持分なし医療法人移行についてのパブリックコメント

持分なし医療法人の移行について今年の10月1日より移行時のみなし贈与課税がされないということで認定要件が注目されています。前回のカテゴリー医療法人のブログで詳細は8月~9月に発表されるということをお伝えしましたが、平成29年8月17日の厚生労働省のHPに結局パブリックコメントを募集するという発表がありました。
厚生労働省ホームページ

従いまして発表はパブコメを吟味して9月下旬ということになります。私が思うに社員要件・理事要件がポイントだと思っていて、同族1/3以下要件を入れるならこの制度は進まなく、同族1/3以下要件を入れないなら制度として進むのではないでしょうか?今後も注視していきます。以下参考までに・・・
医療法パブリックコメント

税理士試験終わりました

今年の税理士試験は8月8日・9日・10日でした。台風が近づいたり、この夏1番の猛暑だったり、大変な3日間でしたが、受験した皆様はどうだったでしょうか?お疲れ様でした。
今年は私がイメージしているより1週間遅い試験日でしたね。結果はマークシートではないので解答速報などを見てもはっきり分からないと思います。良くてもそうでなくても12月まではモヤモヤすると思いますが、短い夏を今からでも楽しんでください。

私は皆さまより一足先に夏を楽しんでいます。先週末に銀座で浴衣のイベントがあり友達と行ってきました。このイベントの特徴は大人が多い事です。皆上質な浴衣を着ていて目の保養になります。私は今年購入したフラミンゴの浴衣を着ていきました。紺に白いフラミンゴが素敵でしょ。

40代ひとり暮らしが日本を滅ぼす

なかなかショッキングなタイトルです。先日、NHKが独自に開発したAIが日本の未来を良くするために提言した問題提起の1つです。40代で一人暮らしをしている人というのも理由は様々ですが、男性は主に3つのタイプ→仕事バリバリタイプ(38%)、結婚したくてもできないタイプ(33%)、現実逃避タイプ(18%)で、女性も主に3つのタイプ→充実キャリアひとりで楽しいタイプ(55%)、結婚こりごりタイプ(22%)、日々に不満タイプ(15%)となっています。

理由は様々ですが、40代で一人暮らしの人は50代でも一人暮らしになる確率が高く、それに伴い、救急車搬送率、自殺者数、餓死者数、空き家数などが増え、合計特殊出生率、老人倶楽部会員数などが減るといいます。日本は国として子供や老人に対しては保護が厚く、40代でも子供がいればそれなりに国の恩恵を受けられるのですが、40代の一人暮らしというのは、もっとも社会福祉から遠いところにいるので、将来老人クラブなどで活動しようとする人も少ないとの事でした。

そうか。40代ひとり暮らしが増えると国としては痛手なのだということが分かりました。では国としてどうしたら良いか?これもAIとして答えていました。「家賃負担を減らす」えぇ!びっくり!!生身の人間には思いつかない作戦です。家賃負担を減らせば、実質生活費の負担が減ることになりその分、出会いや趣味の時間を持つことができてコミュニティが盛んになるとの事。へー

そして最後の最後AIから40代一人暮らしの方へのメッセージ「仕事を好きになりすぎるな!」これをどう捉えるかは個人の判断らしいですが、私の心臓はこの一言でズキーンと撃ち抜かれたことは確かです。。。

異動届出書

事業所を移転して所轄税務署が変わった場合、異動前の所轄税務署と異動後の所轄税務署に異動届出書を提出します。以前からこの件については煩わしいな。税務署同士で何とかしてくれないかと思っていました。

平成29年4月1日より異動前の納税地の所轄税務署長へ提出すれば手続きが完了するようになりました。所得税や消費税についても同様の取り扱いになっており、給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書についても異動前の所轄税務署長への提出で完了となるワンストップ化がスタートしました。

また、法人設立届出書等には「登記事項証明書」の提出が義務付けられていましたが、4月1日以降は不要となりました。この簡素化は国税のみなので都道府県や市町村に提出する届出書は今まで通り異動後の都道府県・市町村へ提出しなければなりませんし、登記事項証明書の添付なども必要です。

退職金と弔慰金の税務上の取り扱い

退職金はご存知の通り退職に起因して会社などから支払われる金品です。退職金に関する税金については知っている人も多いと思いますが、もらった金額から退職所得控除額というのを控除することができます。退職所得控除額は勤続年数によって控除できる額が変わっていき、勤続20年までは1年につき40万円、20年を超えると1年につき70万円控除できます。ですから勤続18年ですと40万円×18年=720万円となり、勤続25年ですと40万円×20年+70万円×5年=1150万円となり、それ以下の退職金の場合、税金はかからないということになります。もしそれを超えてしまってもさらに2分の1をした金額のみ課税対象となりますので、退職所得は他の所得に比べかなり優遇された所得となります。これは生きたまま退職金をもらう場合です。

では、死亡による退職金の場合はどうなのでしょうか?死亡による退職金は上記による税金とはかなり違います。上記は本人が退職金を受け取りますが、死亡してしまったら受け取れませんので、退職所得(所得税)の範疇ではなく、相続税の範疇となります。相続税の場合、もらった退職金は遺族に渡されますが、それが丸々相続税の課税対象となるわけではなく、非課税限度額というのが設けられています。それは勤続年数などにかかわらず、法定相続人の数によって決まっています。500万円×法定相続人の数が非課税限度額です。ですから法定相続人が、妻と子供2人の場合、合計すると3人になりますから500万円×3=1500万円までは相続税の課税対象となりません。それを超える金額のみ相続税の課税対象になります。

そのほかに弔慰金というのがあります。これは遺族に対して会社などが支払いますが、こちらについても非課税限度額があって500万円×法定相続人の数となります。退職金と弔慰金はそれぞれが別に非課税限度額を設定できますので規程等を整備してうまく活用していですね。

女性のキャリアと起業

先週、相模女子大で「女性のキャリアと起業」という講演をしました。20歳前後の学生さんの、まだ将来どうにでもなる未来の可能性を秘めた若者に今後生きていくうえで多少のヒントになればと思い講演しました。

ジェンダー・ギャップ指数の事。女性が起業するということ。お金の事。ピンチはチャンスという事。私の事業の紹介も含めてお話しました。様々な感想が寄せられまして講師としてはとても有意義なものとなりました。

ちょっとびっくりしたのは、感想の注目する部分が人によって違うというところ。同じ内容で同じ状況でお話していても学生によって注目する部分(多分感想に書いてくれたところが一番注目した部分と仮定すると)が違うのです。これは私にとってもとても興味があり勉強になった部分でした。

社会医療法人と特定医療法人と認定医療法人

今年の10月から認定医療法人制度が変わります。詳しくは2017.2.22のブログ「認定医療法人制度」に記載してあります。ここでも書いてありますが、移行時非課税になる要件があります。その中で社会保険診療報酬が80%以上であること。というのがあります。これについては特定医療法人と社会医療法人でも同じような規定があるのですが、特定医療法人と社会医療法人では社会保険診療報酬に含めて良い範囲というのが違います。

例えば、産婦人科の主な収入であるお産収入(助産収入といいます)は、特定医療法人では含められなくて、社会医療法人では含むことができます。では、認定医療法人制度ではどっちなんだ?ということでモヤモヤしていて、早く詳細が発表されないかと待ち遠しかったのですが、今も詳細が明らかになっていませんので、待ちきれず厚生労働省に問い合わせしました。

詳細が発表されるのは8月~9月になるとの事。思わず聞いてしまいました。そうしましたら、社会医療法人制度の社会保険診療報酬の範囲だということです。つまり、助産収入も含めて良いのです。あぁ良かった。これで産婦人科も認定医療法人を選択することができます。実は昔から思っていました。特定医療法人に産婦人科が手を挙げることができない不合理さに苛立ちを覚えていたのです。

認定医療法人制度は厚生労働省が認定する制度なのでその辺は分かってらっしゃるのですね。特定医療法人は財務省の管轄なのでそこまで目が行き届かないのかもしれません。

税理士会 法対策部

税理士になって17年という年月が経ちますが、今まであまり税理士会の活動には参加してきませんでした。ところが今年初めて、東京税理士会豊島支部の法対策部に入りませんか?とお誘いを受け、せっかくなのでやってみることにしました。といっても税理士会の活動自体も初めてで、法対策部は何をするのかも知りませんでしたが・・・

先週初めて打ち合わせ(顔合わせ)があり、法対策部が何をやるのか分かりました。はじめは税理士業違反の会員を取り締まったり指導したりするのかと思っていましたが、もっと壮大な部でした。なんと税制改正要望の原案を発案する部だったのです。初めての加入部にしては、荷が重すぎますがせっかくなので頑張ります。

来週締め切りでとりあえず3つ以上の税制改正要望を個人として作成し、部長に送ります。その後10人全部員で検討を重ね、豊島支部として何を要望するのかまとめて東京税理士会に提出するらしいです。私としても実務をしていて言いたい事がありますのでまとめたいと思います。医療法人や中小企業の利便性向上のための要望をするつもりです。
乞うご期待!

金魚姫

夏らしい表題と表紙の絵に惹かれ購入しました。屋台で取ってきた金魚がたまに女の子になって主人公の生活が変わっていくというお話です。そんな現実離れした話・・・と多少軽く見て読み始めましたが、読んでいくうちにハマってしまい、寝る前に読み始めたが気が付いたら3時になっていて焦って寝たなんてこともあった本です。

怖くて、せつなくて、可愛くて、それでいて遠い昔と現在の奥行も感じられる本です。突然何千年も前の怖い話になるのでビックリしますが、人の思いというのは何千年経っても生き続けるのだとつくづく思いました。

主人公もブラック企業で堕落した日々を送っていましたが、ある日亡くなった人が見えるようになって、その人から声をかけられ、亡くなった人の思いを残された人に伝えるうちに仕事であるお仏壇のセールスの売上げが伸びたりします。何のために生きているのか分からなかった主人公の生活も金魚の世話をしなくてはならないという使命感から徐々に変化していきます。主人公の人としての成長も感じられる本でした。

写真の朝顔は今年自宅のベランダで種から育てたものですが、ハートの葉っぱと、金魚の尾のようなヒラヒラした八重の花びらが可愛い朝顔です。蛇足ですが、金魚は様々な品種改良を行ってあんなに特徴のある姿になったのだそうです。朝顔も江戸時代に様々な品種改良を行って色々な変わり朝顔ができたそうです。うちの朝顔は西洋朝顔ですが・・・・金魚と朝顔ってちょっと似ていますね。

ふるさとチョイス

先日、カンブリア宮殿で、ふるさと納税の検索サイト「ふるさとチョイス」を作った株式会社トラストバンクの社長の須永珠代さんがゲストで出ていました。彼女は就職氷河期に50社以上の会社の応募に落ち続け、派遣社員をしばらくやって、その後残業時間250時間というIT企業で働き、結婚紹介所でも働いていたそうです。結婚紹介状では男性顧客の模擬デートの相手役として指導したりしています。そして38歳でふるさとチョイスの運営会社であるトラストバンクを設立します。

様々な仕事をやっていますが、ふるさとチョイスを設立したとき、過去の経験が大いに役立ったと言っていました。IT企業では毎日深夜まで仕事でタクシーで家に帰り、タクシー代だけで給与がなくなるという生活でしたが、それでもそれだけ多くのサイトを作り、経験したことが「ふるさとチョイス」の作成に役立ったのだと思います。そして、結婚紹介所の男性の見合い役の仕事も女性はどうやったら喜ぶのか。相手に好感を持ってもらえる行動とはどういうことか。相手は何を求めているのかという事が分かっていないと、仕事はできません。

そういう面からも「ふるさと納税」という制度は国が作った制度ですが、納税者には分かりづらくどうやったら良いのか。ということに応えたサイトだと思います。ふるさと納税が出来た当初2008年から2010年までは利用者は33,000人程度でした。ところが2011年には741,667人 2015年には1,298,719人もの人が利用しています。それも「ふるさとチョイス」をはじめインターネットでの申し込みサイトが増えたことに起因するのではないでしょうか?

ここから分かることは、過去の仕事は未来の仕事に何らかのためになるという事です。未来は何が起こるか分からない。今頑張れば将来何があるか分かりませんね。