ANNIE

この映画は前回映画を観た時に予告編を流していました。予告編では
“Tomorrow”が流れていました。その曲を聴いた瞬間、何故か幸せな気持ちになれたので、映画も観に行きました。

アニーは幼いころレストランで置き去りにされ、その時両親が必ずこの子を迎えにくるというメモを大事に持って毎週金曜日の夜にレストランの前で両親が迎えに来るのを待つ生活をしています。今日は辛い一日でも明日は良い日になると信じて・・・

アニーは、州から出る手当が目的のハニガンが経営する孤児院に住んでいます。ハニガンは手当が目的なので、孤児にはとても冷たいです。また、裕福で市長を目指すスタックスは投票率を上げるため孤児であるアニーに親切にし、アニーを自分の家に一時的にあずかります。手当が目的のハニガンや好感度が目的のスタックスなどの欲まみれの大人に囲まれていますが、アニー自身は明るく天真爛漫でだからといって、いい子過ぎず自然体なのが良かったです。

欲まみれの大人たちがアニーの自然体に触れ次第にいい人になっていきます。アニーは結局本当の両親には会えませんでしたが、他の幸せを手に入れました。自分が願い続けたことでないことでも違う形で幸せは訪れるのです。これ以外はダメとするのでなく、他の形でも幸せはあるんですね。

この曲も耳に残るメロディです。また一瞬で幸せな気分になる曲です。メロディの奏でる力を実感した映画でした。

コンサルタントというもの16

価値作りは無限にある。その価値をどう作るか。自分の魅力が一番の価値。「まさかここまで!」と相手に言わせるほど自分らしさにこだわる。

ビジネスは、お客様が感動することを創造しながらやることが面白いのであって、売上ばかりを考えるとつまらなくなる。お客様が感動したら売上につながるのだから
最高の営業マンはお客様、そのお客様がどうやったら他のお客様を連れて来てくださるか。お客様が家族にどう話すかを先に決めて、それに合わせて自分達のレベルを変えてゆく。どんな商品も自分たちの魅力や個性で勝負していくことでうまくいく。
大切なことは必ず相手の想像を超えること。「まさかここまで!」と言わせるレベル。何を売るかよりも、本気の想い。そしてそれは無限にあるはず。

顧客価値
価値があるかないかの基準は顧客の意識であり、顧客の意識をはるかに超えたものが、感動となる。
基本価値~当然提供されるべきこと
期待価値~当然期待すること
願望価値~もしあれば高く評価すること
感動価値~予測をはるかに超えたもの。想像を超えること。

サービスは思いやりである。どこまでお客様のことを想い、考えているか。毎日毎日お客様が幸せになることだけを考える人は、お客様を幸せにできる。逆に、うまくいくことだけを考えている人は一番悩む。商売には名案はない。お客様の想像を超えて感動になったときに口コミとなり拡がってゆく。ビジネスがうまくいかない理由は、お客様から見て感動がない、ということ。この感動価値は大企業ではなかなか難しく、中小企業だからできるもの。(大企業は広く大きなマーケットがないと商品化しないから)

医療施設調査

厚生労働省が発表した「医療施設調査」によりますと、2年連続一般診療所は10万件超えとなり、一番多い都道府県は東京都の12,758件(H25年10月時点)で2位は大阪府の8,293件、3位は神奈川県の6,545件です。逆に一番少ない都道府県は鳥取県の517件、2位は高知県の573件、3位は福井県の591件です。

人口10万人当たりの一般診療所の件数は、全国平均で79.0件となっていますが、最も多い(つまり過密している)都道府県は、和歌山県の110.2件で、2位は島根県の103.6件、3位は長崎県の102.0件です。100件超えはこの3件だけでした。逆に最も少ない(つまり診療所が足りない)都道府県は、埼玉県の57.4件、次は茨城県の58.9件、次点は沖縄県の59.9件です。

東京は95.9件なのでやや飽和状態です。これから関東で開業を目指す方は東京都で開業するより埼玉県で開業した方がよさそうです。私の顧問先も埼玉県にも東京都にもありますが、埼玉県の顧問先の方が利益が出ているような気がします。ご参考までに・・・

平成27年度 税制改正大綱 その2

前回の続きです。
ふるさと納税ですが、現在は所得税は寄付金控除として、住民税は個人住民税の1割を限度に控除されています(必ず2000円以上の自己負担にはなりますが)。それが、住民税について限度額が個人住民税所得割の1割でなく、2割になります。こちらは平成28年度分以後の個人住民税より適用になります。また、現在はふるさと納税をした場合、自分で確定申告をしないと還付してもらえませんが、平成27年4月1日以後に行われる寄付については、寄付する自治体の数が5以下であり、もともと確定申告をする義務のない給与所得者のみの方については、寄付先の地方公共団体に寄付者に代って控除申請を行うことができる「ワンストップ特例制度」ができました。

外国人旅行者向けの消費税の免税制度は昨年10月に化粧品や食料品その他にまで対象品を拡大したところですが、ショッピングモールなどに「免税手続カウンター」を設けてまとめて免税手続きが行えるようにします。

個人的に注目しているのは「マイナンバー制の導入」です。これは銀行等に対し、預貯金情報をマイナンバーにより検索可能な状態で管理する事を義務付ける制度です。将来は銀行口座だけでなく、他の情報も国に把握される日が来るのでしょうか・・・

もう一つ注目したいのは、国外転出をする場合の譲渡所得等の特例です。こちらについては2014.12.25の「海外移転は要注意」のブログに詳しく書いてあります。適用開始時期は平成27年7月1日以後に海外転出する場合が適用になります。

平成27年度 税制改正大綱 その1

https://www.jimin.jp/news/policy/126806.html
今年度は12月に選挙等があったことからいつもより遅く年末に発表されました。
詳しくは上記をご覧ください。

掻い摘んで言うと、数年前から行われている法人には甘く、個人には厳しい税制が継続されます。法人については、グローバルでも戦えるように、税率を低くし、各種促進税制は継続されます。

個人については、今年から所得税の最高税率を上げ、相続税の基礎控除を縮小したところですが、さらなる高齢者層から若年層への資産の早期移転を行うため、親族間贈与の贈与税率の縮小や、住宅を取得するための贈与などの優遇。そしてNISAの枠を広げ未成年者でも親や祖父母などの贈与によりジュニアNISAの制度を創設しました。これはお金を持っている高齢者が先行きが不安な事からお金を手放さない為、お金を必要としている若者世代に贈与の優遇を行うことによってお金の流れを作り出し、景気を循環させる狙いがあります。

また、現在人口は都市に集中し地方は閑散としています。地方の人口は年々減少し、労働人口も減ることから税収は減る一方でこのままでは地方のインフラの修繕もできなくなる位税収が減少していることから、ふるさと納税制度が創設されたのですが、それでも根本的な解決に至らないことから地方の起業において雇用の場を確保し人材を定着させることが必要であると考え、地方公共団体の企業誘致の取り組みに加え、企業が本社機能を東京圏以外に移転したりした時は、本社等の建物に係る投資減税を創設し、雇用の増加に対する税額控除制度の特例を設けます。

消費税の10%引き上げ時期も明確になりました。当初平成27年10月を予定していましたが、平成29年4月に決定しました。これは景気判断条項を付さずに実施するとのことです。

生き方


今回は年始に相応しい”生き方”を読みました。
著者の稲盛和夫氏は京セラの創立者であり、JALの再建者でもあります。その稲盛氏が、人生の真理は懸命に働くことで体得できるし努力を積み重ねれば平凡は非凡に変わると言っています。人生の方程式についても述べていて、人生や仕事の結果は、考え方×熱意×能力という方程式で成り立ちます。もともとの能力が高くて頭脳明晰で90点の能力を持つ人がその能力を鼻にかけて努力を怠り30点の熱意しか発揮できなかったとしたら、その積は2700点になります。一方頭の回転は人並みで60点くらいの能力の人が自分には才能がないからその分努力でカバーしようと90点を超えるような熱意で仕事に取り組めばその積は5400点にもなります。さらにそこに考え方を乗じるのですが、この考え方という要素だけにはプラスもあればマイナスもあり、考え方がマイナスであったら、掛け算の答え(人生や仕事の結果)もマイナスになってしまうのです。

つまり、考え方が一番重要だと言っています。例えば優れた能力を持ち、強い熱意を抱こうとも考え方が間違っていれば、それは宝の持ち腐れどころかかえって社会に害をもたらすことにもなります。不祥事を起こしたエリートたちは皆優れた能力と熱い情熱を持っていたはずなのに、考え方が誤っていたため、誤った行為を犯し、社会に害をなしたばかりか自分の首も絞めることになってしまいました。

考え方とは、生きる姿勢、つまり哲学や思想、倫理観などのことであり、それらを全て包括した「人格」のことでもあります。

働く喜びはこの世に生きる最上の喜びとし、飴玉のように口に入れたらすぐ甘いといった単純なものではないけれど、労働は苦い根と甘い果実を持っていて、つらさや苦しさを超えて何かを成し遂げたときの達成感は遊びや趣味ではけっして代替できない喜びだと言っています。

正月早々襟が正される本でした。与えられた仕事に感謝し初心を忘れず、誠実に仕事をこなそうと改めて思いました。関係ないですが、京セラのセラミック包丁使ったことありますか?見た目おもちゃみたいですが私は愛用しています。玉ねぎを切ってみて下さい。涙が出ませんから・・・是非おためしあれ

あけましておめでとうございます


今年もよろしくお願い申し上げます。年末年始はどのように過ごしましたか?私は毎年恒例の着物で初詣をしました。本堂が見えるところは混み過ぎていて写真を撮れる感じでなかったので、鐘突堂の近くにて・・・

おみくじも引きました。大吉でしたが、書かれていることは
“心をかたくもって一時の不運にあわてさわぎ思いまようてはいけません 本業をよくまもって静かにときの来るのをまちなさい開運うたがいありません”
という内容でした。今年は積極的に行動せず地道に本業をこなすのが良いようです。昨年は忙しすぎていつもバタバタしていました(馬のように常に走っていました)が、今年は本業に腰を据えて遊びも控えて(羊のようにのんびりと確実に)1年過ごそうと思います。

本年もブログを書き続けますので読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願い申し上げます。