「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!



この本はぱっと見た時、孤独な人が読む本?と思ったのですが、本の帯を見て「まずは、毎日のモヤモヤを解消して、自分を見つめ直し、やるべきことを「見える化」しましょう!」という文字に惹かれ、本屋さんでパラパラと本をめくったら、この本を読んだら元気になれそうだなぁと思い購入しました。

私は本来とても小さなことを気にする人でした。でも生きていく上で色々な経験をし、ポジティブ思考が如何に人を大きくするかを身をもって体験し、何でもポジティブに考えるようにしています。でも、たまに昔の癖でとても落ち込んだり、モヤモヤ感が消えなかったりすることがあります。今回はモヤモヤ期間がちょっと長いので自分の中だけでは処理できずにこの本の力を借りようと思い購入しました。

この本は著者が自分の中にあるマイナス面をいかにプラスにしたのかを実体験を通して描かれています。モヤモヤしていることをモヤ様と名付けそれに正面から向き合って克服しようと努力しているのが良く分かります。こんな風に頑張れば何とかなるのかも・・・と思えてしまう。ビタミンパワーを与えてくれる本でした。

そこで特に気をつけたいと思ったのは情報収集時間に多くの時間を費やさないといったことでした。確かに今の世の中は情報があふれていてインターネットやTwitterなどで時間をつぶそうと思えばいくらでもつぶすことができます。でもそのような時間を多く引き裂くことは逆に言えば、もっと自分のために行う「ひとり時間」をつぶすことになるのです。著者はそのような時間はタイマーで計って必要以上に多くの時間をかけないようにしているといいます。放っておくとその時間はどんどん多くなってしまうので、敢えて時間を区切ってネット環境を遮断することも必要だと言っています。その通りですね。私も気をつけようと思いました。

現実と向き合い、逃げずに消化していくことは、5年後10年後の自分を好きでいられるためにとても必要なことだと思いました。