入院して分かったこと その1

実は8月10・11日と1泊2日で人生初の病気による入院というものを経験しました。病気といっても食あたりなので大したものではありません。でも、入院という経験をしないと分からないことがたくさんあり、私の仕事(医療経営コンサルタント部門)に直接役立つ経験でした。入院するまでの事と入院生活での事の2回に分けて気が付いたことをお話しします。

まず、ことの起こりは土曜日の朝9時半、突然気持ち悪くなり嘔吐、その日のイベントをすべてキャンセルして自宅待機、2時間後下痢、何も胃に入っていないため、おなかがすき14時にそうめん1把だけ食する。その3時間後再び嘔吐、1度目の嘔吐でそうめんをすべて吐き、2度目の嘔吐で吐血する。初めての吐血に驚き、休日だけれど見てもらえる病院を探し電話で確認後、タクシーで病院に行く。病院に行き状況を説明すると、嘔吐と下痢だけなら対応できるが、吐血には対応できないのでうちでは見れないと受診拒否され、近くの病院を何か所か教えてもらう。付き添ってきてくれた友達が電話をかけ症状を話すも今、見てくれる医者がいないとことごとく断られる。私は病気の症状ではなく、嘔吐と下痢による脱水症状でぐったり。

病院のソファーでぐったり横になり、友達が必至でいろんな病院に電話をかけてくれている。そこにたまたま若い女性をストレッチャーで運ぶ、救急隊員がきて帰りしな「どうしました?」と声をかけてくれる。病院が見つからないと話すと、「救急車に乗ってください。私が探します」と言ってくれて、すでに5件断られた病院以外の病院に電話をかけてくれ、やっとみつけ、救急車で救急病院に運ばれました。

その時、すでに胃の中には何も入っていなく、嘔吐も下痢も収まっていたが、体の水分はすべて出てしまうので、脱水症状で意識朦朧とする中思ったこと。
私は妊婦じゃないけれど、こうやって妊婦さんがたらい回しにあって亡くなったりしてしまうのだなぁと感じました。
私が出会った救急隊員が自分の仕事だけに没頭する救急隊員ではなく、ちゃんと周りも見れる救急隊員で良かったと思いました。
土曜日に倒れると大変です。そういえば、土曜日は午前中だけで午後からは非常勤医師にみてもらう病院の顧問先も多く、非常勤医師だと経験が浅く専門外だと見れない可能性が高いということ。次回は体験した入院生活についてお話します。




先週末に麻布十番祭りに行きました。麻布十番祭りは初めて行きましたが、とても特徴があります。それは、祭りとしての見世物はなく、踊りもない、花火もなしです。(少しだけイベント会場のようなものはありますが・・・)
あるのは大量の出店です。その出店も通常お祭りによくみられる屋台ではなく、麻布十番商店街にある本格料理のお店が出店します。だからどの屋台も美味しく、別名「くいだおれ祭り」といったところでしょう。私も7店舗食しました。普段の屋台にはないものを沢山食べました。ちょっと変わったお祭りですね。

さて、今年の夏最後の浴衣です。最後なので後ろ姿です。この帯は大人の兵児帯で今年の私のマイブーム、結び方は金魚草結びです。大人の兵児帯も可愛いです。
あっすっかり元気になりましたよ。食欲も元通りです(笑)

ワールド・ウォーZ

あまり情報を入れず見に行った映画です。ブラピが主役で世界戦争が起こり、宇宙人に地球を略奪されそうになり戦う映画だと思って見に行きました。

ところが、全く違う映画です。宇宙人はでてきません。私は映画はホラー以外は何でも見ます。ホラーとかゾンビものとかは怖いので見ないようにしています。

ところがこの映画は苦手なゾンビが沢山でてきました。題名のZはゾンビのZなのか~と怖がりながら納得していました。バイオハザードはミラ・ジョヴォヴィッチのカッコよさに憧れて見に行きましたが、あれもゾンビがたくさん出てきて怖かったですが、この映画もバイオハザードを彷彿させる怖さでした。

ここからが本題です。今回はネタバレ満載の感想なので見に行く予定の人は読まないでくださいね。地球に謎のウィルスが満盈し、かまれた人は皆ゾンビになってしまいます。ゾンビは凶暴で音に敏感、音がする方に寄ってきます。頭を打ち抜かない限り死にません。ゾンビは町全体、地球全体に広がっていきます。主人公のブラピは以前国連で働いていて現役時代はかなり優秀な功績を残しました。数々の危ない仕事もこなしてきました。今は引退し奥さんと2人の子供をかかえ、穏やかな日々をおくっていました。

ブラピは過去の功績をかわれこの事態に対応すべき要員として要請を受けます。断れば安全な場所に家族を置いておくことはできません。家族の安全を第一に考え要請を受けます。初めの要請は、世界的に有名なウィルス学者をウィルス発生の地だと予測される現地に送り、原因を突き止めること。ところが、ウィルス学者はいとも簡単に亡くなってしまいます。

希望の星を無くして自らのやり方で原因を追究していきます。いろいろ戦って不思議な光景を何回か見ます。ゾンビはある一定の人には襲い掛からないのです。それは足が不自由だったり、耳が聞こえない人だったり、体に障害がある人には襲い掛からない。それをヒントに偽ウィルス注射を作るまでのお話です。

あ~怖かった。これからはちょっとだけ事前チェックしてから観に行きます。なんでゾンビってあんなに怖いのでしょう。下手な宇宙人の何倍もの怖さがありますね。

選択制確定拠出年金

最近多くのスタッフを抱えるクリニックや病院から法定福利費の負担が半端ではない。何とかできないか?という相談を受けるようになりました。

社会保険料は、健康保険・年金・雇用保険・労災の4種ですが、特に負担が大きいのは健康保険と年金です。この社会保険について、雇用主側(医療法人)も雇用者側(スタッフ)も得な制度が選択制確定拠出年金です。

簡単に説明すると、毎月3万円を自分で積み立てていた人がいるとします。これは給与から社会保険や税金を差し引いた銀行口座に入金されたものから積み立てています。これを選択制確定拠出年金の自己支出額にすると、まずこれは社会保険料の一種として考えられるので、社会保険料控除後の給与等の金額が少なくなります。従って、すべての社会保険料の標準報酬が下がり、社会保険の自己負担も会社負担も下がるというものです。また、選択制確定拠出年金については、普通預金などに課される20%の税金もかかりませんし、受取時の税金も優遇されています。つまり、雇用主側(医療法人)も法定福利費の削減ができて、雇用者側(スタッフ)も各種優遇が受けられます。

デメリットを強いて言うとすると、雇用主側(医療法人)は、雇用者への説明義務が生じ、定期的に説明会を行う必要があり、専門家にお願いすると費用が発生すること。毎月の積立額などに対し手数料が発生すること。などが挙げられます。
雇用者側(スタッフ)は、標準報酬が下がるので将来受け取る確定拠出年金を除いた厚生年金の額が減ること。などが掲げられます。従って導入する際は、一般的にはメリットの額の方が多いのですが、具体的にどれくらいメリットがあって、どのくらいデメリットがあるのかを良く検討したうえで導入する必要があります。




週末に東武動物公園の夕涼みイルミナイトに行って来ました。綺麗なイルミネーションと花火が良い感じでコラボレーションしていました。夕方以降は暑くもなく寒くもなく良い気候でした。そして、浴衣で行くと入園料が半額でした。今年、浴衣を着る目標は8回でしたが、今回が8回目です。あと何回か着るかもしれませんが・・・(笑)

贈与税率改正

平成27年から所得税の最高税率が現在の40%から45%に引きあげられます(課税所得4,000万円以上の場合)贈与税も平成27年より変更になります。

贈与税は所得税より単純な改正ではなく、現行より引き下げられる部分(1,000万円超1,500万円以下50%→45%)や引き上げられる部分(3,000円超50%→55%)もありますが、最高税率が引き上げられるので、増税感があります。

しかし、直系尊属(自分の親や祖父母)などから20歳以上の者への贈与は引き下げられる部分が多いので注意が必要です。

最高税率が引き上げなので焦って平成26年中に贈与したところ実は平成27年以降に贈与した方が得だったといったケースもありそうです。贈与金額によって違ってきますので、次の表で試算してみて下さい。


かばん屋の相続



池井戸潤氏の作品は「下町ロケット」を読んですっかりファンになってしまいました。そこでこの本も読んでみました。池井戸氏の作品中に出てくる借入金や経理内部の処理に関する描写は実務を経験しないと分からない細かい描写が多々あるので、調べてみたところやはり元銀行員でした。なぜしっくりくるのかが分かりました。

かばん屋の相続は、6点(十年目のクリスマス、セールス・トーク、手形の行方、芥のごとく、妻の元カレ、かばん屋の相続)の短編小説から構成されています。主人公は全員違う人ですが、全員男性で銀行員です。短編小説なので下町ロケットほどの深みはありませんが、銀行員の心の葛藤などが描かれていて一気に読むことができました。銀行の内部組織などのハード面と感情などのソフト面の描写のバランスが良く、硬すぎず甘すぎずさらっと読める感じです。

この本の題名にもなったかばん屋の相続ですが、お父様はかばん屋を営んでいて、長男はこの仕事を嫌って銀行員になり、二男が後を継ぎました。遺言書が出てきて、かばん屋の株は全部長男に相続するというものでした。なぜ??誰もがそう思います。深いトリックはありませんが、そういうことか・・・という結末があります。短編小説なので少しずつ読むこともできますね

税理士試験 お疲れ様でした^_^

税理士試験は毎年1回8月の第1週目の火・水・木曜日に行われます。例年ですと7月30・31・8月1日なのですが、今年は8月6・7・8日でした。税理士試験を抱えているときは夏が短く感じていました。昨日立秋となり暦の上では残暑となりましたが、これからが夏本番です。

あれこれ考えても結果が分かるのは寒い12月です。勉強にはメリハリが大事なので、とりあえず短い夏を存分にお楽しみください。ここでどれだけ遊べるかが、翌年の勉強の活力になると思います。読みたかった小説を読みまくるとか、映画を観まくるのもいいですね。

残り少ない夏をお楽しみ下さい^_^




ゆかたで銀座に行きました。ここは今年で3回目ですが、毎年浴衣を着た大人が多く集まる場所です。しかも、みんな良質な浴衣を着ているので大変目の保養になります。
今年は打ち水に参加しました。大勢の人で一斉に桶から水を放つと数秒後とても涼しい風が吹いてきます。日本の良い伝統行事ですね。

コンサルタントというもの2

一番の障害は”自分の習慣”、環境や他人のせいではない。感情さえも自分の習慣からでてくるもの。つまりは、自分の習慣との闘いである。

こういう人はこう、ああいう人はこう、とつい決めつけてしまうかもしれないが、この習慣との闘い。

例えば、道路で寝ている人を見て「この人は将来総理大臣になる人だ」と思えるかどうか。人を見かけで判断せずにその人の可能性、つまりは中身を見ようとするよう訓練をする。

訓練を続けると、どんな言葉を言われても、ありがたい言葉に聞こえるようになってくる。「ありがとうございます」と返事ができるようになる。

そうなった人は、自然体で表情も柔らかい。なんでも受け入れることができるようになる。自分の意識が変わると相手が変わる。これが本当に面白い。




彩夏祭行って来ました。人物と花火のツーショットはうまく撮れませんね。ちょっとボケていますが、私の頭の上から花火が打ちあがる瞬間の写真が撮れました。最近夕方になるとゲリラ豪雨になって花火が中止になることも多いですが、今日は雨も降らず暑すぎず良い花火日和でした。