経営者というもの

今回のコロナ騒動は、相当企業のダメージになっています。当事務所の顧問先も8割くらいは収入の減少になっています。ただ、ほとんどの会社が従業員の給与は支払っているし、中には休業させていても100%休業補償として給与を支払ったりしています。従業員からするとずーっと休んでいたのに給与はいつもと変わりがない。残業代くらいが減ったかなという人が私の周りのサラリーマンやOLなどの声です。

経営者はというと、その逆です。多くが収入が減っていて資金繰りに困ってコロナ融資を受けたり、自分の給与を未払いにして対応したり、何とか他に収入を得る道を探したり・・・今回のような未曽有の天災のようなものの場合、ダメージをいち早く受けるのが経営者です。会計事務所は関係ないでしょう?という方もいますが、そうでもありません。

これからの時期、セミナー講師の仕事が毎年何件かあるのですが、今年は予定していたセミナー講師の仕事が全て無くなりました。東日本大震災も相当な天災でしたが、ここまで酷い状態は税理士になって初めてです。当事務所の顧問先でもかなりのダメージを受けているところもあります。何とか乗り切れるよう頑張りたいと思います。

手作りマスク②

先週末、実はもう一つマスクを作りました。立体マスクの型紙作りに疲れたので今度は型紙が無くても作れる西村大臣風マスクです。こちらもYouTubeに沢山アップされています。ただ、どれか一つに頼る事なく、「型紙なしでできる」「裏地付き」「ノーズワイヤー付き」の組み合わせで作ってみました。それがこの写真です。表地は前回同様いらなくなったシャツの再利用、裏地は100均のガーゼはんかちをカットしました。

型紙なしで作れたのでさぞ楽かと思いきや、このマスクはかなり縫います。何回も何回も色々な所を縫います。ちょっと手が痛くなりました。ここが楽だとここが大変と色々経験させてもらいました。何事も一長一短ですね。今回2種類のマスクを作りました。それぞれ作り方に差異があり、勉強になりました。手縫いだったので2つ作るのに5時間かかりました。

何事も経験しないと分からないことが沢山あります。以前「たのしい不便」という本を読みましたが(2017年2月9日のカテゴリー本のブログ参照)マスクを作っていてこの本を思い出しました。敢えて不便な選択をすると気が付く事があります。こんな時期だからこそ、敢えて不便なことを選択してみませんか?今まで見えなかった何かが見えてくるかもしれません。

日にあたる事。歩く事。

今、出勤は週1回のみであとは在宅ワークをしていますが、びっくりすることに万歩計の歩数は1日500歩いかないくらい・・・そういえば家の中を歩き回る事くらいで一番長い距離は6階の自宅から1階のゴミステーションに非常階段を使ってごみを捨てに行くことくらいです。いつもなら最低でも5,000歩~15,000歩は歩きますから、いかに今が歩いていないのかというのが分かります。そういえば、昔オーストラリアにグループホームの見学に行った時、現地のスタッフがボケを遅らせるのは、日に当たる事と歩く事と言っていました。日光に当たる事で体内時計がリセットされてホルモンが正常に働くそうです。ですから一日中もしくは夜中に起きて昼間に寝ている生活をしている人というのはボケやすいし、うつ病になりやすいとの事でした。

私はただでさえ外出が多いタイプですが、今はかなり我慢しています。でも今日とうとう近所の遊歩道を散歩しました。もちろんソーシャルディスタンスを保ちながら・・・それがこの写真です。緑の中を太陽の光を浴びて歩いていると生命力というか生きる気力がみなぎってきます。在宅ワークをして週5日ひきこもっているとこれがどんなに幸せなことかというのが実感できます。沢山(といってもソーシャルディスタンスが保てる程度)の人が遊歩道を歩いていました。子供がいる人は車が走らない道で子供の一輪車の特訓をしていました。兄弟らしき子供がキャッチボールをしていました。親と自転車に乗って走っている子供が「今日は川が綺麗だね」と言っていました。神田川がキラキラ光っています。何気ない幸せを実感しました。

大きな公園では入場禁止になったと報道されています。それはあまりにも人が来て3密になってしまったから・・・ベランピング(ベランダでキャンプ)が流行っているという報道も耳にしました。一戸建ての家の人は庭に出て日を浴びてください。マンションの人はどうやって日を浴びればよいでしょうか?せめてたまに行う散歩くらいしたいですよね。今日遊歩道を歩いていた人達はそれぞれが近づかないように、ソーシャルディスタンスが保てるように行動していました。どうかこんな小さな幸せが奪われませんように。3密にならないように個人個人が努力してどうかこの危機を乗り切れますように。

パターン化本能

前回のブログ(カテゴリー本)の感想で全く触れなかったのですが、パターン化本能のことも知っておいてほしいと思い今日はここに記載することにします。パターン化本能は「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込みです。人間は何も考えずにそれを当てはめてしまう(パターン化)する癖があります。偏見があるかとか意識が高いかどうかは関係なく無意識にやってしまいます。それは人間が生きている上で必要な事でパターン化することで物事をスピーディに行い精神の負担なく過ごせるコツだからです。

ただ、間違ったパターン化は思考停止につながりあらゆる物事への理解を妨げます。パターン化は悪い事ではなく本能ですからどうすればその間違いを回避できるのかという事を考えなくてはいけません。それには①同じ集団の中の違いと、違う集団の間の共通点を探すこと。②過半数に気を付ける(過半数とは50%を超えることをいうから51%でも99%でも過半数といいます。ですからちゃんとした割合を知らないといけません)③例外に注意すること。(ひとつの例を根拠に集団全体に対して結論をだそうとしていたら、逆の例を尋ねてみよう)④自分が普通で自分以外はアホだと決めつけない。(自分が持っている常識は他人からすればましては他の国の人からみたら非常識なこともあり得るということ。変だと思ったら好奇心を持ち謙虚になって考えてみよう)ということです。

何年か前から戦後はじめてとか歴史上初とかそんなニュースで溢れています。今は未曽有の時代なのです。ですからある一定のパターン化に捕らわれると間違いを起こす可能性があります。頭を柔軟に正しいと思われていることが常にそれでいいのかという疑問を持って一人ひとり責任を持って行動しないといけないのです。

先入観にとらわれないことの重要さ

今読んでいる本に驚くべき事実が書かれていました。その本の紹介はそのうちにするとして、人々はそしてかなりの人というかほとんどの人が先入観にとらわれているということでした。まぁそれは何十年か前にはそうだった出来事もありますが、今現在はというとかなり世の中は変わっているのです。

それは何故かということについても述べていました。原因はいくつかありますが、メディアなどの情報は悪いことは多く伝えますが、良いことはそれで当たり前なので伝えません。人々の関心も〇〇町では何日間犯罪は起きていません。というより〇〇町でこのような犯罪がありました。と伝えた方が人々の関心が集まります。

つまり私たちは良いニュースより悪いニュースを耳にすることが多いのです。ですから世の中どんどん悪くなっているといった思い込みをしやすいとの事。今は無料で沢山の分析データが入手できるようになりました。誤った判断をしないためにも固定概念にとらわれないためにも面倒でもデータを確認するということの大切さをしりました。

明けましておめでとうございます

 

明けましておめでとうございます。皆さまはどのようなお正月を過ごしましたか?私は昨年が公私共々散々な年だったので、成田山で厄払い。事務所の氏神様にお参り。鶴ケ丘八幡宮の除魔神事に参加しました。成田山は早朝に行ったので着物は着られませんでしたが、氏神様と鶴岡八幡宮には着ていきました。左の写真が氏神様で流石池袋の神社なので池袋のシンボルのフクロウが鎮座しています。右の写真は鶴ケ丘八幡宮で蟇目の儀(ひきのめのぎ)と大的式を見ました。

蟇目の儀は、矢が放たれるとヒューという音がなり、その音で魔性を退散させるのだそうです。その次に大的式ですが、こちらは大きな的に向かって6人の射手が矢を射ます。大きな的の裏には角が抜けた鬼の文字が書かれていてこちらも魔を払うという意味があります。日本の伝統行事に触れるお正月でした。

おみくじは中吉「心をさだめさわがず迷わず今まで通りにするとよろしく何事にも手を出すのはよくありません。つねにひかえめにすることです。」ということです。はい。今年はおとなしくします。今年は修行の年にしたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

逆境の過ごし方

先日今年の世相を表す漢字が発表されましたが「令」でしたね。皆さんはこの一年どんな年だったでしょうか?私は「愁」ですかね。人生良い時も悪い時もありますね。先日税理士試験の発表がありましたが、以前の勤務先の後輩も友人の会計事務所の職員も知り合いも全員全滅でした。合格率が10%前後の試験ですから受かる人より落ちる人の方が圧倒的に多い訳ですが何となく物悲しい雰囲気になります。

私も比較的物悲しい1年でした。これでは慰めにもなりませんが、私なりの逆境の過ごし方というのがあります。まず逆境時ですが、そんな時は修行に充てる時間を増やします。運気の悪い時は何をやっても運気が悪いのでとりあえず、自ら辛い道に行くという作戦です。ちょっと大変だなと思う道を敢えて突き進みます。

逆境時は何をやっても逆境なので変にもがかず、焦らず、ひたすら耐え修行です。そうすると運気が良くなった時思った以上に上昇します。これは私の経験ですが、きっと効果ありますよ。是非お試しあれ

講演者として

先週、縁があって巨人及び阪神で4番バッターを務めた広澤克実氏の講演会に行ってきました。講演のテーマは「私の野球人生~野村、長嶋、星野監督に学んだこと~」です。この3人の監督は日本でも3大監督と言われる有名な監督ですが、その3人の元にいたプロ野球選手は広澤氏だけでそれぞれの監督の特徴などをユーモアを交えて講演していただきました。

まず野村監督は「鳴かぬなら頭を使え、ホトトギス」というタイプの監督でホトトギスは何故鳴くのかを知る。つまり物事には原因や事由があるはずでそれを突き止めて極めていくというのがプロへの道だということを学んだそうです。学ぶの語源は真似るで色々試して時には真似て極めていくということでした。

長島監督は「鳴かぬなら鳴くのを探せ、ホトトギス」というタイプで野球の技術は何一つ学びませんでしたが、誰のためにやっているのか?ということを常に意識していたそうです。家族のためというのはスケールが小さい5,000万人(これも長島監督の皮算用)の野球フアンを幸せにするためにやれということです。ベクトルを自分ではなく、常に観客(ファン)に置くというのを長島監督から学んだそうです。

星野監督は「鳴かぬなら気持ちで鳴かせよ、ホトトギス」というタイプで、若者の中で野球を諦めた人の中には監督と合わなかったという理由もかなりの割合を占めている中、星野監督だけはその人によって、タイプを色分けし、この選手は怒っていい人、この選手は怒ってはいけなく褒めて伸ばすタイプなどを人によって分けて対応していたそうです。広澤氏は星野監督にとって怒っていい人だったようで、「何やっているだ!広澤!今日の試合は何だ!」と怒られて「すいません。」と謝るも、そういえば今日の試合は自分は出ていなかったということもあったそうです。

それと、明治大学の島岡監督の話もされていました。かなり過酷な大学生活をおくっていたそうで、寒いグランドで薪を焚くのが広澤氏の仕事、そのうち火が勿体ないからということで焼き芋を作る有様。ある時レギュラーに抜擢されて、そこから夢中になって練習したそうです。1日で1,000本ノックなども行い努力も才能のうちということを気付かされた監督だそうです。監督によってかなり特徴が違いますが、共通点を言うなら自ら何かを発信する能力があるということでした。

講演の中ですごい選手だったにもかかわらず、自分をご謙遜した内容が多かったですが、講演者としてはプロでした。話をまとめる力。話を引き付ける力。誰もが良かったと思うような講演でした。その点についてもとても勉強になりました。

やり残したことはないと思えるかどうか

ラグビーワールドカップが熱いですね。2015年の対南アフリカ戦は涙無しでは見られない感動ものでしたが、今回もやってくれました。対アイルランド戦です。「ダブルタックル」凄いですね。対格差がある外国人相手に2人でタックルするやり方です。一人が足にタックルし、もう一人が上半身にタックルして出来たらボールを奪うというもの。そんなことをしたら相手が一人ガラ空きになるじゃないか。と考えてしまいますが、日本は朝4時半起きの筋トレで鍛え、倒れてもすぐ起きる練習、スタミナ力の強化、負けない精神力を鍛えてきました。

2015年の対南アフリカ戦の後、五郎丸選手がインタビューに答えています。試合の2日前までドキドキして緊張して仕方なかった。でも前日になるとすっきりし、当日は晴れやかだった。なぜならやり残したことは無かったから、もうこれ以上自分ができることはない、あとは全力でぶつかりダメだったときはそれは仕方がない事。そう思って試合に臨んだそうです。

結局やり残したことはないと思えるかどうかが緊張するか否かにかかっているのだと思いました。適度な緊張は逆に良いのですが、過度な緊張はマイナスに働きます。その時、今まで努力してきた人であれば、やり残したことはない!と思えると思うのです。感動の試合の裏には、涙ぐましい努力と練習の日々が隠れているのですね。

叙勲祝賀会

顧問先の理事長が令和最初の叙勲受章者になりまして、叙勲祝賀会をしたので行ってきました。叙勲を取るのはどのような人か?と気にしたことはありませんでしたが、自社の経営だけではなく、公益的なもの(間接的には国の事)に貢献した人がなるのだとつくづく思いました。

自社の経営の事を考えるだけでも大変なことなのに、公益的なことに貢献するのは、奉仕の心とたぐいまれなエネルギーを持っていないとできませんね。不屈の精神を見習いたいと思いました。

お正月には毎年着物を着ていますが、比較的簡単な半幅帯を結んでいました。浴衣も半幅帯なので、久々に袋帯を結んだら戸惑ってしまい、以前は15分で着れた着物に1時間もかかってしまうという有様でした。今回1時間かけて思いだしましたので、忘れないうちにもう一度袋帯をチャレンジしてみたいと思います。やはり何事も練習しないと鈍るということが分かりました。