SP―革命篇―

今月は地震や節電の影響で映画館が営業自粛していたりして、2本しか観れませんでした。そのうちの1本がSP-革命篇‐です。SPは野望篇の続きでした。

尾形(堤真一)は自分の野望のために、ある行動を起こします。そこに何故か自分の行動に反対する信頼なる部下である井上(岡田准一)たちを配置します。

尾形は何故反対派である井上たちをその会場に配置したのか?明らかに有能な部下である井上たちを配置すること自体自分の野望が達成することを妨げる結果になる可能性が高いのに・・・

井上たちは予想します。もしかしたら尾形は自分たちに尾形の行動を止めてほしいのかもと・・・

理由は映画を見ても明らかにされませんでしたし、尾形が野望を実行した日の後に井上が読むであろう手紙も映画の中で明らかにされませんでした。ただ、尾形が捕まったり殺されたりするなら、井上の手にかかりたいと思っていたのは分かりました。

人間はたまに不思議な行動を起こします。それが目的達成のために合理的でないと知っていても敢えてその選択を選ぶというものです。

だからこそ、人間は不思議で魅力的なのかもしれません。