本年もありがとうございました。


今年もブログを読んでいただき、ありがとうございました。今年は皆さまにとってどんな年だったでしょうか。

天皇誕生日に着物を着て明治神宮に行ってきました。その日は何組も結婚式をやっていて、白無垢姿も沢山見れて日本の伝統に触れた気がして厳粛な気持ちになれました。私もどちらかというとカジュアルな着物が好きですが、この日は友人に合わせて真面目な?着物を着てみました。

たまにブログの感想をいただくと嬉しい気持ちになります。
今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

2015年 映画観賞

毎年12月のカテゴリー映画では、私が今年観た映画BEST3を発表しています。

1位:マイ・インターン
2015.10.17のブログで感想を述べています。女性経営者の奮闘が同じ女性経営者として共感できて良い映画でした。

2位:ビリギャル
これも女性が主人公の映画です。2015.6.19のブログで感想を述べています。可能性が少ないものに真摯に挑戦し続ける主人公の頑張りに涙した映画です。

3位:エベレスト
同じく女性が主人公のスターウォーズ・フォースの覚醒3Dにしようか迷いました。3Dで観たせいか至近距離で心臓バクバクでしたが、物語として心に残るエベレストにしました。エベレストは実話です。1996年5月10日に8人もの登山家が死亡した事故を題材にしています。その中には日本人登山家の女性も含まれます。まさに命がけ登山です。エベレストは標高8848mです。富士山が標高3776mですから、とてつもない高さだということが分かります。植物が育たなくなる森林限界は寒いところで1000m、富士山で2500m、熱帯地域で3600m位です。それ以上になると植物は育ちません。7500m以上になると生命のあるものが生きられないというデットゾーンになります。居るだけで確実に生命の危機にさらされるのです。それがまざまざと分かる映画でした。エベレストに登山するためには登山に慣れている人でさえ、3ヶ月前から現地入りし、体を徐々に高山に慣らします。大体2月頃現地キャンプ場に行き体を鍛えて一番天候が安定している5月位に頂上を目指すのです。7500mから頂上の8848mはデットゾーンですから、長い時間居ることはできません。できるだけ早く登り早く下山します。まさに命がけです。この映画では多くの人が遭難し亡くなりましたが、自然の怖さと偉大さが分かった映画でした。

今年も多くの映画を観ました。エベレストのような映画を観ると体験はできないけど観れて良かったと思います。来年も多くの映画を観て感想を書きたいと思っています。よろしくお願いいたします。

工数管理

税理士やコンサルタントなどのいわゆる仕入れが伴わない事業というのは、コスト管理がなっていない場合が多いです。特に開業したての税理士などはもっとも恐れるのは暇な時間なので、不採算で低顧問料でも暇よりはマシと顧問先として受け入れることがあります。低顧問料先を多く受入れ仕事がパンパンになり、深夜や週末までも働く有様・・・それでも売上は1000万円行くか否かと言うところ・・・最近そんな税理士が多いです。自分でリスクを背負って開業して、昼も夜も働いて週末まで働いてそれって・・・幸せなの?

勤務税理士の時に給与の3倍売上げを出せと言われていました。1/3は自分の給与、1/3は事務所経費に充てる、1/3は利益(いざというときの設備投資につかう)というものです。私たちの業界はそんなものです。上記1000万円を勤務時間で割ってみると時間当たり売上3,000円人件費換算1,000円です。時給1,000円稼ぐために税理士になったのではないはず。

ただ、私も税理士業務とコンサルタント業務のどちらにどの位時間がかかっているのか。また、顧問先毎の時間売上などは厳密には計算していません。今、仕事がパンパンなので来年からこれらの工数管理をしようと思っています。詳しくは次回やってみてからお話しします。

フォルトゥナの瞳

フォルトゥナをご存じだろうか?ローマ神話の運命の女神のことです。

運命の女神の瞳という題のこの本は、主人公慎一郎がある日突然、手が透けている人を見て、それからも何人か手が透けていているどころか全身が透けている人を見て、それが何なのか気が付きませんでしたが、それがその人の死を意味するということを知ります。手だけ透けている人は何か月か先に亡くなる人。ほとんど透けている人は直後に亡くなる人だと気が付きます。自分にその能力が備わったのはその人を助けるためだと信じた慎一郎はある時、手の透けた女性を見つけその人を救おうと亡くなろうであろう日にデートに誘います。他愛のない話をして女性を帰します。その次の日、女性の手は透けていませんでした。

でも、その頃から体調の不具合が生じます。心臓が締め付けられるほど痛いのです。狭心症でした。自分と同じ能力を持つ男性に言われます。「他人の人生に関わるな。」そう。人を助ければ助けるほど、自分の命が短くなるのでした。

自分が運命を変えたばかりにその後に多くの人を犠牲にしてしまう事故を起こしたら自分ならどうするか?自分が助けたばかりに多くの人を事故死させてしまうことを知ったら貴方ならどうしますか?

慎一郎はどうしたか?友人も家族も居ない地味な人生だった慎一郎の決断はどのような行動になったのか?読めば読むほどはまっていく本でした。誰にも認められなくても自分の信念を貫く生き方が恋人にだけは伝わっていて良かったです。

管理者の理事就任

医療法人の管理者(院長)は理事に就任しなければなりません(医療法で決まっています)。ですから、分院が3つあればそれぞれの管理者が理事にならないといけないのです。

ところがそれでは不都合が生じる場合があります。例えば分院がへき地に診療所を持っていてそこの管理者が頻繁に変わる場合でも理事の就任退任および新しい理事の就任などをしなければならず、実務的に煩雑でした。また、病院のとなりに介護施設を持つなど隣接した土地にあるにも関わらず理事就任は複数就任させる必要があることなど・・・

その点は以前から都道府県知事の認可を取れば加えなくても良いとされていましたが、今回はさらにその他の事情があった場合には別に審議して認めますよというものです。

今までは限定列挙的な例外規定だったのが、個別案件として審議しますよという形になったのです。詳しくは下記をご覧ください。

○「医療法の一部を改正する法律の一部の施行について」.pdf

外国投資信託(外貨建てMMF)の非課税制度

会社型外国投資信託および外国株式投資信託の売却益は20.315%の税金がかかります。ところが、外国公社債投資信託の売却益は非課税です。しかも、為替差益も含めて非課税なので恩恵はとても大きいのです。

しかし、この制度今年で廃止になり、来年からは売却益に20.315%の税金がかかります。ですから、外国公社債投資信託をお持ちの方は今年のうちに売却することをお勧めします。忙しい師走ですが、自己資産を見直してみて下さいませ。

ここからは、つぶやきです。今年ももう師走になりましたね。なんか師走って慌ただしいですね。USENからジングルベルなどのメロディが流れたりすると、何故かロマンチックな気分に浸らずに「年末調整の時期だぞ!早くやりなよ~」というメロディに聞こえてしまうのはこの業界の悲しい特徴ですね。うちでも12月に入ってからとうとう朝起きるとき暖房を入れ始めました。寒くなってきましたが、体調など壊さずに年末乗り切りましょう。

ストレスチェック

2015年12月から年1回のストレスチェック制度が従業員50人以上の事業場で義務化されます。(50人未満の事業場については、当分の間、努力義務となります)こちらの制度は遅くとも2016年11月30日までに実施する必要があります。

この度、厚生労働省がストレスチェックのソフトを無料ダウンロードしています。また、マニュアルやリーフレットも下記ページにありますので、是非ご活用下さい。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/

蛇足ですが、ストレスと言う言葉はどっちかというとマイナスなイメージですよね。でも適度なストレスはノンストレスより逆に良いようです。同じ要因でもそれをストレスに感じる人とそうでないと感じる人もいます。一度ご自身でもストレスチェックしてみませんか?