詐欺?


このメールの出来すごいですよね。私はETCを利用していないのですぐにフィッシングメールだと気が付きますが、ETCを利用していたら間違えてクリックしそうです。ちなみにここに出ている電話も実在する電話番号で、メールをクリックするのは危ないけど電話はどうだろうと思って非通知で電話したところ、etc利用照会サービスに繋がりました。電話につながった瞬間「不審メールが多くなっている」というアナウンスが流れ、実際のHPにもその記載がありました。下記参照

https://www.etc-meisai.jp/caution/caution_phishing.html

私は実際にETCを利用していないので気が付きますが利用していたら気が付かないかもと思うほど上手くできています。今年はもしかしたらETCに加入するかもしれないので、実際にこのような場合はメールが着たりするのかを問い合わせしました。本当にETCを利用していたら本物か偽物か分からないと思ったからです。そうしましたら、そのようなメールを送ることはないということでした。何かあったらクレジット会社から連絡があるか、もしくは手紙で来るという事いうことでした。スッキリしました。怖い世の中になりましたね。皆様もお気を付けあそばせ

ピエタ

冬休みの課題図書としてこの本を読みました。舞台は18世紀のイタリアのベネチア。赤ちゃんポストのような孤児院に捨てられたエミーリアが主人公の物語です。ピエタとはその孤児院の事。そこで恩師のヴィバルディが亡くなったシーンから物語が始まります。そうあの音楽家のヴィバルディ氏です。ヴィバルディはピエタで音楽を教えます。そのピエタで育った音楽の才能がある子たちは、合奏・合唱の娘たちと呼ばれ有料の演奏会を開催するほどの腕前で、実際にエミーリアの親友のアンナマリーアはバイオリニストとして成功しています。このように史実を基に書いた小説ですが、どこからが歴史上の事実でどこからが創作なのかは分かりません。大河ドラマのような感じでしょうか。

いずれにせよ。大きなテーマでエミーリアが中年になって子供の頃から今までの出来事を回想したり、また現在を生きたりする小説でした。あるきっかけでヴィバルディの楽譜を探すことになり、それを通じてコルテジャーナのクラウディアや貴族のベロニカなどと深くかかわり、立場や年齢などが違う彼女たちに友情を上回る特別な関係が生まれてきます。人は行動することで縁が生まれるのだなとつくづく思った本でした。ヴィバルディ氏は男性ですし、その他にも男性は書かれていますが、この小説には多くの女性が登場します。18世紀の女性がまだ社会的地位が低い時代を逞しく生きた女性の生きざまを描いた本といって良いでしょう。こんなに職業も年齢も何もかも違うのにお互いがひかれあって助け合って生きていきます。人とのつながりを感じる小説でした。

2025年 謹賀新年

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
当事務所の冬期休暇は12月28日から1月5日までですが、私だけ仕事が終わっていないので12月28日と1月4日、5日は出勤しています。税理士は土日もなく働く人も多いのですが、こんな働き方は私の理想ではなく、たまに税理士でも居る、よく学び、よく働き、よく遊ぶ税理士を目指しています。年明けからこんなことをしていて全くダメダメですが、今年は何とか、よく学び、よく働き、よく遊ぶ税理士になれるよう精進して参ります。
皆様にとっても素敵な1年になりますようお祈り申し上げます。