国民医療費は48兆円を超え過去最高になりました。中でも薬局調剤医療費の増加が大きいようです。65歳以上の医療費が60.1%を占め、一人当たり医療費では65歳未満が218,000円なのに対し、65歳以上は797,200円です。そう言えば確定申告をしていても医療費控除をするのは65歳以上の人が多いです。
病院の経営状況も厚生労働省の審議会(医療法人経営情報データベースから入手)で示されたデータによると医業利益率、経常利益率、いずれも悪化しています。やはりな!という感じです。当事務所の顧問先である病院も軒並み利益率ダウンです。特に療養型病院と精神科病院は収益が減少した上に費用(材料費・給与費・水道光熱費)が増加したことにより益々赤字になっています。
非常に悩ましい状況です。診療報酬を下げるわけにはいきません。むしろ上げるべきです。ただ、そうすると国民医療費がさらに増加。国民の負担も増加します。さて、どうするか。政治家の腕の見せ所です。