この映画は前回映画を観た時に予告編を流していました。予告編では
“Tomorrow”が流れていました。その曲を聴いた瞬間、何故か幸せな気持ちになれたので、映画も観に行きました。
アニーは幼いころレストランで置き去りにされ、その時両親が必ずこの子を迎えにくるというメモを大事に持って毎週金曜日の夜にレストランの前で両親が迎えに来るのを待つ生活をしています。今日は辛い一日でも明日は良い日になると信じて・・・
アニーは、州から出る手当が目的のハニガンが経営する孤児院に住んでいます。ハニガンは手当が目的なので、孤児にはとても冷たいです。また、裕福で市長を目指すスタックスは投票率を上げるため孤児であるアニーに親切にし、アニーを自分の家に一時的にあずかります。手当が目的のハニガンや好感度が目的のスタックスなどの欲まみれの大人に囲まれていますが、アニー自身は明るく天真爛漫でだからといって、いい子過ぎず自然体なのが良かったです。
欲まみれの大人たちがアニーの自然体に触れ次第にいい人になっていきます。アニーは結局本当の両親には会えませんでしたが、他の幸せを手に入れました。自分が願い続けたことでないことでも違う形で幸せは訪れるのです。これ以外はダメとするのでなく、他の形でも幸せはあるんですね。
この曲も耳に残るメロディです。また一瞬で幸せな気分になる曲です。メロディの奏でる力を実感した映画でした。