パレードの法則(2:8の法則)

パレードの法則は2:8(にっぱち)の法則などとも呼ばれ、顧客の2割が全体の8割をあげているという法則です。ですからその2割の顧客を大事にし、その顧客満足度を上げる事によって8割の収入は維持しようというものです。私の事業は税理士業とコンサルティング業ですが、税理士業は約半数の顧客で全体の8割を占めていました。でもコンサルティング業の方は上位2割の顧客で全体の8割を占めています。顧問先でも製造業や建設業などではいずれも2:8の法則で売上が成り立っているような気がします。

しかし、医療業や小売業、顧問契約がメインとならない士業などは2:8の法則は成り立っていません。10年以上前までは2:8の法則が成り立つ顧問先が多かったような気がしますが、ここ10年位はそうでないクライアントが増えてきました。それだけ売り上げの種類が多様化し、細分化してきたということでしょうか?私も税理士になって17年経ちます。東京オリンピックの年には20年を迎えることになりますが、10年単位で振り返ってみると仕事内容が顧客も私自身も変わってきているような気がします。