ひな祭り

今日はひな祭りです。この時期はいつも意識する間もなく過ぎ去っていくので、たまにはこんなまったりした記事もいいかなということで書いてみます。昔は自宅でもこのような豪華なお雛様を飾ってあるお宅もありましたが、今では自宅は住宅事情もあってこのような雛人形も珍しくなってきました。お内裏様とお雛様の位置は関東では右側(向かって左側)がお内裏様で、京都(関西)では逆だそうです。

そのすぐ下に三人官女が居ます。三人官女はお内裏様とお雛様の付き人ですね。三人官女が持っているものは提子(ひさげ:注ぎ口がついた金属製の容器で中にはお酒を入れます)、三方(さんぽう:盃を乗せる台)、長柄銚子(ながえちょうし:提子によって移されたお酒を盃にそそぐ道具)真ん中の官女が一番年齢も身分も高く座っていたりします。そして眉毛が無くお歯黒(既婚者)です。

3段目のひな壇には五人囃子が居ます。少年楽器団の事で向かって左から太鼓、大皮、小鼓、笛、謡(うたい)です。音の大きい順に並んでいます。ここまでは有名ですね。4段目にきて右大臣と左大臣がきます。右大臣(向かって左)は若者で左大臣(向かって右)はおじいさんです。二人の間には中央に菱餅その脇に掛盤膳が2対あります。5段目はよく分からなくなってきます。左右に橘の木と桜の木があります。6段目と7段目には嫁入り道具やお輿入れ道具がなどの道具たちが並びます。日本人でも忘れがちなこんなことを見つめるのにも良い日なのかもしれません。

パートタイマーの割増賃金

最近働き方が変わってきていますね。時差出勤をしたり、在宅ワークをしたり、給与計算はどうしたらよいのかという相談も増えています。そこで割増賃金の問題があります。週2日在宅ワークにしたがどうも夜にやっているようだ。割増賃金を支払う必要があるのか?とか以前は9時~17時出勤だったが、今は時差出勤で10時~19時になっている。当社の営業時間は9時~17時なのでそれを超えたら割増し賃金の対象になるのか?などです。正社員はともかくパートタイマーについてはよく分からないと言った問い合わせも多いです。

確かにパートタイマーの場合、在宅ワークで子供が寝静まった後にやるとか、早朝に仕事をしているとか、会社としてはどうしたら良いものかなど分からないかと思います。割増賃金に関して言うと1日8時間の労働時間を超えなければ割増賃金の支給はしなくても良いです。時間に関わらずです。8時間を超えてしまったら25%増しで支払う必要があります。

割増賃金には残業手当、休日手当、深夜手当の3種類ありますが、それどれ細かく載っているパンフレットがあります。こちらをご覧ください。→労働基準法割増賃金最近働き方がコロナ禍でだいぶ変化してきたのでそれに伴う相談も増えています。当事務所のスタッフも時差出勤・在宅ワークも取り入れています。変化の時は相談も多いので貧乏暇なしです。先日自宅付近を散歩していたら梅の花が満開でした。また、最近事務所に届いた花の中に桃の花があります。今日見たらぽつぽつ咲き始めていました。もうすぐ春です。

令和3年教育資金贈与の改正

2020年12月10日に税制改正大綱が発表され、おそらくそのままの状態で今年の3月に閣議決定されます。教育資金贈与についてはちょっとというかかなり興味深い改正になったので先にお知らせしようと思います。教育資金贈与はこんな制度です⇒(令和3年3月31日まで)教育資金贈与
要はおじいちゃんやおばあちゃんが孫のために教育資金を贈与した場合には、1500万円まで贈与税がかからずに贈与できるものです。

今の内容は添付した資料を見てもらえると分かると思いますので改正点のみ説明します。まず、<変更点1>教育資金の一括贈与の非課税制度は令和5年3月31日まで延長されます。<変更点2>教育期間は長いので教育期間の間に贈与してくれたおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなる事もあるかと思います。その時はどうなるのかというと、亡くなった日において教育資金の管理残高(つまりまだ使っていない教育資金)が相続税の対象になります。ただし、その時孫が23歳未満の場合、学校等(例えば23歳以上だけど大学院などに行っている)に在学中の場合、教育訓練給付金の対象となる教育訓練を受講している場合などは除かれます。そこで相続税が課税されるようになった場合、孫の親(贈与してくれたおじいちゃんやおばあちゃんの子供)がまだ生きている時は、その孫は教育資金の管理残高の相続税額が2割増で加算されます。

<変更点3>現在の教育資金の範囲(添付した資料参照)に認可外保育施設(都道府県知事等から一定の基準を満たす旨の証明書がある場合に限る)に支払う保育料も対象となります。<変更点4>こちらは令和3年4月1日以後に支払われる教育資金から変更になります。ごちゃごちゃ書いてしまいましたが一番大きい改正は、現行では相続開始前3年前の契約の教育資金贈与のみ残余があって孫が23歳以上であれば相続税の加算の対象になりましたが、今年の4月からは3年前だけでなく平成31年4月1日以後のものは対象となり、23歳以上であれば加算されるだけでなく2割加算した相続税を支払う可能性があるということです。この改正は以前より制度が厳しくなりますので教育資金贈与を考えている場合は早めに贈与(ただし、認可保育施設を利用しようとする場合を除く)された方が良いかと思います。事前に税理士に相談されることをお勧めします。

オンラインツアー

年末のGOTOトラベルも廃止になり、リモートでの旅行が流行っています。私も2回ほどリモート旅行を楽しみました。1回は阪急交通社のものでもう1回は友人の会社で企画したものです。両方とも海外旅行でしたが、現地での動画での風景だけではなくツアコンと一緒に歩いて説明を受けているような感覚に浸れるものでした。最後の方には質問もできるコーナーなどもあり、コロナが終息したら是非旅行行きたいなぁと思わずにはいられませんでした。

最近では旅行先に合わせたお土産付きのオンラインツアーなどもあり、事前にリモート旅行先のお土産を送ってくれるサービスなどもあります。色々工夫していますね。料金設定もお土産代プラスαくらいの設定で行っていますからリモート旅行運営会社は大変です。

そこでオンラインツアー造成支援助成金についてお知らせします。詳しくは↓
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/online-tour/index.html
オンラインツアーを行う際の経費の1/2まで助成してくれる制度です。限度額も200万円と多いので対象となる事業者は是非活用したいですね。ご紹介したのは東京都の助成金ですが、それぞれの地方自治体で似たような助成金もあるかもしれませんので調べてみて下さいね。

Go To Eat

10月からGo To Eatが始まりましたね。経済活動的な事はまずやってみる!をモットーとしているので、早速やってみました。ぐるなびやホットペッパーグルメなどで予約して食事をすると夕食なら1,000円×人数、ランチなら500円×人数のクーポンが貰える制度です。最初に友人に食事に誘われていたので3人で予約してみました。何か一人でクーポン独り占めするのは心が痛むので理由を付けて御馳走しました。これで3,000円分のクーポンゲットです。

クーポンには有効期限があるので今度は使うために違う友人を誘いクーポン消費+支払ですが、この時もたまには奢るといい御馳走しました。うーむクーポン以上に支払っているけどこれって得なの?と思いつつ実行します。クーポン貰ったり使ったりして思ったことは2名以上の予約でないとダメなところが多い事、それからクーポンは溜まるけど使えないというお店が多い事です。

クーポン溜まって、クーポンも使えるお気に入りのお店が見つかればいいですが、そうでないと、クーポン使える店が少なく、使えたとしても豪華なランチコースとかでこれってどうなの?と思ってしまいます。私みたいに独り占めは良くないと思い結局御馳走してしまう性格の人には向かないかもしれません。家族で使うにはとても良い制度ではないかと思いました。実験終了です。

Gotoトラベル 地域共通クーポン

GOTOトラベルの仕組みは国民に周知されてきていますね。1泊2日旅行ですと旅行代金の35%が旅行代金から補助(上限14,000円)されて、地域共通クーポンが15%貰える(上限6,000円)というものです。始まったばかりの時は自分で領収書などを添付して郵送で申請しなければなりませんでしたが、今は旅行会社でそれを代行してくれて、支払う時点から控除してくれています。地域共通クーポンについては10月からの制度なので、まだ始まったばかりです。今回は地域共通クーポンについてお話します。

クーポンには紙クーポンと電子クーポンがあって旅行会社によって違います。利用者が選ぶのではなく旅行会社によって決まっている感じです。写真は紙クーポンです。紙クーポンに使える地域と期限が記載されています。紙クーポンのメリットは旅行会社から送られてきて、旅行初日から使える点です。面倒な設定も必要なく、1000円札の代わりに出す感じです。とても手軽に使えるので無くさなければ紙クーポンは良いですね。

問題なのは電子クーポンです。電子クーポンの方が便利じゃんと思っていましたが実際使うと全く違いました。まず、設定ですが旅行日の前日にできません。旅行日の当日15時過ぎではないとできないのです。ですから事前準備ができぬまま、旅行に行くことになります。そして15時過ぎではないとできないため朝一便で行ってお昼ご飯をクーポンでと考えて計画していたら使えないということです。私は電子クーポンをPeyPeyのように使えると思っていましたが、全く違く、設定しても1,000円単位でないと使えません。

また、紙クーポンを使える店は多いですが、電子クーポンは使えないという店も多いため不便です。電子クーポンにはがっかりです。電子クーポンが使える店が少なすぎること。当日15時過ぎでないと使えないこと。事前設定できないこと。PeyPeyのように1円単位で使えなく、その場でいちいちいくらのクーポンを使うのかを設定しなければならないこと。あぁ日本のIT技術が遅れているというのがよく分かりました。

雇用調整助成金ー実務編②

前回Q&Aが充実していて、読みこなせば自力で申請できると絶賛した雇用調整助成金ですが、いざ申請してみると、何ケ月経っても、何のアクションもありません。お問合せも無ければ入金も通知もありません。一体どうなっているのか?と思って電話しても、いつも電話は不通です。不安が募るまま日々が過ぎていきます。

6月5日に受付印が押印されて、結局何の質問もないまま、8月14日に振り込まれました。支払決定通知書が着たのが8月27日です。約3ヶ月かかったわけです。かなり現場もパニくっているようです。雇用調整助成金がもらえるからと売上が無くなったにも関わらず従業員を解雇せずに何とか資金をかき集めて給与を支払っている企業もあるかと思います。でも振り込まれるまで3ヶ月・・・これじゃ資金が持ちませんね。

持続化給付金も春に申請したところは元々経営が芳しくなかったところが多かったですが、ここにきて申請するところは本来は黒字なのにコロナの影響で赤字に転じた企業です。私の周りでも廃業したり、本店移転(家賃が安くなる小さなところや地方に)したりし始めました。これが続いたら本当に日本経済が沈没しそうです。コロナ禍で経済を回すにはどうしたらいいかもっと真剣に考えないといけませんね。

事業継続力強化計画の認定

税理士吉田久子事務所は6月に事業持続力強化計画の認定を受けました。これを受けたからって助成金が受けられるわけでもありませんし、何か得することがあるかというとそうでもありません。強いて言えば防災設備などを購入した場合特別償却(20%)の税制措置を受けられることでしょうか?まぁこれも減価償却の先取りに過ぎないのでそんなにメリットあるわけではありませんが・・・

最近、コロナや大雨などの震災が相次いでいます。そこでこれらが生じた時、事務所としてどう対応するかを多角的に計画するのがこの制度です。自分の事務所を第三者的に見て、冷静に計画し、実際に災害が起こった時に備えるというものです。これに対して経済産業大臣が認定する制度なのです。申請書はA4で6ページ作成しました。

具体的メリットとしては、①中小企業庁で公表され、認定ロゴが使用可能になること。(これによって防災・減災の取組を行っているというアピールになる)②先ほど言った防災設備を購入した際に20%の特別償却を受ける事ができる。③ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金などの審査の加点項目になる。④低利融資を受ける事ができる。(設備資金融資の基準金利から0.9%引き下げ)くらいです。そんなに凄いメリットはありませんが、自社の弱みや災害時にどうするかを見直す良いきっかけになったと思います。

雇用調整助成金ー実務編①

雇用調整助成金も何回か改正がありました。改正されるごとに雇用される側が有利になっています。大きくは3回改正しましたが、2回目の改正の時に雇用調整助成金の実務を少しやりました。第2回目はちょうど5月中旬からWEB申請できるということでオンライン申請待ちでしたが、なんとオンライン申請後すぐにオンライン申請は使えなくなり、再開するも個人情報流出騒ぎでまた閉鎖され、結局書類申請しました。

雇用調整助成金のポイントは賃金台帳ではないでしょうか?パートタイマーなどは通常の業務は時給で計算しますが、それとは別に休業手当は別に計上します。正社員の場合は注意が必要です。固定給が分かるようにしないといけないので固定給は減額できません。でもそれに休業手当をつけると金額が多くなります。控除の方で同額を欠勤手当にしたいところですが、それはダメです。そうすると給与ソフトの自動計算が使えなくなるので、支給の方で欠勤控除を作り、休業手当と同額をマイナス表示します。そうすれば給与の自動計算もつかえますし、支払額総額も正しいものになります。

持続化給付金は手続き的に簡単なのですが、Q&Aが出ず、イライラすることもありましたが、雇用調整助成金は毎日のようにFAQが更新されていて、これを読めば大抵のことは分かります。こうすることによって自社努力ができるし、審査側も問合せに振り回されなくなると思います。初めFAQを見たときはあまりの多さや分量に圧倒されましたが、ポイントを絞って読めばとても便利です。是非ご活用下さい。

持続化給付金ー実務編①

持続化給付金は今年、前年同月比で売上が50%減少した場合、最大200万円(個人事業なら100万円)貰える給付金です(詳しくは2020.5.23のブログを参照)が、この中身を見たとき、あまりの簡単さ分かりやすさに感動したのですが、実務を実際にやってみるとそうではなかったです。その感想を今日は述べたいと思います。当事務所ではあまりにも簡単なので出来るだけ顧問先に自分でやってもらうようにしています。ただ、チェックなどはしたりしているのですが、苦労した事例を1つ紹介します。

添付資料などのチェックや指導は当事務所でしたので完璧です。あとは顧問先が直接インターネットにて申込しました。苦労点①会社の銀行口座名を入れる欄があるのですが、それが半角カタカナで入力しなければならないようです。そもそも半角カタカタを入力するにはどうしたら良いのか?→まず会社名をカタカナにして文字を選択後、F8を押します。そうするとカタカナがカタカナになります。ここまではまだまだ楽勝です。それで1回目の申請をしました。何と次の日の夕方に《通帳の写しの口座名義と、申請いただいた口座情報(口座名義)が一致しておりません。口座名義を修正するか、正しい書類を添付して、再申請して下さい》という内容でした。

持続化給付金のシステムはそもそも口座名が30文字までしか入力できません。でもその法人はカタカナにすると30文字以上あったので、1回目の申請は入力できるところまで入力して申請したとの事でした。私も試してみましたが、苦労点②確かに30文字までしか入力できません。そこで相談窓口に電話するも毎回「只今電話が大変込み合っています」というアナウンスで電話が切られてしまいます。一日30回以上電話してもすべてそんな感じです。それが1週間以上続きました。スペースも半角でということでしたが、もしかしたら1回目はスペースだけ全角だったかもということで、スペースも半角にしてできるところまで入力して2回目の再申請をしました。3日後、また口座相違で返却されました。今度は通帳のコピーもつけろという指示もついていました。え?1回目の通帳のコピーは無効になってしまうの?苦労点③まだまだ電話は通じません17時までだったコールセンターが19時までになりましたが、それでも通じません。

30文字以上ある場合はどうすればよいのだろう?という疑問のまま、今度はシャダンホウジンの部分をシャ)に変更して法人名をすべて入れて申請しました。申請修正画面を見ると通帳のPDFは付いていますが、前回のエラーもあるので再度PDFを添付して申請です。なぜQ&Aを作らないのだろうという疑問があります。実務をすると様々なパターンがあるので審査する方も正しくスムーズに審査するために必要になってくると思います。同時期に始まった厚生労働省管轄の雇用調整助成金FAQが毎日のように更新されています。今では何十ページにも及ぶ大作になっています。でも持続化給付金にはそれがありません。実際には実際にやった仲間同士の情報でしか細かい情報は入手できないのです。仲間がその事例をやっていない場合、電話で聞くしか方法がないのです。エラーメッセージメールの返信に1回目も2回目も30文字以上ある場合どうすればよいかと聞いても返事がないのできっとこれは送信専用なのかと思います。審査する方もいわゆるマニュアルがなくてどうやっているのだろうか?と疑問です。(続く)