CFP(相続・事業承継)の勉強の仕方

相続・事業承継は税理士試験の相続税法を簡単にしてかつもう少し実務的にした感じです。税理士試験は難しい財産評価が沢山でますが、財産評価については基本的なものしかでません。しかし、遺言の事や手続き的な事、対策にまで及んで何だか楽しい感じです。

財産評価についてもあまり難しいのはでませんが、オーソドックスなものはほとんど勉強するので、ご自分が資産家の御子息であればますます興味がわくと思います。

タックスプランニングと同様に計算問題も多いですが、計算問題は多く何回も解くことによってすぐ分かるようになります。また、試験パターンもあまりブレがないので勉強し易いですが、注意点が一つあります。この科目はタックスプランニング同様税制改正が多いのが特徴です。過去問の答えが現在の答えとならない場合が多いので、あまり過去問にこだわり過去問ばかり解いていると、古いままの税法で吸収してしまう可能性があります。

税務が仕事の方でしたら分かると思いますが、おそらく初学者は何が新しくて何が古いのかが分からないと思うので、古い過去問はその手の問題も出るんだと思う参考程度と考えて、新しい問題を多く取り寄せて勉強した方がいいと思います。