税理士研修36時間

税理士会は、税理士の知識が陳腐化しないように年間36時間の研修受講義務を課しています。それでも以前は努力義務でした。ところが昨年から(平成30年度から)努力義務ではなく反強制義務になりました。先日平成30年度研修受講時間のお知らせについてという通知書が東京税理士会から着ましたが私の研修認定時間は38時間でした。税理士会の法対策部員としては、これをクリアしなかったら立場的にも厳しいので何とかクリアできました。

会員の研修受講義務の履行に関しては、日税連ホームページ(税理士情報検索サイト)に掲載されるようです。あぁ恐ろしい!以前は会場研修しかなかったのと、日中の研修しかなかったので、昼間半日潰して研修に36時間も行くのは本当に大変でした。ところが今はマルチメディア研修といって、会場研修を録画して後日夜でもPCで見れるようになりました。そのおかげもあり何とか36時間クリアです。38時間中8.5時間がマルチメディア研修での取得でした。

それと、支部研修も以前より増えたので事務所が池袋にある身としてはわざわざ電車に乗らなくても行けるということも勝因でした(豊島支部の研修はほどんと池袋で行われます)。この制度が始まった時、忙しい税理士は日中研修義務を課すのは酷だし不可能だと思っていましたが、マルチメディア研修によってそれが可能になって様な気がします。税理士会費や支部会費は高い会費なのでこのような研修も受けないと逆に損ですね。今年度も頑張ります。