軽減税率対応レジの補助金

10月からの消費税増税に伴い、食料品など一部は8%のままになることから、スーパーなどでは10月以降、8%と10%の両方に対応しなければなりません。そのため対応レジやシステムの導入を行う事業者に補助金が支給されます。

補助金の額は最大1,000万円で、かかった費用の3分の2が補助されていましたが、今年1月以降の申請分から4分の3に引き上げられています。また、3万円未満のレジを1台のみ導入するときの補助率も4分の3から5分の4に引き上げられています。これまでは補助の対象外だった旅館やホテルなどの事業者についても、1月から補助対象に含まれています。

補助金はA型(複数税率対応レジの導入)とB型(発注システムの改修などを支援)のみでしたが、新たにC型(事業者間取引での請求書の作成に必要なシステムの開発、改修、パッケージ製品・事務機器などの導入)が追加されました。その他にも事前申請が必要なものや9月30日までに導入を完了していなければならない点など複雑です。気になる方は当事務所までご相談下さい。