日にあたる事。歩く事。

今、出勤は週1回のみであとは在宅ワークをしていますが、びっくりすることに万歩計の歩数は1日500歩いかないくらい・・・そういえば家の中を歩き回る事くらいで一番長い距離は6階の自宅から1階のゴミステーションに非常階段を使ってごみを捨てに行くことくらいです。いつもなら最低でも5,000歩~15,000歩は歩きますから、いかに今が歩いていないのかというのが分かります。そういえば、昔オーストラリアにグループホームの見学に行った時、現地のスタッフがボケを遅らせるのは、日に当たる事と歩く事と言っていました。日光に当たる事で体内時計がリセットされてホルモンが正常に働くそうです。ですから一日中もしくは夜中に起きて昼間に寝ている生活をしている人というのはボケやすいし、うつ病になりやすいとの事でした。

私はただでさえ外出が多いタイプですが、今はかなり我慢しています。でも今日とうとう近所の遊歩道を散歩しました。もちろんソーシャルディスタンスを保ちながら・・・それがこの写真です。緑の中を太陽の光を浴びて歩いていると生命力というか生きる気力がみなぎってきます。在宅ワークをして週5日ひきこもっているとこれがどんなに幸せなことかというのが実感できます。沢山(といってもソーシャルディスタンスが保てる程度)の人が遊歩道を歩いていました。子供がいる人は車が走らない道で子供の一輪車の特訓をしていました。兄弟らしき子供がキャッチボールをしていました。親と自転車に乗って走っている子供が「今日は川が綺麗だね」と言っていました。神田川がキラキラ光っています。何気ない幸せを実感しました。

大きな公園では入場禁止になったと報道されています。それはあまりにも人が来て3密になってしまったから・・・ベランピング(ベランダでキャンプ)が流行っているという報道も耳にしました。一戸建ての家の人は庭に出て日を浴びてください。マンションの人はどうやって日を浴びればよいでしょうか?せめてたまに行う散歩くらいしたいですよね。今日遊歩道を歩いていた人達はそれぞれが近づかないように、ソーシャルディスタンスが保てるように行動していました。どうかこんな小さな幸せが奪われませんように。3密にならないように個人個人が努力してどうかこの危機を乗り切れますように。

おひとりさまマーケット

今月はやたらと「おひとりさま」で居ることが多く、こんな本が目に留まりましたので読んでみました。いわゆるおひとり様の消費行動などを分析しています。おひとり様は日ごろ節約などをしているものの、自分のこだわりにはお金をかけるという習性らしいです。この本は女性のおひとりさまに絞って書いてあります。

読んでみて笑ってしまったのは、その消費行動は私にも当てはまっているものが沢山あり、また、私の周りの友達にも当てはまっているものが沢山ありました。なぜ、こんなにもみんな同じような行動をとるのだ?と思うほどに・・・

女性のおひとりさまをターゲットとしたマーケティングはあまりしていない企業が多く、でも女性のおひとりさまは、こだわりが強く一度気に入ると最強のリピーターになること。そして最高のクチコミニストであると著者は言っています。だから女性のおひとりさまをターゲットとした物や事を売ってマーケティングもちゃんとやりましょう。って書いてあります。まったくもってその通りだ!と思うことが沢山書いてありました。

新型コロナ関係税制措置

只今、当事務所の顧問先もかなりの確率で売上等に打撃を受けています。先日、収入が激減していて5月に支払う消費税の予定納税について延納などの手続きお願いしたいというご相談を受けました。現在売上が月ベースで前年より20%減少で、かつ一括納付が難しい事業者については、1年間の納税猶予が認められ、その間の延滞税も全額免除で納税猶予できる制度が確立しました。

社会保険料の納付も同様の措置が取られます。その他の税制措置として商工会議所がよくまとまった資料を作ってくれていました。それがこちらです⇒税制措置のポイント(新型コロナ)固定資産税の免除制度などもありますね。この固定資産の免除制度の説明ででてくる認定経営革新等支援機関は登録が必要なものですが、当事務所は認定経営革新等支店機関に登録していますので安心してご相談ください。

電話・オンライン診療に対応していますか?

コロナウィルス感染拡大により、4月20日より電話・オンライン診療が始まりました。今まではオンライン診療は再診のみでしたが、初診から電話やオンラインで診療できるという画期的な制度です。詳しくは⇒https://www.mhlw.go.jp/content/000621247.pdfこちらは時限的・特例的措置なのでコロナウィルスが収束したら今まで通り再診のみで、かつ、慢性疾患のみになるかもしれません。

ただ、一部処方できない薬(麻薬や向精神薬など)もありますし、実際にやる側としたら、再診の場合は良いが初診のときの本人確認の方法はどうすればよいのか?とか処方箋の取り扱いの不安などもあるかと思います。詳細は上記リンクに細かく記載されていますのでご参考までに・・・

電話診療の場合には特に新たな設備等は最小限ですみますが、顔などを見てより症状が把握できるオンライン診療の場合、設備等に多少手間がかかります。しかし将来はオンライン診療もメインとなってくるので今からやっておくというのも良いかもしれません。まずは電話診療から初めて徐々にオンライン診療に移行していくというのが一番スムーズかもしれません。

在宅ワークのメリットデメリット

スタッフについては先週から在宅ワークが始まっていますが、私は今週から在宅ワークをしています。銀行勤務時代から在宅ワークはしない主義で、どうしても忙しくて仕事が終わらないときは早朝に行って仕事をするというのが私のオーバーワーク時の対応でした。それでも間に合わない時は、土曜日に出勤して仕事をすることはあっても在宅ワークはしませんでした。なぜなのかというと仕事と自宅での境をはっきりしたかったからです。私にとっては自宅はくつろぐ場所であり、仕事の緊張感を持ち込みたくなかったのです。

でも、昨今そう言ってもいられず、今週から在宅ワークをしています。初めての在宅ワークをして、メリットとデメリットの両方を感じています。まず、メリットですがWeb会議を導入できたことです。3月の月次訪問は中止になりましたが、4月に入っても当分お会いできそうにないのでWEB会議システムを導入したのです。当事務所は顧問料が高い顧問先のみ訪問しています。税務顧問なので毎月行くのですが、1時間以上かかるところもあります。その訪問時の時間コストが短縮できる点、また私が無症状感染者かもしれない状態でお客様に会うのはリスクが高すぎます。顧問先にとっても私が行くとお茶をいれてくれたり、お出迎えの挨拶をしてくれたりとそういった手間が省略できます。

デメリットとしては、仕事の作業効率が3割減くらいになることです。これは決算業務などをやっていると感じるのですが、当事務所は決算業務をスタッフと私で共同で作業します。その場に一緒にいれば30秒で終わる指示も、文章にして指示をすると3分かかります。一緒にいれば資料を見せて、ここの部分変じゃない?合わせてみて!で済むのに、文章の指示書だと、〇〇顧問先の△△の部分ですが・・・となります。それと、郵便物の処理です。税理士も行政書士も古いのでやたらと郵便物が多いのですが、1週間に1・2回しか事務所に行かないと山のようになってしまう点です。税理士法も古く、税理士は2か所事務所を持ってはいけない。となっています。つまり基本的に在宅ワーク(税理士独占業務のみ)はダメなのです。今回その点を税理士会に問い合わせたところ一時的であれば仕方ないが継続的にはダメということでした。これも改正が必要ですね。

在宅ワーク

3月から準備をしていましたが、4月8日から当事務所のスタッフのみ在宅ワークとなりました。私だけ事務所に行っていましたが、私も来週より在宅ワークになります。事務所のデータを全部クラウドに格納したり、Web会議が出来るように勉強したり試したり、4月上旬はいつもなら確定申告終わって一息で3月決算始まる前で暇なのに、なんだかとてもバタバタしています。

1ヶ月の売上が20%以上減少した場合、国民政策金融公庫で融資をしてくれて実質無利子で貸し付けを受けられるコロナ融資も今月だけで3件申し込みました。何だかバタバタしていてブログを書く暇もありませんでした。地方の顧問先などは東京が凄いことになっているし、私もブログを更新しないので心配の電話を頂いたりしましたが、私自身は至って元気です。ただ、バタバタしているだけです。

3月決算もそろそろ始まってきました。乗り越えられるのだろうか?とちょっと不安ですが、何とか頑張りたいと思います。ブログも書きますよ。10年毎月7件書き続けたブログをここで止めるわけにはいきません。コロナとの闘いでもありますが、自分との戦いでもあります。あっ事務所には全く行かないわけではないです。事務所に行かないとできないことも沢山ありますから・・・郵便がたまるのが心配です。

AI崩壊

ブログを始めたのが2010年3月ですから丁度丸10年経ちました。10年欠かさずに毎月観た映画も今月初めて観られない!という事態になりました。今日、緊急事態宣言が出たからです。そこで邪道ではありますが、3月に観たAI崩壊について書こうと思います。AI崩壊の舞台は2030年あと10年後です。乳がんに侵された妻を守るために医療AIを開発しましたが、厚生労働省の認可が下りず妻は亡くなります。その後AIのぞみは医療分野だけではなく人々のライフラインとして世の中に浸透しました。

腕時計のようなものを付けるとその人の健康状態をいち早くキャッチし、警告してくれるというものです。ところがある日、ある者にハッキングされ、それが命の選別につながります。生活保護、年金のみ受給者、医療費多額者など次々とAIによって殺戮されていき、その開発者が犯人ではないかと疑われます。逃亡し無実を証明し真犯人を見つける映画です。

予告を見たとき、AIによって命の選別が始まっている・・・みたいなテロップに行き過ぎだなとあまり興味は持てなかったけれど、実際に観るとAIの殺戮は別として、腕時計で体の状態が把握できアドバイスをしてくれたり、かかりつけ病院とデータ連動するというのは有り得ない話ではないと思いました。10年って変化ありますよね。このブログを始めた10年前は顧問先とは会って話すものが常識でしたが、今月からテレビ会議が始まろうとしています。10年後私たちの業界もどうなっているのでしょうか?