常日頃から思っているのですが・・・(久能整君風)

僕は常々思ってるんですが、エレベータの待ち方が違うんじゃないかと思っているんです。日本の礼儀として降りる人を待ってから乗るというのは良いと思うのですよ。でもその待つところ。時と場合で違うと思うんです。例えば降りる人が降りてストレートに歩いていく場合、それはエレベーターの左右に並んで良いと思うのです。でも、降りる人が左右に行きたい場合、例えば電車などのエレベーターですよ。必ず右か左に行きたいわけです。電車に乗るのですから・・・でも降りようとすると左右に人がどーっと並んでいるわけです。そうすると本来右か左に曲がりたいのに強制的に直進せざるを得ない。これちょっと不親切だと思うんです。

駅で電車に乗るときなど、明らかに降りる人が右か左に行きたい場合は扉の真ん前に並ぶのが正解だと思うのです。扉の右と左を空けてあげることによって降りる人は自分の希望する右か左に行けるわけですよ。おもてなしの日本人ならその辺も考えてほしいのです。ピターっと右か左に張り付いて待つことは進行妨害になると思うんです。何でも左右に並ぶのではなく、ちゃんと相手の行動を考えてこちら側も準備してほしいのです。本日の呟きでした。

2024年問題

運送業や建設業や医療業で猶予されている時間外労働の上限規制が4月に期限を迎えます。運送業ではドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されますので、今までより一人当たりの走行距離は短くなり、長距離で物を運べなくなり配達遅延などが予測されます。また、建設業でも人手不足によって長時間を労働が常態化している中で労働時間を減らすと建物完成が遅れコストがかかることが懸念されています。そして医療業でも医師の時間外労働時間が年間960時間、月100時間未満に制限されます。一般の業種では時間外労働時間は年間720時間なので、人手不足の中、緊急医療が提供できるのか不安が残ります。まぁ、いずれにせよ。日本は人口が減りどの業種も人手不足ですが、個人が健康的な日々を送れるように働き方改革関連法を施行し労働時間に制限をかけたわけです。

慢性的な人手不足の中、どう対応するのかは企業に委ねられたことになりますが、企業側は今後労基署の調査に注意しなければなりません。当事務所の顧問先も何件か労基署の調査を受けていますが、とても細かく規定を確認しタイムカードのチェックや現物給与の有無などもチェックされたようです。ある意味税務署より怖い労基署の調査と言われています。労基署の調査も活発化しているので今のうちからチェックして備えておく必要があります。顧問社労士がいる方は今のうちから顧問社労士と打ち合わせをしておいてください。

お金の話

今年から新NISA制度が始まり今までより非課税枠が増えたことでTVや雑誌で報道されることもあり、今年から本格的にNISAを始めたという声も多く聞くようになりました。日本という国は小学校から大学まで学問としてお金の話を学んでこなかったケースも多いかと思います。お金の資格と言えばFP(ファイナンシャルプランナー)ですが、日本FP協会では様々な情報を提供しています。

HPから資料をダウンロードできないのでURLを載せておきます。まず、お金の初心者には、若手社会人・一般の方に向けた活動のHPが参考になります。URLは以下の通り↓
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/fresh/workbook/
こちらにはお金の基礎的知識から、マイホームにかかるお金の話や資産運用、保険や相続・贈与のことなど幅広い情報が載っています。それぞれのライフイベントを把握してどのくらい資産運用できるのか計算できるエクセルシートなどは大変参考になるかと思います。それはダウンロードできるので下記を参考にして下さい。↓
一般向けライフイベントとお金

次にシニア向けの情報です。人生100年時代は定年してからの生活が長いですよね。そこでそれに困らないための知識が書かれています。以下の通りです。↓
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/senior/retire/
年金だけでは生活ができない時代になってきました。そこでどのようにしたら良いかのヒントが隠されています。こちらにもエクセルシートがダウンロードできるようになっていますので、下記を参考にして下さい。
シニア向けライフプラン
人生100年時代を乗り切るには計画も必要です。日本FP協会のHPにはそれ以外にも様々な情報が載っています。そしてFPに相談したくなったら、CFPと1級FP取得者の吉田まで是非ご相談下さいませ。

東京都ご当地ナンバー

車のナンバープレートにはご当地の図柄入りナンバープレートがありますが、東京都でも交付開始になりました。桜色の桜をイメージしたデザインに東京タワーが描かれています。スカイツリーではなく、東京タワーにしたところが良いですね。普通自動車ですと、通常の料金8,200円に1,000円以上の寄付をすることでカラーの図柄入りナンバープレートがもらえるらしいです。東京にお住みの方で、興味ある方はいかがでしょうか?詳しくはこちら↓

https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/topics/number/index.html

パスワード流出チェック

最近インターネット取引が当たり前の時代になってきて、インターネット詐欺被害も増加しているようです。そこでchromeを使ってインターネット取引をしている場合のパスワード流出チェックの仕方についてお知らせします。
①まず、chromeでインターネットサイトにアクセスします。画面右上の×しるしの下の・・・が縦に並んでいるアイコンをクリックし設定をクリックします。
⓶設定の左帯の自動入力とパスワードをクリック→Googleパスワードマネージャーを選択③左帯のチェックアップをクリック→すると不正アクセスされたか否かが出てきます。私のパソコンでは「不正使用されたパスワードはありません」と出ました。でもその下に使いまわされているパスワード〇件、脆弱なパスワード〇件とあります。使いまわされているパスワードの下には新たなパスワードを作成してください。とあり、脆弱なパスワードの下には安全なパスワードにしてください。とあります。

次にもしもパスワードが漏洩した時に警告する方法をお話しします。
①上記の設定画面の左帯プライバシーとセキュリティをクリックし、さらに右側のセキュリティをクリックします。
⓶標準保護機能のデータ侵害によりパスワードが漏洩した場合に警告するをONにします。これで漏洩時には通知がきます。漏洩という概念でみるとこの処理は決して完璧ではないですが、特に会社のパソコンなどの情報が漏洩してしまっては社会問題になります。とりあえずこのように最低限のことをして漏洩が見つかった時は侵害される前に早めに行動してください。

国税庁の年末調整

10月10日に国税庁が「令和5年分 年末調整控除申告書作成用ソフトウェア」をリリースしたと知ったので、私が代表の一般社団法人で試してみようと思いました。国税庁の触れ込みでは、生命保険控除証明書等を保険会社からデータ紐づけして入力しなくても簡単に年末調整ができるとの事でした。さぁて、ソフトをインストールしようと思ったらパソコン用とスマホ用があります。パソコン用は兎も角、スマホ用って情報保護の観点からどうなの?と疑問をもったのでパソコン用(Windows版)をインストールすることにしました。パソコン用はWindows以外にもMacintosh版もありました。マニュアルもホームページに載っていたのですぐできました。ただ、すでにインストールしてあってバージョンアップする場合には、古いのをアンインストールしなくてはいけないようで面倒だなと思いました。

使い勝手は通常の年末調整ソフトより素人向けに作られているので専門家からすると使いづらいです。また、保険料控除証明書などが紐づけられるのが良いと思いましたが、実際は保険会社毎に手間がかかりやり方も保険会社毎に違うので、そこで挫折しました。うーむ。これはなかなか厳しいぞというのが感想です。最初の登録が面倒なので家族経営などの場合は最初の年は大変ですが、次の年からは便利になりそうです。でも、保険料控除証明書の電子紐づけなどは従業員本人にやってもらわないといけないので、ITリテラシーが低い世代は無理そうです。どういうケースがこのソフトを使うと便利なのかと考えた場合、自社で年末調整をしている会社で経理が毎年年末調整のために徹夜しているような会社です。そんな場合は会社で説明会を開いて従業員各々で電子データを取得してもらい提出するというにするもの良いかと思いますが、従業員にとっては今まで紙を付けるだけで良かったのに電子データを取得するのに時間がかかるとは思います。いずれにせよ面倒くさいのです。誰が面倒くさくなるのかの違いのような気がします。

事務所インタビュー

当事務所では8年前から顧問先と当事務所を繋げるツールとしてマイ顧問というシステムを使っています。この度当事務所の担当者の方からインタビューのお話がありお受けしました。それがこちらです。↓

事務所インタビュー

インタビューというより世間話をしてしまったので担当者の方は纏めるのが大変だったと思いますが、何とかまとめて記事にしてくれました。お時間あるときに読んでみていただけると幸いです。

花火と浴衣

コロナ禍前は毎年のように浴衣を着て花火を見に行きました。それが3年間、生花火さえ見ていないという状況が続きましたが、とうとう今年、浴衣を着て花火を見に行きました。浴衣は池袋丸井の閉店セールで購入したものです。やっと着ることができました。あまり良い写真ではありませんが、これが唯一花火が写っている写真なのでお許しください。映像花火と生花火の大きな違いは、空気感と音です。特に音は内臓まで染み渡る音です。久々の経験に涙が出そうでした。これだよ!花火は!と思いました。これと似た経験ではオーケストラです。生オーケストラも同じような体感を得ることができます。来年も浴衣を着て生花火を見られますように

空き家課税強化

全国で放置されている空き家問題を解決するため、課税強化が行われます。国土交通省による全国の空き家は2030年には470万戸に達するという予想を立てています。空き家は放置すると景観の悪化やゴミなどの不法投棄の誘発、火災や建物の倒壊の危険などがあり、このまま放置するわけにはいかないと踏んだのです。そこで次の3つの施策を講じました。

1.相続登記の義務化
こちらは何回かブログに記載しています(2022年5月26日のブログ参照)亡くなった方が所有していた不動産については、その相続人が相続を知ってから3年以内に所有権登記を行わないと10万円以下の過料(罰金のようなもの)が科されるようになります。こちらは2024年4月から義務化されますが、その前に相続した不動産も含まれますので要注意です。

2.固定資産税の増税
住宅については、住宅の敷地部分について固定資産評価額を1/3に減額し更に200㎡以下の部分は1/6に減額して評価しています。その減額を(住宅として使用していないのだから)しない。という施策です。つまり、このまま放置しておくと固定資産税が6倍になる可能性があります。

3.自治体による新税の導入
固定資産税は市町村民税なので独自に新税を導入することができます。例えば、京都市は空き家や別荘など普段人が住んでいない住宅に対し2026年から空き家税を導入する方針です。これにより市内全域で1.5万件の課税対象になる物件があるといいます。対象物件の所有者は家屋の固定資産税評価額の0.7%を新たに負担することになります。その他にも導入を検討している自治体が多数あります。

このように空き家は放置できない問題となります。今から対策をすることをお勧めします。

コロナ倒産

コロナ禍や物価高騰を受け倒産件数が増えています。東京商工リサーチによると、2021年は政府の資金繰り政策が功を奏し年間1718件の倒産にとどまりましたが、2022年は年間2282件と増加しました。さらに今年になって連続で月間最多を更新しています。2020年にコロナ禍のゼロゼロ融資(実質無利子・無担保融資)の恩恵もそろそろなくなり、本格的に借入金の返済が始まります。

コロナ禍から政府の助成金や優遇借入金などがあり、何とか生き長らえてきた会社も、借入金返済が始まり、水道光熱費の増加、人件費の増加でこの夏はさらに倒産が増える予感がします。最近ではリスクが高い企業には政府系金融機関でも融資をしなくなっていて、それが益々倒産に拍車をかけるでしょう。この夏は日本経済最大の倒産数を記録するのではないでしょうか。暑い夏に寒い経済が訪れそうです。