不動産取得税の非課税

不動産取得税は土地や建物などの不動産を取得した時に1度だけかかる税金です。取得してからしばらく経って、忘れたころにやってくるし、原則として固定資産評価額の4%(軽減される場合もあり)かかるので5千万円の不動産ですと200万円ほどになりますから無視できない税金です。ある日突然何百万もの納付書が都道府県からくるのでびっくりしてしまうこともあるようです。

不動産取得税は要件により軽減されたり免除されたりします。今回は免除(非課税)とされるケースについて、お話します。社会福祉法人や社会医療法人は非課税とされるケースも多いのですが、医療法人であっても、児童福祉施設・老人福祉施設・社会福祉事業の用に供する不動産を取得した場合には非課税となる可能性があります。どのような場合に非課税になるかは参考資料を見てください。

この場合注意しなければならないのは、非課税となるための申請書を提出しなければならない点です。黙っていても非課税になるものではないので、わざわざ申請してやっと非課税になります。損をしないようにしっかりチェックして非課税にして下さい。
参考資料:不動産取得税 非課税法人