ブラック・ファイル

今月は忙しく「バイオハザード:ザ・ファイナル」と「ブラック・ファイル野心の代償」しか観れませんでした。どちらも怖い映画でしたが、じわじわとくるのはブラック・ファイルでしょうか。何日か悪夢を見ました。バイオハザードもゾンビなど怖いものも出てきますが、あまりにも現実離れしていて夢には出てきませんでした。私の好きな俳優(外国人編)はナタリー・ポートマンとミラ・ジョボビッチです。ですからバイオハザードが観たいというより、ミラ・ジョボビッチが観たかったのです。バイオハザードにローラに似た女優が出てるなぁと思って見ていましたが、字幕を見てびっくり!ローラでした。

ブラックファイルは怖いですよ。例えば、殺人事件があった場合、状況証拠が揃っていて、その人が犯人だと推定される場合、出てくる証拠・出てくる証拠が全て1人の人と合致する場合、ほぼ、その人が犯人だと決めつけられてしまいます。本当はそうでなくても・・・しかも、怪しい人や危険な人が沢山出てきて、一体だれが犯人なのか。そういう時は、映画の場合大抵いい人が犯人だったりするので、裏をかいてあの人かな。とも思いましたが、それも裏切られます。最後の最後まで犯人は分かりません。これから見る人もきっと裏切られると思います。勇気のある人はどうぞ。

医療法人の定款変更

今月は会計事務所の繁忙期で忙しいですが、私は行政書士の資格も持っているので現在定款変更業務を2件行っています。1件は埼玉県で理事定員の変更、もう1件は東京都で既存個人クリニックの医療法人への吸収です。

前回のカテゴリー医療法人のブログで、たまたま今回の医療法の改正で定款変更を行わなければいけないか否かのお話をしましたが、結局、埼玉県の方は全部改定ではなく、部分改定で済みました。全部改定より部分改定の方が審査する県としては大変だと思いますが、対応してくれました。

ところが、東京都は現在の定款にも理事会の規定があると言っても全改定でないとダメとの事です。確かにモデル定款が出ているので審査する方は全改定の方が楽かもしれませんが、やる方は大変です。県によってすごい温度差ですね。

会計人コース




会計人コース2月号に原稿が載りました。2月号の特集は「地味にスゴイ!理論対策」なのですが、そこに特集記事として、「税法科目 理論対策のはじめかた」という原稿が4ページ載っています。
私の体験談を含め、理論科目の暗記で苦労したことやどうやって覚えたか。そして、理論科目を勉強したことにより実務にどう役立っているかなどを書いています。興味ある人は立ち読み・・・(あっできれば買って)ご覧ください。宣伝でした(^_^)/




日曜日に顧問先の新年会に行ってきました。その法人とは古い付き合いですが、毎年毎年スケールアップしていて、新年会に出る度にその法人の偉大さと成長度を思い知らされ、私も頑張らなきゃと思う次第であります。新年早々、活を入れてもらった感じです。その法人の新年会はホテルで開催されるので着物を着て行きますが、今回は着物の人が特に多くて、しかも綺麗で上質な着物の人が多くて、私だけ座敷童子みたいでした。

地域金融の動向

先日、税理士会の日本政策金融公庫の支店長が講演したセミナーに参加しました。日本政策金融公庫は創業支援も行っていて、創業融資を行った業種で最も多かったのは、東京地区では貸家業。全国では美容業だそうです。今は卸売業・小売業・製造業を新たに始めようとする方はほとんどいないというお話でした。

創業時の売上目標が達成できたのは48.4%で黒字になったのは65.6%との事でした。売上目標が半分以上は未達成でやはり、販路開拓が課題となっています。黒字基調になるのも創立後平均6.3カ月かかるようです。ですから、黒字基調になるまでの資金繰りも予め用意しておく必要があります。(創業時に借りておくというのも手です)創業時は何の実績もないのでお金は借りやすいのですが、赤字が続いた試算表を出されると様々な制限や不利な貸付になりがちです。やはり、キャッシュフローが大事なのですね。

それと、支店長の個人的な考えですが、心配な業種を3つ挙げていました。1つは、不動産賃貸業・・・今、東京地域で1番、全国的にも3番目に融資されている業種ですが、今後人口が減少するなかでどれほどのニーズがあり続けるのだろう。ということでした。確かに東京オリンピックまでは宿泊施設も不足することから民泊も一部解禁されたりするでしょうが、これが何十年も続いたりはしなそうですね。

次に太陽光発電業・・・これは、東京オリンピックまで資材が不足するのでそれに伴い、原材料費が上がってしまう事。また、太陽光発電システムを売る業者がかなり潰れているのでメンテナンスできない状況になっているそうです。確かに太陽光発電は以前税務でも一括で損金に落とせたり、補助金などもあったので全国で沢山作られましたね。自宅にもつけて自家発電して余ったら電力会社に買い取ってもらうという話もありました。でも買取価格が下落して当初の見込みも立たなくなったという話も聞きます。

最後に介護業者・・・ニーズは高まっているものの何しろ人が集められない。働く人がいないから業務として成り立っていかない。景気が悪い時は介護業に求人でくるが、景気が良い時は他の業種に流れるので今は人が不足していて、実際に介護経験のない事業所を中心に廃業しているそうです。そういえば、当事務所の顧問先の医療法人も介護をやっているところがありますが、介護部門ではほとんど利益が出ていません。赤字のところも多いです。それでも止めないのはニーズがあることと、医療から介護まで一貫して同組織で患者さんを診れるからです。他の部門が黒字だからできるようなものです。そういえば、だいぶ前にワタミも撤退しましたし、なかなか難しいですね。

セルフメディケーション税制

平成29年1月からセルフメディケーション税制が始まります。

今まで確定申告で医療費控除をするというのは聞いたことがあると思います。この医療費控除は、実際に医療費が多額にかかった人に対して税金を返してくれるというものです。では、もともと大きな病気にならないように健康診断をしたり、予防接種をしたり、健康維持に心掛けている人に対しては今まで何の恩恵もありませんでした。(予防にかけたお金は医療費でないため)でも、それでは、努力した人が報われません。そこで新しい制度として導入されたのがセルフメディケーション税制です。医療費控除はほとんどの人が100,000円を超えないとできませんでしたが、セルフメディケーション税制は12,000円を超えれば適用(上限は88,000円です)になります。

セルフメディケーション対象の支払いは、健康診断、予防接種、インフルエンザ予防接種、健康診査、特定健康診査、特定保健指導、がん検診を受けた人が対象になります。そしてその人と生計を一にする家族のために薬局などで購入した医薬品が対象です。医薬品はアリナミンEXゴールドや大正胃腸薬SやバファリンEXなどなじみのある薬が対象になります。これらの検診の領収書とOTC医薬品を購入したときの領収書やレシートをとっておけばセルフメディケーションにかかる医療費控除の特例を受けることができます。

ただ、この制度は従来の医療費控除と選択適用のため、通常の医療費に係る領収書とセルフメディケーションに係る領収書の両方をとっておき、12月31日時点でどちらの税制が有利か判定し控除を受ける必要があります。セルフメディケーション対象医薬品については、下記をご覧ください。
セルフメディケーション対象品.pdf

医療費の領収書は分かると思いますが、薬局などで買ったOTC医薬品については、レシートの商品名の前に☆や※などのマークを付すとともにセルフメディケーション税制対象商品であるという旨が記載されます。今月からはレシート捨てないでくださいね。




表紙の模様がキレイだったので購入しました。主人公はとても繊細な神経を持ち合わせた人です。心の中の気持ちを丁寧に細かく表現しているので、人の感情とはこんなにも違うものなのかと思いました。例えば、”運が良い”という事項を私みたいにラッキーだと好意的に思う人もいれば、何故私が選ばれた(不幸な事項からは選ばれなかったのか)と思い、それに対して申し訳ないという気持ちでいっぱいになる人もいるのです。一般的には誉め言葉でも、相手はそれに傷ついたり・・・特に外見に表さない人は全く分かりません。

そんな繊細な神経を持ち合わせた主人公のアイはアメリカ人の父と日本人の母の裕福な家の養子でアイ自身はシリアからハイハイを始める前に両親の元にやって来ました。もちろん容姿が両親と異なることから幼い時に養子だということを知らされていてそれでも深い愛情で両親に育てられた子供でした。そんなアイには、ミナという親友がいて、彼女は日本の伝統的な家業がある家に生まれた裕福な家の子供でした。アイは血の繋がりに憧れ、ミナは血の繋がりを疎ましく思っている面もあります。

そんな二人が大人になり、ある事件が起こります。アイは血の繋がりを重んじてミナは血の繋がりをそう重んじていないからの決断が二人の意見に亀裂を生じます。アイはミナを許せないと思ってしまいます。そんな時、アイの夫のユウが言います「理解出来なくても、愛し合えうことは出来ると、僕は思う。」この本で一番印象に残った言葉です。読み終わった時、何かを乗り越えた気がしたそんな本でした。

謹賀新年




明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
早速ですが、初詣に行きました。この髪型で着物を着るのは初めてなので、着物を着ると座敷童子みたいなどと言われながらも着てみました。今年は酉年なので鷲神社へ行きました。鷲神社には、拝殿正面に”なでおかめ”がありまして、顔を撫でるとご利益があると言われています。写真にも写っていますよ。。

鷲神社は商売の神様だけあって、お守りやおみくじの種類も多いのですが、おみくじには、招き猫みくじがあります。小さな招き猫の置物の中におみくじが入っていて早速やってみました。すると、生まれて初めて「凶」を引いたのです。本当にびっくりしました。一緒に行った友人も同じおみくじを引いたら、友達も凶でした。同じ凶でも書いてあることは少し違いましたが・・・全ての項目に悪いことが書いてありましたが、仕事運は、積極的に新しいことをせずに旧来の仕事をコツコツこなすことが大事みたいです。また、先方から来る仕事は拒まずきちんと仕事をすることで次第に幸福になります。との事。凶を引いたのは初めてなので、どっきりとビックリが混ざった感情でちょっと沈みましたが、よくよく読んでみると今は目の前のことに一生懸命に取り組めば、明るい未来が待っている!というような内容でした。今より未来が良くなると思えば、凶というのも悪くないですね。

おみくじにも書いてありましたが、今年も勤勉で丁寧な仕事を心掛けます。今日から仕事開始です。頑張ります!