正直不動産

映画『正直不動産』を観ました。この作品はエンターテインメントとして楽しめるだけでなく、不動産取引に関する知識も随所に盛り込まれており、とても勉強になる映画でした。物語では、大規模な再開発プロジェクトが進められる中、用地買収に奔走する姿が描かれます。交渉は順調に進み、多くの土地所有者が売却に応じるものの、最後の1件だけがどうしてもまとまりません。その土地の所有者は、親から受け継いだトマト農園を営んでいました。そして、「この地でなければこのトマトは作れない。この土、この水、この環境だからこそ、美味しくて甘いトマトが育つのだ。だから、どれだけお金を積まれても土地を手放すつもりはない」と語ります。

そこで主人公の永瀬財地がどのような解決策を見いだすのか。その答えが実に見事でした。単に契約を成立させることだけを考えるのではなく、相手の思いや事情を真剣に受け止めたうえで最善の道を探る。その姿からは、かつての自分本位な営業マンではなく、お客様の意向を十分に尊重できる営業マンへと成長した姿が感じられました。不動産取引の奥深さと人と人とのつながりを描いた、心温まる作品です。最後は気持ちの良いハッピーエンドで、観終わった後に爽やかな余韻が残る映画でした。

アイヒマン実験

「アイヒマン実験」と呼ばれるものは、心理学者 スタンリー・ミルグラム が行った「服従実験」を指します。背景には、ナチス・ドイツの官僚だった アドルフ・アイヒマン が「自分は命令に従っただけ」と主張した裁判がありました。

実験では、被験者は「学習実験」と説明され、別室の相手が問題を間違えるたびに電気ショックを与える役を任されます。実際にはショックは偽物で相手もサクラですが、被験者は本物だと思わされていました。相手が「苦しい」「やめてくれ」と叫んでも、白衣の実験者が「続けてください」と指示すると、多くの人が最大電圧まで従いました。

この結果は、残酷な行為をするのは特別な悪人だけではなく、普通の人でも権威や組織の圧力の中では判断停止し、命令に従ってしまう可能性があることを示しました。企業不祥事や軍隊、学校でのいじめなどにも通じる心理として知られています。人は権威に服従し、自分はそれに従っただけと言い訳します。自分を確かに持っていないとそういった沼に入ることになります。注意しましょう。

通勤手当の非課税限度額の見直し

通勤手当に関する所得税の非課税限度額が見直されます。まず、片道65キロ以上の場合の1カ月あたりの非課税限度額は、これまで一律38,700円でした。しかし今回の改正により距離区分がさらに細分化され、以下のように引き上げられます。
65キロ以上75キロ未満:45,700円
75キロ以上85キロ未満:52,700円
85キロ以上95キロ未満:59,600円
95キロ以上:66,400円

また、通勤のために自動車や自転車などの交通用具を使用している人については、新たな取扱いも追加されます。駐車場や駐輪場を利用している場合で、その場所が勤務地周辺や通勤に利用する駅周辺など、「通勤のために借りていることが明らか」である場合には、実際に負担している駐車場等の料金についても、月額5,000円を上限として非課税の通勤手当に含めることができるようになります。このほかにも改正事項がありますので、詳しくはこちらをご覧ください。こちらは令和8年4月1日以後に支払われる通勤手当から適用になります。
https://www.nta.go.jp/users/gensen/2026tsukin/index.htm

結膜下出血

5月は、どの会計事務所にとっても繁忙期です。3月の確定申告時期ももちろん忙しいのですが、5月の「3月決算法人の集中月」のほうが、さらに忙しいという事務所も多いのではないでしょうか。当事務所も今年は事情が重なってかなり忙しく、普段はほとんどしない休日出勤を、なんと3日もしてしまいました。そんな中、10日ほど前から白目が真っ赤になるという事態に。とはいえ、クリニックへ行く時間もなく、そのまま様子を見るしかありませんでした。

特に痛みがあるわけでも、目やにが出るわけでもなく、ただ赤いだけだったので、何とか我慢できていたのです。でも、さすがに10日経っても治らず、しかも今月は目を酷使していたこともあり、不安になって本日ようやく眼科へ行ってきました。ちょうど3月決算の業務もすべて終わったところです。診断結果は「結膜下出血」。何らかの原因で結膜の血管が切れて出血するものらしく、まるで兎の目のような状態でした。しかも片目だけなので、なかなか不気味な見た目です。とはいえ、そのうち自然に治るとのことで、とりあえずは一安心です。

頭痛ーる

今日は何となく頭が重く、昼過ぎから本格的な頭痛が始まりました。私は季節の変わり目に頭痛に襲われる持病を持っています。ただ、病院に行くほどではなく、気圧の変化などに敏感でそうなるらしいです。従って頭痛薬を飲みます。先ほど飲んだのでもう少しで治ると思います。ただ、物凄く痛くなるので本当に気圧の変化の自律神経の乱れによる頭痛なのか、そうではない脳疾患などの頭痛なのか分かりませんよね?若い時はいつものやつだと思っていましたが年齢が上がってくるとそういうことも心配になります。

季節の変わり目の片頭痛の人は結構多いようなので、良いサイトを教えてもらいました。それが頭痛ーるというサイトです。
https://zutool.jp/?utm_source=chatgpt.com

それによると西から気圧が低下していて今日から明日にかけて警戒らしいです。ただ、そういうことであれば気圧変化の自律神経の乱れだと分かるのである意味安心です。頭痛持ちの方お試しあれ!

継続的な賃上げ

継続的に賃上げを実施している医療機関について、より高い点数を算定できる仕組みが示されました。2026年6月以降は、継続的な賃上げを実施している保険医療機関について、高い点数を算定できるようになります。対象となるのは、2026年3月31日時点でベースアップ評価料を届け出ている保険医療機関です。

一方、2026年3月までにベースアップ評価料を届け出ていなかった場合でも、同等の賃上げを実施していれば対象となる可能性があります。その場合は、2026年度改定においてベースアップ評価料で求められる賃上げ水準に加え、2024年度改定で求められていた2.3%の賃上げ水準を上乗せした水準の賃上げを行っていることが条件となります。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00053.html

プラダを着た悪魔2

今週の土日は仕事をしていました。日曜日の帰り、ふらっと映画館に立ち寄り、『プラダを着た悪魔2』を鑑賞しました。まず驚いたのは、20年ぶりの続編でありながら、出演者たちがほとんど変わっていないことです。「どういうこと?」と思うほど見た目の印象が変わらず、まるで前作から1年後の続編を見ているような感覚でした。一方で、物語の世界はしっかり20年後になっています。20年前より雑誌が売れなくなり、紙媒体から電子媒体への移行が進み、業界全体が厳しい状況に置かれている。アンディ(アンドレア)も転職して活躍し、賞を取るほどのキャリアを築いていましたが、アメリカ企業らしい突然の解雇に遭い、再び“あのボス”と出会うことになります。

ミランダの最初の登場シーンで真っ赤なドレスを着て車から降りてくる場面を見たときは、思わず涙が出そうになりました。今の時代、20年前のようなパワハラまがいの上司像は難しいだろうと思っていましたが、それでも誰にも媚びず、自分を貫いて生きているミランダの姿に感動さえ覚えました。「そう、あなたはそうでなくては」と思わずにはいられませんでした。そして、昔と変わらず無理難題を押し付けられながらも、なぜか最後にはやり遂げてしまうアンドレアも健在です。紙媒体の衰退、経費削減――時代の変化に翻弄されながらも、それでも彼女たちは戦い続けています。

終盤、車の中でミランダとアンドレアが語り合う場面があります。そこでミランダは、「いろいろなものを犠牲にしてきた。でも私は仕事が好きなの。やめたくないのよ」と語ります。その言葉には完全にやられました。作中のミランダは75歳という設定です。75歳になってなお、あれだけの情熱とエネルギーを持ち続けている。その姿には、ただただ脱帽でした。ミランダの老後はまだまだのようです。

僕には鳥の言葉がわかる

ゴールデンウィークの課題図書として読みました。読み始めてすぐ、軽井沢の森に入り、木々を見ながら「この木には虫が集まるから、この鳥が来るだろう」「この木には実がなるから、こういう鳥が来るだろう」と語る場面があります。その瞬間、「この著者は、底知れない愛情を持って鳥と向き合っているのだ」と感じ、これは心して読まなければならない本だと思いました。読み進めると、鳥がどのような状況でどのような鳴き声を出すのかという“鳴き声の研究”が非常に興味深く描かれています。鳥の種類ごとに鳴き声が異なるのは当然ですが、どうやら異種同士でも互いの鳴き声をある程度理解し、協力し合っている節があるというのです。さらに、鳴き声には文法のような構造まで存在するのではないかという研究も行われています。長い年月をかけて積み重ねられた研究には脱帽するとともに、大きな感動を覚えました。

本書では、軽井沢の森を舞台に主にシジュウカラの鳴き声を研究しています。シジュウカラは町中でも見かける身近な鳥ですが、著者は実家の庭に巣箱を設置し、実際に住み着かせてもいます。そして、シジュウカラの生態や鳴き声の違いを両親にも教えているのですが、そのエピソードがまた微笑ましいのです。母親は猫などが近づくと、シジュウカラ語の“警戒音”を真似して鳴き、父親はほうきを持って追い払う。さらには、巣箱に雨漏りが見つかれば修理までしてしまう。その結果、軽井沢の森よりも実家の庭のほうが、卵からヒナが巣立つまでの生存率が高くなってしまったという話には思わず笑ってしまいました。長年にわたる研究の積み重ねと、鳥たちへの深い愛情に満ちた一冊で、読後には「とても良いものを読ませてもらった」と感じました。ぜひ多くの方に読んでほしい本です。

かかりつけ医機能報告

医療機関は毎年1月~3月に医療機能情報提供制度の定期報告がありますが、病院、診療所は今年度から「かかりつけ医機能報告制度の定期報告」も始まりました。こちらの報告は全ての病院と歯科を除く診療所が対象となっています。かかりつけ医という概念もない美容整形外科や企業内の診療所も対象となります。

報告内容な1号機能として日常的な診療を総合的かつ継続的に行う機能についての報告があります。一定の事由に該当する場合は2号機能の報告も必要です。2号機能は、通常の診療時間外の診療、入退院時の支援、在宅医療の提供、介護サービス等と連携した医療提供、その他検診・予防接種・地域活動・教育活動等・今後の意向などです。詳しくはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022_00007.html

ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー

ご存じ任天堂のスーパーマリオブラザーズが映画化されたものです。風景が華やかでゲームの要素もありワクワクする映像でした。マリオ、ルイージ―、ヨッシー、ピーチ姫、クッパ、クッパjrくらいは知っています。東京税理士会の先生に吉田さんはロゼッタに似ていると言われたので、気になり見に行ってしまいました。ロゼッタは慈愛に満ちていてでも強くたくましいとても素敵なキャラクターでした。恐縮しました。

映画はというとゲームをやっているような感覚の場面もあり、ちょっと懐かしくジワっとします。それにしても現在のお姫様は皆逞しくてすごく良いです。私が子供の頃に触れたお姫様と呼ばれる人はどちらかというと儚く弱く誰かに愛されるという人物像でした。それが今のお姫様は単体でも強くたくましく慈愛に満ちている。今のお姫様の方が昔のお姫様より何倍も魅力的です。時代によってお姫様の在り方も違いますね。