指導教授退官

2011年3月明治大学グローバルビジネス研究科を修了しましたが、その指導教授が年度末で定年退職することになりました。最後には研究科長を勤め上げまだ定年というには早い退官でした。確定申告前の繁忙期ですが、先週末最後の授業とゼミの退官パーティがあるということで行ってきました。確定申告は毎年ありますが、指導教授の退官パーティは一生に1回しかありませんから半年前から行くつもりでした。

会計系のゼミですが、どちらかというと財務会計ではなくマネジメントの要素が高い戦略会計を教えるゼミです。会計とは決して過去の産物ではなく戦略的に経営に落とし込む会計をしてこそ価値があるというのを教えてくれたのも指導教授です。私はゼミの中でもセミナーなどを通じて比較的教授とは交流がある方なので皆に遠慮して当日はあまりお話しませんでしたが、先生の挨拶では、今年はMBAの国際認証を受けたりして研究科長としてバタバタしていたため今後の事は考えるゆとりがなかったがしばらくゆっくりして今後何をやりたいかじっくり考えたいと思うとおっしゃっていました。

流石先生!退職したから余生をゆったり生きるというのではなく、今後本当にやりたかったことを何かやるというのです。私もそんな風に生きたいと強く思いました。これでこのゼミが途切れてしまうと思うのは寂しいですが、同期のゼミ生は11人で半分以上が起業したというゼミです。とても良いゼミ良い仲間でした。ありがとうございました。退官しても私は一生先生の弟子です。今後ともよろしくお願い申し上げます。