相続診断士

相続診断士試験が受かったので、先日、相続診断士のシンポジウムに参加しました。12月1日は笑顔相続の日らしく、相続診断士として活躍している方の話のほか、落語も聞きました。私の中ではその落語が一番面白かったです。

ご存じ相続税は基礎控除が少なくなったとはいえ、実際相続税がかかるのは国民の8%くらいです。ところが相続は100%やってきます。相続がきっかけで仲の良かった兄弟に亀裂が入ることだって十分あるのです。実は相続資産5000万円以下の方による紛争の割合は74%だそうです。相続税がかからないくらいが一番トラブルが多いのです。相続税がかかると分かっていればある程度何かしらの準備もしている場合もありますが、もともと大した資産がない人の方が実は争いが多いのです。

相続税がかかれば税理士、揉めれば弁護士、でも揉めないように事前に何とかしておくのが相続診断士らしいです。実際親と子供だけでこのことを話すのはちょっと気まずいですよね。でも第3者である相続診断士に中に入ってもらう事で明るい相続、つまり笑顔相続を目指すのが相続診断士のようです。