テルマエ・ロマエの監督と同じということで、きっと面白いだろうと思い観に行きました。いやぁ笑いました。テルマエ・ロマエより面白かったです。昔、武蔵の国は埼玉と東京と神奈川の一部からできていて、まず首都東京が独立し、次に神奈川が相模の国と独立し、余った部分が埼玉だという説明から入ります。そこでまず、吹き出しました。埼玉県と千葉県はお互い東京に入るとき、通行手形が必要でそれを解放するためライバル心を持っている点や、埼玉の特産物、草加せんべい・深谷ネギ・日本一暑い熊谷・クレヨンしんちゃんの春日部・・・色々出ています。
かなり過激にデスっていますが、(千葉や茨城・群馬も凄い)そうそう!と思うこともあります。私の事務所の池袋も埼玉の植民地として紹介され池袋の風景に東武百貨店・西武百貨店・ビックカメラなど出てきます。私も埼玉で生まれて埼玉で育ったのでこの映画がとても身近に感じられ、楽しめました。
そして思いました。私以上に埼玉を愛していないと、この映画は作れないと感じたのです。埼玉をこよなく研究しています。この映画は埼玉で最もヒットしているそうです。通行手形などの映画グッツもバカ売れだとか・・・そう埼玉県民はこのようなジョークを笑って飛ばせる県民性なのですよ。確定申告で疲れた脳に栄養を与える映画でした。