財務系のセミナーやりました

昨日、財務や決算についてのセミナーをやりました。受講者は取締役であったり、マネージャーであったり、ある程度の管理者で年齢も20代後半から50代という幅広い年齢層でした。毎年やっているセミナーですが、最近財務系のセミナーをやるときは必ず、「財務や会計が得意または好きだという方」と「財務や会計が苦手または嫌いだという方」のどちらか?というアンケート(挙手で)をしてから始めることにしています。今回は何とびっくり!全員が苦手というものでした。そういう場合、専門的な用語はできるだけ使わないようにして、日常的な比喩を用いて話すことにしています。

その苦手な方たちでしたが、3時間のセミナーのうち2時間が座学(私の説明)で残り1時間をグループワークにしています。座学の終わりに質問を受け付けたところ。何と5人もの人が質問してくれました。これってあまりないですよ。5人って・・・質問はあっても1~2人です。なんだかとても嬉しく思いました。講師の仕事は質問をしてもらえると嬉しいものなのです。自分の講義に興味を持ってくれたという証明だからです。話してることが全く分からなかったら質問さえしてもらえないのです。

しかも苦手だと言っている割には良い質問ばかりです。今年沢山質問をもらえたので、来年から少しセミナーの内容を変えようかと思います。質問されることによって、受講者の興味のあることや謎に思っていることが分かるからです。私にとって良い経験となりました。ありがとうございました。

若手幹部向け会計財務セミナー

将来の幹部候補向けのセミナー講師の仕事をしました。今年で3年目ですが、受講者からすると1泊2日で様々な地方からいらっしゃいます。1日目11時から19時、2日目9時から16時とかなりハードな講座です。講師も私だけなので私にとってもハードです。私は繁忙期以外の6月~10月はセミナーの講師もお引き受けしますが、その中でもこの講座は長時間という点でハードです。通常のセミナーは2時間前後が多いので・・・

幹部候補はどちらかというと経理財務というより、経営戦略やマーケティングに長けた人が多いので、こちらも分かるようにどう伝えるか。というのが課題です。今年の受講生は経理財務はどちらかというと苦手だという人が多かったのですが、将来の幹部候補だけあってガッツがあり、様々な質問を受けました。10分の休み時間にも色々質問をしにきてくれて、講師として遣り甲斐がありました。

私にとってもとてもためになったセミナーでした。私にとっては当たり前のことが初学者にとっては不思議なことなのです。車を現金で購入してなぜその年に全額経費にならないのか?とか減価償却とはそもそも何なのか?など・・・初学者が何を疑問に思うのかとてもためになり、また、新鮮でした。これからもそのガッツを忘れませんよう将来幹部となる時を楽しみにしております。

40代ひとり暮らしが日本を滅ぼす

なかなかショッキングなタイトルです。先日、NHKが独自に開発したAIが日本の未来を良くするために提言した問題提起の1つです。40代で一人暮らしをしている人というのも理由は様々ですが、男性は主に3つのタイプ→仕事バリバリタイプ(38%)、結婚したくてもできないタイプ(33%)、現実逃避タイプ(18%)で、女性も主に3つのタイプ→充実キャリアひとりで楽しいタイプ(55%)、結婚こりごりタイプ(22%)、日々に不満タイプ(15%)となっています。

理由は様々ですが、40代で一人暮らしの人は50代でも一人暮らしになる確率が高く、それに伴い、救急車搬送率、自殺者数、餓死者数、空き家数などが増え、合計特殊出生率、老人倶楽部会員数などが減るといいます。日本は国として子供や老人に対しては保護が厚く、40代でも子供がいればそれなりに国の恩恵を受けられるのですが、40代の一人暮らしというのは、もっとも社会福祉から遠いところにいるので、将来老人クラブなどで活動しようとする人も少ないとの事でした。

そうか。40代ひとり暮らしが増えると国としては痛手なのだということが分かりました。では国としてどうしたら良いか?これもAIとして答えていました。「家賃負担を減らす」えぇ!びっくり!!生身の人間には思いつかない作戦です。家賃負担を減らせば、実質生活費の負担が減ることになりその分、出会いや趣味の時間を持つことができてコミュニティが盛んになるとの事。へー

そして最後の最後AIから40代一人暮らしの方へのメッセージ「仕事を好きになりすぎるな!」これをどう捉えるかは個人の判断らしいですが、私の心臓はこの一言でズキーンと撃ち抜かれたことは確かです。。。

女性のキャリアと起業

先週、相模女子大で「女性のキャリアと起業」という講演をしました。20歳前後の学生さんの、まだ将来どうにでもなる未来の可能性を秘めた若者に今後生きていくうえで多少のヒントになればと思い講演しました。

ジェンダー・ギャップ指数の事。女性が起業するということ。お金の事。ピンチはチャンスという事。私の事業の紹介も含めてお話しました。様々な感想が寄せられまして講師としてはとても有意義なものとなりました。

ちょっとびっくりしたのは、感想の注目する部分が人によって違うというところ。同じ内容で同じ状況でお話していても学生によって注目する部分(多分感想に書いてくれたところが一番注目した部分と仮定すると)が違うのです。これは私にとってもとても興味があり勉強になった部分でした。

住民税納付

株式会社や医療法人などの法人に対し、個人住民税の特別徴収(給与天引き)が強化され、平成29年1月提出の支払報告書は、どの市町村も法人に対しては、普通徴収(個人の自宅に納付書が届く)ではなく、継続従業員に対しては特別徴収が半強制で実施されています。

ですから小さな法人では、今年の6月から給与の支払いの際に所得税の他に住民税も給与天引きし、7月10日までにそれを納付するという法人も多いのではないでしょうか?所得税の納税は半年に1度だけど住民税は毎月しなくてはいけないようで、しかも郵便局でないといけない納付書が多いようです。郵便局は閉まるのが早いですし、毎月ちゃんと納付する自信がない。という方も多いと思います。しかも納付期限に遅れると忘れたころに延滞金がやってきます。

どうしよう!と不安な方も多いのではないでしょうか。実は特別徴収の納付はeLTaxを利用して、インターネットバンキングやATM納付もできます。ただ、開始の手続きがちょっと煩雑なので面倒だという方には、市町村に連絡してコンビニ払いの納付書を発行してくれる自治体もあります。コンビニ払いの納付書なら夜でも納付できるので便利です。また、セブンイレブンなどではnanacoで納付出来たり、ミニストップではWAONで納付できます。(限度額がありますが・・・)一度、市町村に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

時間外労働による是正勧告

5月1日はメーデーでした。という事で今回は時間外労働についてです。平成28年4月から9月までの半年間に長時間労働が疑われる10,059事業場に対して労働基準監督署が行った監督指導の実施結果が厚生労働省より発表されました。この監督指導は1か月当たり80時間を超える残業が行われた疑いのある事業場や長時間労働による過労死などの労災請求があった事業場に対して重点監督が行われたものです。

このうち全体の66.2%である6659事業場で労働基準関係法令違反が認められました。主な法令違反として「違法な時間外・休日労働があったもの」が4416事業場(43.9%)、「賃金不払残業があったもの」が637事業場(6.3%)、「加重労働による健康障害防止措置が未実施のもの」が1043事業場(10.4%)となっています。なお、月80時間を超える残業が認められた事業場は3450事業場(78.1%)もありました。

私の感覚では10年以上前よりは残業や休日出勤をしている人はかなり減ったように感じますが、調査会社の78.1%が月80時間を超える残業なのですね。電通事件があってから労働基準監督署の監督が厳しくなってきました。長時間労働で大手企業が書類送検されるケースも相次いています。労働時間管理の仕方も従業員の報告制ではなく、タイムカードやICカードなどで確認する方法がいっそう推奨されるようになりますね。

今年度(平成29年4月1日以後)の厚生労働省系の助成金の案内が発表されました。下記ご参考までに・・・http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/koyouantei.html

プレミアムフライデー

平成29年2月24日より、プレミアムフライデーが実施されています。プレミアムフライデーは月末の金曜日に午後3時に仕事を終えて、買い物や外食、旅行など幅広い分野の個人消費を促すのを狙いとするものです。官民で連携し、全国的・継続的な取り組みになるように経済産業省と経団連、旅行業界団体などにより取り組みを推進しています。

最初のプレミアムフライデーの実施率は3.7%でした。私は税理士なので比較的多くの企業や組織を見ていますが、私の見る限り月末は忙しい組織が多いです。私の業界でもそうです。どの業界でも月末は締め日だったりするので、忙しいと思うのですが・・・

3.7%と低い実施率で始まった制度ですが、今後どのくらい伸びていくのか見守っていきます。ちなみに私の事務所は月末は顧問先訪問が立て込むので当分実施できそうにありません。(涙)

個人型確定拠出年金(iDeCo)

以前から確定拠出年金はありましたが、自営業者や企業年金がないサラリーマンなどが対象でした。今年の1月から範囲が拡大されて、企業年金のあるサラリーマンや公務員、専業主婦なども対象となりました。

確定拠出年金は支払った金額が小規模企業共済等掛金控除となり、社会保険料控除のように全額所得控除となります。生命保険料などは支払額の一部しか控除にならないので、全額所得控除になるのは大きな節税効果となります。また、運用時には、通常受取利息などは20.315%の税金が勝手に控除されてしまうのですが、これが非課税となり控除されません。そして、受取時には、雑所得となるのですが、個人年金保険料などの年金と違い、公的年金として扱われるので公的年金控除額を控除してもらえます。このように、支払時・運用時・受取時に節税効果のあるiDeCoです。

注意点としては、金融機関や証券会社など運用会社を自ら選ぶことができるもののその金融機関によって取り扱い手数料が様々であることから、手数料も加味したうえで運用会社を選ぶことです。そして、専業主婦も加入できるようになりましたが、専業主婦はもともと所得がないので所得控除ができません。ですから運用時や受取時にはメリットを享受できても支払時にはメリットは教授できません。また、夫の所得控除にも入れることはできません。生命保険料などは夫の所得控除に入れることができるのでその点も要注意ですね。

会社役員賠償責任保険(D&O保険)

株主代表訴訟で役員が敗訴して損賠賠償請求された場合の損害を補償する保険を会社役員賠償責任保険(D&O保険)といいます。以前は株主代表訴訟担保特約の保険料を会社が負担した場合には、本来は役員本人が負担すべきものを会社が負担したということで、役員個人に対して給与課税されていました。

今回、会社法の解釈が明確化され、取締役会の承認に加えて社外取締役が過半数の構成員である任意の委員会の同意(又は社外取締役全員の同意)の取得の手続きを行えば、会社が株主代表訴訟時負担部分に係る保険料を会社が負担しても、役員個人に対する給与課税はされないということが明らかになりました。国税庁のホームページにも公開されています。ご参考までにhttp://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/shotoku/shinkoku/160218/index.htm

謹賀新年




明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
早速ですが、初詣に行きました。この髪型で着物を着るのは初めてなので、着物を着ると座敷童子みたいなどと言われながらも着てみました。今年は酉年なので鷲神社へ行きました。鷲神社には、拝殿正面に”なでおかめ”がありまして、顔を撫でるとご利益があると言われています。写真にも写っていますよ。。

鷲神社は商売の神様だけあって、お守りやおみくじの種類も多いのですが、おみくじには、招き猫みくじがあります。小さな招き猫の置物の中におみくじが入っていて早速やってみました。すると、生まれて初めて「凶」を引いたのです。本当にびっくりしました。一緒に行った友人も同じおみくじを引いたら、友達も凶でした。同じ凶でも書いてあることは少し違いましたが・・・全ての項目に悪いことが書いてありましたが、仕事運は、積極的に新しいことをせずに旧来の仕事をコツコツこなすことが大事みたいです。また、先方から来る仕事は拒まずきちんと仕事をすることで次第に幸福になります。との事。凶を引いたのは初めてなので、どっきりとビックリが混ざった感情でちょっと沈みましたが、よくよく読んでみると今は目の前のことに一生懸命に取り組めば、明るい未来が待っている!というような内容でした。今より未来が良くなると思えば、凶というのも悪くないですね。

おみくじにも書いてありましたが、今年も勤勉で丁寧な仕事を心掛けます。今日から仕事開始です。頑張ります!