お花屋さんのビジネスモデル

お花屋さんというとどのようなビジネスモデルを想像しますか?まず、自分のために年中花を買うという贅沢な人はそんなにいないと思います。そう誰かのために買うのです。店舗で買うこともあればインターネットなどで注文して発送してもらう方法もあります。今までどこで買うか(店舗又はインターネット)という選択はありましたが、ターゲットはほぼ他人のためにお花を買う人でした。自分のためにお花を買う人は月1回買えば良い方かと思います。ところがそのターゲットを変えたビジネスプランが誕生しました。そう自分のため(もしくは自社のため)に買うのです。

先日、西武百貨店に入っている日比谷花壇に訪れた時です。何やら多くの女性が携帯電話を店員に見せて花を1本持ち帰っているのです。そうそれは、お花の定額制システムでした。詳しく調べると、毎月1,187円支払うと毎日店頭に行ければ本日のお花を1本貰えるというものです。流石に毎日行くのは難しいかと思いますが、お花は1本300円位はしますから充分元を取れる金額です。

それ以外に月額3,987円支払えば1回1,300円までの店頭の好きなお花選び放題で月6回利用できます。それ以上のプラン(月額8,787円や月額15,878円)もあります。こんな時期だからこそ、お花が1本あるとほっとしますよね。ターゲットを変えたこのビジネスモデルはこれから流行りそうです。顧客は安くお花を手に入れられるメリットがあり、店は廃棄するお花が減るのでWinWinです。

日精協原稿

今月号の日本精神科病院協会の本の特集ページに原稿を書かせていただきました。久々に8000字の依頼でボリュームの多い原稿でしたが、今年はコロナの影響で、セミナー講師の仕事が全て無くなって暇なため何とか書き終える事が出来ました。医療法人の組織形態を医療法の歴史的変遷にも触れながら解説しています。

医療法人制度ができたのは今からちょうど70年前の事ですが、医療法人は非営利の医業事業が経営主体であるため商法上の会社は馴染まず、だからといって公益法人の要件も満たさないため、商法上の会社と公益法人の間の中間法人として誕生しました。当時昭和25年は戦後のインフレ時代で税制も所得税と相続税の負担が大きかったため病院の経営者が亡くなると病院を継続できなくなるほどの多額の税負担が生じたため、主税局との調整や詰めが甘いまま医療法人制度ができました。

それが時代を経るごとに様々な問題を生み、医療法の改正により様々な医療法人の組織形態ができました。それらを歴史的変遷などにも触れながら解説しています。医療法人が手放しで利益が出る時代は大昔の事であり、人口が激減する現在は生き残りをかけたサバイバルレースに突入しているのです。従業員の雇用のため、地域医療のため、患者のため、経営者や家族のため、激変する診療報酬に対応し、激変する医療法や税法に対しても柔軟に対応できるスキルが経営者にも求められているのだと思います。そんなことを書いてみました。

公正世界仮説

公正世界仮説という言葉聞いたことありますか?これは良い事をしたら幸せになり、悪い事をしたら罰が当たるという考え方です。この考えは多かれ少なかれ人々の心の中にあるのではないでしょうか?公正世界仮説がプラスに働くこととしては、努力すれば報われると信じることなどです。それを信じ辛い事でも実行することにより物事を達成することがあります。

でも公正世界仮説はマイナスに働くことがあります。例えば性被害に遭った人が性被害をした人を訴えたとします。その場合、性被害に遭った人は何も悪い事をしていないのにそんな目に遭ったというのは公正世界仮説の考え方に合わなくなります。従って、例えばそんな人を信じて一人で付いて行った被害者が悪いとか、誘惑するような服装をしていたのではないかとか、そんな風に考えてしまうことです。

被害者には何の落ち度もありません。でも他者が公正世界仮説を前提に考えると被害者なのに批判されることがあるのです。これは注意しなければいけません。公正世界仮説は良く働くこともあれば、悪く働くこともあるという前提で私たち一人ひとり行動し、考える事が大事です。

経営者というもの

今回のコロナ騒動は、相当企業のダメージになっています。当事務所の顧問先も8割くらいは収入の減少になっています。ただ、ほとんどの会社が従業員の給与は支払っているし、中には休業させていても100%休業補償として給与を支払ったりしています。従業員からするとずーっと休んでいたのに給与はいつもと変わりがない。残業代くらいが減ったかなという人が私の周りのサラリーマンやOLなどの声です。

経営者はというと、その逆です。多くが収入が減っていて資金繰りに困ってコロナ融資を受けたり、自分の給与を未払いにして対応したり、何とか他に収入を得る道を探したり・・・今回のような未曽有の天災のようなものの場合、ダメージをいち早く受けるのが経営者です。会計事務所は関係ないでしょう?という方もいますが、そうでもありません。

これからの時期、セミナー講師の仕事が毎年何件かあるのですが、今年は予定していたセミナー講師の仕事が全て無くなりました。東日本大震災も相当な天災でしたが、ここまで酷い状態は税理士になって初めてです。当事務所の顧問先でもかなりのダメージを受けているところもあります。何とか乗り切れるよう頑張りたいと思います。

手作りマスク②

先週末、実はもう一つマスクを作りました。立体マスクの型紙作りに疲れたので今度は型紙が無くても作れる西村大臣風マスクです。こちらもYouTubeに沢山アップされています。ただ、どれか一つに頼る事なく、「型紙なしでできる」「裏地付き」「ノーズワイヤー付き」の組み合わせで作ってみました。それがこの写真です。表地は前回同様いらなくなったシャツの再利用、裏地は100均のガーゼはんかちをカットしました。

型紙なしで作れたのでさぞ楽かと思いきや、このマスクはかなり縫います。何回も何回も色々な所を縫います。ちょっと手が痛くなりました。ここが楽だとここが大変と色々経験させてもらいました。何事も一長一短ですね。今回2種類のマスクを作りました。それぞれ作り方に差異があり、勉強になりました。手縫いだったので2つ作るのに5時間かかりました。

何事も経験しないと分からないことが沢山あります。以前「たのしい不便」という本を読みましたが(2017年2月9日のカテゴリー本のブログ参照)マスクを作っていてこの本を思い出しました。敢えて不便な選択をすると気が付く事があります。こんな時期だからこそ、敢えて不便なことを選択してみませんか?今まで見えなかった何かが見えてくるかもしれません。

日にあたる事。歩く事。

今、出勤は週1回のみであとは在宅ワークをしていますが、びっくりすることに万歩計の歩数は1日500歩いかないくらい・・・そういえば家の中を歩き回る事くらいで一番長い距離は6階の自宅から1階のゴミステーションに非常階段を使ってごみを捨てに行くことくらいです。いつもなら最低でも5,000歩~15,000歩は歩きますから、いかに今が歩いていないのかというのが分かります。そういえば、昔オーストラリアにグループホームの見学に行った時、現地のスタッフがボケを遅らせるのは、日に当たる事と歩く事と言っていました。日光に当たる事で体内時計がリセットされてホルモンが正常に働くそうです。ですから一日中もしくは夜中に起きて昼間に寝ている生活をしている人というのはボケやすいし、うつ病になりやすいとの事でした。

私はただでさえ外出が多いタイプですが、今はかなり我慢しています。でも今日とうとう近所の遊歩道を散歩しました。もちろんソーシャルディスタンスを保ちながら・・・それがこの写真です。緑の中を太陽の光を浴びて歩いていると生命力というか生きる気力がみなぎってきます。在宅ワークをして週5日ひきこもっているとこれがどんなに幸せなことかというのが実感できます。沢山(といってもソーシャルディスタンスが保てる程度)の人が遊歩道を歩いていました。子供がいる人は車が走らない道で子供の一輪車の特訓をしていました。兄弟らしき子供がキャッチボールをしていました。親と自転車に乗って走っている子供が「今日は川が綺麗だね」と言っていました。神田川がキラキラ光っています。何気ない幸せを実感しました。

大きな公園では入場禁止になったと報道されています。それはあまりにも人が来て3密になってしまったから・・・ベランピング(ベランダでキャンプ)が流行っているという報道も耳にしました。一戸建ての家の人は庭に出て日を浴びてください。マンションの人はどうやって日を浴びればよいでしょうか?せめてたまに行う散歩くらいしたいですよね。今日遊歩道を歩いていた人達はそれぞれが近づかないように、ソーシャルディスタンスが保てるように行動していました。どうかこんな小さな幸せが奪われませんように。3密にならないように個人個人が努力してどうかこの危機を乗り切れますように。

パターン化本能

前回のブログ(カテゴリー本)の感想で全く触れなかったのですが、パターン化本能のことも知っておいてほしいと思い今日はここに記載することにします。パターン化本能は「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込みです。人間は何も考えずにそれを当てはめてしまう(パターン化)する癖があります。偏見があるかとか意識が高いかどうかは関係なく無意識にやってしまいます。それは人間が生きている上で必要な事でパターン化することで物事をスピーディに行い精神の負担なく過ごせるコツだからです。

ただ、間違ったパターン化は思考停止につながりあらゆる物事への理解を妨げます。パターン化は悪い事ではなく本能ですからどうすればその間違いを回避できるのかという事を考えなくてはいけません。それには①同じ集団の中の違いと、違う集団の間の共通点を探すこと。②過半数に気を付ける(過半数とは50%を超えることをいうから51%でも99%でも過半数といいます。ですからちゃんとした割合を知らないといけません)③例外に注意すること。(ひとつの例を根拠に集団全体に対して結論をだそうとしていたら、逆の例を尋ねてみよう)④自分が普通で自分以外はアホだと決めつけない。(自分が持っている常識は他人からすればましては他の国の人からみたら非常識なこともあり得るということ。変だと思ったら好奇心を持ち謙虚になって考えてみよう)ということです。

何年か前から戦後はじめてとか歴史上初とかそんなニュースで溢れています。今は未曽有の時代なのです。ですからある一定のパターン化に捕らわれると間違いを起こす可能性があります。頭を柔軟に正しいと思われていることが常にそれでいいのかという疑問を持って一人ひとり責任を持って行動しないといけないのです。

先入観にとらわれないことの重要さ

今読んでいる本に驚くべき事実が書かれていました。その本の紹介はそのうちにするとして、人々はそしてかなりの人というかほとんどの人が先入観にとらわれているということでした。まぁそれは何十年か前にはそうだった出来事もありますが、今現在はというとかなり世の中は変わっているのです。

それは何故かということについても述べていました。原因はいくつかありますが、メディアなどの情報は悪いことは多く伝えますが、良いことはそれで当たり前なので伝えません。人々の関心も〇〇町では何日間犯罪は起きていません。というより〇〇町でこのような犯罪がありました。と伝えた方が人々の関心が集まります。

つまり私たちは良いニュースより悪いニュースを耳にすることが多いのです。ですから世の中どんどん悪くなっているといった思い込みをしやすいとの事。今は無料で沢山の分析データが入手できるようになりました。誤った判断をしないためにも固定概念にとらわれないためにも面倒でもデータを確認するということの大切さをしりました。

明けましておめでとうございます

 

明けましておめでとうございます。皆さまはどのようなお正月を過ごしましたか?私は昨年が公私共々散々な年だったので、成田山で厄払い。事務所の氏神様にお参り。鶴ケ丘八幡宮の除魔神事に参加しました。成田山は早朝に行ったので着物は着られませんでしたが、氏神様と鶴岡八幡宮には着ていきました。左の写真が氏神様で流石池袋の神社なので池袋のシンボルのフクロウが鎮座しています。右の写真は鶴ケ丘八幡宮で蟇目の儀(ひきのめのぎ)と大的式を見ました。

蟇目の儀は、矢が放たれるとヒューという音がなり、その音で魔性を退散させるのだそうです。その次に大的式ですが、こちらは大きな的に向かって6人の射手が矢を射ます。大きな的の裏には角が抜けた鬼の文字が書かれていてこちらも魔を払うという意味があります。日本の伝統行事に触れるお正月でした。

おみくじは中吉「心をさだめさわがず迷わず今まで通りにするとよろしく何事にも手を出すのはよくありません。つねにひかえめにすることです。」ということです。はい。今年はおとなしくします。今年は修行の年にしたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

逆境の過ごし方

先日今年の世相を表す漢字が発表されましたが「令」でしたね。皆さんはこの一年どんな年だったでしょうか?私は「愁」ですかね。人生良い時も悪い時もありますね。先日税理士試験の発表がありましたが、以前の勤務先の後輩も友人の会計事務所の職員も知り合いも全員全滅でした。合格率が10%前後の試験ですから受かる人より落ちる人の方が圧倒的に多い訳ですが何となく物悲しい雰囲気になります。

私も比較的物悲しい1年でした。これでは慰めにもなりませんが、私なりの逆境の過ごし方というのがあります。まず逆境時ですが、そんな時は修行に充てる時間を増やします。運気の悪い時は何をやっても運気が悪いのでとりあえず、自ら辛い道に行くという作戦です。ちょっと大変だなと思う道を敢えて突き進みます。

逆境時は何をやっても逆境なので変にもがかず、焦らず、ひたすら耐え修行です。そうすると運気が良くなった時思った以上に上昇します。これは私の経験ですが、きっと効果ありますよ。是非お試しあれ