軽い気持ちで観に行った映画「SING」です。主人公のコアラのバスターが幼い頃劇場で見た歌のショーに感動し、いつか自分もこんな劇場の経営者になりたいと思っていました。父の協力もあり、劇場を持つものの経営は芳しくない。そこで素人相手の歌のコンテストを開催するというアイディアを思いつきます。賞金を2桁間違えたということもあり、応募者が殺到。予選を行って本選に備えます。その後コンテストの前に劇場が崩壊するなどの災難がありますが、瓦礫の下でコンテストは行われます。
とても良かったです。ちょっとした歌フェスを見に行った気分。映画料金でこれを観れるってとても得した気分になりました。何しろSINGだけあって歌がどれも素晴らしく、聞いただけで目頭が熱くなり歌というのはそれだけ人々の心に響くのだなぁと改めて感じました。
それとバスターが父からうけついた「恐怖に負けて夢をあきらめるな」という言葉が特に印象的でした。何か新しいことを始めるとき、不安や恐怖に負けそうになることもあります。でも、それで負けていては何も始まりません。恐怖を乗り越えて夢を掴んでくださいというエールのようにも感じた映画でした。