ムーアの法則

ムーアの法則とは、インテル社の共同創業者であるゴートン・ムーア氏が1965年に論文で発表した法則で、コンピュータの価格性能性が1年半で2倍になるという法則です。

1年半で2倍と言う事は、3年で2×2の4倍、6年で4×4の16倍になるということになります。10倍になるには約5年です。これはIT業界で長年にわたって成り立ってきました。(1995年以降は失速したという意見もあります)5年で10倍というのは逆にいうと、同じ性能を求めるなら5年で10分の1の価額になるというものです。

現在の起業において、パソコンなどのコンピュータは必需品です。どんな業界でも必要不可欠です。現在の日本はどちらかというとデフレ気味で経済も失速しています。ただ、5年前の売上の1/10になってしまったという企業ばかりではないと思います。現在、起業する人は5年前に起業した人の1/10でコンピュータを設備投資できる時代です。おそらく売上は5年前より下がっていると思いますが、利益率は上がるはずです。

最近、どの業界でも採算無視の売上重視経営が目立ってきました。価格を下げて売上高を増やそうとする戦略です。しかし、低価格戦略はいずれ行き詰まり、業界全体に悪影響を与えます。そろそろ売上重視の経営は止めて収益重視の経営に切り替える必要がありそうです。

ALWAYS三丁目の夕日’64

2005年に公開されたALWAYS三丁目の夕日に続き、2007年に公開されたALWAYS続・三丁目の夕日も劇場で観ました。シリーズ第3弾の作品です。今回は前回までになかった3Dで観ました。

このシリーズは第1弾からずーっとそうですが、笑いあり、ほろっとするような涙ありの作品です。今回は3Dで観たので夕暮れに浮かぶ東京タワーも綺麗でした。

私が生れる前のこの時代は人々が助け合い、近所や従業員も皆家族のように全員で応援します。特に男気のあるお父さんの堤真一のなんて素敵なんでしょう。。最近、このような男性はいませんよね?強くて優しくて、そして人情があるお父さんです。

携帯電話もない、パソコンもないこんな不便な時代だからこそ、みんなで助け合って生きていたのでしょうか。生活が便利になるのはある意味こういういい部分がなくなっているのかなとも思いました。

朝日より夕日、東京スカイツリーより東京タワーが好きな人は楽しめるのではないでしょうか。

折れそうな心の鍛え方


昨年は東日本大震災などがあったりして多くの命や大切なものを失った方も多いのではないでしょうか。新年になり気持ちを新たに何とか奮起しようと思うけれど喪失感と脱力感に苛まれなかなか現状を抜け出せないで居る方に読んでいただきたい本です。

この本では、「人は自分で越えられる悩みや落ち込みしか抱えない。」と言っています。例えばお金の失敗といっても3億円なくすことができる人は限られているし、3000人もの部下を全滅させたという人は少数です。そう「自分のキャパを超えない範囲の不幸しか、自分には訪れない」のです。

底が見えないプールをずぶずぶず沈んでいくのは根拠なき不安と同様におそろしいものだけど、「絶対に底はある。しかもそれは自分の耐えうる底なのだ」と思っていれば、潔く沈んでいくことができると言っています。

では具体的にはどのように乗り越えればいいでしょう?松の木ではなくマングローブの様に生きろと言っています。私も昨年マングローブを見ましたが、水際にタコの足のような根が沢山張り巡らせた不思議な植物でした。台風がきたときに松のように一本が巨大でずば抜けた樹木ではなぎ倒されるけど、マングローブは1本1本は弱い木です。でも弱い木が多少は風にたわみながら寄り添って生えている方が嵐に耐えて生き延びることができます。

一発逆転を狙わずやれることは全てやる総力戦で、小さなガス抜きをすることが大事らしいです。
1.時間の経過
2.自分の状況を客観的に見る
3.周囲の力を借りる
4.できるだけたくさん泣き、笑う事に罪悪感を抱かない
5.多少でも代償を求めること
6.解決すること(向き合う事)

この中でも最も大事なのは3の周囲の力を借りることみたいです。話を聞いてくれる人の力を借りて、毒を吐き出すということが一番効果的だと言っています。本当にどん底の時は誰にも何も言えず、心の中でどんどん不安感や喪失感が溢れてきます。それでも周りの信頼できる人に少しでも話すことができるようになったら進歩だと思うのです。

最後の章で「大人たちよ、映画を観てもっと泣こう」という章があります。泣ける映画を見るのは心のデトックス効果があり極めて効果的みたいです。どのような映画で泣けるのかはその人の感性によって多少違うと思いますが、泣ける映画も紹介しています。

私は先日、マイウェイという映画を観ました。登場人物は皆自分の意志とは別に行動を制限され、心も踏みにじられ、生と死の狭間で何年も劣悪な環境の下生きていました。私は毎日お風呂に入り、体も行動も制限されていないし、自分でも天職だと言い切れる素敵な仕事を持っている。これ以上何を求めるのだろう?欲張りにも程があると思いました。映画はたった2時間で自分のキャパを超えた体験をさせてくれます。これからも多くの映画を観ていこうと思いました。

CFP継続教育単位の取り方

CFPは取得すると一生ものの資格ではありません。会費の納付と継続教育単位の取得が求められます。会費はAFPが年12,000円、CFPが年20,000円で、学生の場合は学割で半額になります。

また、取得後も継続研修を受ける必要があり2年間でAFPは15単位、CFPは30単位以上取得する必要があります。

CFPになって何年も経ちますが、今までFPジャーナルについている継続教育テスト(1回3単位、葉書では980円、インターネットなら880円)によって取得してきました。ただ、最近それ以外の取得の仕方を知りました。主な単位取得方法は、研修の受講、執筆、講師、スタディ・グループでの勉強会があります。研修の受講には、税理士会が行う研修や大学院が行う講座等も対象になったりして、意外と認められるのが多いのだと知りました。

執筆はなかなか認めれもらえず、CFPの受験科目に関わりのあるものでないと認めてくれません。私は日本FP協会から会員向けのサイトの原稿「FPいまどきウォッチャー」の原稿も書いていますが、紙媒体ではなく、電子媒体なので駄目だと言われました。

講師もマネジメント系では駄目で試験科目に直接関連したものでないと駄目なようです。スタディ・グループでの勉強会も単位認定になりますが、これはFP協会の承認したスタディ・グループでないといけないので、範囲は狭くなります。

研修の受講は継続教育テストも含めて認められるケースが多いので問い合わせをするといいかもしれません。ちなみにMBA大学院の金融系の講座と税理士会の講習も認定できました。今年はスタディ・グループでの勉強会にも挑戦してみたいと思います。

医療法人の推移

平成23年の種類別医療法人数の年間推移が発表されました。医療法人総数は平成23年3月31日現在で46,946法人(前年比+957)です。内訳は財団医療法人が390法人(前年比-3)、持分あり社団医療法人が42,586法人(前年比-316)、持分なし社団医療法人が3,970法人(前年比+1,276)です。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/igyou/igyoukeiei/houzinsuu03.pdf

未だ全体の90%以上を持分あり社団医療法人が占めていますが、平成19年以降は持分あり社団医療法人の新規設立はできなくなったこともあり徐々に減っています。

持分なし医療法人は1,276法人増えていますが、内訳は75%が新規設立で25%が持分有り社団からの移行ということになります。

民間給与実態統計調査

国税庁のホームページで「平成22年分民間給与実態調査」が公表されました。詳しくは↓

http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2011/minkan/index.htm

総務省が出している人口統計データの国民人口は約1億2千700万人、そのうち子供やお年寄りを除いた生産年齢(15歳から64歳)が約8,100万人詳しくは↓

http://www.stat.go.jp/data/nihon/02.htm

厚生労働省のデータによると1年を通じて勤務した給与所得者数は、4,552万人らしいです。生産年齢のうち約56%が給与所得者ということになります。生産年齢の人でも学生などで働かない人もいますし、65歳以上でもバリバリ働いている人もいますので一概には言えませんが、日本という国はかなりの確率で給与所得者が支えているのです。

内容を見てみますと、賞与を合わせた平均給与が412万円(男性507万円、女性269万円)給与と賞与を分解すると、月給で29万円(男性36万円、女性20万円)平均賞与は月給の2カ月分というのが平均のようです。

くるみん取得による割増償却

謹賀新年

昨年中は大変お世話になりました。このブログを始めて1年10カ月が経ちました。始めの頃は1日10件位しかアクセスがありませんでしたが、今では5倍位のアクセスになりました。毎月7カテゴリーを1つずつ書くようにしています。忙しい月も読んで下さる人がいるから書くことが出来ています。今年も1カ月で7件書くつもりです。宜しくお願いいたします。



くるみんマークをご存じだろうか?くるみんマークは子育てサポート企業として厚生労働省から認定を受けた企業に与えられる認定マークの事です。
実際のマークはこちらをご覧ください。↓
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/jisedai/

この認定を受けることになった企業が平成23年4月1日から平成26年3月31日までの期間内に始まる事業年度に、くるみん認定を受けた青色申告の事業者については、認定を受ける対象となった行動計画の計算期間開始の日から認定を受けた日を含む事業年度終了の日までに、建物や付属設備を取得・新築・増改築をしたときは、その建物・付属設備の減価償却費は普通償却限度額に加え32%の割増償却ができることになりました。