ロジカルシンキングとは論理的思考のことで、イメージとして論調打破して相手を打ちのめすというイメージを持っている方もいると聞きましたが、本質的には、難しいものを単純に誰が見ても(聞いても)分かりやすくして相手に納得し、または協調してもらうための思考方法のことです。
プレゼンテーションを例にとって説明しますと、まず、結論を言い、次に理由をいいます。そして具体例を述べて、締めとしてまた結論を言うのです。
これを口語的に言うと下記のようになります。
1.結論から申し上げますと・・・・→結論を先に述べて聞いてる人に最終的に何を言いたいのかを知ってもらう。
2.なぜならば・・・→結論の理由を述べて結論を納得してもらう。
3.具体的には・・・→具体例を述べてそれが現実味のあることだと理解してもらう。
4.再度結論を申し上げますと・・・→これで締めます。1で聞いた時には半信半疑だった方も4で聞くときには納得しているはずです。
難しいことをいかにも賢そうに難しく言うことは実は簡単です。専門用語を並べまくれば良いのです。それを出来るだけ分かりやすい語句で論理付けて相手に納得してもらうのはプレゼンテーション能力を高めるためには必要な技術だと思います。