マイルの使い方

マイルの貯め方については2013.4.30のカテゴリーFPでお話ししています。今日は使い方について検討してみたいと思います。

溜まったマイルの使い方としては、Suicaにチャージする方法(10,000ポイントで10,000円)、WAONにチャージする方法(現在キャンペーン中10,000ポイントで12,000円)、JAL提携のホテルやレストランで使えるJALクーポンにする方法(10,000ポイントで12,000円)、JALツアーの支払いに充てられるeJALポイントにする方法(10,000ポイントで15,000円)、選りすぐり商品に替える方法(10,000ポイント20,000ポイント30,000ポイントが有)そして特典航空券があります。

大体円換算すると10,000ポイントで10,000円から15,000円ですので、一番換金率が高いのはやはり特典航空券(飛行機代が往復タダになる)です。先日、やっと溜まった54,000マイルでフィンランド(ヘルシンキ)に行きました。ヘルシンキまでの飛行機代は100,000円だったので他の方法に比べ1.8倍位有利です。

eJALポイントも1.5倍で悪くはないのですが、eJALポイント決済すると、キャンセルしても変更してもeJALポイントは返ってこないので変更がありそうなメンバーで行くツアーには使わない方が無難です。物凄いポイントを失うことになるからです。

あと、お得なのはおともでマイルといって、友人2~4人でどこかに行くとき、1人が10,000マイル~12,000マイルを負担すれば、他の人たちは10,000円~12,000円位で往復航空券が買えます。マイルを負担した人はマイルの負担だけで行けます。ただ、期間が限定されていて、お盆やお正月などは使えません。

殆どの特典が10,000マイルからの引き換えですが、今年からJALではミニマイル特典ができました。最少マイルは600マイルでいろんな国のガイドブックです。2,000マイルあればJALの工場見学ができたり、いろんなお店の1000円割引券がもらえたり、3,000マイルあればソフトバンクホークスの試合が観戦できます。少ないマイルでも、いろいろありますので、有効期間内に使って下さいね。

税金の傾向

ここ2年の税制改正を見ていて感じることは、はっきりとした税金の傾向です。

それは法人優遇、個人劣遇という政策です。例えば、基礎控除額の縮小をした相続税。給与所得控除額の縮小をした所得税。そして税率を減らし続ける法人税などの税制改正で明らかになっています。

日本の税収は約90兆円、このうち個人に課税される所得税などは約30%、法人に課税される法人税などは約20%、消費税や酒税などの消費課税は約34%、相続税や固定資産税などの資産課税は約15%です。

法人の方が資力がありそうですが、今も昔も個人に課される税金の方が多いのです。それは何故でしょうか?法人のうち黒字申告は27.4%(平成24年度実績)で70%以上が赤字です。本当に事業が苦しい法人は存在します。しかし、税金払うくらいならと個人へ給与(役員報酬)として支払う企業も少なからずあります。

このような企業は大体1年後の利益を見積もり、利益が出るか出ないかのところで役員報酬を決める傾向にありますが、その方法を続けると、法人の税金と個人の税金をトータルで見た場合、ものすごい税金負担になる可能性があります。

今後は、個人の税金と法人の税金をトータルで考えちょうどいいキャッシュフローの妥協点を見つけ検討する必要があります。

医療法人推移

医療法人推移.pdf
厚生労働省から平成26年3月31日時点での医療法人推移が発表になりました。
総数は49,889法人となり過去最多です。50,000法人に迫る勢いで、昭和45年からの44年間で約20倍になりました。日本の殆どの産業は成熟期に入り淘汰され法人は減っています。それなのに医療法人は増え続けています。

種類別に見ますと、持分あり社団医療法人は平成19年の医療法改正で新たな設立が認められなくなったため、平成19年の駆け込み設立時の43,638法人をピークに減っていて、現在41,476法人です。それでも全体の83%を占めています。それに比し、新たな設立形態である持分なし社団医療法人は増え続け、平成45年の約100倍の8,022法人になりました。その他に平成19年医療法改正で特別医療法人制度が廃止になり、現在0法人、それに比し、平成19年医療法改正で新たな設立形態である社会医療法人が215法人と増えています。

平成19年を境に法人形態も少しずつ移行していますね。

イエスマン



昔映画で公開されたので、知っている人もいると思います。私は映画は観ていないので初めて読んだことになります。彼女にフラれてからふさぎがちになり、全てに消極的になってしまった主人公。飲み会の誘いなども特に用事もないのにNOと断っていました。ある日見ず知らずの男性から「もっと、YESというんだ。」と予言のような宣告を受け、このままじゃいけないと思っていた主人公は、全ての選択にYESと言う事を決意します。

同じ日に飲み会があっても全てYESというので掛け持ちでハシゴをします。何か買って下さいと言われてもYES。345㌔あるリバプールでのパーティのお誘いにも滞在時間1時間でもYES。とにかく何事もYESです。詐欺まがいのものに引っ掛かりそうでもYESです。薬物使用も誘われればYES。もうめちゃくちゃです。

仕事で厄介そうで自分には重荷に思われることもYES。彼女でもない女友達からチケットを送ってくれと言われてYES。お金も時間もYES宣言したことにより使われていきます。仕事で何でもYESと言ったおかげで出世していきます。ストーンヘンジに行けという悪意のメールにもYES。日帰りで行ってきます。

主人公は悩みます。このままでいいのだろうか。その時、やって後悔するより、やらなくて後悔する方が数倍辛いということを知ります。そして年末までと決めてYESといいます。最後にはハッピーエンドが待っています。

この本を読んで、犯罪まがいのことはNOという必要があるけれど、例えばちょっとした誘いなど、あまり気が進まなくても、とりあえずYESといえば、道は拓けてくるのだと思いました。そう。やって後悔するより、やらなくて後悔するほうがずっと心に残るのです。

マンデラ 自由への長い道

2010.3.23にカテゴリー映画で感想を書いた映画「インビクタス 負けざる者たち」も、ネルソン・マンデラの映画です。インビクタスは2010年に観た映画で一番印象が残り、かつ、一番好きな映画でした。

今回観た映画は、インビクタスより前の時代を描いたものです。今回は、マンデラの若いころ、弁護士として働いていたころから始まって、2回目の結婚をしてその後反逆者として捕まり長い期間刑務所で過ごし出てきて南アフリカの黒人初の大統領になるまでの話です。

インビクタスは出所してから大統領として何をやったかというお話しです。インビクタスのマンデラは人として完璧でしたが、若いころのマンデラは完璧ではなく、やんちゃさや好色さもあって人間くさいです。

まず、この映画を観て、インビクタスをDVDで観ればもっとマンデラワールドを知ることができるのではないでしょうか。2013年の12月にネルソン・マンデラが95歳でお亡くなりになりましたが、27年間も投獄されていたのに長生きだなぁ。逆に投獄されていると不摂生をしないから長生きなのかな。。と関係ないことに感心してしまいました。

人の一生というのは、どんな物語よりも深いもの。大統領引退後の映画も観たいと思いました。

コンサルタントというもの10

問題が起きたことが問題なのではなく、どう考えたかが本当の問題。
全ての出来事は前向きに考えればチャンスとなり、後ろ向きに考えればピンチとなる。問題が起きたことが問題なのではなく、どう考えたかが本当の問題である。

理由は後から考える。とにかく最初に”チャンス”と捉える。
問題がチャンスかピンチかは、人間の意思によって決まる。無意識でいるとピンチになってしまう。だからわざと先にチャンスと決めてしまう。理由は後から付ける。理屈はどうにでもつけられる。そうすると必ずチャンスになる。

チャンスは意志。客観的なものではない。何か問題が起きた時、諸々のことはどうでもよく、とにかくまずチャンスと捉える。それだけで気持ちが前向きになる。そして、その後知恵とアイデアを考える。無限に考え 、その中からやっていく、それにより必ずチャンスに変えられる。

努力と効果2

前回のこのカテゴリーで、あと1.5キロ痩せたい旨お話ししました。2キロはすぐに痩せましたが、あと1.5キロがなかなか痩せません。いろいろお試しでやってみて、ある時ダイエット系のお店でポスターが貼ってありました。そこにはビフォーアフターで女性の写真が貼ってあって、何とアフターの身長と体重が私の1年前の身長と体重と一緒でした。彼女は15キロ位痩せたようで、ビフォーはぽっちゃり系ですが、アフターは痩せ細って骨っぽくとても魅力的とはいえない不健康そうな、ご飯をまともに食べられないようなそんな印象でした。日本人は痩せていれば痩せているほど良しとする傾向が多少ありますが、これは違うんじゃないか。。と思った次第です。

私はマックスから2キロ痩せて現在BMIが19.03です。この数値は標準ですが、あと1.5キロ痩せたら18.43になり低体重になります。今のままでいいんじゃないか。と思いました。

ただ、体重の割に体脂肪率が高いのでここを何とかしようと・・・体脂肪率も骨格筋率も28%以上あります。骨格筋率もほぼ同じくらいの数値ですが、いつも0.1%から0.2%負けていて、ここ3週間体脂肪率より骨格筋率が多かった日は5日だけです。ですから、目標を変えました。体重の減量ではなく、体脂肪率を少し下げて骨格筋率の方が少し多い状態をキープするという方に・・・先日、体脂肪率が27.9%骨格筋率が28.5%と骨格筋率が大幅に勝利して気分が良いところですが、少し油断するとすぐ逆転を許してしまうので、もう少し離したいです。体脂肪率26%骨格筋率29%位になればいいのですが・・・

言いたかったことは、自分が信じて目標としていたことが時には間違っている場合もあるということ。私が20%体重が増加したという話を友人にしてもそれはマズイね。と言ったのは2~3人で、殆どの人は今の方がいいじゃん。ちょうどよくなったよ。と言うのです。他人事だと思って・・・と感じていましたが、それは本心で言ってくれてたんだと思いました。そういえば、ますます元気で、ちょっと太ってからの方が体力もありますし、風邪もひきません。

自分の事は、自分が一番良く分かっていないと感じました。たまには客観的にみて、(私の場合は激やせした他人のポスターでしたが・・)正しい道に行くことが大事ですね。