花屋が言うことには

地政学の本3連ちゃんですっかり心を病んでしまったので、ぱっと癒しの小説を読みたい、能天気な小説で中和したいと思って読み始めました。はじめはありふれた日常に平和だなという感じで読んでいましたが、植物及び花好きな私は特にこの本にハマってしまいました。日本の節句は5つあって、1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日です。皆さん何個知っていましたか?3月は桃の節句でしょ。5月は端午の節句。7月は七夕の節句。1月は七草の節句(七草かゆを食べますよね)です。では9月9日は?知らない人も多いと思います。重陽の節句(菊の節句)です。この本では重陽の節句のことについて事細やかに書かれています。主人公がきくこ(紀久子)という菊に関する名前というのも相まって良い話でした。

その他にも私が今育てているクリスマスローズの話もあり、クリスマスローズの花と思われている部分は実はがくであり、だから花が散ってもがくが存在するから花がいつまでも咲いているように見えるとか、3月8日はミモザの日(これは知っていましたが、国際女性デーです)だったり、5月1日はスズランの日(これは知らなかった)など、花に関する情報も盛り沢山で地政学ですっかり沈んでしまった心を癒してくれる最高の本でした。癒されたい+花の知識を得たい人に最高の良本です。

暦の上では今日は立春です。まだまだ寒い日が続きますが、これから少しずつ小さな春を感じながら過ごせて行けたらと思っています。