セミナー講師

先週は2日間セミナー講師の仕事を行いました。今年はこれで終了です。1つはある業種特有の会計科目の解説や決算業務の話。ケーススタディもやりました。もう1つは今年初めて行うもので、税務や事業承継の話です。

私は大学院時代は戦略会計のゼミに入っていたので、会計は事後的行為ではなく、戦略的に事業に落とし込んでこそ価値があるものと思っていますが、その思いが受講生に届いたかどうかは計り知れません。

また、税務はその時代の行政や施策によって左右されそれを知らないだけで損をしてしまったりします。基礎的な知識があるのとないのでは雲泥の差なのでその点も伝えたつもりです。会計は経営の羅針盤なので是非習得していただきたいです。

経営幹部候補セミナーのお仕事

もう4年目になりますが、経営幹部候補の方たちに会計・財務のイロハを教える講義を昨日と一昨日にかけてしてきました。1日目8時間、2日目7時間という超ロングセミナーで講師は私一人なので終わるとぐったりするセミナーです。

1日目はまず財務諸表を俯瞰して見れる知識を養います。今回は24人いらっしゃいましたが、違う会社ですが同業者です。ですからこの業界の財務諸表の特徴を他の業界と比較しながら見るという方法を選択しました。1日座学だと私も受講者もつかれるので、ケーススタディやワークも取り入れながら業界ごとの財務諸表の特徴をつかみます。午後からは財務分析の講義をして、その後その業界の大手2社の財務分析をしながら経営方針等を見るグループワークを行い発表してもらいました。

2日目は、減価償却費の概念を少しだけお話し、その後、資金繰りについての座学、そして資金繰り表のワークをやりました。その後資金調達の座学を行い、店舗力分析の方法の座学、最後に店舗力分析のケーススタディを行いそれぞれ発表してもらいました。将来の幹部候補だけありとても熱心に聞いていただき感謝です。このセミナーは受講者だけではなく、私自身も毎回何かしらの発見があります。ありがとうございました。

相続セミナー講師養成講座

朝から夕方まで1日かけて相続セミナー講師養成講座に行ってきました。もともと税理士のため一般の方や相続診断士やFPに比べ相続の事は知っています。ですから、あまり期待しないで行ってきました。ところがこのセミナーは相続の基礎的な知識を学ぶのではなく、どのようにセミナーを進めるとよいのか?という事が主眼となっていました。

会場には10人ほどの人が受講していましたが、そのうちセミナーなどを10回以上やったことがあるのは私ともう一人のみであとは皆セミナーを数回か未経験者ばかりでした。1日拘束されてためになるのか?と思っていましたが意外や意外・・・ためになりました。

服装や立ち振る舞いから、間の取り方、目線(アイコンタクト)の取り方などセミナーは内容以上にどう振舞うかなどが重要との事でした。皆の前で模擬セミナーなども行い自分の癖なども発見できました。他人が私のセミナーを見てどう感じるのか。など普段聞けないことなども聞けて、とても楽しかったです。

強い決意

近藤亨氏をご存知でしょうか?彼は69才の時、もうすぐ定年だが定年後はどのように過ごそうと考えたとき、過去にネパールで10年以上国際協力事業団(JICA)で働いた時のやり残したことをしに、ヒマラヤの奥地のムスタンに旅立とうと決意します。

ムスタンは平均寿命45才という飢えと寒さに震えている人々が住んでいます。そこに住む秘境の貧しい村人を救うため、人生最後の大仕事の旅に出かけたのです。ムスタンは標高2,700メートル年間降水量150ミリという砂漠のような土地です。食べ物も麦、ライムギ、ソバ、雑草などで肉や白米はほどんど食べられません。高冷地なうえに水もないので植物が育たないのです。そこに水を得て米を作り子供たちに腹いっぱいご飯を食べさせてやりたいというのが近藤氏の夢となりました。どうやって水を得るか?ヒマラヤ山脈の雪解け水を利用しようと考えて、水を引くパイプを引くアイディアを考え村の人にいっても誰も相手にしてくれないので70才の老体に鞭を打って一人でパイプを引き始めます。その距離5キロ以上・・・1人でやっている近藤氏に現地の人も動かされて村の人も手伝うようになります。

やっと、水が確保できたら今度は高冷地での稲作です。稲作は通常標高1,000メートルが限界で2,700mの地で行うのは世界最高地での記録です。試行錯誤を重ね苦行4年にして見事稲作作りを達成しました。それに平行してニジマスや鯉の養殖を始め魚など食べたこともない人々に喜びを与えます。その後もリンゴの栽培をしたり、乳牛の飼育、小中学校や病院の建設などをしました。それぞれが困難でありながら日本人の知恵と根性で乗り切ります。

70才になったら残りの余生を穏やかに静かに過ごしたいという人が大半だと思いますが、近藤氏は違いました。人生強い決意さえあれば、何歳からでもやり始めることができるんだと教えられました。頭が下がる思いで非常に感銘を受けました。

浮世絵版画

外国人に浮世絵が売れています。浮世絵は版画で作ります。浮世絵は絵師が薄い紙に下絵を描く事から始まります。それを版木に移して、彫師が構図を色ごとに分解して版木を掘ります。それを摺師が版画毎に色を変え絵柄を摺ります。大まかに言うとこんな感じですが、もっとちゃんと言うととてつもなく膨大な作業になります。

色ごとに分解して版木を摺る。色ごとに分解して色を載せていく。考えただけでも気が遠くなる作業です。また、色は重ねて一枚一枚摺っていくので、少しでもずれたりしたらその絵は不良品となってしまいます。一寸も狂いもなく色を重ねなければなりません。それをピタッと合わせるために版木の右下の角には「見当」という目印があります。そこに紙の右下を合わせて紙を載せていきます。

見当違いという言葉がありますが、語源はきっと浮世絵版画の目印の見当ですね。そう考えると見当違いというのは、相当重罪な気がします。浮世絵版画で言えば、最後の一摺りだったとしてもそこで見当を間違えてしまったら今までの苦労が全て水の泡になってしまうのですから・・言葉の奥深さを感じます。

発想の転換が鍵となる

日本の産業はほとんどが成熟産業と化し、飽和状態が続く中、新しい産業を見つけたらそれはそれでブルーオーシャン戦略になり波に乗って拡大させることができますが、そうそう新しい産業は見つかりません。でも、先日あるちょっとした発想の転換をしただけで、凄く儲かるようになった企業を知りました。

1つ目は1枚売り焼肉店、焼肉は通常大皿で何枚も入っていくらという商いです。でもそうすると例えば2人で行った時そう何皿も食べれません。そこで1枚売り190円とか220円とかにすれば色々試せますし、1人でも立ち寄ることができます。しかもカウンター席しかなく店の広さも9坪程度。そうなると家賃もあまりかかってこなく人手もそんなに要らないので利益率が良くなります。

もう一つは、他企業とのコラボしたコーヒーショップです。コーヒーショップは有名どころが数々あるので新参者は入り込む余地が無い感じですが、本屋さんの1階のスペースに入店したり、洋服屋さんの片隅に入店したりして、あえて有名どころや人気ショップと組むことで自社のコーヒーショップの知名度も上げていくというもの。そういった発想の転換ならまだまだありそうですね。

メモ機能アプリ

皆さまはちょっと何かをメモしたい時、何を使っていますか?私は携帯電話のメモアプリに無造作に書きたいことを書き込んでいました。ところが最近良いアプリを発見しましたので、お伝えします。それは「google keep」です。google mapをはじめGoogleが持つ機能には着目しているのですが、このgoogle keepも優秀です。携帯電話にもともと入っているメモアプリはただ、ひたすらメモをするだけですが、google keepは文字だけではなく、音声だったり画像なども残すことができます。

作成したメモは背景色を変えたり、ラベルを付けたり、チェックリストを付けたりすることもでき、また後から、検索できるような機能もついています。そして本屋で〇〇の本を買うというメモにリマインダー設定すれば本屋に着いた時に通知してくれます。ほかにも自分以外の人と共有できたりピン止め機能などもついています。音声をテキスト変換して保存する音声機能もついています。おすすめです。

メモに色を付ける時自分なりのルールで色を決めれば見つける時も楽です。しかも無料アプリです。最近はこのような高機能アプリも無料で使えるようになってきています。そうすると知っているか知らないかで生活の便利さが変わってきますね。効率性ばかりの生活はギスギスして好みませんが、仕事などは効率性が重視されたりします。是非一度お試しください。

指導教授退官

2011年3月明治大学グローバルビジネス研究科を修了しましたが、その指導教授が年度末で定年退職することになりました。最後には研究科長を勤め上げまだ定年というには早い退官でした。確定申告前の繁忙期ですが、先週末最後の授業とゼミの退官パーティがあるということで行ってきました。確定申告は毎年ありますが、指導教授の退官パーティは一生に1回しかありませんから半年前から行くつもりでした。

会計系のゼミですが、どちらかというと財務会計ではなくマネジメントの要素が高い戦略会計を教えるゼミです。会計とは決して過去の産物ではなく戦略的に経営に落とし込む会計をしてこそ価値があるというのを教えてくれたのも指導教授です。私はゼミの中でもセミナーなどを通じて比較的教授とは交流がある方なので皆に遠慮して当日はあまりお話しませんでしたが、先生の挨拶では、今年はMBAの国際認証を受けたりして研究科長としてバタバタしていたため今後の事は考えるゆとりがなかったがしばらくゆっくりして今後何をやりたいかじっくり考えたいと思うとおっしゃっていました。

流石先生!退職したから余生をゆったり生きるというのではなく、今後本当にやりたかったことを何かやるというのです。私もそんな風に生きたいと強く思いました。これでこのゼミが途切れてしまうと思うのは寂しいですが、同期のゼミ生は11人で半分以上が起業したというゼミです。とても良いゼミ良い仲間でした。ありがとうございました。退官しても私は一生先生の弟子です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

落語の奥深さ

そう。昔何回か「落語行ったことある?面白いよ」と言われたことあるのです。ところが、私のイメージの落語は特に綺麗なわけでもないし、ただ話しているだけで面白くないというか・・・そんなイメージでずうっとお断りしてきました。ところが、昨年12月1日の相続診断士のシンポジウムの中で落語のコーナーがあって初めてプロの落語を聞きました。その落語コーナーが一番面白く、あぁ私は落語に対して先入観で面白くないと決めつけてしまったなぁと反省したのです。

今年になって偶然友達に落語を誘われて、12月面白かったから行こうかなと思って行きました。そしたら、また別の友達から落語に誘われて行き、1回目の落語家がうちの近所で落語をやると知りまた別の友達と行ってきました。長い人生で1度も落語を聞いたことがないのにこの1か月で3回も落語を聞いたのです。

落語の面白さは頭の中の世界が広がることですね。しかもプロの噺はどんどん引き込まれるように出来ています。落語には古典落語と上方落語があります。上方落語の方が鳴り物があったりして派手ですが、私は古典落語の方が好きです。古典落語の中には昔からの言い伝えであったり言葉の由来なども隠れていて為にもなります。落語は「落とし噺」が語源です。そう落ち(サゲとも言います)がつきものです。分かりやすい落ちもありますが、分かりにくいも落ちもあり、それがあることによって噺が締まってくるのです。奥が深い落語、皆様もぜひ体験してみてはどうでしょうか。

謹賀新年 2018年

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。今年のお正月はよく晴れていますがとても寒かったですね。私はかなり着込んでブクブクになりながらも着物を着て初詣に行きました。着物を着るのはかなり面倒ですが、一度着てしまえばテンションがあがります。不思議ですね。

今これを書いている最中に久々に緊急地震速報が鳴りました。事務所の同じ部屋で3人で仕事していましたが全員の携帯電話が鳴ったので本当にびっくりしました。そんな時どうすればよいのか?とりあえず、水の確保とトイレの確保でそこにつながるドアを開けっぱなしにしました。今のところ地震らしきものはありません。

東日本大震災の時もこんな感じでしたが直ぐに地震がきました。それを思い出しちょっと不安な気持ちになりました。
今年の日本も平和でありますよう!