ライフプラン(結婚まで)

今回は、就職してから結婚するまでのライフプランを考えてみたいと思います。挙式や新婚旅行等にかかる結婚資金は平均430万円必要です。親からの援助もあるかもしれませんが、できれば自立した大人として自分たちで貯めたいものです。

給与から強制的に半分を貯金し、その半分は自己投資に、残りは貯蓄するのが理想です。”貯める”と言ってもいろいろなやり方がありますが、今回はドルコスト平均法について、お話します。

今、日本での預金は低金利となっていて、あまり魅力を感じないと思う人は外貨預金はいかがでしょう。外貨預金は日本の金利よりどれも高く、円高のときに交換しておけば、利息とともに為替差益も期待できます。また、毎月、何ドルと購入するのではなく、毎月、何円と購入すれば、円高の時にはより多くのドルが購入でき、円安の時には少ないドルしか購入できないため、平均すると1ドル当たりの購入コストが低くなります。これをドルコスト平均法といいます。また、毎月こつこつと貯めることもできるのも魅力です。

外貨建て預金を考える場合、購入コストも考える必要があります。銀行の窓口で交換すると1ドル当たり1円の手数料がかかったりしますが、証券会社やネットですと、50銭だったりします。例えば1ドル50銭かかるドルと、1ランド20銭かかるランドはどちらが為替手数料が高いでしょう。その時の為替相場が1ドル=100円、1ランド=10円だった場合、ドルは50銭÷100円で0.5%ですが、ランドは20銭÷10円で2%の手数料になります。現在利率の高いランドですが、為替手数料も考慮して考えることが大事です。