本屋さんで見つけました。ブルーの表紙が爽やかな本です。通常の本は大抵黒一色で書かれています。ところがこの本は、ブルーの文字と黒字にブルーの蛍光ペンでラインをしたような文字が多数あります。おそらく、読みやすく努力したものと思われます。
働き始めた新人のメールの書き方から時間管理などから、上司になったときの部下への対応、そして会社のトップになり自己実現を目指すまで、段階を追って書かれてあります。どの段階の人にも具体的事案に沿って書かれているので、参考になるでしょう。
仕事って、20歳前後から年金をもらう年齢まで(または一生)関わっていくものですね。その長い40年以上もどうやって働き続ければ良いのか。働く事が生き甲斐であれば、それはとても幸せなこと。どうやって効率的にまた効果的に働けるか。
また、仕事は自己実現の道だとも言っています。自己実現の要素は「やりたいこと」×「できること」×「社会に要請されること」の掛け算でこの要素が仕事での自己実現の最終形のようです。全体的に長い人生の働き方の手引書のような本でした。