医師の労働時間上限規制が始まり、看護現場でもDX化を促進しようという動きがあります。この度厚生労働省は、看護現場におけるデジタルトランスフォーメーション促進事業を開始し、只今実施団体を公募しています。私も先日ITパスポートの資格を取得し、これからはすべての業種でDX化は避けられないと実感しております。何でも始めが肝心です。税務では急ぐあまり、インボイスも電子帳簿保存法も中途半端な電子化で国側はいいかもしれないが、納税者側には相当な負担になっています。DX化は本来国側だけでなく、国民側にも有用でなくてはならないと思います。便利で楽にならないといけない。でもインボイスも電子帳簿保存法も現場側は以前より手間が多くなり、てんやわんやであるというのが現状です。
これから医療でも必ずDX化が進行していきますが、どうか働く側の人間にとって有益なDX化になるように祈っております。医療側のDX化が失敗して現場がこれ以上激務になったら医療は崩壊します。どうか間違った方向にいかずにお願いします。要は国側だけでなく、国民側も便利で楽になる制度です。重ね重ねお願いします。そして定額減税のような悪法を作らないでください。定額減税は一括給付で良かったはずです。すでにマイナンバーに紐づいている人は1カ月以内に給付。そうでない人は3カ月かかりますのでと言えば、口座を紐づける人も多くなったと思います。一体何をしたいのか。健康保険もそうです。マイナンバーを紐づけろといっておきながら、マイナンバー保険証を保有していない場合には資格確認書が交付されるとなればそれでいいやとなる。この国のDX化はすべて中途半端です。