MBA(MBSを選んだ理由)

ここ10年で急速に発展した国内MBAですが、沢山ある中で明治を選んだ理由をと聞かれると、通常計画的にMBAを取得しようとしている人は予備校などに行き、何校も受験するらしいのですが、私は突然閃いて(お正月にぼーっとして考えた)ので、何校も受ける余裕はありません。そこで絞る必要がありました。MBA受験のための提出書類は莫大で何校も出願する時間的余裕がなかったのです。

まず、何と言っても場所が重要です。平日の夜と土曜日に通うので、通勤途中の大学にしようと思いました。

通勤途中には法政大学、明治大学、日本大学がありました。そのなかで、法政にするか明治にするか迷いましたが、法政は修士論文を書くことが強制でなかった(大学院は修了できますが、MBAは取得できません)のに、明治は修士論文を提出して単位をもらうことが卒業要件となっていたため、辛くても逃げられない環境に置く方が自分のためになると思ったのと、180科目位の多くの授業が取り放題だったことから明治大学を選択しました。

ビジネススクールによっては、2年以上の社会人経験が要件となっている場合もありますが、明治はそのような制限がなかったことから、大学を卒業してMBAに進んだ学業専念者から教授より年齢が上なんではないか?と思われる方まで幅広い年齢構成です。私達の学年の6期生は80人中女性が18人位だったと思います。仕事をしている人の職業は名の知れた会社で勤務している人が一番多く、その他に自分で起業した人や、私達のような士業の人たちがいました。みな向上心が高く前向きで活動的な人が多かったような気がします。

どの教授も個性があり、講師のレベルも高く非常にためになった2年間でした。どの勉強もそうですが、独学は安い代わりに自分のキャパを超えた勉強はなかなかできません。その道のプロに教えてもらうのが最も効率的でお金に変えられない時間的メリットが享受できると思います。その意味でも明治大学を選択して良かったと思います。