天気の子

この映画を観て最初に思ったのは、「君の名は」に似てる!という感想です。まだ、始まったばかりで観ている人も少なそうですからあらすじを言うのは止めるとして、共通点を言うと、①絵の描写がリアルで繊細(まぁ作者が同じですから当たり前と言えば当たり前です)雨のシーンが多いのですが、雨が地面に打ち付けるシーンなどは絵とは思えないリアルさです。②見覚えのある場所が沢山出てくる。お台場、田端、代々木、新宿、池袋など、私の縄張りがバンバン出てきます。翔んで埼玉の時も池袋は重要な場所(埼玉県民の植民地として)でしたが、今回の天気の子でも真夏に雪が降るという重要なシーンを池袋が担っています。

③数年における物語であることという点でも君の名はと同じです。主人公の2人は最初は同じくらいの身長でしたが、終わりには男の子の方が大きくなっていました。④自然を基礎とした壮大なテーマであるという点も同じです。君の名はは彗星でしたが、今度は天気です。⑤古くからのしきたりみたいなものが出てくる。君の名はでも組紐や神へのお供えの儀式のようなシーンがありましたが、この映画でも願いを強く念じながら鳥居をくぐるというシーンが出てきます。

⑥現実と非現実が内在している。共通点が多いからこそ、君の名はよりインパクトが少ない気もしなくはありませんが、予告で観た「天気の子」はつまらなそうな映画でしたが実際観たら、君の名は並みのジーンとするシーンもありました。東京をよく走っている高額アルバイトのキャンペンカーなども出てきてそこまでする?というリアルな東京が描かれていました。それでいて、1人の少女によって天気が左右されるという非現実的なものも内在している不思議な映画です。

つぶやき

今年は昨日まで涼しかったですが、今日から突然蒸し暑くなりましたね。夏の資格取得の勉強をしている方も昨日までは勉強しやすい夏だったのではないでしょうか?令和最初の税理士試験は、8月6・7・8日に実行されるようです。あと2週間ありませんね。

私の友達や後輩や知り合いにもまだまだ税理士試験を受ける人は何人かいます。彼女ら彼らが当日実力が発揮できますようお祈りしています。試験が終われば本格的な夏です。ゴールはもう少し!ファイト!

特定医療法人と認定医療法人の温度差

今、認定医療法人の申請をしているのですが、どうも気になって仕方ないのは、厚生労働省の甘さです。何だか甘々なんだよなぁという感じです。特定医療法人も認定医療法人も「特別な利益供与」という判断があるのですが、特定医療法人はそりゃあそりゃあ厳しかったのに、認定医療法人は甘々でこれで本当に大丈夫?という感じなのです。

特定医療法人の管轄は財務省ですから税務や特別な利益供与という部分では詳しく、私は特定医療法人の申請もしていたものですから、どうも財務省に鍛えられてしまっていて、判断が財務省ベースですが、厚生労働省は税務に詳しくないからか、認定医療法人を増やしたいからか、どうも判定が甘々で拍子抜けしてしまいます。

特定医療法人は通常の医療法人より法人税率が低いですから、それを認めるというのは、国税が足りなくなるわけですから、余程公共的な医療法人でないと認可しません。でも、厚生労働省の目的は持分なし医療法人を増やす事ですし、税務にも疎いですからその辺が甘くなるのでしょうか?本来、特定も認定も特別な利益供与という判断は同じはずです。でもその温度差を感じてしまう今日この頃です。

仮想通貨の税務

仮想通貨から生じる所得は原則として雑所得になるというのは、以前お話したと思います。例えば760,000円で4BTCを購入したとします。その後2BTCを430,000円で現金に換えた場合の雑所得は、430,000円(収入)-(760,000×2/4購入価格)=50,000円(所得金額)となり雑所得が5万円出たという事になります。

では、残りの2BTCを35XRP(1XRP=12,000円)に変換した場合はどうなるのでしょうか?仮想通貨の種類を換えただけですから所得はかからないと思うかもしれません。ところがこの場合、2BTCを売って35XRPを購入したと考えます。ですから雑所得の金額は、12,000円×35(収入金額)-(760,000円×2/4購入価格)=40,000円(所得金額)となり雑所得が4万円出たという事になります。

つまり、仮想通貨同士の交換を行うとその度に雑所得が生じるという恐ろしい税務です。また税務申告の時に購入価額や売却価額が不明の場合は、仮想通貨交換業者が年間取引報告書を発行してくれますので、手元に無い場合は再発行を依頼します。いつの間にか現金は手にしていないけど知らない間に膨大な雑所得が発生してしまうかもしれません。ご注意あれ!

本と鍵の季節

堀川次郎は高校2年生。高校では図書委員をしています。その友達の松倉詩門も同じく図書委員の高校2年生。この二人が様々な謎というか問題を解決していきます。金田一少年のような古畑任三郎のようなあるちょっとした気付きや疑問点で謎が分かります。読んでいるうちにどんどん引き込まれる本です。何が良いのかというと2人のチームワークというか気付きの観点が違うという点です。金田一少年も古畑任三郎も1人で何かを解決しますが、この物語の2人はちょっと気付きの論点が違います。上手い具合にお互いの気付きが重なり合って謎を解決しているという点がとても面白かったです。

主人公の堀川次郎君は相手を信じ相手の話から気付きを導くタイプ。どちらかというと性善説タイプです。それに比しクールでイケメンな松倉詩門君は相手を疑うことから始めます。どちらかというと性悪説タイプです。お互いのタイプが違いながらもお互い無い部分を補うためそこには友情だけでなく信頼関係も生じ最後には自分の秘密まで知られてしまうという奥の深いお話でした。

本を読んでいるとこれは物語ではなく、本当に実在する人物なのではないか?と思ってしまうほど内なる個性が、そして内なる感性の違いの細かさが表現されています。同一人物が書いたと思えないほど、2人ともあり得る人物像なのです。2人とも鋭いので言葉が無くても通じ合えたり必要以上の話をしないのですが、徐々に友情も芽生えてきます。読めば読むほど味が出る。そんな本でした。

自動車の未来

冬は忙しく6月から10月は比較的暇なので、この時期にセミナー講師の仕事をしたり、自分をバージョンアップするためにセミナーを受講したりしています。先日受講したセミナーでこんな話をしていました。自動車については2025年にレベル4(ハンドルがない完全自動運転になる)を目指していて今から10年後には全体の30%が自動運転自動車が走っているそうです。

その前にレベル3(ハンドルはあるけど自動運転をする。とりあえず運転席に座っていないといけないので飲酒はダメ)があり、もう実施は目前だそうです。2045年には6人乗りドローンが開発されてきて、その頃には運転免許という制度そのものがなくなるそうです。自動車も自動運転するので例えば自宅と勤務先両方に駐車場を借りる必要がなくなり、駐車場の数が著しく減るので不動産価格は下落するそうです。

ドローン6人乗りなどにわかに信じられませんが、きっとそうなるのでしょうね。以前は多くの人が持っていたポケベルやガラケーも今ではなくなりつつありますし、技術革新とはそういうものなのかもしれません。ドラえもんで見た空を飛ぶ乗り物も生きている間に実現する日も来るのかもしれません。6人乗りのドローンができればきっと宅配便というのもドローンが運んできて勝手に宅配ボックスに入れる日がくるかもしれません。電線に引っかかるとまずいので日本のすべての電線は地下にもぐるのですかね。生きている間にそんな日が来るのかと想像した一日でした。

体脂肪率の謎

昨年過去にないくらい太ってしまい、これではダメと10月からカロリーコントロールやパーソナルトレーニングを行い、半年で5キロ痩せました。体重はこの位が丁度良いかなというレベルまでいきましたが、体脂肪率が高い!28%もあるのです。BMI19で体脂肪率28%だと隠れ肥満です。そこで再びパーソナルトレーニングを行いました。

昨年10月から朝起きてトイレに行ったあとに体重や体脂肪率を測っています。体重計はタニタの両足で乗るタイプのものです。パーソナルトレーニングは平日の夜通っていますが、初めて行った時、体脂肪率は22.8%でした。いくらなんでも6%は違いすぎだろうと思いました。ジムの体重計は両足と両手で測るものです。両足のみで測るものより厳密みたいですが・・・

体の水分量が体脂肪率にはかなり影響するので一晩中水も飲まないで朝トイレに行った後というのは、体に水分が一番無い時間帯のようです。そういえば体重も自宅よりジムの方が1キロくらい多いです。ということは1キロくらいの水分の変動があって、体脂肪率も5~6%は朝と夜で違っているようです。自宅の体重計でも夜測った方が体重が高く、体脂肪率は低かったです。隠れ肥満と言うほどではなかったということが判明しました。何だったのだろう・・・この半年間。でもこうなったら筋肉量を増やしてナイスボディを目指します。筋肉は宝ですからね。