです。また、国際税務専門官であれば、国際取引に問題がないかを重点的に調査され、特別国税調査官(いわゆるトッカン)であれば大口の申告漏れを狙ってくるため人数も多く調査日数も長くなる傾向があります。

肩書にも注意しましょう。上から統括調査官、上席調査官、調査官、事務官となっていて経験年数に応じているので肩書で経験を見ることができます。ご参考までに・・・

来年のカレンダー

早いもので12月になりました。街もハロウィンが終わったら徐々にクリスマスモードになり、年末調整の仕事をせかされている感じになります。当事務所が入っているマンションでもロビーにクリスマスツリーが飾られました。

当事務所では昨年からオリジナルカレンダーを作成していますが、今年も出来上がり顧問先には配っている最中です。昨年はブログの読者3名にプレゼントしましたが、今年は当選人数を増やして5名の皆様にプレゼントします。全頁金箔で絵が施してありゴージャスかつ、可愛いカレンダーだと顧問先からも好評です。このブログのメールに住所・氏名をご記載の上どしどしご応募下さい。締め切りは12月23日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。皆様のご応募お待ちしております。