GW10連休の扱い

今年のゴールデンウィークは10連休ですね。ということで、医療法人の顧問先から医療機関は10連休もできない。もし職員を出勤させた場合、休日出勤手当を払わないといけないのか?という質問を受けます。昨年までのやり方であればGW前半とGW後半という形で、4月30日~5月2日までは出勤扱いであった法人も多いと思います。ちなみに当事務所もそうでした。では今年は?

4月30日から5月2日までは同じ休日でも扱いが違います。同じ祝日でも5月1日(即位の日)のみが国民の祝日扱いになります。4月30日と5月2日は休日と休日に挟まれたので休日になるという祝日法第3条第3項に規定する休日となります。ですから、国民の祝日となる5月1日に出勤したときは所定休日出勤になりますので割増し無しの賃金支払いが必要で、4月30日と5月2日については、通常の出勤日として取り扱えるかと考えますが、現実は、就業規則がどうなっているのかによります。厚生労働省は下記のように考えているようです。
10連休
就業規則と照らし合わせて対応する必要がありそうです。なお、内閣府の国民の祝日に対して下記のような見解を取っております。そこにも載っていますが、今年の10月22日は即位礼生殿の儀が行われるため国民の祝日になるようですね。それから来年以降(2020年から)体育の日はスポーツの日になるみたいです。下記のURを参考にして下さい。
https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

税理士バッチ

先日、税理士会が行う確定申告無料相談会に出たときに久々にバッチをつけましたので思いだしました。これが税理士バッチです。そして右側が行政書士バッチ。行政書士バッチは残念ながら付けたことはありません。

それからこれがCFPバッチです。こちらも付けたことありません。だからピカピカです。バッチを付けるとしゃんとします。ちゃんとしなきゃと思います。これがバッチの効果でしょうか?
これから良い季節になりますね。桜は特別な花ですね。うちの近所にも桜が綺麗に咲く場所があるので今から楽しみです。私は夜桜より断然朝の桜が好きです。朝の静寂な空気に包まれながら凛と咲き誇る桜を見ると頑張らなきゃと思います。

グリーンブック

何気なく時間帯が合ったので観た映画です。時は1962年のアメリカの実話。リンカーンが奴隷解放宣言を発したのが1862年ですから、100年後の出来事です。1962年においてもアメリカ南部では人種差別が色濃く残っていていました。北部で成功した黒人ピアニストのドクターシャーリーが南部においてコンサートの旅に出かけます。そこで用心棒兼ドライバーとして選考の末選ばれたのは、イタリア系白人のトニーリップ。トニーは喧嘩っぱやくて口より先に腕が出るタイプ。それに反してドクターシャーリーは感情をあまり外に出さず冷静沈着なタイプ。

まずびっくりしたのは、奴隷解放宣言から100年後でも白人しか泊まれないホテルがあったり、黒人が入れないレストランや、トイレまでもが白人用と黒人用(外)で違ったり、スーツを買おうと試着しようとしたら買ってくれるならサイズ合わせするが試着だけなら黒人はお断りだったり、どんなに名声や成功を手に入れたドクターシャリーですら差別に合うのです。

そんなトニーも黒人に対して当初差別的感情を有してましたが、黒人だからというだけで差別に合うドクターシャーリーを見ているうちに少しずつ感情が変わってきます。ある時白人の警察に呼び止められ何でこんな夜に車で移動しているのだと聞かれます。警官が言うには黒人は暗くなってから出歩いては行けない。なぜあいつ(黒人)の肩を持つ?さてはイタコ―(白人でもイタリア人)だからだな。と言われカッとして警官を殴ってしまいます。

その時もトニーだけでなくドクターも牢屋に入れられます。その時ドクターシャリーがトニーに言います「なぜ君は、ちょっとしたことを言われるだけで暴力をふるうのだ。私にはそんなことは日常茶飯事。いちいち暴力をふるっていたら生活できない。暴力は負けだ。暴力は敗北を意味する。今日は君のせいで敗北した・・・」深いです。また、車の中で二人が言い争う場面でもトニーがどちらかというと僕の方が黒人だ。君はお城の上で生活している。僕の方が黒人に近いと・・・ドクターシャリーは言います。君が言うように僕は黒人の中では黒人として扱われない。みんな白い目で僕を見る。だからといって白人の中では僕は黒人なんだ。だから僕はどこにも属さないと寂しいことを口にします。とても良い映画。もう一度ちゃんと見たい映画でした。

医療法人の法務と税務【第4版】

手前味噌でありますが、私も共著で執筆している「医療法人の法務と税務」の第4版が法令出版より出版されました。私があれこれ言うよりまず下記の目次を参照下さい。
本目次
見てお分かりのように医療法人に関する法務(特に医療法に関する)と税務(医療法人特有のもの)が書かれています。特に今回は新しい医療法人制度「認定医療法人制度」についても詳しく解説しています。お笑いの要素は微塵もありませんが、実務にはきっと役立つ本になっていると思います。

医療法人の法務と税務【第1版】は平成21年に発売されたので早10年です。医療法や税法の大きな改正がある度増版していますが、物事が10年続くというのは貴重な事です。これからも1つ1つの積み重ねを大事に生きていきたいと思います。

配偶者居住権

2018年5月17日のカテゴリーFPのブログで民法改正(配偶者居住権)について触れました。詳細については5月のブログをご覧ください。配偶者短期居住権は漏れなくもらえる権利ですが、配偶者居住権は設定することができる権利です。ですから相続税の評価対象となります。こちらは2020年4月1日から施行されます。

例えば夫が亡くなって妻が遺贈により配偶者居住権を取得したとします。夫婦には子供が居て、子供が夫婦が住んでいた住宅を相続により取得した場合を例に取ります。
妻の配偶者居住権の建物部分の評価(配偶者居住権といいます)は
建物の時価-建物の時価×(残存耐用年数-存続年数)/残存耐用年数×存続年数に応じた民法の法定利率による複利現価率
となります。

取得した子供の建物部分の評価は、
建物の時価-配偶者居住権の価額
となります。これを見てわかるように一つの建物を分解して相続したような感じになっています。両方足すと1つの建物を評価するのと同じ価額になりますね。

では、土地はどうでしょうか?妻の配偶者居住権に係る敷地部分の評価(敷地の利用に関する権利といいます)は、
土地等の時価-土地等の時価×残存年数に応じた民法の法定利率による複利現価率
となります。

取得した子供の土地部分の評価は、
土地等の時価-敷地の利用に関する権利の価額
となります。こちらも建物と同様2人足した金額が1つの土地の価額と同額となります。これを節税対策として利用することもありそうです。配偶者居住権は妻の死亡によって消滅するので妻から子供への二次相続がショートカットされるからです。今後は色々相続税対策できそうですね。

初めての一人旅(鞆の浦編)

前回のカテゴリーFPのブログで初めての一人旅の大観を説明しましたが、今回は鞆の浦についてお話したいと思います。鞆の浦は坂本龍馬のいろは丸が紀州藩の船と衝突して沈没した「いろは丸事件」が起こった場所であり、紀州藩から多額の賠償金を受けるための交渉が鞆の浦の至る場所で行われました。鞆の浦は昔から満ち潮と引き潮では海流が逆になり、つまりこの場所で海流が変わる事から潮の流れが変わるのを待つための港でした。とても美しい港で江戸時代からの港にある施設としての「常夜燈」「雁木」「波止場」「焚場」「船番所」の5つとも現在揃っているのは日本全国どこみても鞆の浦だけです。
・常夜燈

・雁木

広島旅行のガイドブックには鞆の浦の説明は1ページしかなくて、それでも隅の方に休みの日は1日3回、鞆の浦ボランティアガイドが鞆の浦を案内してくれるという情報を得て、せっかくだから行ってみました。訪れた観光ボランティアさんは私の父位の年齢で鞆の浦をこよなく愛する人でした。ガイド希望者は私一人。ガイドさん独り占めの贅沢な旅行になりました。いろは丸事件の事や港の事などもお話してくれましたが、このブログではガイドブックなどに書かれていないことを敢えて書きます。
これはボランティアガイドさんが教えてくれた事です。まず鞆の浦の瓦は丸い太巻きのような形をしたものが並んでいます。下記の写真で右側が鞆の浦の瓦、左側が通常の瓦です。
通常の瓦に比べ材料費が2倍以上かかるそうです。ここからも分かるように鞆(ガイドさんは鞆の浦と言わず「とも」と言います)は昔から港街として栄え裕福な家が多かったということでした。
それから下記の写真の右側の壁を見てください。
上の方が反り返っていますよね。これは皆、蔵を持っていたのでネズミが家に入ってこないように壁を登れなくしたということでした。また左の壁の木のようなものは船を再利用したものです。船は丈夫な木で作られていて、水にも強いことから再利用されることもあったようです。
下の写真は福善寺からの眺めです。

坂本龍馬が紀州藩との話合いにも使われたここからの眺めはとても美しいです。これは国民的番組サザエさんにも登場します。

鞆の浦は琴を作っている職人さんが居て、琴の産地としても有名だそうです。下の写真は琴を再利用した看板です。
今回のブログで全てのカテゴリーが108になりました。煩悩が7つです。長いことブログを書いたなぁという感じ。記念すべきall108ブログは鞆の浦でした。

次回のカテゴリーFPで仙酔島のお話を書きます。