プロジェクト・へイル・メアリー

観たかった プロジェクト・ヘイル・メアリー を、ようやく映画で観ることができました。原作は感想を書いていませんが、上下2冊のSF小説として1月に読み終えています。小説は宇宙に関する専門用語が多く、しかも実際に見たことのない世界なのでイメージしづらい部分が多々ありました。ここまで視覚的なイメージを求めた作品は初めてで、ぜひ映像で観たい!と思い続けていたので、映画化を知ったときから楽しみにしていました。実際に観てみると、登場人物の造形やロッキーの姿はほぼイメージ通りでした。小説では「クモのような形で岩のような素材」と描写されていましたが、映像でもまさにその通りで、思わず笑ってしまうほどでした。

物語は、宇宙船内で人類最後の生き残りであるグレースと、異星人の生き残りであるロッキーが協力し、なぜか死にかけている太陽の謎に挑みながら、それぞれの知性を駆使して宇宙の生命を救おうとする壮大なものです。ロッキーの特徴も非常に興味深く、アンモニアの大気でしか生きられないことや、驚異的な速度で金属を加工できる一方で放射線の概念を知らない点など、小説では具体的に説明されていて理解しやすくなっています。また、人間が視覚で物を認識するのに対し、ロッキーは目を持たず、形状で認識するという違いも印象的でした。

映画ではこうした要素が直接的な説明ではなく、映像や演出によって「察する」形で表現されており、制作者の工夫や苦労も感じられました。ただ、その分、小説を読んでいないと分かりにくい場面もあったように思います。とはいえ、小説でぼんやりとしか描けなかったイメージが映画によって鮮明になり、両方を体験することでより深く楽しめる作品でした。

東京都自転車ルールブック

4月1日から自転車取締りが始まりますが東京都自転車ルールブックが秀悦です。
東京都自転車ルールブック
全31ページに渡って図解付きのカラー版です。交通ルールが厳しすぎるという意見もありますが、今一度これを見るとどちらかというと自分の身を守るためでもあるのだということが分かります。自転車は車と歩行者の間のような感覚で今まで運転していましたが、ルールブックを読むとどちらかというと車両に近い感じでした。

事故が多い時間帯も紹介していて急いでいる朝8時台とか薄暗くなった17時台に事故が多いということでした。また季節にも影響されていて10月~12月は事故が多いということです。なぜ自転車は左側通行なのかを説明した文章に納得でした。11ページに書いてありますが、自転車が右側通行をすると交差点で右側から来る車に接触する可能性が高まります。自転車ルールは周りの人のためもあるけど半分は自分のためでもあるというのがルールブックを見ての感想です。

問題になっている歩道の通行ですが、車道を走るのが危ない道ってありますよね。歩道がガラガラなのに命がけで車がビュンビュン走り去る車道を走らなければならないのか?という疑問もわいてきます。ただ、歩道の通行についても22ページに書いてあって、単に歩道を通行しているだけでは青切符はきられずに指導警告になるようです。車が左脇に止めてあったり車がビュンビュン行きかう歩道に余裕がある場合は臨機応変に対応したいと思いました。

成瀬は都を駆け抜ける

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会いたかったよ。あかりちゃんという気持ちで読み始めました。成瀬シリーズ第3弾目でこれが完結編らしいですが、読み終わった後も続編が読みたいと思いました。社会人になった成瀬も見てみたいと思ったのです。今回の内容は成瀬が京都大学に通って様々な出来事に対応している話です。さすが京都大学。変わった天才が多いので今までより成瀬がマイルドに見えます。それだけ個性が強い人が沢山いました。相変わらずの成瀬ですが、常に進化をしている感じです。

親とのエピソードも出てきて成瀬があまりにも小学生の時変わっていたので、家庭訪問時に担任から注意されましたが、親はそれを否定せず「そういう子なのです」と対応しました。成瀬が成瀬らしくいられるのもこの両親に育てられたからだと思いました。成瀬は京都を満喫していて以前よりも多くの人たちと交流していました。一日にスケジュール埋め込みすぎだろと思うシーンもありましたが成瀬が元気そうで良かったです。成瀬あかりのファンとしては続編も要望します。成瀬シリーズを読むと元気がでます。私も頑張ろうと思えます。そんな本でした。

春は新しいことを始めるのに良いタイミング

春に新しい資格を取りたいと思う方は多いようです。資格はやみくもに探すより「目的」と「実用性」を整理すると成功確率が上がります。まず目的から考えてみるのはどうでしょうか?収入アップ(簿記・宅建・FP)であったり、仕事効率化(ITパスポート・MOS)であったり、趣味や教養(世界遺産検定・歴史系)であったり、副業・独立(行政書士・社労士)などです。何のために取るかがはっきりしていると途中で投げ出すことも減ります。

難易度と時間のバランスも大事です。例えば簿記でいうと2カ月くらいで簿記3級は取れますが、簿記2級になると半年。簿記1級になると1年以上。国家資格だとそれ以上という期間がかかります。時間が多くかかるほど達成感はありますが、難易度や時間もかかります。

自分の強みや興味をさらに強めるというのも効果的です。例えば簿記やFPは数字が苦じゃないということが大事だし、法律に興味があれば行政書士などの士業も向いているかもしれません。パソコンが得意ならIT系を目指しましょう。興味があるか否かは重要な要素です。春は暖かくなってきて桜が咲き、気分が高まりますね。その勢いで己も高めてください。

自転車にも反則金

2026年4月1日から施行される「青切符制度」とは、自転車の交通違反に対して交通反則通告制度(いわゆる青切符)を適用する仕組みのことです。これまで主に自動車やバイクに適用されていた制度が、自転車にも拡大される点が大きな特徴です。まず、この制度の基本的な仕組みですが、軽微な交通違反をした場合に「青切符(交通反則告知書)」が交付され、一定期間内に反則金を納付すれば、刑事手続き(裁判など)を受けずに処理が完了するというものです。これは違反処理を迅速・簡便にするための制度であり、違反者に前科がつかないという特徴があります。今回の改正により、この制度が自転車にも適用されることになりました。対象となるのは原則として16歳以上の自転車利用者で、2026年4月1日以降に行われた一定の違反行為が反則金の対象となります。

対象となる違反は多岐にわたりますが、代表的なものとしては、信号無視、一時不停止、右側通行などの通行区分違反、そして近年問題となっている「ながらスマホ」運転などがあります。例えば、スマートフォンを手に持って運転した場合や、信号を無視して交差点に進入した場合などが該当し、それぞれ数千円から1万円程度の反則金が科されるケースがあります。重要なのは、この制度によって「新たに違反が増える」わけではなく従来もこれらの行為は違反でしたが、これまでは注意・警告で済むケースが多く、悪質な場合のみ刑事処分(赤切符)となっていました。今回の制度導入により、比較的軽微な違反でも反則金という形で明確に責任が問われるようになり、取締りの実効性が高まるとされています。

一方で、酒酔い運転などの重大・悪質な違反については、これまでどおり刑事手続き(赤切符)の対象となり、罰金や懲役刑などが科される可能性があります。つまり、「軽微な違反=青切符」「重大な違反=赤切符」という区分がより明確になります。この制度導入の背景には、自転車事故の増加や危険運転の問題があります。自転車は手軽な移動手段である一方、交通ルールの意識が低いケースも多く、歩行者や自動車との事故の原因となってきました。青切符制度は、自転車利用者にも「車両の運転者としての責任」を自覚させ、交通ルールの遵守を促すことを目的としています。今後は、自転車も自動車と同様にルール違反に対するペナルティが明確化されるため、通勤・通学や日常利用においても、これまで以上に交通ルールへの意識が求められることになります。今回の制度は単なる罰則強化ではなく、道路全体の安全性を高めるための大きな転換点となります。

ホーソン効果の活用

ホーソン効果とは「人は自分が観察されている・注目されていると感じると、それだけで行動や成果が変化する」という心理的現象です。この概念は、1920年代にアメリカのウェスタン・エレクトリックのホーソン工場で行われた実験(いわゆるホーソン実験)から知られるようになりました。当初は照明の明るさと作業効率の関係を調べていましたが、明るくしても暗くしても生産性が向上するという結果が出ました。これは環境条件よりも「注目されている」という意識が影響したと解釈されました。観察されていると意識が高まり、注目されているとやる気が増したりしてその結果一時的に成果があがります。

ただ、ホーソン効果は一時的な改善であることが多く、本質的な改善ではないので本質的改善が必要な場合は別のアプローチで対応する必要があります。ホーソン効果で良い効果が出るのは例えば受験生が勉強をしなくてはいけないと分かっているのになかなかやる気が出来ない場合、自分の部屋ではなく、親が見ているリビングで勉強するとか、皆が勉強している図書館で勉強したりすると効果が上がります。誰かに見られていると思うとやる気が出ますよね。最近ではただひたすら勉強をしている動画をあげている人もいます。それを流しっぱなしにして自分も勉強することで自分も頑張れるという事も流行っているようです。是非お試しあれ

税務調査のオンラインツールの活用

税務署や国税庁では、令和7年9月以降、デジタル庁が提供するGSS(ガバメントソリューションサービス)を活用しています。税務調査においては、インターネットメールの利用が進められており、まずメールでのやり取りを行うかどうかについて、電話により意思確認が行われます。税理士に依頼している場合は、税理士に対して連絡があります。ここで同意すると、登録フォームへ入力し、Microsoft Formsを用いたテストメールの送信を実施します。これらの手続きは電話で確認しながら進められ、誤送信の防止が図られています。

また、WEB会議も可能となり、Microsoft Teamsを使用して実施されます。会議はカメラ機能をオンにした状態で行われます。資料のやり取りについてはPrimeDriveを利用でき、パスワードを設定したファイルで安全に送受信する仕組みとなっています。現時点では、福岡国税局および金沢国税局での運用にとどまっていますが、今後は全国的に拡大していくものと思われます。なお、税務調査終了後には、電子データは完全に消去される運用となっているようです。

これまで書類のやり取りは郵送が中心で手間がかかっていましたが、こうしたデジタル化の流れにより、今後はより効率的な対応が可能になると考えられます。詳しくはこちら→
https://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/onlinetool/index.htm

専門医

医師といってもそれぞれ得意な診療科目があり、医師の専門性に関する資格等を取得している医師は全体の6割強です。厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師統計によると、一番多い専門医資格は総合内科専門医です。二位は消化器病専門医です。三位は眼科専門医です。まぁそうだろうなと納得の結果です。何でも専門家しています。歯科もインプラントだけ行う歯科もいますし、税理士も相続税だけやる税理士がいます。国家資格取得者も細分化されて益々どう生きるか、何を選択するかを選択しなければならない時代になってきました。

マイナポータル連携

確定申告で今年から新たに生命保険契約等の支払調書・年金の支払調書や損害保険契約等の満期返戻金等の支払調書・年金の支払調書やふるさと納税以外の寄付金(特定非営利活動法人、国連、UNHCR協会、国境なき医師団、日本ユニセフ協会)などがマイナポータル連携の対象になりました。友人に確定申告楽になった?と聞かれましたが、このマイナポータル連携については全く楽になりません。これは自分の確定申告を自分でする場合には有効ですが、税理士が他の者のマイナポータルを連携はできないので全く役に立たないというのが本音です。

確定申告が簡単なお客様については国税庁の確定申告コーナーからご自分で作成することを推奨していますが、お客様もマイナポータル連携を保険料控除等でやろうと思ったがかなり面倒で途中でやめてしまったということでした。国税庁の確定申告作成コーナーは使いやすいですが、マイナポータル連携は保険会社毎に手続きしなければならずかなり面倒らしいです。一体どのくらいの人がこの制度を使っているのだろう?と思ってしまう今日この頃です。

バランス理論

バランス理論とは、広告やマーケティング、人間関係の分析など幅広い分野で応用されている理論で、主に社会心理学者ハイダーによって提唱された対人関係の安定性を説明する理論です。人は自分(P)、他者(O)、対象(X)の三者関係において、感情や評価の整合性が取れている「バランスのとれた状態」を好むとされます。例えば、自分が好意を持つ人が同じ対象を好んでいれば関係は安定しますが、自分は好きでも相手がその対象を嫌っている場合、不均衡が生じ不快感を覚えます。この不均衡を解消するために、人はそれを解消しようとする傾向があります。

例えば、自分の意見を変えて相手に合わせる、相手との関係性を見直す、あるいは対象に対する評価を変えるなどの方法が取られます。つまり、人間は無意識のうちに「心理的な整合性」を保とうと行動するのです。つまり、人間関係や価値観は、心理的な一貫性を保つ方向へ自然と調整されるという考え方です。この理論は単純化されたモデルであり、現実の複雑な感情や状況をすべて説明できるわけではありません。それでも、人がなぜ意見を変えたり関係を調整したりするのかを理解する上で、非常に基本的で重要な考え方です。