ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは論理的思考のことで、イメージとして論調打破して相手を打ちのめすというイメージを持っている方もいると聞きましたが、本質的には、難しいものを単純に誰が見ても(聞いても)分かりやすくして相手に納得し、または協調してもらうための思考方法のことです。

プレゼンテーションを例にとって説明しますと、まず、結論を言い、次に理由をいいます。そして具体例を述べて、締めとしてまた結論を言うのです。

これを口語的に言うと下記のようになります。

1.結論から申し上げますと・・・・→結論を先に述べて聞いてる人に最終的に何を言いたいのかを知ってもらう。
2.なぜならば・・・→結論の理由を述べて結論を納得してもらう。
3.具体的には・・・→具体例を述べてそれが現実味のあることだと理解してもらう。
4.再度結論を申し上げますと・・・→これで締めます。1で聞いた時には半信半疑だった方も4で聞くときには納得しているはずです。

難しいことをいかにも賢そうに難しく言うことは実は簡単です。専門用語を並べまくれば良いのです。それを出来るだけ分かりやすい語句で論理付けて相手に納得してもらうのはプレゼンテーション能力を高めるためには必要な技術だと思います。

経営者になる経営者を育てる


経営者にとって必要なスキルは何かということについて書かれた本です。筆者は科学系スキルとアート系スキルが必要と言っています。

科学系スキルは「マネジメント知識」と「ロジカル・シンキング(論理的思考)」です。アート系スキルは「強烈な意志」「勇気」「インサイト」「しつこさ」「ソフトな統率力」だと言っています。そしてこれらは持って生まれたものではなく、体験を通じて習得できると言っています。以下、これらのスキルを一言でいうと、

マネジメント知識・・・いわゆるビジネス・スクールで学ぶ一連の知識で、戦略、マーケティング、経済学、会計、財務、オペレーション、人事組織、組織行動論などのことです。
ロジカル・シンキング・・・事象を論理的に個別要素に分解する力、因果関係や定量的理解、積み上げ統合する力などを言います。
強烈な意志・・・事業において何が何でも結果を出すという意志でこれは必要条件だという。この源泉となるものは高志と責任感です。
勇気・・・捨てる勇気、決断する勇気、やめる勇気、変える勇気、情を捨てて人を切る勇気だそうです。
インサイト・・・洞察力、発想、ひらめきなどを言うがロジカル・シンキングでは気がつかない本質や視点、切り口を思いつく力のことです。
しつこさ・・・考えるしつこさや実行するしつこさで、一言で言えば粘り強さです。
ソフトな統率力・・・夢を掲げる能力、夢を共有する能力、経営者の人間的魅力をさらに掘り下げてみている。

これをここまで読むと経営者は大変だなぁと思います。でも最後の方になって安心する流れになっています。これらは天賦の才能ではなく努力や経験、習慣によって習得することができるというものです。習得する技法もご丁寧に書かれています。

健康保険(現役並み所得者について)

病院やクリニックで診療を受けた場合、通常、健康保険組合や国民健康保険から7割負担が出て、残りの3割が自己負担になるのは有名な話だと思います。例えば、医療費が10,000円だった場合、7,000円は健康保険組合(社会保険や国民健康保険)が出して、3,000円だけ個人で窓口負担金を支払うのです。

小学校入学前の子供については、健康保険組合や国民健康保険が8割、自己負担が2割です。もう少し小さいと市区町村などによって年齢の違いがあったりしますが、全額公費負担だったりします。

高齢者の場合70歳から75歳までは健康保険組合や国民健康保険が9割自己負担が1割ですが、現役並み所得者については、現役と一緒の7割:3割になります。75歳以上のなりますと、保険制度自体が変わって後期高齢者医療制度になります。それでも負担額は70歳から75歳までと同様に9割:1割ですが、現役並み所得者は7割:3割です。

それでは現役並み所得者とはどの位の所得をいうのでしょうか?これは下記の区分によって分けられています。

1.70歳から75歳未満の健康保険組合加入者
標準報酬月額(給与)が28万円以上の場合。ただし、所得ベースで145万円、年収ベースで520万円(単身者は383円)未満の場合は申請することにより一般と同じ9割:1割になります。

2.70歳から75歳未満の国民健康保険加入者
1月から7月までは前々年、8月以降は前年で判断しますが、課税所得が145万円以上である場合。ただし、年収の合計が1人の場合は383万円未満、2人以上の場合は520万円未満であるときは、申請することにより9割:1割になります。

3.75歳以上の後期高齢者医療制度加入者
同一世帯に属する75歳以上の被保険者の所得と収入により判定されます。75歳以上が同一世帯に2人以上いる場合に1人でも課税所得額が145万円以上の人がいれば同一世帯の75歳以上の人は全員7割:3割になります。

ここでの違いは1は給与のみで判定されるため、その人に年金や家賃収入があってもその分は除外されますが、2や3の場合は課税所得で判定されますので、年金や家賃収入も含めたところで判定されます。

また、標準報酬月額や課税所得が基準以上であっても、所得ベースの基準はもう少し少なくなる場合がありますが、その場合申請が必要だということです。

東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律

平成23年4月27日に東日本大地震の被災者等の負担の軽減を図るため、国税関係法律の特例を定めるための法律が成立、施行されました。

詳しいことは、
http://www.mof.go.jp/about_mof/bills/177diet/ss230419y.pdf
雑損控除については、3月14日にブログに書きましたが、本来はその年(平成23年におこった災害等については平成23年分の所得税)の確定申告で所得控除します。控除しきれなかったものは3年間繰り越して控除することができます。今回の特例では、災害等で事業ができなくなって平成23年に所得が生じない可能性もあるため、平成22年に遡って雑損控除が使えるというものです。そして繰越控除も3年ではなく5年間としています。

事業用の棚卸資産や事業用資産についても被災により損失が生じた場合、平成23年ではなく平成22年に遡って必要経費にすることができます。それでも損失が生じた場合は、平成21年まで繰り戻し還付を受けることができます。

今まで住宅減税を受けていた建物が東日本大震災によって住めなくなった場合にも本来居住が要件になっている住宅減税を居住できなくなっても、残りの期間の住宅減税も認めることにしています。

事業者が東日本大震災により固定資産(建物、機械、船舶、車両など)を滅失や損壊してしまった場合、新しいそれらの資産を購入した場合には、通常の減価償却費の他に15%から36%の特別償却も認めています。

社会医療法人

社会医療法人というものをご存じだろうか?社会医療法人は平成19年4月1日の医療法改正により新たに創設された医療法人形態で、僻地医療や救急医療、災害医療、周産期医療、小児救急医療などを行う一定の条件を満たす医療法人が自らの意思で社会医療法人に移行する医療法人形態です。

他の医療法人との違いは①公益性の高い僻地医療等を実施する。②社会医療法人債が発行できる。③収益業務ができる。というものです。

①という大変な業務を行う代わり、②のような会社でいうと社債のようなものが発行出来たり、③の収益業務(農業、林業、漁業、製造業、情報通信業、運輸業、卸・小売業、不動産業、飲食店・宿泊業、医療・福祉、教育・学習支援業、複合サービス事業、サービス業など)を行うことができます。通常の医療法人では収益事業はできません。(附帯業務・付随業務に該当するものを除く)通常の法人のやらないような業務を行う代わりに②や③の飴を与えるといった飴と鞭が顕在する病院形態です。

ですから、例えば温泉が出る病院であれば、患者に施設として入浴させるだけではなく、地域の人に温泉入浴を有償で提供することができます。ただし、社会医療法人であっても、できない収益業務があります。不動産賃貸業はできますが、不動産売買業はできません。また、社会的信用を傷つけるおそれがある武器製造業、風俗営業、遊技場などは経営できません。

CFP(金融資産運用設計)の勉強の仕方

金融資産運用設計は私が1番苦手意識を持った科目です。ただ、金融や証券系の会社にお勤めの方はむしろ得意な科目ではないでしょうか。

金融資産運用設計は、経済金融、金融商品(外貨建ても含む)、株式、債券(転換社債も含む)、デリバティブ、非課税貯蓄、ポートフォリオ理論などが出題されます。合格率は大体3割位です。

当初経済金融から勉強し始めると思いますが、過去問の経済金融を解いていると全く分からない問題が出てきます。私は日頃日経新聞を読んでいるので、この辺は解けないと・・・と思い、むきになって得意にしようと思いましたが、経済金融でハマってしまうと勉強は進みません。経済金融は軽く流す程度で、試験前に少し最新情報を見る位にした方が結果が良い気がします。

金融資産運用設計は計算問題が多く出題されます。2回目の受験で気が付いたのですが、金融資産運用設計は計算問題を究めれば何とかなります。しかも、他の4択ははっきり自信をもって回答できるものばかりではありませんが、計算ははっきりと解答が出るので、やりやすいのです。

計算は時間との戦いです。私も計算問題で金融資産運用設計が受かったと思っています。計算を究めるものは金融を究めるというのが特徴だと思います。

八日目の蟬

角田光代氏のベストセラー小説を映画化したものです。

主人公の恵理奈は生後4カ月から4歳まで父親の愛人であった希和子に育てられます。希和子は恵理奈を誘拐し、薫として育てます。

恵理奈が大学生になり当時の閉ざされた記憶を思い出すというやり方でストーリーが展開されます

一言でいうと身勝手な男たちと強い女たちのお話です。全ての男性がそうではありませんが、この映画に出てくる男性は身勝手で都合の悪いことは何とか誤魔化そうとします。そんな男性に見切りをつけ母親である希和子や薫が成長して大人になった恵理奈は逞しく生きていきます。困難に正面から向き合い現実を受け止めとても力強い愛で子供を育てようと決意します。

私はこの手の映画に弱いのです。強い女性に憧れるため、強い女性の生き様をみると涙が止まりません。(これ以上強くなってどうするんだ。という説もありますが・・・)

また、子供の人格を形成する4歳までの大事な時期に実の子供を奪われた母親の苦しみも切なく胸が痛かったです。

綺麗な小豆島の風景と中島美嘉の切ない歌声も涙を誘います。今年1番の感動作でした。

蟬については1回目の会話では、「蟬は7日間しか生きられない。8日目に生きている蟬がいたら、みんな死んでしまって寂しいだろう。」という結論でした。でも、2回目の会話では「8日目に生きている蟬がいたら、今まで見たことのない世界が見れるかもしれない。それは、とても綺麗なものかもしれない。」という結論でした。