ブレインストーミンク(集団思考法)

ブレインストーミンクとは、会議方法の技法のひとつで、集団でアイデアを出し合うことによってよりよい新たな発想を生み出すことを誘発する技法です。

3人集まれば文殊の知恵というように、1人では出なかった発想が集団で会議することによって、よいアイデアが生まれるということがあります。その際、ブレストの4原則を守ることによって、よりよいアイデアが生まれると言われています。

ブレストの4原則
1.批判しない。
→他人の案を批判しないことです。これはとても重要な原則で自分がそれはちょっと・・・と思っても絶対に批判してはいけません。部下が言った意見を「それはこれこれだから現実的じゃないよ。」などと批判したりしたら、二度とその人は意見を言わなくなるでしょう。そこから何か生まれることもあるので、決して批判してはいけません。

2.量を求める
→とにかく沢山の意見を出すというものです。質にこだわるよりまず量です。量を出すことによって今まで見えていなかった間口が広がってきます。

3.自由奔放
→常識にとらわれず前提条件など無視して様々な意見を出すことが大切です。多少現実離れしているくらいの意見がないとダメです。イノベーションの発見は大抵常識外れな発想から生まれます。

4.他人の意見に相乗りする
→他人が言った意見に別のアイデアを結合させたり、変化させたりすることによりより深いアイデアが出ます。これは一番やりやすい方法で、あの意見はちょっと足りなかったけど、こうすることによりもっと良くなると考えるといいでしょう。